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狭間06エピソード集
私立探偵部の日常

エピソード『火星はふしぎなおどりを踊った!』




目次





エピソード『火星はふしぎなおどりを踊った!』


登場人物



佐藤火星
謎のダンスで周囲に被害を振りまく怪人。本人に悪気はない。

国東ジャン
ズバズバと遠慮なく色んな事を言う男。


本文


[TK-Leana] 火星が監視されている様子
[utako] 一種の一般人以上異能者未満には火星の擬態の効きも悪いので、その手の生徒には『生徒にバケてる……変な奴が居る!』とかなっちゃう
[TK-Leana] なるほど。元々変なのでしたからな
[utako] 今でも出来る限り『普通の生徒』というイメージを無意識に周囲に刷り込み行ってるので、髪の色とか変でも気にされないがそれが効かないと、え……? なにあいつ、と
[TK-Leana] まあ、普通の生徒は気になりますよね
[utako] 時々ひとりでやってるふしぎなおどりも原因ですね
[utako] 見ていると、気分が悪くなり力が抜けて……
[TK-Leana] あれまだやってたのかw
[utako] 不評すぎてひそかに自己研鑽を
[utako] こうじゃない、これかな、こうかな、こっちもいいなぁ、アララァです
[utako] (ドナルド
[TK-Leana] MP吸収率が上がっていると
[utako] あんまり上がると危険視されるのでそろそろ電気エネルギーとか、別の資源吸い上げに効果範囲を広げるようです



ジャン
「お前が躍ってた所で雑草が枯れて生えて来なくなってるんだけど」



[utako] #マーズアタック



火星
「雑草抜くのは得意なんだよ。昔から、おばあちゃんの家に行った時にやるんだけどさ、いっつも褒められるんだ」(えっへん

ジャン
「花壇の近くでやるなよ」

火星
「花壇の近くはほら、踏んじゃったりしちゃまずいしやらないよ。あ、でも、見てみて、前よりは良くなった気がするんだ」



[utako] #ズンタッタズンタッタ



ジャン
(ばた)

火星
「あれ」

火星
「……え? あれ、ジャン君? 急にどうしたの?」(ゆっさゆっさ

サティ
『さよなら、マスター……わたしもう、ダメ、みたい……』

火星
「サティ? え? サティ? どうしたの!? そんなに酷かったの!?」



[TK-Leana] # きらきらと光を発しながら崩壊し始めかかってる



ジャン
「え、エレメントの残量がすごい勢いで減ってるし……」



[TK-Leana] # 突っ伏したままかたかたと操作してなんとか安定させる



火星
「よ、良く解らないけど……駄目なのかな、まだ……、難しいなぁ」

ジャン
「凄いレベル上がってるぜ」

火星
「そ、そうかな? えへへ……」(照れ照れ

ジャン
「マイナス方向に。そのうち飛んでる鳥が落ちてくるレベルになるんじゃね」

火星
「えぇ!? 今のが落とされるレベルだよ、浮かれてる所を落とされた気分だよ!?」

ジャン
「もう踊らない方が良いんじゃね」

火星
「うきうきした時にちょっと踊りたくなったりするし……」

ジャン
「だめです。このままレベルアップが続けば酷い事になりかねません」

火星
「大げさだなぁ……、鼻歌と一緒だよ、鼻歌と」

ジャン
「飛ぶ鳥が落ちる鼻歌があったら普通止めるじゃん」

ジャン
「強いて言うなら、そうだな。歌は歌でもジャイアンのリサイタルとかそんなレベルだし」

火星
「そ、そんな酷いの……僕の踊り」

ジャン
「自覚なかったの?」

火星
「下手なんだとは思ってたけど……ジャイアンかぁ」

ジャン
「うん、悪い事言わないからやめとけ」

火星
(しょぼーん、と肩を落として)「……うん、やめとく」

ジャン
「よかったよかった、これで安心して寝れるわ」

火星
(より人が見てない所で練習しようと決めた)



[TK-Leana] # 相変わらずズバズバと酷いジャンだった
[utako] その内停電騒ぎがあっても火星のせいじゃないです、はい
[TK-Leana] 明らかに火星のせい!

時系列


2013年3月

解説


西暦20XX年! 火星の踊りによって、海は枯れ、大地は裂け、あらゆる生き物は死滅したかに見えた……だが、人類は死滅していなかった!

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月影れあな

ログ切り人。IRCでのNickはTK-Leana。 思いつきでキャラメイクしては一発ネタで終わることが多いため、参加者ページのキャラクターリストは出オチキャラの墓場になっている。
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