狭間06エピソード集
私立探偵部の日常
エピソード『ジャンのクリスマスプレゼント』
- 佐藤火星
- 義腕の少女。このたび感覚というものを手に入れました。
- 国東ジャン
- 電脳錬金術師。気が効いてるのか効いてないのか。
- ジャン
- 「じゃじゃーん、火星にクリスマスプレゼント用意してやったぜ」
- 火星
- (びっくりを通り越してそっと熱を測る
- ジャン
- 「え、何?」
- 火星
- 「クリスマスプレゼントって……、えっと、ほら、あれだよ?クリスマスに友達や家族に贈ったりする…」
- ジャン
- 「そうそうそれ」
- 火星
- (用意した?ジャンが?空気より重いものがあると過重で潰れしまうジャンが?と脳内を駆け巡った)
- ジャン
- 「なんか失礼なこと考えてるんじゃない?」
- 火星
- 「う、ううん。…、あ、ありがとう。何かなー」
- ジャン
- 「これ」
[TK-Leana] # ぷちぷちクッション
- 火星
- 「……梱包材?」
- ジャン
- 「おう」(何故か自慢げに)
- 火星
- 「……」 ('ワ';)
- ジャン
- 「何その顔、お前これの凄さ知らんだろ」
- 火星
- 「わ、わぁ!す、凄いなぁ……何でも、包めそう…で?」
- ジャン
- 「違うよ、包んでどうするんだよ!」
- 火星
- 「…贈り返す?」
- ジャン
- 「違う違う、ちょっとは考えろよ。俺昨日お前に何あげた?」
- 火星
- 「この感覚手袋と梱包材の関係が見えないよぉ…」
- ジャン
- 「分かってないなあ。これを、指でつぶすんだよ」
- 火星
- 「指で?……」 (プチ、……プチプチプチ
- ジャン
- 「おまえこういうので遊んだ事無いだろ」
[TK-Leana] # ドヤ顔
- 火星
- (プチプチ音がなるのが面白かったりして小学生の頃割と遊んだ事があったが…、ジャンのドヤ顔みて何故かこう、なでなでしたくなった)
- 火星
- 「ちょっと楽しいね」 (にへっと笑いながらなでりなでり
- ジャン
- 「そうだろ。まあ俺はすぐに飽きて、雑巾絞りみたいにして一気に潰しちゃうんだけどな」
- 火星
- 「そうなんだ。うぅん…僕は潰すの勿体無いから、手を取った時に下に敷くシート代わりにしようかなぁ」
- ジャン
- 「いや、そんな大事に使うもんでもないだろ。普通にハンカチとかの上におけよ」
- 火星
- 「クッションの方が机とか傷つかなくて良いと思うんだけどなぁ」 (くるくると丸めて、潰さないように柔らかく握ってみつつ
- ジャン
- 「そういやその義腕ってどのくらい重いんだ?」
- 火星
- 「結構重いよ? (ふと思いついて) だから腕着けて身体測定した時とか体重計に響いちゃうんだ」
[utako] #そう、重いのは、腕のせい
- ジャン
- 「腕外して受ければ良いんじゃね?」
- 火星
- 「今後検討させていただきますー」
[utako] #わかんないなぁ、と八つ当たり気味にぐしゃぐしゃとジャンの髪の毛をミニリーゼントにして
- ジャン
- 「なんで頭混ぜるんだよ」
- 火星
- 「大学とかで検査する時も全部、腕装着のままだからうっかりだったよ…この間新しくしてからは少し軽めになったけど、それでも重いには重いんだよね…」
[utako] #つんつん、と前髪尖らせて
- ジャン
- 「でも、外したら腕ない分他の奴らより軽いだろ」
[TK-Leana] # 体格あるし筋肉もついてるから、かなり重いとみた
- 火星
- 「…ど、どうかなぁ。身長あるし、髪長いし……胸大きいし!少し、すこーしだけ思いかなぁ」
[utako] #もしかすると腕無しで0.1tかもしれない疑惑
- ジャン
- 「まあ、火星でかいもんな」
- 火星
- 「そうそう…」
- ジャン
- 「ちょっとうらやましい」
- 火星
- 「早く寝て早起きして3食しっかり食べて適度な運動すれば良いんだよ?」
- ジャン
- 「えー、めんどい。身長無くていいや」
- 火星
- 「そうだね…、ジャン君はコンパクトな方が良いな、僕は。持ち上げ易いしスペース要らないしさ」
- ジャン
- 「置物みたいだな」
- 火星
- 「近いものがあるのは確かかなぁ」
- ジャン
- 「失礼な奴……」
- 火星
- 「それぐらいジャン君動かないから…」
- ジャン
- 「ああ、まあ動かないで良いなら置物でも良いかも」
- 火星
- 「その内苔生えてきそうだね」
- ジャン
- 「置物に苔は生えないだろ」
- 火星
- 「埃が積もって、湿気で埃が固まって……だんだん汚れてくなんて駄目だよ?」
- ジャン
- 「置物になるのも楽じゃないなあ」
- 火星
- 「そうだよ。楽じゃないんだから。最近ちゃんとお風呂入ってる?ご飯食べて、寝る前にはちゃんと歯を磨いてる?」 (わっしゃわっしゃとソフトモヒカンにしつつ
- ジャン
- 「週に二三回な」
- 火星
- (顔を近づけ、くんくん) 「あんまり動いてないからかな……そんなに臭くないや」
- ジャン
- 「冬場だし汗もかかないし」
- 火星
- (何故か満足そうによしよしと頷く)
2012年クリスマス
終業式の朝、得意げな顔で、火星にクリスマスプレゼントを持ってきたとのたまうジャン。
The following two tabs change content below.
ログ切り人。IRCでのNickはTK-Leana。
思いつきでキャラメイクしては一発ネタで終わることが多いため、
参加者ページのキャラクターリストは出オチキャラの墓場になっている。
[HA06P]エピソード『私立探偵部クリスマス会』← →[HA06P]エピソード『Eve of Christmas』
test(◉◞౪◟◉)
2012年12月31日 11:34 PM | utako |
トラックバックURL