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狭間06エピソード集
私立探偵部の日常

エピソード『阿光三変化』




目次





エピソード『阿光三変化』


登場人物



カウラアード・シルフィ・ルートスペード

阿光の恋人。吸血鬼。

鏡阿光

カウラの恋人。インスタント吸血鬼。


本文



阿光

「うーむむ、犬歯が大きくなったのがまだ治ってないな」



[TK-Leana] # 15日という事で
[utako] #また薬使ったのか
[TK-Leana] # 血の匂いがって言うてたし
[TK-Leana] # てっきり
[utako] #阿光のちゅっちゅするだけでも血の匂いは
[TK-Leana] # いや血の匂いでどっちのか分かるもんかなあと
[TK-Leana] # カウラのと疑われてたのでそうなったと思ってました
[TK-Leana] # では仕切り直しましょうか
[utako] #あー、ログ確認
[utako] #あれどっちの血とか解ってない会話だったけど、このまま行きましょう
[TK-Leana] # うい
[utako] #薬余ってたし、チョコ混ぜ
[TK-Leana] # チョコに盛ったのかw
[utako] #失敗した時様に分けたやつに盛られたようです



カウラ

(指折り数えて)「あと数時間もしたら元に戻るわよ。それまでに吸血しなければ」

阿光

「まあ、特に吸血する予定もないが」

阿光

「それにしても、こう犬歯がでかいと不便も多いなあ。せめてもう一回り小さかったら良いのに」

カウラ

「性差かしらね。私のは小さいから、生活でもあまり困らないわ」

阿光

「昼飯んときもうっかり唇かみ切ってな」

カウラ

「うっかり噛むと凄く痛いのよね……、でも、直ぐ治るから平気でしょ?」

阿光

「まあな。しかし……再生能力が高いってのも少し考えものだなあ」



[TK-Leana] # カウラの首元を、そっと指で触る



カウラ

(赤くなりながら、ぺしっと、払って)「昨日の事だったら、痕が残ったら色々と大変でしょ」

阿光

「まあ確かに。しかし跡形もないってのもちょっと寂しいもんだなと」

カウラ

「あれだけ噛まれた痕が残りっぱなしなら……タートルネックしか着れなくなるわよ」

阿光

「むう、確かに体育の時間とか問題か」

カウラ

「普通のキスマークだって残されると大変だわ」

阿光

「人間のままの状態が多かった時に、一度つけたことあったよな」

カウラ

「……またやってみたいとか言わないでしょうね」

阿光

「……」(ついと視線をそらす

カウラ

「全く……、お猿さんになったら首輪着けるわよ。首輪」

阿光

「なんとなく、征服感というかな」

カウラ

「征……服感?」

阿光

「俺のものだという印みたいな」

カウラ

「なるほどね。解らなくもないのだけれど……貴方、エスカレートしたら酷いことになりそうだわ」(赤くなりつつ、すすすと離れる

阿光

「人の事言えるか……ちゃっかりチョコに薬仕込んで、半分くらい計画的じゃないか」

カウラ

「あら、計画的じゃないチョコなんてあるわけないじゃない」

阿光

「きっかりお前が吸った後に歯がのびだすんだ、少し驚いた」

カウラ

「計画通りと言うやつかしら」(小畑調

阿光

「いざって時に電気消す消さないで大騒ぎし出したのも計画通りか」

カウラ

「そんな事もあったかしら?」

阿光

「まあ、吸血鬼化で暗視能力が上がってたから割と意味無かったが」

カウラ

「……」(真っ赤になってそっぽ向いてしまった

阿光

「……あれ、気付いて無かったか?」

カウラ

「えぇ! 気づいてなかったわよ! バカ! 私は貴方の吸血鬼の特性を全部把握してるわけじゃないのよ! バカ!」(本気でどすどすと張り手食らわせる

阿光

「痛っ、痛い痛い」

カウラ

(しこたま張り手した後に、ぷんすぷんすと不貞腐れる)

阿光

「あれ、って事は、お前は別に暗視力が上がったりはしないのか」

カウラ

「私は魔眼に関してもそうなのだけれど……、決して眼が優れているタイプではないのよ。ただ、暗闇の中を知覚する事は出来るから、常人よりは解るのだけれど」

阿光

「ふむ、なんか結構違いがあるんだな」

カウラ

「貴方の場合は素体が優れているから、インスタントでもそれなりに力の強い吸血鬼になっているとは思うわよ」

阿光

「そんなもんか。すると、コウモリになったりも、できるかしれないんだな」

カウラ

「私が蝙蝠になれる様にできるかもしれないわね」(ふふん、と髪を払って



[utako] #あのマリモ←コウモリ



阿光

「……ああ、あんな感じか。折角だしちょっと試してみようか」

カウラ

「変化を? ……貴方は変身に慣れてるそう難しくはないかもしれないわね」

阿光

「って言っても、にゃんこ先生のとは勝手が違うから、分からんが……どうやったらなれるんだ、あれ?」

カウラ

「歩くようなもので人に教えられる感覚ではないのだけれど……そうね。軽く私が誘導してみましょうか」(手を差し出して

阿光

「ああ、頼む」(手を取る



[utako] #カウラが変化する時の意識や感覚を使い魔の契約を通じて共有する



カウラ

(ポンッとマリモに)

阿光

(つられるように変化)



[TK-Leana] # さて、どうなるだろう。1、マリモ 2、普通のコウモリ 3、別の何か
[utako] #3、ウォンバット
[TK-Leana] # 何故ウォンバットw
[utako] #可愛いじゃないか!
[utako] #普通のコウモリもオオコモウリみたいな格好良いのとか
[utako] #一応、どれに当たってもコウモリ、バット
[TK-Leana] 1d3
[Role] TK-Leana -> 1d3 = [3] = 3
[TK-Leana] # 別の何かw
[TK-Leana] # さて、何になったら面白いか
[utako] #[ウォンバット] <カンペ
[TK-Leana] # ウォンバットいまいちインパクトがw
[TK-Leana] # て言うかマリモとそんなに変わらないじゃw
[kurov] #タンブルウィード
[TK-Leana] # 植物w
[utako] #@……
[utako] #生態は異なるがコアラに近い種族である。らしいですよウォンバット。インパクトパネェですよ
[TK-Leana] # コウモリ状態で喋れたっけ
[utako] #喋れますよ



阿光@ウォンバット

「む、変身したか?」

カウラ@マリモ

「変身、成功……しているのだけれど、何なのかしら。その生き物は」

阿光@ウォンバット

「……大体なんか同じような感じじゃないか?」



[TK-Leana] # カウラマリモもはね小さいし



カウラ@マリモ

「私はコウモリよ、一応! ほら! 羽あるでしょ!」

阿光

「羽ない以外はそっくりじゃないか?」

カウラ

「……きっと、貴方のそれは蝙蝠変化ではなく狼変化に近いものかもしれないわね」(話を逸らす

阿光

「狼?」

カウラ

「吸血鬼は蝙蝠、狼、霧、に姿を変える事ができるのよ。全てに変化できる者もいれば、私みたいに一種類だったり、勿論、他の動物や物に変化できる吸血鬼もいるわ」

阿光

「なるほど、俺も別の姿になれるかもわからんのだな」

カウラ

「あら、その姿も中々可愛いわよ。……カピバラみたいで」

阿光

「でも、狼でもないっぽいし。ほら、歯がげっ歯類っぽい」(口を空ける)

カウラ

「飛行、陸上で分けると陸上タイプなのだと思うのだけれど……そんな事関係なしに無性に愛くるしいわね」

カウラ

「私の感覚で変化させたからそうなっただけで、貴方が自分の感覚を掴むことができたらまた違うものに変化できる可能性はあると思うわよ」(軽く飛んで、もふっと背中に乗った



[utako] #デラちゃん



阿光

「あ、それ飛べるんだ」

カウラ

「当然よ! 逆さに捕まる事だって出来るのよ!」



[utako] #ちなみに明らかに飛べない羽で飛行してるのは魔術とかESPによる念動



阿光

「明らかに物理法則を無視してるな」

カウラ

「私達の変化自体、法則無視の技よ。細かい事を気にしないで頂戴」

阿光

「むう、飛行タイプに変身すれば飛べるのかな」



[TK-Leana] # ぐぬぬと念じ始める
[utako] #1.蝙蝠 2.空飛ぶウォンバッド 3.別の何か
[utako] #こう?
[kurov] #ももんが むささび プテロダクチルス トビトカゲ トビヘビ トビウオ イカ
[TK-Leana] # モモンガのつもりでした
[TK-Leana] # 何故ヒヨケザルが入ってないし
[utako] #マルコは



阿光

(眼を空けて)「む……皮膜が」

カウラ

「何よ、何だか……一段と可愛くなってきたわね」

阿光

「あ、飛べる」(スィーっと浮く)

カウラ

「……」



[utako] #カパッ、と口を開けてカラーボールみたいなダークボムを射出し始めた
[utako] #落とそうとしている
[utako] #カラーボール→ピンポン玉



阿光

「うおっ、ちょ、なにを」(器用に避けて飛ぶ)

カウラ

「器用に変身して、何だか悔しいわね。落ちなさいよ」

阿光

「うわっ、くっ、なら霧になって……」



[TK-Leana] # 阿光の輪郭が薄まり始める



SE

ぐにょーん

阿光

「あ、気化出来ない」



[TK-Leana] # スライム的な何かになって
[TK-Leana] # ぼとっと落ちた



カウラ

(放つのを止めて、少し驚いて人型に戻る) 「失敗したとは言っても、短時間で3つ? ……変身慣れじゃなくて、形への拘りの無さかしら……」

阿光

「そんな驚く事か?」

カウラ

「吸血鬼は決して変化の得意な生き物と言うわけではないのよ。私なんて蝙蝠にしか変化できないんだから」(寄って、スライム突付いて見つつ

阿光

「あ、こら、つつくな」



[TK-Leana] # ぷるぷる



カウラ

「その姿、動けるの?」

阿光

「ああ、普通に移動もできるな」



[TK-Leana] # カウラの腕を伝って登って行く
[TK-Leana] # ひんやりしている



カウラ

「体温は感じないわね。冷たいし……何だか変な感触だわ。」

阿光

「俺も変な感覚……不定形生物の五感はなんというか、名状しがたいな」

カウラ

「一つ聞きたいのだけれど、……表面で味覚も感じているわけじゃないわよね?」

阿光

「……汗ってしょっぱいな」

カウラ

「離れないとダークボムで吸収するわよ!?」

阿光

「吸収!?」



[TK-Leana] # ぷるんとまるくなって腕から離れる



カウラ

「全く……油断もないわね」

阿光

「全感覚が混ざってる感じなんだよ。意識しないと気にならないし」

カウラ

「鈍感なのか器用なのか解らない人ね……床にくっついてたら汚れるでしょうし、手の上ぐらいなら許してあげるわよ」

阿光

「この場合、スライムとしての生態、なんだろうな。慣れればもうちょっと先鋭化できそうだが……スライムに慣れるよりちゃんと霧に成れるよう努力すべきかしれん」



[TK-Leana] # 手のひらサイズというほど小さくはない
[utako] #割と大きめ
[TK-Leana] # 中型犬くらい?
[TK-Leana] # まあネンジ君みたいな感じ
[utako] #なるほ



カウラ

「下手して意識が霧散したりしない様に気をつけなさいよ」

阿光

「そういう危険性はにゃんこ先生の力でも十分心得ている」

カウラ

「……そう言えば、前に変身して霧になってたわね。御所ヶ谷君とのお茶会の時に」

阿光

「ああ。アレは空気という概念に変化した感じだから、風で散ったりという事はなかったがな。その分意識は大分吹っ飛びそうだった」

カウラ

「覗き一つに命をかけてるなんてどうかと思うのだけれど……、まぁ良いわ。貴方の吸血鬼としての特性評価として、変身には『よくできました』をつけられるわね。」

阿光

「除きとか言うな、心配したんだよ、悪いか。というか、完全に洗脳されかけてただろあの時」

カウラ

(ロッカーからファイルを取って、何やらさらさらと書き込み)「感謝はしているわよ。本当に」

阿光

「なんだそれ、評価表か?」

カウラ

「えぇ。鏡阿光の研究ファイルよ」

阿光

「研究されてたのか、俺」

カウラ

「不定期観察日記と言っても良いわね」

阿光

「興味あるな、ちょっと読んで良いか?」

カウラ

「ダメよ。こう言うのは極秘と決まってるじゃない」



[utako] #パタンと閉じて、ロッカーに戻す



阿光

「見られたら困るってもんでもないだろ、別に」

カウラ

「困るわね。色々と。ちなみに他の部員の調査記録もあるから勝手に見たりしないで頂戴よ」

阿光

「はいはい」



[TK-Leana] # ぽんとモモンガ状態になってソファーに戻る



カウラ

「すっかり使いこなしてるわね。次に吸血鬼化するまで、その感覚を忘れないようにしなさいよ」

阿光

「あれ、薬まだ残ってるのか?」

カウラ

「私の手元にはないのだけれど……どうせ、まだ在庫はあると思うわよ」(若干ため息ついて

阿光

「お兄さんが作ったって話だったな。前に血液を提供した結果があの薬か」

カウラ

「えぇ。……作ったのがあの手の薬だけなら良いのだけれど」

阿光

「知らんうちに氏族がポコポコ増える可能性もあるのか」

カウラ

「その可能性は低いと思うわよ。問題は、薬の使い方かしら」

阿光

「何か心配事が?」

カウラ

「主に医療用と聞いてはいるのだけれど、戦闘用に、それももっとこう……私みたいな戦闘衝動を喚起させる効力のあるものまで作ってないか……ちょっと心配かしら」

阿光

「……医療用ってのはちょっと無理があるんじゃないか?」



[TK-Leana] # どう考えても治るのは副次的効果



カウラ

「幾つかの問題に眼を瞑れば、身体的な事ならほぼ万能薬と言っても良いものよ?」

阿光

「まあ、そりゃそうだが……」

カウラ

「吸血鬼の能力なんて大抵、兵士向きの能力ではあるから転用するにも適しているのだけれど……一応、お兄様に確認しておこうかしらね」

阿光

「そうだな。お前由来の吸血鬼軍団とか出てきたらちょっと困るだろ」

カウラ

「それは困るのだけれど、吸血鬼ではなく黒騎士の集団なら……ちょっと良いわね。命名するなら……«黒の騎士団»かしら」



[utako] #パクゥ



阿光

「ノリノリな上パクリだな」



[Toyolina] #合衆国ニッポンポン



カウラ

「有名な某サッカーゲーム(笑)も使ってるから良いじゃない。2度ある事は3度あるのよ」(ニッポンポン

阿光

「せめてもうちょい捻れよ……というか、そういうのは大体敵として出て来るのがお約束なんじゃないか?」

カウラ

「良いわね、敵。そう言うのは私に合っているわ。ヤンク・ロックに黒の氣志團として中学生最後の学園生活、青春のままにトーナメント部の乗っ取りにかかる計画なんてどうかしら」

阿光

「え、あの恰好で歌うのか」

カウラ

「そっちの線は予想外だったわ……、そうじゃなくて、団員を増やして黒騎士の一勢力を確立させるのよ。ファンも増えればA級プロデューサーの称号なんて手に入るかもしれないわ」



[utako] #何を目指してるのか



阿光

「吸血鬼化薬みたいなオカルト使って真っ当に部活してる奴ら蹂躙とか、色々な理由でやめといた方が良いと思うぞ」(じと

カウラ

「残念なのだけれどそんなマッドな方法でいかないわ。悪魔で真っ当に楽しむだけよ」

阿光

「まあそれなら止めやせんが……あの鎧はかっこいいし案外成功するかもな」

カウラ

「トーナメント部の生徒から、部活荒らしが現れて! 助けてアコえもーん!! と言うところで成功かしら」

阿光

「マッチポンプじゃないかそれ」

カウラ

「そうとも言うわね」

阿光

「そうとしか言わん」

カウラ

「そして部長を倒した黒の騎士団は探偵部も飲み込み、晴れて騎士団部となるのよ……」(イメージ:ライトアップ

阿光

「おい、クーデター起こすな」

カウラ

「予定は未定言う事で、この件は内密にしておきなさいよ」

阿光

「はいはい、まあ人様の迷惑にならん限り止めはせん」



[utako] #来年の計画表に組み込まれた



阿光

(大あくび)「それにしても、なんだ。この動物の格好って案外楽だな」

カウラ

「言ってみれば省エネモードみたいなものよ。逆に凝った変化になれば消費が多くなるのだけれど」



[utako] #今何の姿だっけ
[TK-Leana] # ももんが



カウラ

(ソファーに座って、膝をぽんぽんと叩く)

阿光

「四本足だろ。寝る姿勢を作るのが人間の形より楽だ」

阿光

(ちょこちょこと膝に乗る)

カウラ

「私も家で昼寝したりする時には蝙蝠になっている事もあるし、お兄様は何もしていない時はぬいぐるみみたいな姿で居るわ」

阿光

「こういうのも膝枕って言うのかな……膝布団?」

カウラ

(そっと撫でつつ)「私には良い暖房クッションだわ」

阿光

「湯たんぽ代わりか……まあ、毛並みを撫でられるってのも案外気持ちいいもんだ」

カウラ

「私は毛が厚いからそう言うのはあまり解らないのよね。ちょっと羨ましいわ」



[utako] #モッコモコしとるから



阿光

「その分ふかふかであったかそうだから良いじゃないか」

カウラ

「温かいのだけれど、埃がつくのよね……、あれって」(背凭れに深く凭れかかって胸元で抱く

阿光

「む……」



[utako] #子猫Sに近い感覚で抱っこ
[TK-Leana] # ここで薬切れたらひっくり返って押し倒す形になるかな
[utako] #マウントいただけますね



阿光

「あれ、なんか、力が」



[TK-Leana] # ぽんっと、人間の姿に



カウラ

「え……、あっ……きゃっ――!?」



[utako] #と、馬乗りされた?
[TK-Leana] # そんな感じ
[TK-Leana] # 背もたれに深くもたれてって事なら、ソファごとひっくり返るかとも思ったが
[utako] #阿光、急成長してるから上に乗られたらバタンと行きそう



阿光

「うおっ」



[TK-Leana] # ソファーが傾いて行って



SE

どたーん

カウラ

(びっくりして眼を丸くしてる)

阿光

「あたたた……む、戻ってる。薬が切れたのか」



[TK-Leana] # 牙の部分を触って見つつ



カウラ

「も、もう……そんな時間だったのね……」(何事か徐々に把握

阿光

「……ふむ」



[TK-Leana] # 上から伸しかかるような姿勢かな
[utako] #上半身マウントとって絵面がやばそうな?



阿光

「とっさに踏みつぶさないよう踏みとどまれてよかった」



[TK-Leana] # またぐような形で膝をついてる



カウラ

「ありがとう……、でも、その……ちょっと近いと言うか、恥ずかしいのだけれど……」(こそこそとスカートを直しつつ、視線を明後日の方向へ逸らして

阿光

「ん、ああすまん。すぐ退こう」



[TK-Leana] # 特に絵面のヤバさには気付かなかった



カウラ

(思ったよりドキドキした)

阿光

「しかし、派手にこけたな。怪我はなかったか、カウラ?」

カウラ

「だ、大丈夫よ。えぇ……どこも怪我していないわ」

阿光

「どうした、なんか顔赤いが」

カウラ

「……さ、逆さになったんだから仕方ないでしょ!」

阿光

「ああ、なるほど。しかし、カウラの膝の上で寝そびれたのは少し残念だな」

カウラ

(よいしょ、と軽くソファーを戻して深呼吸しつつ座り直し)「……膝枕ぐらいならいつでもしてあげるわよ。もちろん学校以外で」

阿光

「今はダメか」

カウラ

「ダメよ。部員に見られて示しがつかなくなるのは貴方じゃない」

阿光

「ちぇ、まあ仕方ないか」(部長のイスに腰掛けて、帽子を顔に乗せる)



[utako] #初めて出てきた部長のイス!!
[TK-Leana] # え、初めてだっけw
[utako] #多分初めて
[utako] #もしや部長の机なんてのも……
[TK-Leana] # あるよ
[utako] #当然と言えば当然だった
[utako] #私立探偵がマイデスク、マイチェアがないはずがない
[TK-Leana] 奥の窓を背にした部長のデスクの前にテーブルとソファが
[utako] #事件の内容を聞いただけで謎を解いてしまいそうな位置! だが、この部長には……
[TK-Leana] # まあ、安楽椅子派じゃないしね



阿光

「今度工房に行った時にでも思い切り膝枕してもらう事にしよう」

カウラ

(全く、と呆れたようにため息つきつつ)「素足でもタイツのままでも、お好きな方でしてあげるわよ」



[utako] #ショーパンorミニスカ膝枕前提



阿光

「……腕枕って言うのも良いかなあ。俺がする方で」

カウラ

「……その流れで、絶対いやらしい事する気だわ。このエロ男子は」

阿光

「酷い濡れ衣だ、俺は単にお前と一緒に寝たいだけなのに」

カウラ

(頬杖を着きながら、赤くなってそっぽ向き)「……私も腕枕は嫌いじゃないから、別に良いわよ。してくれて」

阿光

「ははは、楽しみにしとこう」


時系列


2013年2月

解説


バレンタインデー翌日のカウラと阿光。前日使ったらしい吸血鬼化薬の影響で、未だ牙の生えている阿光。

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月影れあな

ログ切り人。IRCでのNickはTK-Leana。 思いつきでキャラメイクしては一発ネタで終わることが多いため、参加者ページのキャラクターリストは出オチキャラの墓場になっている。
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