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狭間06エピソード集
私立探偵部の日常

エピソード『放電竜まあこ』




目次





エピソード『放電竜まあこ』


登場人物



カウラアード・シルフィ・ルートスペード

胸の平らな吸血鬼。貧乳結社A∴A∴A∴の団員。

鏡阿光

私立探偵部の部長。今回はツッコミ役。

佐藤火星

中一にしてはあらゆる意味で規格外のサイズを誇る。

国東ジャン

面倒くさがり屋。


本文




火星

(買出しに行ったら雨に降られてびっしょびしょ)

火星

「雨、振らないと思ってたのに……」

カウラ

「お疲れ様、暖房の近くに寄ってなさい。タオル貸してあげるわ……よ……」

阿光

「しかし困ったな、今日傘持ってきてないんだが」(外を見つつ

火星

(髪の毛を絞る様に後ろ手に纏めながら、エアコンの暖風が当たる所へと)

カウラ

「……」(タオルを持って、拭いてやるように火星の下乳をテフテフしてる

ジャン

「エアコンの風だと逆に寒くね? 気化熱で」

火星

「拭きながらだとさっぱりするよ、乾燥してるし……先輩、あの……自分で拭きますから」

カウラ

「……遠慮しなくて良いわよ」(拭き揉み

阿光

「お前は何を佐和山みたいな事してるんだ」(呆れ

カウラ

「し、失礼ね。佐和山さんみたいにいやらしい触り方はしてないわよ」

カウラ

(こねこね)「……それにしても貴女、意外と派手なのつけてるのね」

火星

「派手なの? ……ぴゃっ!?」



[utako] #透けに気づいたがもう遅し



カウラ

「大きいと選ぶのに困るというのだけれど……、海外製品かしら……まぁ私には縁がないのだけれど……」(前から背中を拭く様に、ハグして弾力チェック

ジャン

「派手なん、それ?」

火星

「……は、派手じゃないもん!」



[utako] #派手物だった



阿光

「程々にしとけよ」



[TK-Leana] # 顔を帽子で隠す



カウラ

「ビゲスト……オゥ、ビゲスト……インマイドリーム……」(伊織のスタンドが背後に現れた(J

ジャン

「チンマリストン先輩、揉んでも多分吸収とかは出来ないっすよ」

カウラ

「生物の頂点たる生物は他の生物を吸収して進化するのよ……」



[utako] #ズムム……と埋もれ



火星

「意味解んないです!」

カウラ

「ちょっと、ブラ乾かしてあげるわ。脱ぎなさい」 (訳:生乳を堪能させろ

阿光

「アホかっ」

火星

「助けてー!! 先輩、眼が本気だよぉ!?」



[TK-Leana] # 帽子ブーメラン



カウラ

(こつん)「……はっ! ……あらやだ。何してるのかしら、私ったら」



[utako] #ふっと消えるスタンド



阿光

「聞きたいのはこっちの方だ」

火星

(くすんくすん、割と本気で怖かった)

カウラ

「雨のせいね……嫌ね。全く」(タオルを貸して何事も無かったように

阿光

「自然現象に責任転嫁するな」

カウラ

「超自然現象よ。雨の日には何かが起こるっていうじゃない……、怖いわ。ほんと怖いわ」

火星

(ごしごし)「……そう言えば、雨の日はパリパリします。足とか腕が……」

ジャン

「漏電してるんじゃね?」

火星

「漏電対策はばっちり、らしいよ。足は一応、生身だから漏電なんてしないし……」(義手で足を撫でると、パチパチ言ってる)

ジャン

「……えー」

カウラ

(そっと火星の足に触れてみると……バチッと跳ねた後に、髪の毛が浮き始める)

阿光

「おい、大丈夫か?」

カウラ

「大丈夫よ。どこからか電気でも吸い取ってるんじゃないかしら……」 (よくある静電気で埃取るモップみたいになってる

火星

(近くの金属製の何かに触れて……と探して、なぜかジャンの頭をぺしっと押す)

ジャン

「んあ?」

火星

「芝生に触るのもアースになるって……なんでもないよ。えっと……窓の桟とか良いのかなぁ、静電気取るのは……」(あはは……と笑って誤魔化しつつ

ジャン

「静電気なら普通雨の日には発生しないだろ」

火星

「言われてみると湿気の多いはそうだよね……、漏電……? ……まさか漏電?」

ジャン

「後は、発電能力があったとか」

ジャン

「ピカチュウ的な」

火星

「……」(ちょっと可愛くて良いなぁ、なんて考えてる

ジャン

「いや、ピカチュウって言うよりエレブーだな。サイズ的に」

火星

「せめてデンリューとかにして欲しいなぁ! もう!」



[utako] #夢が!



ジャン

「エレキブル?」

火星

「エレブーの系統から離してよぉ、そんなブーブーしてないよぉ」

ジャン

「ブルだからモーモーじゃね?」



[TK-Leana] # 胸のサイズ的にも



カウラ

「そんなポケモンも居たわよね。牛の」

火星

「……」(ズーン

ジャン

「どうしたエレブー、堕ち込んで」

火星

「も、もっと可愛いの、可愛いのにして、せめて!」

ジャン

「……エレキング?」

火星

「うんまぁ……まだ、可愛いから……良いよ」

阿光

「いいんだ……」

カウラ

「ジャンが旧型、火星が新型をイメージしていると言う違いを忘れてはいけないわね……」

阿光

「え、デザイン変わったのかアレ」

カウラ

「ほとんどテコ入れされてるわよ。シルエットに違いはないのだけれど、新型は尖っていた口を抑え目にして口みたいだった所がゴーグルに近くなるようにしているのよ」


阿光

「へー。でもまあ、あのカタツムリみたいな目はそのままなんだろ?」

カウラ

「……側頭部から生えてるのって眼じゃなくて角じゃないのかしら」

阿光

「流石にエレキングの詳しい生態までは知らんな、ウルトラマン系はあんまり見てなかったし」

カウラ

「私もリアルタイムで見た事はないのだけれど……あの辺は小学生の頃に見てた歳頃なんじゃないのかしら」(火星達指して

阿光

「一年しか変わらんけどな、俺とは」

火星

(エレキング? と親指、人差し指、小指を立てて頭の両脇に翳してみたりしてる)

カウラ

「え?」



[utako] #1、年……? と首を傾げてる



阿光

「なんで驚いてる」

カウラ

「いえ……そう言えばそうだったわね。なぜか忘れていたわ」

阿光

「なぜだろうな」


時系列


2013年2月

解説


手足から放電する火星。更に謎が深まる火星の生態、果たして本当に地球人なのだろうか。

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月影れあな

ログ切り人。IRCでのNickはTK-Leana。 思いつきでキャラメイクしては一発ネタで終わることが多いため、参加者ページのキャラクターリストは出オチキャラの墓場になっている。
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