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狭間06エピソード集
私立探偵部の日常

エピソード『冬のEVAデート』




目次





エピソード『冬のEVAデート』


登場人物



カウラアード・シルフィ・ルートスペード
阿光の恋人。冬休みは日本に居ない。
鏡阿光
カウラの恋人。アニメ映画見にデートしたりする。

本文



[TK-Leana] 阿光とカウラは一緒にEVA見に行って微妙な気分になった気がする
[utako] ほほお



阿光
「期待していたのとは違う気分」
カウラ
「予告編と全く違ったわね」
阿光
「まさか空を飛ぶとはなあ」
カウラ
「前回までの時点で汎用人型兵器なんてものがあるのだから特に気にならなかったわよ?」
阿光
「飛ぶこと自体は気にはならなかったけど……なんだろう」
阿光
「色々説明足りてなくなかったか。観客にも、主人公にも」
カウラ
「次回作に期待しなさい、て事よ」
阿光
「次か……何年後なんだろうな」
カウラ
「2年以内には作って欲しいのだけれど、色々と他に枝を増やして稼げるでしょうし……時間をおけば、前3作を購入やレンタルで見直す人も出てくるから3~5年後くらいじゃないかしら」
阿光
「俺らも下手したら大学生か……ていうか、シンジと同い年なんだよな、今」
カウラ
「そう言えばそうよね、そろそろ来るかしら。使徒」
阿光
「あれって2013年の話だっけ」


[TK-Leana] # 首をかしげる



カウラ
「どうだったかしら…でもそろそろよね」


[utako] #2015年が舞台っぽい



阿光
「来たら困るなあ。文明残ってるからうっかり気付かないけど、海の生物全部死滅してるとか、北斗の拳より世紀末やってるよな」
カウラ
「どっちの未来が良いかて言うと、私は北斗よりエヴァかしら」
阿光
「俺は北斗だな。あっちの世界なら手の届かない所でうっかり人類滅んだりすることはない」
カウラ
「その代わりに略奪されて殺されるのがオチじゃない」
阿光
「モヒカン程度に負ける気はせん。が、相手が巨大ロボだとな」
カウラ
「あのモヒカンってそんなに弱いの?」
阿光
「流石に巨大ロボよりは弱いだろう」
カウラ
「比較がおかしいわよ。貴方と比べて、よ」
阿光
「八割方は単なる腕力自慢だろう。南斗聖拳納めてる連中はそれなりに強いだろうが」
カウラ
「……まぁ、良いわ。設定が違うのだから比べるのも変な話だったわね」
阿光
「確かに……」
阿光
「ところで、この後どうする? 昼飯食ってどこかぶらぶらするか」
カウラ
「そうね。ドイツ行きにあったかい靴下が欲しかった所だから、ついでに買いに行きたいわ」
阿光
「やはり、足元から寒いか」


[TK-Leana] # ドイツ南部とは言えアルプスの峰にあるので標高が程々にある



カウラ
「貴方は…冬でも手足があったかそうで良いわね」
阿光
「まあ、普段から割と運動してるからな」
カウラ
「やだやだ、中学生男子は暑苦しいわ」 (ていてい、と突き放すように手で押して
阿光
「冬場は暑苦しいくらいで良いだろ」
カウラ
「きっとポケットの中の湿度が高いんだわ」
阿光
「いい加減傷つくぞ、ほらお前も暖めてやろうか」(後ろから抱きつく)
カウラ
「最近ちょっとバカップルみたいな行動が目立つわね……、寒いから良いわ。しっかり暖めなさい」
阿光
「おう、撥ね退けられるかと思ったが、なんでもやってみるもんだな」
カウラ
「やめて、なんて言ったら貴方次は泣きそうじゃない」
阿光
「そのくらいで泣いてたらお前の相手なんてしてられんだろ」
カウラ
「失礼ね。人を何だと思ってるのかしら」 (寄りかかって、引っ付くように後ろ手に手を回す
阿光
「なんだカウラ、お前自分が扱いやすい女の子だと思ってたのか」


[TK-Leana] # 髪に顔をうずめて



カウラ
「あら、(自分に)素直で可愛くて甲斐甲斐しく彼氏のお願い事聞いてくれる彼女じゃない」
阿光
「可愛くてしか合ってないぞ」
カウラ
「勤勉で成績は常にトップ、家事は一通りできて料理はお菓子作りが得意、運動神経バツグンで貴方にだって引けを取らないのだけれどそこは一歩引いて勝ちを譲っているなんて、どこの彼女かしら」
阿光
「一歩引いて譲られてたとは知らなかったな」
カウラ
「あ…うっかり教えてしまったわね」 (失敗失敗とわざとらしく口元に手を当てて
阿光
「負けず嫌いのお前がそんな殊勝なことするかな」
カウラ
「うるさいわね。そう言うときもあるのよ!あったのよ!」
阿光
「ははっ、まあお前のそういうところも可愛いと思うぞ、俺は」
カウラ
(ふん、と鼻を鳴らして) 「当然よ」
阿光
「ふっ……まああれだ、冬休みはろくに会えそうにないし、今の内にカウラ分を補給しときたいんだよ」
カウラ
(ちょっと赤くなりつつ、もぞもぞと腕の中で動いて向かい合い) 「……漏れるぐらい補給しておきなさいよ」
阿光
「ああ。じゃあ遠慮なくな」
カウラ
(もふもふとハグ)
阿光
「うん、カウラの匂いがする」
カウラ
「しっかり抱きしめて感触も覚えておきなさいよ。そして冬休み中に私の事を思い出して涙で枕を濡らしなさい」
阿光
「カウラも泣くほど寂しがってくれるのか?」
カウラ
「どうかしら…、難しいわね」
阿光
「まあ、なんだかんだ言っても10日程度だもんな」
カウラ
「10日も、よ」
阿光
「電話もメールもあるから、まあ我慢するさ」
カウラ
「まあ我慢しなさい。」(くすりと笑って、ぐりぐりと額を胸に擦りつけて顔を押し付ける)

2012121503

時系列


2012年12月

解説


普段からデートしてる所をアッピルする中学生カップル。とは言え、お財布的にはおしゃれなレストランとか言う訳にも行かないのではあるが。

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月影れあな

ログ切り人。IRCでのNickはTK-Leana。 思いつきでキャラメイクしては一発ネタで終わることが多いため、参加者ページのキャラクターリストは出オチキャラの墓場になっている。
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