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狭間06エピソード集
私立探偵部の日常

エピソード『阿光とカウラの大阪デート顛末』




目次





エピソード『阿光とカウラの大阪デート顛末』


登場人物



カウラアード・シルフィ・ルートスペード
誕生日の近い阿光の彼女。
鏡阿光
デートで遠出は初めてなカウラの彼氏。

やってきましたアメ村に



阿光
「随分混雑してると聞いてたが、整理券配ってるのか」(呆れ
カウラ
「100円均一の癖に生意気じゃない」
阿光
「……どうする?」


[utako] #相変わらずの髭店



カウラ
「どうする、って……整理券貰って並ぶの?」 (行列指差して
阿光
「……やめとくか。見て回れる所は色々あるし」
カウラ
「ゲーム探偵団に行きましょうよ、あのバーチャルボーイ展示してあった古いゲームが置いてあるお店」


[TK-Leana] # TIGERはアメ村の方ですね
[utako] #早速日本橋行くわよって感じに



阿光
「どんだけ日本橋行きたいんだよ。せめて服を……買ってからだと嵩張るか」
カウラ
「コインロッカーに入れても良いのだけれど…、この街で服を買うと、吹利では浮きそうな服装になる気がするわ…」


[utako] #アメ村で



阿光
「いや、それも偏見っぽい気はするが……」


[TK-Leana] # ピエロみたいなファッションの男が通り過ぎる



阿光
「……普通の服やもあるだろう」


[TK-Leana] # まあ、確かに服やは多い



カウラ
「普通の服屋なら吹利でも買えるでしょ。個人ブランドやアウトレットで掘り出しものがないか探してみましょうよ」
阿光
「今日ここまで来た意味は……いや、そうか。ポン橋か」
カウラ
「吹利にはない場所と言えばまずそれね。日本橋でショップ探してみるのも面白そうね」
阿光
「ホント好きだな。まあそういう事なら、ポン橋メインで遊ぶか……でもせめてたこ焼きくらい食っていこうぜ」
カウラ
「勿論。甲賀流に行って店前の公園に座って食べましょ。ヒッピーみたいに。きっとそれがアメ村スタイルだわ」


[utako] #パンツインスカートなので中身は見えないがスカートでスキップしてる。



阿光
「お前はアメ村に大分偏見がありそうだな」
カウラ
「アメリカ村って言うぐらいだから、アメリカンスタイルが好きな人たちが集まってるんじゃないの?」
阿光
「元々輸入雑貨を売る店が多かったからとか聞いたが」


[utako] #ちなみに本日はポップな花柄で薄い紫色のロングニット、2段フリルのミニスカート、ショートパンツで更に下にタイツ、ややごつめのブーツを履いて、バレンタインのときのように髪を後ろで纏めあげてる。



カウラ
「別にアメリカ好き講じて出来たエリアではないのね」


[utako] #アメリカ好きが



阿光
「ああ……多分」


[TK-Leana] # 自由の女神を眺め見つつ
[TK-Leana] # TIGERから三角公園に向かうならたぶん真正面に見えるアレ



カウラ
「まぁ、そう言うことにしておきましょう」


[utako] #走っていくハーレートライクを横目に



阿光
「そういや、アメ村にもまんだらけとかあるけど、そっちは寄らなくて良いのか?」
カウラ
「漫画は見に行ったら3時間ぐらいは居つきそうなのよね…」
阿光
「まあ、立ち読みで切る本屋系はなあ」


[TK-Leana] # ごめ、ちょい20分くらい離席
[utako] #ういうい
[utako] 今のうちで出てくるかな
[utako] もしかしたら2、3時間ほど離席してるかもです
[TK-Leana_Away] # もどり
[utako] #たげぱ
[TK-Leana] にょろ
[TK-Leana] めしくってふろってきた
[utako] あとは塩をまぶして焼くだけ
[TK-Leana] なんという注文の多いレストラン



カウラ
「普通の本屋でもついついうろうろしてしまうのよね。あまり買う気がない時でも」
阿光
「まあその気持ちは分からなくもないが」
カウラ
「本に囲まれてるのが落ち着くのかしら」
阿光
「特に欲しいものが無くてもふらっと立ち寄ったりな」
カウラ
「衝動買いはしないようにしているのだけれど、古本屋なんかは時々面白い物があるから、やっぱりついつい買っちゃうのよね」
阿光
「あと安いしな」
カウラ
「研究資料が安いのは助かるのだけれど、そろそろ地下室に収まらなくなってきたから…、電子書籍にするか迷うわ」
阿光
「え、魔法関係の資料なんかも転がってるのか」
カウラ
「まんだらけみたいな所にあるわけじゃないわよ?個人所有の蔵書とか、質で流れたものとか、その中で曰くの在る物が流れてくる小汚い古本屋が吹利にはあるのよ」
阿光
「ちゃんとした古書店か……そういうところはあんまり言った事無いな」
カウラ
「貴方があまり立ち寄る所では、ないかもしれないわね。どちらかと言えば……、魔道に落ちてしまう不運な少年とか、何か悪い事を企んでいる魔術師が行きそうなお店だもの」
阿光
「ろくでもないところだな、それ」


[TK-Leana] # とか言いつつ甲賀流に



カウラ
「…ここも列が出来てるわね」
阿光
「これくらいなら並んでくるよ」
阿光
「普通のに、ネギソース、ネギポン、醤油マヨか。どれがいい?」
カウラ
「普通のと、ネギポンで。その辺で待ってるわね」 (公園の中指差して
阿光
「OK、まあ回転速いし見た目ほどでもないさ」
カウラ
(道路挟んだ店前の公園の柵に座って行き交う人を観察してる)


[utako] #たまに阿光のほうに向かって手を振ってみたりして、はにかんでる



阿光
(手を振り返して、照れたように笑う)
カウラ
「(豹柄のジャケットにしたらアメ村スタイルになるわね…、鏡君は)」


[TK-Leana] # 派手派手しいな
[utako] #アメ村ファッションは勉強が要るわ、変な方向に派手にするだけじゃいけなかった



阿光
「ほら、どっちから食う」


[TK-Leana] # 戻ってきつつ



カウラ
「まずは普通のを食べて、ネギポンかしら」 (待ってました、と嬉しそうに
阿光
「じゃ、俺はネギポンから」
阿光
(もぐもぐ)「たこ焼きにポン酢って食った事無かったが、さっぱりしてていけるな」
カウラ
(たこ焼きつつき) 「ポン酢ってかけちゃったらべちゃってなりそうな気がするのだけれど、あんまりそうはなってなさそうね」
阿光
「うん、普通に美味いぞ」
カウラ
(食べ比べて、ほむほむと美味しそうに頷く)


[utako] #気に入った様子で阿光の分もつつこうとしてる



阿光
「ほれ、あーん」
カウラ
(ぱく、と食べて) 「……(ハッ)」
カウラ
「往来でそう言う事はしなくて良いのよ、全く」 (口に手を翳してもぎゅもぎゅ
阿光
「はは、これくらいいいだろ」


[TK-Leana] # カウラの方にも爪楊枝を伸ばす



カウラ
(爪楊枝で防御)


[utako] #ビシィ



阿光
「ちょっとぐらいそっちも分けてくれよ」
カウラ
「ちょっと待ちなさい、ほら…」 (ぷすっ、とたこ焼きに爪楊枝さしてあーん返しをしようとしたら、たこだけすっぽ抜けた)
カウラ
「………あーん」


[utako] #たこのみ



阿光
(……ぱく)「こういう時なんと言うべきだろうな」
カウラ
「『このタコ、美味しいな。カウラ』キリッ」
阿光
「最早単なる食材じゃないか」
カウラ
「食材から勝負してるって事よ。重要だわ」 (コアのなくなったガワを折りたたんでぱくっと食べる
阿光
「もう一個くれよせめて」
カウラ
「タコだけ?」
阿光
「たこ焼きだ」
カウラ
(慎重につついて手を小皿にするようにして、阿光の口にゆっくり運ぶ) 「ほ、ほら…コレで良いでしょ……、落ちそうだから、早く!早く食べなさい!」
阿光
(ぱく)「うん、うまいな」
阿光
(急に恥ずかしくなって照れる)
カウラ
「ふぅ……、一仕事終えた気分だわ」
阿光
「あーんくらいで疲労するなよ」
カウラ
「もっとこう、しっかりとした塊が良いわね。あーんするなら」
阿光
「あーんする事自体は嫌じゃないって事だよな、それは」
カウラ
「嫌いじゃないわよ?……人前では苦手なのだけれど」
阿光
「お前、傲岸不遜に見えて知らない人にはシャイだよな」
カウラ
「意外と繊細なのよ、私」


[utako] #自称



阿光
「て言うか内弁慶なだけじゃ」
カウラ
「外ではおしとやか、内ではおおらかって事かしらね」
阿光
「なんでも良く言おうとするなあ」
カウラ
「悪く言うより良いでしょ。ポジキャンよポジキャン」
阿光
「何事も行き過ぎるとあれだぞ」
カウラ
「良いのよ、そんな事普段から言わないから。私のことを内弁慶何ていうのはお母様とルナと貴方ぐらいだもの」
阿光
「お前の事を良く知ってる奴ばっかりだな」
阿光
「……ところで、一個二個交換するだけってのもさびしいし、半分づつで分けないか?」
カウラ
「良いわよ。パック、交換しましょうか」
阿光
「おう。同じのばっかりでも飽きる」
カウラ
「各種2個ずつ入ってるパックがあると良いわよね」
阿光
「四種セットとかもあると嬉しいんだがなあ」
カウラ
「少なく作るのは手間がかかるから向いてはいないんでしょうけれど、欲しいわね」
阿光
「まあ、無いものをねだっても仕方ないか。ごちそうさま」
カウラ
「ごちそうさま、最後にあまったネギをつつくのがまた乙だったわ」
阿光
「む、ネギは後の方に食べた方が正解だったか」
カウラ
(ただ食べるときにぽろぽろネギが落ちただけだった)
阿光
「て言うか食べ方下手なんじゃ」
カウラ
「最後に綺麗に平らげれば良いのよ。……貴方、魚を食べた後に食べ方下手だな、なんていう失礼なタイプね。全く。」
阿光
「あ、すまん」
カウラ
「私もよく言い過ぎるから良いわよ、許すわ」
阿光
「まあ、気を取り直してポン橋の方行くか」
カウラ
「初代デジモンワールド探すわよー」
阿光
「また古いものを」
カウラ
「どこに行っても売り切れなのよ…あのゲーム。名作臭はするのだけれど」


[utako] #クソゲー臭



阿光
「たしか、叔父貴の部屋にあったな」
カウラ
「……何で持ってるのよ」
阿光
「そういうの好きなんだよ、あの人」
カウラ
「今度貸して貰いなさい」
阿光
「別に良いが。面白いかどうかは知らんぞ」
カウラ
「やってみないと解らないから良いのよ」
阿光
「ま、今度借りてこよう」

ぶらり日本橋



阿光
「日本橋って来るの初めてなんだが、カウラは来たことあるのか?」
カウラ
「以前に1度ね。お父様が出向していた会社が近くにあったから、ついでにひっついて遊びに来た事があるわ」
阿光
「ふーん……やっぱ大阪は都会だなあ、吹利に比べると」


[TK-Leana] # きょろきょろと周囲を見ながら
[TK-Leana] # アメ村から歩いてだと、なんばの東出口からオタロードに抜ける辺りか
[utako] #流石に地図がもう頭にない



カウラ
「変なもの見つけても拾ったりしないでよ、ほら行くわよ」


[TK-Leana] # 困った時のGoogleMap



阿光
「電気屋と本屋が多いな」
カウラ
「電気屋も……ちょっと見て行こうかしら」


[TK-Leana] # ていうか、GoogleMapって店内に入れる店もあるのな
[TK-Leana] # びっくりだよ
[utako] #グーグルのマッピング能力凄いな
[utako] #やっと処理終わってグーグル開けた



阿光
「見ろあれ、メイドが居るぞ」
カウラ
「何か……ちょっとショボいわね」
阿光
「ローザさんとこのと比べるとな」
カウラ
「硬すぎるのも営業に向かないとは思うのだけれど、せめて白の布地にはもうちょっと気を使って欲しいわ。艶があっても白だと安っぽさが目立って仕方ないのよ」


[utako] #ふん、と鼻を鳴らしてメイドさんから「なにあの子」みたいな眼で見られ、阿光の影に隠れる



カウラ
(こそそ…)
阿光
「隠れるなよ」


[TK-Leana] # ちょっと笑いながら



カウラ
「良いから、早く行きなさい。凄い眼で見てるわよ、あの大阪メイド…」
阿光
「はいはい……ホビーショップみたいなのも結構あるな」
カウラ
「……あ、ニャンパイアのぬいぐるみ」


[utako] #中学生らしく控えめに手を繋いで、すすす、と吸い込まれてく
[utako] #お店に



阿光
「猫の吸血鬼化」
阿光
「猫の吸血鬼か」
カウラ
「人気のなさは泣けるものがあったのだけれど、デザインは可愛いのよね。アイルーみたいで」
阿光
「そういや悪魔くんにこうもり猫ってキャラ居たよな」
カウラ
「居たよな、って当然の様にそんな古いアニメの話されても困るわよ…」
阿光
「面白いぞあれ」
カウラ
「見ようにも、多分どこにもDVDなんて置いてないと思うわよ」
阿光
「叔父貴の家にあってな」
カウラ
「VHS?」
阿光
「いや、DVDボックス」
カウラ
「やるわね…、興味が出たらレンタルをお願いするかもしれないわ」
阿光
「まあ、多分貸してくれると思うぞ。て言うか、色々あるなこの店」


[TK-Leana] # ショーケースに飾られた色々なおもちゃなんかを眺めつつ



カウラ
(ふらふら~っと店の中歩き回ってる)


[utako] #黙ってれば異国の少女なのでオタク(僕ら)にギョッと驚かれてる



カウラ
(ぴたっと、とあるショーケースの前で立ち止まって、ぷるぷるしてる)
阿光
「見ろカウラ、シャア専用まどタイタスだって……カウラ? 何か面白いのでも見つけたのか?」


[utako] #モデルガンのコーナーに飾ってあった凝った装飾のフリントロックピストルを見つけてショーケースに張り付いてる
[utako] #海賊とかが使ってそうな古い銃のモデルガン



カウラ
「…………」 (じー
阿光
「へえ、格好良いな。エングレービングがまたいい雰囲気だしてる」
カウラ
「………買うわ」


[utako] #ショーケースのものは個人製作の展示品で売り物ではなかった



阿光
「そこの、売り物じゃないぞ」
カウラ
「……こ、この製作者!この製作者に直接電話して買うわ!」
阿光
「どんだけ気に行ったんだよ。ていうか、電話番号なんか教えてくれないだろ」
カウラ
「ちょっと聞いてくるから待ってなさい!」


[utako] #鼻息荒くして店員さんの所に行き、クレーマーの様に興奮して何か相談してたが、にこやかにNG出されてしょぼしょぼと戻ってきた。



阿光
「ほら、言っただろ」
カウラ
「……」(ふにふにと阿光の二の腕揉み始める。


[TK-Leana] # こちらの連絡先教えるから製作者に伝えてくれくらいは交渉できないかな
[utako] #連絡一切は通さないでください、と製作者から言われてるみたいで無理そうだった



阿光
「そんなに気に入ったのか?」
カウラ
「私だって紋章魔術なんてものを使うから、それなりにこういう細工には自信があるし、負けてるとは思わないのだけれど…………かなり気に入ったわね」
阿光
「しかし、連絡も断るって事は何かわけありなんだろ。ここは諦めとけ」
カウラ
(むにゃむにゃと悔しそうな顔をしながら、もにもにと二の腕を揉みしだく)
阿光
「ていうか、なんでそういう時お前は俺の二の腕を揉むんだ」
カウラ
「八つ当たりよ!全く!…売り物じゃないなら展示しないで欲しいものだわ!」 (プンスプンスとクレーマーになりながら店をさっさと出て行く
阿光
「どういう風に奴辺りになってるのか理解できんが」
阿光
「どういう風に八つ当たりになってるのか理解できんが」
カウラ
「柔らかいものをふにふにしたくなるのよ!何とも言えない悔しさがこみ上げてくると!」(髪を揺らしてじたんだ踏んでる
阿光
「お前は猫か」
カウラ
「吸けt……、ごく普通の中学生よ!全く!」 (噛み付くように言って、腕にぶら下がるようにくっついてぐりぐり頬っぺたこすり付けていじけた。
阿光
「まあ、俺としてはどっちかって言うと嬉しい方だからいいんだが」
カウラ
(むっすぅと唇を尖らせて) 「……良かったわね」
阿光
「拗ねるな拗ねるな……そういえば、昼飯どうする? マクド辺りでなにか食うか?」


[TK-Leana] # 中学生同士のデートならそんなもんかなと



カウラ
「ダブルチーズバーガーセットでコーラ、サイズは両方Lで、サンデーストロベリーも」
阿光
「えらいがっつり食うつもりだな。さっきたこやきも食べたのに」


[utako] #関係ないが、レジからメニューがなくなったという話を聞いてマックに行ったがメニュー普通にあった



カウラ
「怒るとお腹空くの!」


[TK-Leana] # うちの近所のは無かったな



阿光
「分からんでもない感覚だが……もうちょいぶらぶらしたらその辺のマクドに入るか」


[TK-Leana] # 10時にアメ横に居たとして、ぶらぶらしてたこ焼き食ってポン橋まで歩いてだからそろそろ12時近いところかなと



カウラ
「そうね……、あなとかイエサブとか回ってしまいましょ…」


[utako] #ぷんすぷんすとしていたが、世紀末でヒャッハーしてそうな髪型の青年を見かけて何故か機嫌が戻った



阿光
「おう……急に機嫌が直ったな」
カウラ
「……世紀末日本橋、って頭に浮かんだら……ちょっと面白くなったわ」
阿光
「現金な奴だな」
カウラ
「…ロストワールド日本橋、やるわね」


[utako] #機嫌が直ると、恥ずかしくなって腕から離れる



阿光
「なんだ、もっとくっついてくれててもよかったのに」
カウラ
「嫌よ。恥ずかしい、手だけにしましょ」
阿光
「残念。まあいいさ、手だけでも十分」


[TK-Leana] # そして恋人繋ぎ



カウラ
(恋人繋ぎを隠すようにまた近づいたので距離が戻る)
阿光
(楽しげにふっと笑う)
カウラ
「……何、艶に笑ってるのよ」 (歩きながら小尻をぶつけて、ふん、と
阿光
「言わないと分からないか?」
カウラ
「そんなつまらない事聞かないでよ」
阿光
「そうか、すまん」(くすくす


[utako] #後はとらのあなを回ったりして欲しかった漫画購入、しっかりとコミュニケーションノートに本人曰く芸術を描き込んだ。


午後



[TK-Leana] # ミスド、もといマクドで飯食って午後



カウラ
(食べ過ぎた)
阿光
「たこやきも食ってるのに欲張るからだ」
カウラ
「ポテトのLが余計だったわ……」
阿光
「だから半分食おうか聞いたのに」


[TK-Leana] # ポテトは好物である
[utako] #熱い内に大丈夫よ、食べ、口を冷やすようにサンデーを食べ、コーラを飲みながらダブルチーズ食べると、後で炭酸がお腹の中で膨れて逝った



カウラ
「……こんなことでへこたれないわ。真祖だから…」
阿光
「吸血鬼の真祖と大食いって何か関係あったか?」
カウラ
「気概の問題よ、気概の…午後どうしましょうか」
阿光
「まだこの辺ぶらぶらしても良いし、ちょっと足を延ばして新世界や天王寺動物園辺りに行ってみるのも良いかもな。ここからだと四天王寺なんかも歩いて行ける範囲内だし」
カウラ
「四天王寺…」(ぴくん
阿光
「寺好きだっけ?」
カウラ
「名前が厨二病を擽るわね。寺の様相は好きなのだけれど、少し簡素過ぎて好きじゃないわ」
阿光
「? 割と派手じゃないかな、寺は」
カウラ
「門とお堂と持って逃げられる物ぐらいよ、寺が派手なのは」
阿光
「まあ、名前以外興味ないなら無理に行くこともないか。電車に乗って大阪城っていうのもアリだが、どうする? 正直、日本橋だけでも十分一日つぶせそうではあるが」
カウラ
「そうね、後6時ぐらいは余裕で潰せる自信があるのだけれど…、どうしようかしら」
阿光
「ま、もう少しゆっくりしつつ考えるか」(シェイクの残りをすすりつつ)
カウラ
「冬服選びは吹利でも出来そうなのだけれど、大阪に来たのだから大阪の個人ブランド漁りたくもあるわね…」
阿光
「じゃ、アメ村に戻るか?」
カウラ
「それが良いかしら。幾つか気になるお店もあったから、じっくり巡回しましょ」
阿光
「おう。当初の予定通りと言えばそうだが」
カウラ
(コーラをちゅーちゅー飲み干した後に、小さくけぷり)
阿光
「ポン橋の方は満足したのか」
カウラ
「1日でアメリカ村と日本橋を満足するまで遊ぶつもりはないわ」
阿光
「そうか。またそのうち来ても良いもんな」
カウラ
「ええ」
阿光
「というか、遠出してみて思ったんだが……こういうのも良いな。いつも自転車で行ける範囲内だったから、なんというか、新鮮だ」


[TK-Leana] # まあ、アーカムほど遠出ではないが
[utako] #遠出というか旅行だからの
[utako] #感覚がまた違う



カウラ
「長く電車に乗ってるの、結構面白かったわね」
阿光
「今度は京都とか奈良の方に足を延ばしてみるのも良いかもな。神戸は……流石に遠いか」
カウラ
「確か、中華街があったわよね。神戸」
阿光
「ああ。あと洋館なんかも多いよな」
カウラ
「行った事がないから全然解らないのだけれど、吸血鬼の招待で旅行行った時、中国の大智の城に行ったでしょ。文化的に似てるのか、ちょっと気になるわ」


[utako] #ローザが倒した防護服の吸血鬼の人



阿光
「ああ。まあ中華系という意味では似たようなもんじゃないか?」
カウラ
「アメリカ村が別にカントリーな空気じゃなかったから、中華街も同じ程度な気がして、疑問ね」
阿光
「中華街は元々華僑系の人が作ったもんだから、その辺は大丈夫だろ」
カウラ
「それなら期待を大きくできるわね。その内行ってみましょ」
阿光
「甘いもんも有名だよな、神戸スイーツ」
カウラ
「貴方、食べたことあるの?」
阿光
「神戸プリンくらいなら」
カウラ
「……地名がかかってる以上それなりに美味しいとは思うのだけれど、名前から想像つかないわね」
阿光
「とろっとしててなかなか美味いんだあれ」
カウラ
(色々と想像を膨らませて) 「……デザートがもう一品欲しくなってきたわ」
阿光
「腹破裂するぞ」
カウラ
「吸血鬼の身体は、伊達じゃなくてよ」 (キリッ
阿光
「はいはい、気概だけはな」
カウラ
「暗に、実際破れてすぐ再生するから平気と言うことかしら」


[utako] #破れても



阿光
「破れるまで食うなアホ」
カウラ
「スイーツを求める女子にアホとは失礼ね。馬糞に塗れて窒息するわよ」
阿光
「なら少しは自重というものを覚えろ」
カウラ
「美味しそうな物の話しをする貴方がいけないのよ。これ以上甘いものを食べさせて丸くする作戦だとしか思えないわ」
阿光
「なんという責任転嫁」
カウラ
「とりあえず、ちょっと歩きましょうよ。少しは胃にスペース空けないと、帰りの電車の中でタイヤキを食べるミッションがクリアできないわ」
阿光
「まだ食うつもりかよ……ま、ここからアメ村までならちょっとは距離あるか」
カウラ
「ショップ周りが始まったら、アメリカ村と日本橋を往復する以上に歩くから、しっかり着いてきなさいよ」
阿光
「はいはい、お付き合いしますよ」

買い物終えて



阿光
「結構うろうろしたなあ」
カウラ
(両手に紙袋持って) 「使ったわねぇ」
阿光
「俺はそこまででもないけど」


[TK-Leana] # 帽子とか小物類くらい



カウラ
(ゴス系の服からアイテム、冬用のジャケットに下着と色々) 「散財と言うのも中々気持ち良いわよ?」
阿光
「こないだの手伝い料はもう使ってしまってな。今それほど余裕無いんだよ」
カウラ
「あら、何に使ったのよ」
阿光
「……時期的に一つしかないだろ」


[TK-Leana] # ごそごそと、荷物の中からリボンで包装された箱を取り出す



カウラ
(てっきり、思春期で何か言えないもので大量購入したのかと思った) 「……あら」
阿光
「誕生日プレゼント……用意してきたんだけど、こういうのってどのタイミングで渡せばいいのか迷うな」
カウラ
「そこはハードボイルドに決めなさいよ」(くすくすと笑って一旦荷物を下ろして、体の前で手を組んで真っ直ぐ向かい直す
阿光
(コホン)「……少し早いけど、誕生日おめでとうカウラ。これからもよろしく」
カウラ
「ありがとう、鏡君。こちらからも、これからもよろしく」 (あは、と嬉しそうに笑って少し赤くなる
阿光
「おう」(ちょっと赤くなって照れる)
カウラ
(控えめに両手を揃えて胸の前で構え) 「そう言う、普通に可愛い所は貴方の美点だわ」
阿光
「お前ほどじゃないさ」
カウラ
「私は普通よりちょっと可愛いわよ」 (軽くウィンクして、微笑む
阿光
「自分で言うなと言いたいところだが、否定する要素が無い」
カウラ
(逆にちょっと恥ずかしくなり更に赤くなりながら、軽く咳払いして) 「い、良いからほら!寄越しなさい。何を貰えるのかしら」
阿光
「あ、ああ。はい」


[TK-Leana] # 渡す
[TK-Leana] # ちょっと視線をそらしながら片手で付きだす様に



カウラ
(受け取って) 「…開けても良いかしら?」
阿光
「どうぞ」
カウラ
(ゆっくりと掌の上で包装を解いていく)


[TK-Leana] # 中には漆塗りの小箱が



カウラ
「また高そうな箱ね…」
阿光
「感動してくれて悪いが、それは自作だ」
カウラ
「漆塗りなんて……、いつのまに作ってたのよ。器用ねぇ…」


[utako] #びっくりしながら、箱を眺めてる



阿光
「正確には漆じゃ無くてカシュー塗料なんだけどな」
カウラ
「びっくりするじゃない。でも、……大事にするわね」 (箱がプレゼントだと
阿光
「……いや、箱を大事にされても困る。それはアレだ、工作部にあった技術教材のカタログ見ててなんとなく作ってみたいなあと思って作っただけのもんだ」
カウラ
「私も今度やってみようかしら…箱だけでも十分良い出来だと思うのだけれど、中身もあるのね」 (パコッ、と蓋開けて)


[TK-Leana] # 貝の真珠層で作った薔薇に、銀の葉と蔦をあしらった髪飾り



阿光
「最初は櫛とか考えてたんだけど、髪質的に居らなそうだったから。迷った挙句また自作することにしたんだ」


[TK-Leana] #ヴィダルサスーンのCMみたいな髪



カウラ
「…………(惚けたように暫く箱の中身を見つめて) あ、貴方、結構こういう方にも向いてるわよね」
阿光
「去年も似たようなのだったし、芸が無いと言われるかと思ったが。喜んでもらえたなら嬉しい」


[TK-Leana] # 少しほっとした後、嬉しそうにする



カウラ
「手作りは、同じものを作っても……全く同じものは出来ないから良いのよ。ちょ、ちょっと待ちなさい」 (いそいそと鞄の中からヘアスプレーを取り出して、ぷしゅぷしゅっと髪につけてる
阿光
「それは?」
カウラ
「ただのハードのヘアスプレーよ。(髪を摘んで確かめてから…、くるりと向き直り) ……着けて貰えるかしら?髪飾り」
阿光
「おう」


[TK-Leana] # 髪飾りを手に取り、カウラの髪に留める



カウラ
(ガラスで少し確認してから) 「……似合うわね」
阿光
「そりゃ、お前の為に作ったからな」
カウラ
「可愛いぞ、ぐらい良いなさいよ。全く」 (ニヤけながら、口元に手を当ててうりうりと肘で突付く
阿光
「ああ、うん。可愛いな。往来じゃなかったら抱きしめたいくらいだ」
カウラ
「意気地がないわね」 (あは、と笑ってぎゅぅっと抱きついた
阿光
「なんだよ、普段は人前じゃだめよとか言うくせに」(抱き返す
カウラ
「恋人にプレゼントを貰った時ぐらい、例外に決まってるでしょ」 (うふふー、と嬉しそうに笑いながら1日分堪能するようにスリスリと
阿光
「そうか。じゃあこちらも遠慮なく抱きしめよう」
カウラ
「変な所触らないでよ」
阿光
「変な所ってどこだよ」
カウラ
「知らないわよ。妄想を膨らませなさい」 (ぎゅむぎゅむと堪能してから顔を上げ
阿光
「ここはお前の身体に変な所なんてどこにもないよと言って触りまくるべきだったろうか」
カウラ
「エロ男子の称号が漏れなくプレゼントされるわよ」
阿光
「まあ、往来では難しいな」
カウラ
「公園ならキスぐらいOKかもしれないのだけれど、それ以上は駄目よ」 (くすくすと笑ってまた、ぎゅっぎゅっ
阿光
「なるほど、キスまではOKか。憶えておこう」(髪を撫でる)
カウラ
「お母さんが子供づれで来てるような公園ではやめなさいよ」
阿光
「流石にその程度はわきまえてるさ」
カウラ
「宜しい」


[utako] #そのまま暫くぎゅむぎゅむくんくん



阿光
「……なんか照れるな」
カウラ
「ふふ、……そろそろ冷静に恥ずかしくなってきたから離れましょうか」
阿光
「そのうちゆっくりできる時に家でいちゃいちゃしよう」
カウラ
「エロ男子」
阿光
「エロい男は嫌いか?」
カウラ
「悩むところね」
阿光
「ちなみに俺はお前のエロイところも好きだ」
カウラ
「………私がエロイなんて心外ねぇ」
阿光
「自覚はないのか」
カウラ
「……扇情的な格好かしら?」 (ブラ紐見えてないか確認するように肩を触ったりしつつ
阿光
「今日の格好はそうでもないが、お前時々無駄に露出上げるからな」
カウラ
「最近は割と大人しい格好してたわね…、あ。まさか露出高い服が見たいっていうリクエストかしら。今の。やらしい…」
阿光
「出来れば俺以外には見せないでほしいな」
カウラ
「それ部屋か工房で二人きりの時にエロい格好して欲しいって事よね」
阿光
「……まあ、そういう解釈もできるな」
カウラ
(少し考えて)「……考えておいてあげるわ」(小声でひそひそと
阿光
「お、おう」
カウラ
(少し上機嫌そうに)「真っ当に興味が出てきてるみたいで安心したわ」

時系列


2012年10月の祝日

解説


カウラの誕生日と言うことで、大阪までデートに行く中学生カップル阿光とカウラ。まだ清く正しい交際の範囲です。

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月影れあな

ログ切り人。IRCでのNickはTK-Leana。 思いつきでキャラメイクしては一発ネタで終わることが多いため、参加者ページのキャラクターリストは出オチキャラの墓場になっている。
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