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狭間06エピソード集 私立探偵部の日常

エピソード『たまには阿光の家で』


目次


エピソード『たまには阿光の家で』

登場人物

カウラアード・シルフィ・ルートスペード
阿光の恋人。警戒心が無いのか信用されてるのか。
鏡阿光
カウラの恋人。そろそろ発情期なのだろうか。
ピート
阿光とカウラの子猫。冒険家。
ルーツ
阿光とカウラの子猫。おっとり屋。

本文

[TK-Leana] # たまには阿光の家

ピート
(いつもより三割増しくらい甘えて来る)
カウラ
(そろそろ肌寒いのでタイツ。生地薄めの白黒の幅色ボーダーの七部袖セーターと黒っぽい紫色のジャンパースカート)
カウラ
(にゃんにゃんと歌いながらピートのお腹に顔くっつけてもごもごしてる)
ルーツ
(横目で見ながらベットでゴロゴロしてる)
阿光
「そいつらももう子猫ってサイズでもないよな」
カウラ
「もう1年以上経つのだから立派な成体じゃないかしら」

[utako] #ぷはっ

阿光
「やんちゃな盛りだ。体力がついてきた分色々と始末に負えん」
ピート
(にゃんにゃん)
カウラ
「貴方達、発情期でも我慢できずに計画性のない子作りしちゃ駄目よ?」
子猫s
『にゃーん』
阿光
「なんちゅうことを教えてるんだ……」
カウラ
「直接的な方が良いのよ。パパも駄目よ?」
阿光
「言われるまでもない」
カウラ
「本当かしら…、二匹のお手本になりなさいよ」
阿光
「それ、分かって無かったら今頃どうなってたか、自分の無防備さを思い出して想像してほしいくらいだ」
カウラ
(人差し指と中指立ててちょきちょきして首傾げる)
阿光
「男の部屋に二人っきりで前張り一枚みせびらかさらたら普通は押し倒すところだろ」
カウラ
「男って…」

[utako] #口元に手を当てて、くすくす笑ってる

阿光
「何故笑う」
カウラ
「別に、何でもないわ」 (ねー、と子猫s

[utako] #子猫sに

子猫s
『にゃにゃん』
阿光
「……まあいい。そういや、今日は晩飯は食っていくのか?」
カウラ
「良かったらそうさせて貰おうかしら」
阿光
「おう、まあ多分大丈夫だ」
カウラ
「歯切れが悪いわね。何かあるのなら帰るわよ?」
阿光
「いや、今日は作るのが俺じゃないっていうだけだよ」
カウラ
「妹さんが当番なの?」
阿光
「叔父貴の彼女。ローザさんとこのメイドさんの」
カウラ
「……まぁ、それなら問題ないでしょ。なんだか複雑なのだけれど」
阿光
「俺も、お前と付き合うより前に叔父貴がメイドさんと付き合いだした時は色々と複雑だった」
カウラ
「ちょっと、負けた気でもした?」
阿光
「……ちょっとな」
カウラ
「可愛いじゃない」(くすくす笑って阿光に寄りかかって、ほっぺた突く
阿光
「むう」
カウラ
(少し嬉しそう笑って) 「でも、妹さんは大丈夫なの?多感な時期に他人が炊事しているのってストレスにならないかしら?」
阿光
「まあ、叔父貴は毎日来るわけでもないからな。前まで時々様子見に来るついでに飯食っていってたのが、彼女と一緒に来て飯作っていくようになっただけだし」
阿光
「ジークさんとも割と仲良いし、むしろ喜んでる」
カウラ
「無用な心配だったわね。仲が良いなら大丈夫かしら」
阿光
「うん、心配してくれてありがとうな」
カウラ
(素直な言葉に赤くなりながら、ごろんと転がる)
ピート
(飛びかかる)

[utako] #びっくるする
[utako] #びっくりして誤字った
[TK-Leana] # えらい事になるところだった

カウラ
「ちょ、ピート!やめなさい!タイツに穴開けたら怒るわよ!」
阿光
「最近そいつ元気過ぎて困るんだよ。こないだも家に居ないと思ったら二階から飛び降りしてたし」
カウラ
「貴方に似たんじゃないかしら…、台風の日に外に出たりしないでよ」

[utako] #抱き抱えて

阿光
「お、おう」

[TK-Leana] # ちょっと目をそらして

カウラ
「貴方も、もう2年生なんだから降水量多い日にレールがハリガネムシみたいに曲がったりしないかトンネルの探索に行かないでよ」
阿光
「そこまで死亡フラグの立つような事はしないさ」
カウラ
「良かったわ」(ふふ、と笑って勝手に膝枕)
阿光
「む……」
カウラ
(枕の調子を確認するように膝にぐりぐりと頭を擦り付けて) 「パパも大人しくなったんだから、ピートも今はやんちゃでもその内落ち着きなさいよ」
阿光
「むしろ無茶する所はお前に似たんじゃないか、カウラ?」

[TK-Leana] # 頭を撫でつつ

カウラ
「私が無茶するのは良いのよ。そう言うの割と好きだから」
阿光
「なんとも自分勝手な話だな」
カウラ
「自分勝手なのは、私のチャームポイントよ?」 (あは、と可愛らしく微笑んで
阿光
「全く、否定しがたい事を言う」
カウラ
「歳が落ち着いたら、私もそれなりに大人にならないといけないのだけれど…もう少しの間は自分勝手に生きるわ」
阿光
「出来る限りはフォローしてやるよ」

[TK-Leana] # ぽんぽん

カウラ
「ありがと」 (心地良さそうに眼を閉じて、またぐりぐりと頭を擦りつける)

[utako] #マーキングしてるわけじゃないが似たようなもの

阿光
「それにしても、素直な髪質だよな。考えて見れば、お前が髪に櫛を通してる所は見た事無いが」
カウラ
「体育の後や、シャワー浴びた後は通してるわよ?(あら、と首を傾げて…) あぁ……、貴方寝てたから覚えてないんじゃないかしら」
阿光
「何をだ?」
カウラ
「アーカムでホテルに一緒に泊まった時とか…あの時は洗面所で乾かしてたかしら。貴方が櫛を通してくれたことは何回かあるでしょ?」
阿光
「ああ。覚えはあるが、魔法的な効果でまとまるなら必要だったのかなと思って」
カウラ
「必要性はないのだけれど、気持ち良いから私は好きよ」
阿光
「そうか、良かった」

時系列

2012年10月

解説

阿光が自室でカウラとイチャイチャするだけのお話。
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月影れあな

月影れあな

ログ切り人。IRCでのNickはTK-Leana。 思いつきでキャラメイクしては一発ネタで終わることが多いため、参加者ページのキャラクターリストは出オチキャラの墓場になっている。
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