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狭間06エピソード集
私立探偵部の日常

エピソード『恋ってなんでしょう』




目次





エピソード『恋ってなんでしょう』


登場人物



月裏ルナ
頼りになる先輩。多分一番精神的に頼りになる。
佐藤火星
純情な性別不詳。百合に転ぶ疑惑。
リュドミラ・新間
恋とか分からないとか言ってる割には肉体的接触が多い。

本文



リュドミラ
「所で文化祭はいつやるのですか?」


[arca] #知らなかった
[utako] #9月の上旬だった
[gombeAFK] (こいつは驚いた。もっと小さい子かと思ってたから、今ウル中だったとは。>Wiki見た
[arca] #実年齢は一桁



リュドミラ
「コンディションは万全ですが、ピークをどこに持っていけばわかりません」


[gombeAFK] #それはPLは知ってるw>ひと桁



ルナ
「まるでプロのスポーツ選手ね」
リュドミラ
「気持ちの上ではそれくらい意気込んでいます」
火星
「僕……、当日に電池切れそうです」


[gombeAFK] #みんな1年生?



リュドミラ
「休息も大切です」


[utako] #ルナちゃんは2年生。カウラと同級生です
[gombeAFK] #ああ、ルナはそうだった。ここは探偵部組か



火星
「僕はまだ体力ある方、だと思うけど……当日には万全の体勢で望まないとね」 (よしよし休憩するぞーと単細胞
火星
(お茶飲んで垂れ)
リュドミラ
「極端ですね。切り替えが早いとも言えます」(きゅいきゅい
ルナ
「どう?監督業は」
火星
「分担して今はかなり楽してます…、僕のすることはもうあとチェックだけで…」
リュドミラ
(編集状態をチェック
ルナ
「そう、良かった。随分一人で根詰めてたようだったし」
リュドミラ
「不器用な友人です」
ルナ
「ふふ、確かに」
火星
「ぶ、不器用ですから…僕。監督だって、リル君とか……、無理せず部長とかに任せたら良かった…」
リュドミラ
「マータンはシャイな所がありますから、こうやって何かを率先することはとても良いと思います」
火星
「……暫くはやりたくないかなぁ」


[arca] #編集状態を数十秒でチェックし、たれている火星のとなりでみかんを食べる



火星
「去年の文化祭の準備は、どんな感じだったんですか?」
ルナ
「基本バンドの練習ねぇ。初心者ばっかりだったから大変だったわ」
リュドミラ
「去年も慌ただしかったのですね」
ルナ
「みんな計画性ないから余計にね」
火星
「でも、今年は先輩達に余裕を感じました……、去年が大変だったからなのかなぁ…来年は楽になると良いなぁ…」 (眉を八の字にしてうにゃうにゃ
ルナ
「私達のやることは去年とそう変わらないから」
リュドミラ
「単にボケているのではなく、経験から来る余裕だったのですね。」(うにゃうにゃをわしわし
ルナ
「まぁ、その辺もあるでしょうね」
火星
「経験は……僕達も溜められたと…、信じたいです…」
リュドミラ
「経験値の増加をひしひしと感じます」(ふかふか
ルナ
「そういう事を言ってもらえると、先輩としても嬉しいわねぇ」
火星
「でも来年も同じの、ってなると…ちょっと今から心が折れそうなので……、他の人に任せます。僕企画しない…」 (ふて寝
ルナ
「あらら」
リュドミラ
「来年にはきっと来年のマータンが現れるのです」(ふかふか
ルナ
「その辺に期待しましょうか」
火星
「や、やりません!」
ルナ
「(とか言って、結局やってそうなのよね。この子」
リュドミラ
「どうせなので卒業するまで撮影を続行します。主にメモリーで」
火星
「リューちゃん…、内緒で撮影とかしちゃ駄目だよ?」
リュドミラ
「大丈夫です、安心してください。外には漏れません」
ルナ
「そういう問題?」
火星
「先輩からも言ってください。リューちゃん、こーっそり撮影とかしてる時があるんですよ」
ルナ
「目に焼き付けるって言えば聞こえはいいけど…。あまりそういうことしないようにね」
リュドミラ
「メイトとしてはそう言う趣旨なのですが。マータンはかわいいので」
ルナ
「盗撮魔みたいなことを…」
火星
「か、可愛いより格好良い方が良いもーん!それに、ジャン君とか月裏先輩とかの方が、こう……可愛いと思う」
リュドミラ
「もちろんジャンさんも先輩も愛らしいです。しかし、友情的な面でマータンはヒューチャーなのです」(きゅいきゅい
リュドミラ
「今度はかっこいい所も撮影しましょう」
ルナ
「だ、そうよ?」
火星
(両手で顔隠す。義手新しくなったので隙間なく隠れた)
火星
「これで映せないもんねー」 (ふっふっふ
リュドミラ
「なんと」(きゅうきゅう


[arca] #もそもそと動いて顔が映る所がないか探す



ルナ
「……異様な光景ね」
火星
(でっかい身体隠すようにルナを盾に)
リュドミラ
「まってください、顔が映りません」(追いかける
ルナ
「やめなさいって」
火星
「やだよぉ、盗撮するなら撮らせないもん」 (ルナの後ろでエグザイル
ルナ
「…子供が二人」
リュドミラ
「盗撮では、ないです…これはメイトの記憶なのです」(若干しょぼんとしつつ
火星
(子供と言われてぎくりとして、リュドミラがしょぼんしてるの観てもう一度ぎくりとする)
火星
「…き、記憶なら、仕方ないのかなぁ……」 (うむむ…
リュドミラ
「カメラでは無断で撮らないので、許してください」(きゅいきゅい
火星
「それなら……、大丈夫…多分」 (手をずらして
リュドミラ
「許してもらえました」(少しだけ潤んだ瞳で微笑む
火星
「(意地悪しちゃったかな…)」 (ちょっと申し訳なさそうに
ルナ
「仲が良いわねぇ、二人とも」
リュドミラ
「友情なのです」(きゅいきゅい
リュドミラ
「意地悪なマータンも素敵でした」
火星
「…です。(人前じゃ恥ずかしい) ……先輩も鏡部長やルートスペード先輩と仲良いですよね」
ルナ
「それなりに付き合い長いから」
火星
「…………一つ、聞きたい事があったんですけど…、良いですか?」


[utako] #声を少しだけ潜めるが、リュドミラにも普通に聞こえる



ルナ
「なに?変な事?」
リュドミラ
(きゅいきゅい
火星
「へ、変な事……かもしれないです。(さらにちょっとトーンを低くして、さらに少し顔を赤くして) ……先輩達って、付き合ってるんですよね?」 
ルナ
「あの二人のこと?まぁ、そうだけど…」
火星
「やっぱり……、そうなんだ。…………凄いなぁ、中学生なんだなぁ…」 (瞬きして、複雑な表情で頬を抑える
ルナ
「あなたもジャンと付き合ってるんじゃなかったの?」


[SAIRU] #ルナにはそう見えた



火星
「……へ?」 (眼を丸くして
リュドミラ
「ジャンさんにはそう言った感情は見受けられませんでしたが」
ルナ
「けどいつも二人で居るし、てっきりそうなのかと思ってたわ」
火星
「ち、ちが、違います!入学の時から、仲良くしてるだけで……好きには好きですけど、恋愛じゃなくて、そもそも、僕、7月まで男の子として暮らしてたし…」 (あわあわ、と義手をぶんぶんと振って
リュドミラ
(義手を避ける


[arca] #しゅしゅ



ルナ
「そう。まぁ、それなら当然なのかしら?」
火星
「……です。」 (ぶんぶんと頷いて
リュドミラ
「メイトにはまだ恋は早そうです」


[arca] #その感情がわからないので
[utako] #父親には男の子として母親には女の子として、中性的に育ってはいたので今じゃすっかり女の子しちゃってるが



火星
「ぼ、僕にも早いよ…、恋って何だか……大人っぽいし」


[utako] #席に戻ってがりがりと机に「の」の字



リュドミラ
「現段階ではマータンとママに対する感情が最もそれに近いですね」
ルナ
「そうかしら。現にあの二人は恋をしているわけだし、そこまで難しいことでもないわよ。それに、少女は恋をすることで大人になるのよ」
火星
(ひゃー、と頬を抑えて恥ずかしい台詞聞いて、格好良いと感動してる)
リュドミラ
「さすが、中学二年生です」
ルナ
「あまり関係ない気がするけど…。ありがと」
火星
「せ、先輩は……、もう、大人に?」 (ドキドキ
リュドミラ
「オーラ的に可能性は高いですね」
ルナ
「なったような、なってないような。ってところかしら」


[SAIRU] #ふふ、と怪しく笑う



リュドミラ
「いつでも恋ができる様にマータンと予行演習をしておくとしましょう」
火星
「(よ、良く解らないけど……大人な感じがするようなしないようn)…………予行演習?」
リュドミラ
「手を繋いだりポッキーゲームをしたりと、予測されるプロセスは膨大です」(きゅいきゅい
ルナ
「あらあら」
リュドミラ
「恋文の書き方なども良いかも知れませんね」
火星
「ポッキーゲーム?お菓子?」
リュドミラ
「今はプリッツしかないのですが。片方ずつを二人で加え、どこまで食べられるかを競うゲームです」(プリッツを咥える
ルナ
「恋人同士の定番ゲームね」
火星
「こ、こふ?」 (ぱくっと端っこを咥えて
リュドミラ
(ぽりぽり


[arca] #リュドミらの顔が火星へとちょっとずつ近づいていく



火星
(ぽり、ぽり、と慣れない感じに食べていく。
火星
「(どこまで食べられるか、競う……ゲーム)」
リュドミラ
(ぽりぽり


[arca] #唇が近づいていく



ルナ
(くふふー、と笑って見てる)
火星
(減っていくポッキーを見つめてると、次第にリュドミラの唇が近づいてくるのを意識してしまい、3cmもないぐらい近づいた所で、ぼっと赤くなって口から離した)
リュドミラ
「勝ちまひた」(ぽりぽり
火星
「…………」 (ぽかんと口を開けて、かなり心臓バクバク
リュドミラ
「どちらも引かず唇が重なった場合は二人の勝利となります」
リュドミラ
「恋人同士という想定では最高の結果ですね」
ルナ
「恋人同士なら、ね」
火星
「…………(ハッ!) ま、負けた……恋人って……こんな事するんだ…」


[utako] #胸を抑えて、きゅぅ…と背中丸めた



リュドミラ
「大丈夫ですか?」(心配そうに寄っていく
火星
「……大丈夫、多分…」 (義手の表面が水色から桜色になったり赤くなったり、色鮮やかに変化してる
リュドミラ
(きゅおきゅお


[arca] #どうして良いかわからないがとりあえず背中をさするリュドミラ



ルナ
「緊張した?」
火星
「緊張しました…、かなり、岩から落ちた時より……ずっとずっと…」
リュドミラ
「素晴らしい経験が得られたのですね。少し羨ましいです」
ルナ
「本当に恋をしたら、もっと緊張すると思うけど」
火星
「も……っと?」 (想像して、義手が茹で上がったロブスターの様に真っ赤になった)
火星
(きゅー)
リュドミラ
「それ以上は心臓に負担がかかりそうです。落ち着いてくだ…あ」(受け止める
ルナ
「あらら」
火星
(胸上で祈る様に手を合わせて、眼回した)
リュドミラ
「キスをしたら目覚めるでしょうか?」(ポーズをみつつ


[arca] #とりあえずソファーにねかせつつ膝枕



ルナ
「キスされたなんて知ったら、また倒れそうだし、やめときなさい」
リュドミラ
「そうですね(ギャグのつもりが…また滑りました)」
火星
「うぅん…」 (むにゃむにゃ…


[utako] #何の夢を見ているのか



リュドミラ
(=ω=)


[arca] #こんな顔で頭撫でている


時系列


2012年9月

解説


恋愛ごとに興味を持ち始める火星。果たしてどこに転ぶのか。

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とにかく、元気いっぱい!ぶらりんぱわーではぴはぴ! 常識的な子は少ないけど、それでもあまり修正しないところがはぴはぴ!Paとジト目担はこちらです
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