狭間06エピソード集
私立探偵部の日常

エピソード『私立探偵部クリスマス会』

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目次

• エピソード『私立探偵部クリスマス会』
  
  
  
  • 登場人物
    
  • 本文
    
  • 時系列
    
  • 解説
    
  
  

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エピソード『私立探偵部クリスマス会』

登場人物

佐藤火星

義腕の少女。元少年。

リュドミラ・新間

ここにキマシタワーを建てよう

本文

[arca] ＃クリスマス
[arca] ＃25日

リュドミラ

（真っ赤な服を着てお出かけ

[arca] ＃袖口には白いファーが付いており、帽子もポンポン付き
[arca] ＃いわゆるサンタコスチューム
[arca] ＃現実離れした容姿もあいまってかなりめだつ
[arca] ＃本人は人の視線など気にせず街なかをてくてく
[arca] ＃そして火星と待ち合わせた場所で待ちぼうけ

リュドミラ

「クリスマスという行事ならではの遊びと言っても、なかなか思いつきません」

[arca] ＃なにをして遊ぼうかと想像する

リュドミラ

「うまく想像できません」

[arca] ＃考えるのをやめて空を見上げつつ待ちぼうけを再開

リュドミラ

「まだかなー」（きゅいきゅい

[utako] ＃リュドがデートだ！と思ったら火星待ち！？
[TK-Leana] # その頃火星は終業式に出てるオチとか
[arca] ＃遊ぶ約束的な
[arca] ＃学校外で遊んだことなかったなと思いつつ
[utako] ＃待ち合わせして同級生か部活のクリスマス会に行く感じでどうだろう
[arca] ＃あい
[arca] ＃普通に遊びに行く感じで
[TK-Leana] # 探偵部でカラオケとか？
[utako] ＃中１でカラオケだと！
[utako] ＃パパは許しませんよ！
[TK-Leana] # えー、カラオケアウトなの
[utako] ＃アンパンマーチぐらいしか歌えない火星とマイク齧る子と天使の大軍呼び出しそうな子がカラオケなんて
[TK-Leana] # 惨劇だった

リュドミラ

「おいしいものを食べれるでしょうか」

[utako] ＃カラオケの机はおいしそうですね（ぇ
[arca] ＃大きくなって食欲も増進

リュドミラ

「ピザと言うものを食べてみたいです」

リュドミラ

「待ち遠しいです」

火星

（制服の上から大き目のフリーサイズのコートを着た格好で、角からひょこっと顔を出す）

リュドミラ

「マータン」（手を振る

[arca] ＃非常に真っ赤な格好のリュドミラ

火星

「……すっごく目立ってるよ。リューちゃん」　（苦笑しつつ小さめに手を振る

リュドミラ

「クリスマスはこれを着るならわしだと聞きました」

火星

「どこ情報か凄く気になるよ…」　（きょろきょろして一旦隠れて）

リュドミラ

「赤が…おねえたんから聞きました。どうしたのですか？」（首かしげ

火星

（少しして次はちゃんと出てきたが、リュドミラから見ると時折ノイズが入るように火星の頭が黒髪になって見える。自律の低い一般人等には黒髪へと見える様に擬態したらしい）

リュドミラ

「擬態しているのですね」（風でポンポンが揺れる

火星

「バレてるっ！？……凄い頭だねって前に声掛けられて…、学校から離れるとちょっと…ごまかした方が良いのかなぁってさ」

[utako] ＃擬態してるがフード被りつつ自然と猫背

リュドミラ

「メイトの知覚ではちらちらとノイズのようになっています」

リュドミラ

「マータン、変な格好になってますよ」

火星

「リューちゃんは観察力良いからだよぉ…」　（スキャンの事

リュドミラ

「一般人には自然に見えてるはずです。メイトはマータンの髪の色、好きですよ」

[arca] ＃愛らしく微笑みつつ
[arca] ＃大きくなってから人間らしさが増している

火星

「僕は普通の黒髪が良いかなぁ…、就職する時になったらどうしたら良いんだろう…」

[utako] ＃何度か染めては見たが直ぐに色が戻ってしまう

リュドミラ

「それはメイトも悩みどころです」

リュドミラ

「アイドルとかはどうでしょうか？」

火星

「……フリーターはやだなぁ」

[utako] ＃なぜかアルバイトと空目った

火星

「アイドリング？」

[arca] ＃エアアイ
[utako] ＃訂正

リュドミラ

「違います。アイドルです」（キャルンとそれっぽいポーズ

火星

「リューちゃんは出来ると思うよ。可愛いし、綺麗だし」

リュドミラ

「マータンも可愛いし綺麗ですよ？」

リュドミラ

「なによりスタイルが良いです」

火星

「リューちゃんが褒めてくれても、僕の腕じゃ無理だよ」　（少し悲しそうに微笑んで、リュドミラの頭を撫でて

火星

「それよりさ。ほら見てみて、感覚手袋完成したんだよ？」

リュドミラ

「しかし…む、ついにですか」

火星

「リューちゃんの髪、すっごい柔らかいね」　（にへ、と笑いながらなでりなでり

リュドミラ

「ありがとうこざいます。お手入れはバッチリなので堪能してください」（火星のもう片方の腕をくにくにと触りつつ

[arca] ＃大変だけど毎日洗っている

火星

「ま、まだくすぐったいのには慣れてないから…」　（慌てて腕を組むようにガードしながら後退

リュドミラ

「そうですか？なんだかいたずら心が芽生えそうです」（ほほえみ

[arca] ＃くにくにするのはやめてガードを優しく解き手を繋ぐ

火星

「急に、は本当…驚くから、控えめにね」

リュドミラ

「はい。新鮮な気持ちになってちょっとはしゃぎ過ぎました」

火星

（手を繋いだ時の、手が包まれている感じにも若干緊張した面持ち。力の加減を間違えないように間接が動いて手の形を把握しているが、触感にもそれが伝わり、一人でなぜか赤くなる）

リュドミラ

「緊張してますね。メイトの手なら強く握っても大丈夫ですよ」

リュドミラ

「感を掴む練習に使ってください」

火星

「こ、これぐらいで握れば良いって言うのは解ってるんだけど、ね。感覚があると、やっぱり…ちょっと違って…」

[utako] ＃恥ずかしそうに

リュドミラ

「すぐになれると思います。こう言う感じはどうです？」

[arca] ＃指の間と間を交えて握る。いわゆる恋人握り

火星

「指の間がくすぐったいかな…、この手は指がちょっと太い気がするし…普通に、普通に　」

リュドミラ

「犬も小さいうちからこのように触っていると慣れると聞きます。こまめにやっておくと良いですよ」

火星

「段々と、慣れて行けたら…良いなぁ」

リュドミラ

「大丈夫です」（うなずき

時系列

2012年クリスマス

解説

部のクリスマス会で火星と待ち合わせをするリュドミラ。

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