エピソード『海の日生まれ』

登場人物

鏡阿光: 私立探偵部部長。誕生日はデートする程度。
佐藤火星: 私立探偵部部員。誕生日はデザートのケーキがつく程度。

本文

阿光: 「今年の誕生日は海の日か……」
阿光: 「海の日って言うと、夏休み初日！　ってイメージがあったから、なんかそれより前だと違和感があるな」

[utako] ＃今気付いたけど阿光と火星って誕生日一緒だ
[TK-Leana] # まじでー
[utako] ＃７/１５
[TK-Leana] ほんまや！

火星: （ふとカレンダー見て気付いた）「そう言えば僕も誕生日が、海の日です。一緒ですね」（偶然だーと笑って
阿光: 「そりゃ奇遇だな」
火星: 「誕生日会とかやったりするんですか？」
阿光: 「いや、あんまり大きな事は毎年してないが」
火星: 「中学生はまだ派手なお祝いとかしないんだ……、良かった」（ちょっと安心
阿光: 「まあ、精々カウラとデートするくらいか」
火星: 「ほぁ……」（大人だー……と赤くなった
阿光: 「火星は何かするのか、誕生日？」
火星: 「特別……何かしたりは、多分しないですね。夕食のデザートにケーキを食べるぐらいで、プレゼントは別の日に、家族でお出かけしたりした時に買って貰う感じだと思います」
阿光: 「あー、ケーキくらいはうちでも食うな。家族でお出かけとか外食まではわざわざしないが」
火星: 「どこの家でもそんなに変わらないのかなぁ……、小学生の頃は誕生日会を開いたりしてる子が居て……僕には真似できないなぁって思った事があります」
阿光: 「ああ、友達の中にはそういう事してる奴も居たな」
火星: 「そう言うのをやる事自体が楽しいって言うのも解るんですけど、アクティブで凄いなぁって……」
阿光: 「そう思うんならやってみたらどうだ」
火星: 「……ちょっと、恥ずかしくてやり辛いです」（誕生日を祝ってくれ、とは人に言えない性格
阿光: 「喜んでみんな祝ってくれると思うけどな」
火星: 「もう少し大人な感じになってくると……提案する人が居たりして、それで友達同士で誕生日会なんかするんだとは思うんですけど、僕達だと、う言う感じには多分ならないんじゃ……ないかなぁ。でも、おめでとうって一言言って貰えるだけでも、凄く嬉しくなります」
阿光: 「まあ、そのくらいは主張していても良いだろう。友達の誕生日程度なら、言わんと憶えてないのがほとんどだ」
火星: （困った様に眉を八の字にして）「パッと言える勇気が出ないので……その内、気付いてもらえた時に、期待します」
阿光: （さりげなく他の奴に漏らしとくか……）
火星: （男子勢があれなので結局女子会みたいになる図しか見えない、と薄っすら想像してる）

[utako] ＃３年生はイベント好きだが２年生はマイペースな印象
[TK-Leana] # 確かに
[TK-Leana] # ジャンはでもあれですよ、自分の趣味には労力を惜しまないから、感覚手袋みたいに誕生日口実に勝手に何か作って持ってくる可能性はある
[utako] ＃あ、誕生日だったのか、ならこれやる、みたいな

火星: 「（誕生日は祝って欲しいけど……、今はとりあえず、部長の誕生日を知っちゃったから２年生で何か贈り物しようかな）」（にへ、と画策

[utako] ＃自分の誕生日の提案は恥ずかしくて無理だが、他人の誕生日にはサプライズしたい方
[TK-Leana] # の、前に二年生に情報が渡ってて二重サプライズになるわけですね
[utako] ＃画策してた首謀者が目が点状態に

時系列

2013年7月

解説

阿光と火星の誕生日の話。意外な事実。

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月影れあな

ログ切り人。IRCでのNickはTK-Leana。思いつきでキャラメイクしては一発ネタで終わることが多いため、参加者ページのキャラクターリストは出オチキャラの墓場になっている。

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[HA06P]エピソード『海の日生まれ』

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