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狭間06エピソード集
私立探偵部の日常

エピソード『年末の探偵部』




目次





エピソード『年末の探偵部』


登場人物



カウラアード・シルフィ・ルートスペード
どてらの女の子は正義。
鏡阿光
デリカシーが足りないとよく言われる。
佐藤火星
夢見る乙女。
リュドミラ・新間
キマシタワーの住人。

本文



阿光
「もう12月か……道理で寒くなる訳だ」
カウラ
(背凭れのない壊れた椅子を9つ集めてきて、毛布をかけて天板乗せて、中に足元炬燵を置いて、丹前着て丸くなってる)


[TK-Leana] # どてらの女の子は可愛い



カウラ
「寒いわね…」 (緑茶ズズズ


[utako] #どてらー
[TK-Leana] # 部室かカウラの隠れ家か、それが問題だ
[utako] #部室?



阿光
「もう普通にこたつ持ってこいよ」
カウラ
「普通に炬燵は持ってこないでしょ」


[utako] #工房なら普通に炬燵買ってる



阿光
「普通言い出したら部室にこたつは作らんよ」
カウラ
「現地調達で作る分には良いじゃない」
阿光
「……まあいいや、俺も入れてくれ」
カウラ
「文句言う割には入りたいんじゃない、良いわよ。ちょっと火星が邪魔なのだけれど」
火星
(天板にクッション置いて突っ伏して寝てる)
阿光
「こう、イスの足が多いとくつろぐのに邪魔だなあ」
リュドミラ
(火星のとなりでみかんを食べている
カウラ
「身長160cm以上は縮こまりなさい」
阿光
「ところでカウラ。クリスマス何か予定あるか?」
リュドミラ
(みかんの皮で王冠をつくり火星に被せている
カウラ
「家族でお祝いするぐらいかしら」
阿光
(こほん)「その、だな。折角だからクリスマスには何か、恋人らしい事をしないか。デートとか」
リュドミラ
「ぉ……」(二人を交互にみる
カウラ
「後輩の前で堂々とデートに誘うのはハードボイルドではないと思うのだけれど…良いわ。それならイヴにしましょ」
リュドミラ
(慌てて寝たフリ
阿光
「別に、隠してる事でもないだろ。わざとらしく寝た振りせんでも構わんぞ」
リュドミラ
「はい」(ちらちら二人を見つつみかん食べるの再開
火星
(クリスマス…イヴ…デート…) 「……えへへへ」 (突っ伏したまま、寝ながら小声で笑ってる
阿光
「ところで、クリスマスデートって普通どういうところに行くもんなんだ?」
リュドミラ
「…(誰とデートの夢しているのでしょう」(むむ
カウラ
(奇妙な後輩の頭を突きつつ) 「クリスマスでどこでもイベントしてるから、そこを観に行ったりするんじゃないかしら」
阿光
「イベントねえ……あんまりぱっと思い浮かばんが」
リュドミラ
(火星に寄りかかってめをつむる
カウラ
「そうねぇ…、学生らしいところならクリスマス限定メニューを出している喫茶店に行ったり、大きなツリーやイルミネーションを飾っている公園に散歩に行ってみたり、かしら?」
阿光
「イルミネーションか……悪いとは言わんが。時々、明かりを消して夜空を見上げた方が綺麗なものが見えるんじゃないかと思うんだよな」
カウラ
「街灯とイルミネーションが同レベルなんて浪漫がないわねぇ…、別に星を観に行くのも良いわよ」
阿光
「ツリーのてっぺんより高い所にある星をな」
カウラ
「デートプランが出来てるようだから、お任せしようかしら」
阿光
「門限は何時くらいまでだっけ」
カウラ
「21時までには戻らないと色々と言われるでしょうけれど…、少しは交渉しておくわよ」
阿光
「夜空を見上げるなら日が落ちてからの時間が少しは欲しいからな」
カウラ
「貴方のプラン、期待してるわよ」
阿光
「まあ、失望させない程度には頑張るさ」
阿光
「神戸のルミナリエとかもそのうち行きたいよな」
カウラ
「少し遠いのだけれど面白そうね。12月以外でもやっているの?」
阿光
「いや、この時期だけだな。今週の木曜から、10日間くらいだったっけ?」
カウラ
「その内、遠出のデートが似合う様になったら行きましょ」
阿光
「ああ、タンデムで遠出とか憧れるよな」
リュドミラ
(本気で眠り出した
カウラ
「かなり先の話じゃない。……って、あら」
阿光
「こたつの魔力だな」
カウラ
「確かに眠くなるのよね。それにしても…よく寝る子ね」
カウラ
「睡眠が…秘訣なのかしら…」 (ぽいんぽいん


[utako] #寝てる隙に脇から乳チェック



阿光
「アホな事してるな……」
リュドミラ
(振動が伝わって揺れる
カウラ
「誰がアホよ。重大な問題でしょ」
阿光
「俺にとっては大した問題じゃない」
リュドミラ
(ふかふか
カウラ
(ふかふか
火星
「ん~………、えへ」 (赤くなりつつ、ふにゃふにゃ
リュドミラ
「……えへ…」
阿光
「それにしても、素朴な疑問なんだが、なんでお前はそんな胸の大きさに拘るんだ?」
カウラ
「大した問題でもない素朴な疑問なのに教えないわよ、ずっと疑問に思ってなさい」 (ふん、と
阿光
「むう、何か機嫌を損ねること言ったか、俺?」
カウラ
(ふん、と乳鷲づかみ)
火星
「びやぁ!?」


[utako] #びっくりして飛び起きた



リュドミラ
「おぶ」(弾かれて吹き飛ぶ
阿光
「八つ当たりするな」
火星
「ちょ、ちょっと、それ以上は…えっと………ぉ?」
リュドミラ
(しゅー
カウラ
(突き飛ばされてぷしゅ)
火星
(きょろきょろして…) 「えっと、……何かあったんですか?」
阿光
(ためいき)
リュドミラ
(もぞもぞと這い寄ってすがりつきまた寝息を立て始めた
阿光
「気にするな。このアホが、変なちょっかいかけて自爆しただけだ」
火星
(膝の上に誘導して、てふてふとリュドミラ撫でながら) 「は、はぁ…」 (クエスチョンマーク頭の上に浮かべて頷く


[arca] #高反発乳
[utako] #ベクトル乳



阿光
(カウラをソファーに寝かせる)
火星
(せめて炬燵にカウラを戻してやりつつ) 「…(うわぁ……何か、恥ずかしい夢観てた気がする…)」


[utako] #ずりずりと炬燵の中でスカート捲れてそうだがとりあえず



リュドミラ
「デート……」(すぴすぴ


[utako] #おとと、火星の行動キャンセルで



火星
(リュドミラの言葉に汗だらだら)
阿光
「どうした?」
火星
「な、何でもないんです、けど…………、僕、変な寝言とか…言ってました?」
リュドミラ
「……いったいだれと……」(すぴぴ


[TK-Leana] # 笑ってただけで特に何も言って無かったよね
[utako] #にへにへ笑ってただけですね



阿光
「いや、なんか笑ってただけだが」


[arca] #火星が誰かとデートしてる夢を見ているのを眺めている夢を見ている



火星
「……良かった (って、リューちゃんはそしたら…何の夢を…?)」 (むむー、とリュドミラの頬をふにふにと揉んで
リュドミラ
「脳波リンクを……しかし……」(うぬぬ
阿光
「なんの夢を見ていたんだ?」
火星
(瞬きして)「う、運動する夢を。……ゆ、雪合戦とか」
阿光
「雪合戦か。雪が降ったらそういう遊びも良いかもな」
リュドミラ
「雪……甘い……」(すぷー
火星
(誤魔化せて一安心)

時系列


2012年12月

解説


クリスマスデートの約束を取り付ける阿光とカウラ。

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月影れあな

ログ切り人。IRCでのNickはTK-Leana。 思いつきでキャラメイクしては一発ネタで終わることが多いため、参加者ページのキャラクターリストは出オチキャラの墓場になっている。
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