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狭間06エピソード集

エピソード『甲冑の2号さん』




目次





エピソード『甲冑の2号さん』


登場人物



剣一心
人形を自在に操る忍法を伝える傀儡師。

エヴァ・ライスティール・ホワイトハンド
メリケンロリータ。ロリなのに退廃系エロ。


本文



一心
「完成、完成や……!」

一心
「以前作ったDoll1号はあっさり見つかって気不味い事になるっちゅう致命的欠陥があったけど、今回は違うで」

一心
「名付けて、エヴァDoll2号甲冑可変型」

一心
「普段は甲冑の姿に変形する事で、周囲の目を誤魔化しつつ、いざ事となれば本来の姿に戻れるっちゅう素晴らしい仕様や」



[utako] #誤魔化し……?



一心
「秘伝書には用途逆で書いてあったけど、細かいことやな。ボクオリジナルのアレンジで、半甲冑形態を付け加えてマニアックなニーズにも対応」

一心
「ありがとうご先祖様! くう、一度は失伝した秘術を完璧に再現した上、アレンジまで付け加えるとは。ボク天才かもしれん」



[utako] #最中に見つかり、急いで鎧に戻して挟んじゃうんですよね
[TK-Leana] 酷い事にw
[TK-Leana] # これは事故! 事故や!
[utako] #ブチッ……ポト……
[TK-Leana] # ちぎれてるww
[utako] #なんて危険な物を……、天才だな



一心
「さて、それじゃ起動……」(ハッと気付いて周囲を見る

一心
「……前はこのタイミングで気付かれたから、気ぃつけへんと」

エヴァ
(Doll1号機に部屋の掃除を頼み、代わりに鎮座している)



[TK-Leana] # え、Doll1号置いてる所にって事?
[utako] #そうそう



エヴァ
(ちらり)

一心
「ちゅうことで、Doll1号。ちょっとエヴァちゃん何してるかばれへんように探ってきてくれへんか」

エヴァ
「……今から……ご使用、タイム?」

一心
「ご使用て……何時の間にそんな言葉覚えたんや。いや、そういうこっちゃなくて、起動実験……そう、起動実験や」

エヴァ
「……起動実験、観て……みたい」

一心
「観てみたいて、人に見せながらやるのも……て、待って。ボク好奇心みたいなもん組み込んだ覚えないんやけど」

一心
「……ええと、Doll一号?」

エヴァ
「……イエス、一号、イエス」(何となく敬礼)

一心
「……吽」(1号と視界を同調させる



[utako] #絶賛お部屋のお掃除ちう。主に脱ぎ散らかした服の整理



一心
「……エヴァちゃん?」

エヴァ
「……即バレ」

一心
「い、何時の間に!? さてはニンジャやな!」

エヴァ
「……どろん」(のろのろと横移動して、部屋を出てからひょこっと頭を覗かせる

エヴァ
「……ニンジャ、気にせず……続き」

一心
(orz)

エヴァ
「……ハリー、ハリー」(小声

一心
「ちゃうねん」

エヴァ
「……ちゃうん?」

一心
「これはそう、影武者用! 影武者用や」

エヴァ
「……せやな」(また横移動して出てきて肩をぽんぽんと叩く

一心
「ほ、ほんまやで! ほら秘伝書にも影武者って書いてあるし!」

エヴァ
「……秘伝書……用途、逆……オリジナルアレンジ……、裸ガントレット……で……お楽しみ、予定……?」(じーっと観つつ小首を傾げ)

一心
「き、聞き間違えかなんかとちゃうかなー」



[TK-Leana] # 目をそらす



エヴァ
「……1号さんに……飽きて、2号さん……作っちゃう、なんて……」

一心
「何か別の意味に聞こえるからヤメテ!」

エヴァ
「……1号は、私が……大事にする、から……安心……して」(親指立てて

一心
「最初からエヴァちゃんにあげたようなもんやん、あの子……」

エヴァ
「……そう、なの? ……」(少し考えて、また親指立てた)

エヴァ
「……良かった」(意味深

一心
「ちくしょーッ!」

エヴァ
「……その内、2号、さんも……貸して」

一心
「エヴァちゃんぽやっとしてるように見えてドSやんね」(じと

エヴァ
「……」(キリッとさせているつもりなのか、目じりを指で上げて狐目)

一心
「はぁ。まあええわ、起動するでー」

エヴァ
(おー)

SE
がしゃん

エヴァD2
(ぎぎぎ)



[TK-Leana] # 当世具足形態、体格も一心よりでかい
[utako] #成長した感じのifエヴァ?
[TK-Leana] # いや、顔も見えない性別も分からないような、完全な甲冑姿
[utako] #あそっか、甲冑



エヴァ
「……大きい」

一心
「戦闘用やからなあ」

エヴァ
「……夜の、戦闘用」(若干引いた

一心
「普通の戦闘用!」

エヴァ
「……綺麗、なのに……勿体無い」

一心
「いやいや、入れる穴が無いから」

エヴァ
「……戦闘用、なのが……勿体無い、って……意味……」(3歩ほど離れた

一心
「なにその距離!? 先にシモネタ振ってきたん自分やん!!」

エヴァ
「……?」(そうだっけ、みたいな顔して鎧武者の周りをまわって観察

一心
「まあ、実用品やからこその美しさって言うのもあるで。ボクなんかは置き物にするのはもったいないと思うけどな」

エヴァ
「……技術者、っぽい……意見」(人体程に興味を持ってはないようだが、物珍しさもあって、少し好奇心も湧いた様子

一心
「まあ、ボクの作る人形は基本実用品やから」

エヴァ
「……意味深?」

一心
「何がや!」

エヴァ
「……1号機、は……とっても、実用的……だった、よ」(グッジョブ

一心
「それがシモネタやっちゅうねん!」

エヴァ
「……お掃除、してくれる、っていう……意味で」

一心
「くっそ、また引っ掛けかい!」(地団太

エヴァ
「……いつも……、そう言う事、ばかり……考えてる……から」

一心
「エヴァちゃんに言われた無いわ!」

エヴァ
「……今日は、控えめ」

一心
「……まあええわ。ボクらお互い若いねんしそんなもんやで」

エヴァ
「……一緒、に……された」(テポポポンとお腹撫でて

一心
「似たようなもんやん」

エヴァ
「……私は、大体……1週間に1回、……剣さんは……2日に1回……多い時には1日で3回……全然違う……のに……」(何の数字なのか、数えてモチィと腹の肉を伸ばす

一心
「なんで知ってるん!? いや、何の数字か分からへんな!」

エヴァ
「……ソースは……1号機」



[TK-Leana] # 一心はそういう意味で1号機を使った事は実は無かったりします。まあ、見られてても気付かん可能性は
[utako] #へタレめ!



エヴァ
「……ちなみに……私、の……数字は……自己申告」

一心
「くっ、ボクはエヴァちゃんの程濃厚ちゃうし!」

エヴァ
「……次の日の……筋肉痛、が酷くて……いつも……少し後悔、する」

一心
「普段からもうちょい運動すれば?」

エヴァ
「……毎日、は……流石に……」

一心
「他の運動があるやろ!」

エヴァ
「……学校、まで……歩いてる」

一心
「徒歩数分やないか」

エヴァ
「……高校……以来の……重、労働……」

一心
「運動不足過ぎんねん」



[utako] #一心宅に住むまでは学校住まいだった



一心
「高校の頃は体育の授業とかあったからまだええけど……ていうかエヴァちゃんなんでふとらへんの?」

エヴァ
「……内緒」(珍しくちょっと視線逸らして

一心
「まあええけど、体力ないなら最低限運動した方がええで」

エヴァ
「……剣さんも……運動……、これ……ちょっと、将来が……不安。糖が……尿してきそう……」(ぶにぶにと突付いて

一心
「ボクはそこそこ歩いてるから」

一心
「肥満は遺伝!」

エヴァ
「……もしか、して……揉み過ぎて……、防御、本能で……肥大化……」

一心
「そこまで揉まれてへんやろ」

エヴァ
「……頑張る」



[TK-Leana] エヴァにばれてるなーと思うと一号を使えないので二号を作ったら速攻でばれたでござるの巻
[utako] ポトンまで秒読み開始か
[TK-Leana] 多分こっちもばれてるなーと思うと使えないのでお蔵入り
[utako] エヴァさんが有効活用してくれるでしょう
[TK-Leana] 自分3P
[TK-Leana] 高度すぎるな
[utako] 3つ子プレイング



一心
「(いつかあそこにダイブを……)」



[utako] 何故かプールに飛び込んで腹打ちする褌が浮かんだ
[TK-Leana] エヴァでいっぱいにしたプールに
[TK-Leana] 倒錯的だな
[utako] ホラーw
[TK-Leana] 綾波のアレみたいな

時系列


2013年7月

解説


ついにエヴァDoll2号を完成させる一心。戦闘用! 戦闘用ですから!

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月影れあな

ログ切り人。IRCでのNickはTK-Leana。 思いつきでキャラメイクしては一発ネタで終わることが多いため、参加者ページのキャラクターリストは出オチキャラの墓場になっている。
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