狭間06エピソード集
私立探偵部の日常

エピソード『スパルタ先輩』

目次

• エピソード『スパルタ先輩』
  
  
  
  • 登場人物
    
  • 本文
    
  • 時系列
    
  • 解説
    
  
  

エピソード『スパルタ先輩』

登場人物

カウラアード・シルフィ・ルートスペード

探偵部の先輩。初代黒騎士。最近は火星をいじめ……もとい鍛えるのが趣味。

鏡阿光

探偵部の部長。

佐藤火星

二代目黒騎士。割と戦うのも嫌いではない様子。

国東ジャン

面倒くさがり。

リュドミラ・新間

ここにキマシタワーを建てよう。

本文

[utako] ＃私立探偵部部室
[arca] ＃ぬう

カウラ

（黒い手甲を着け、利き手に短剣）　「相手に向ける体の面には注意しなさい。防御は面、攻撃は線と点よ」

火星

（慣れない様子で同じ短剣を握り）　「は、はい」

ジャン

(ぼーっとみてる)

カウラ

（身体を側面に向け、空いてる手は身体に近づけて、腰を軽く落とす）　「受けるのではなく、なるべく流しなさい。刃毀れしたら刃はただの鈍器よ」

火星

（形だけでも真似して構える）

カウラ

「腕は伸ばしなさい。リーチは武器よ。もっと腰を落として、少し前のめりに構えなさい」

ジャン

「ちんまりの人が言うと説得力あるなあ」＞リーチは武器

火星

（かなり腰を低くめに、腕は伸ばす）

カウラ

（刃が交わる距離で腕をしならせて火星の短剣を弾く）

火星

「あ…」

リュドミラ

（きゅいきゅい

カウラ

「……貴女の弱点はリーチがあっても、手先の感覚の頼れないところよ。短剣は腕が取れるまで離さないぐらい握りこみなさい」

火星

（短剣を拾ってぎちりと握りこんで、構えなおす）　「はい！」

カウラ

「難しくても手首と肘は柔軟に、払う時は緩やかに、刺す時は力強く。もう一度行くわよ」

[utako] ＃加減してゆっくりと剣筋を教えていく

リュドミラ

「カウラ先輩はどこで剣術を習ったのですか？」

カウラ

「昔、覚えたのよ。我流で」

[utako] ＃横目にリュドミラを観るが、手は止めない。

ジャン

「我流かあ……」

リュドミラ

「昔、我流」（きゅいきゅい

カウラ

「外道ではあるのだけれど基本は大抵変わらないわよ。踏み込んで―――撫でる」　（火星の切っ先をバストＡＡＡ避けして、ひたりと火星の頬に短剣を当てる

リュドミラ

「今のはマータンがやると胸が削れてしまいますね」

火星

（ぷにっ、と頬に冷たい感触が当たって青くなる）

ジャン

「貧乳回避」

阿光

「お前ら恐怖心と言うものが無いのか」

カウラ

「（びきっ、としつつ）　か、身体の特性よ。己を知る、と言うのは自分の身体をしかと覚える所にもあるのよ」

リュドミラ

「なるほど……（なぜ怒ってしまったのだろう）」

ジャン

「火星は多分巨乳防御ができるので大丈夫だ」

火星

（後ろに下がって構えなおして、としているといつの間にか壁に追い詰められてた）

カウラ

（そのまま続けながら）　「どう言う防御よ」

火星

「せ、先輩！もう壁！そんな防御とかできないですぅ！」　（ｷﾞｬｰ

ジャン

「境ホラネタ」

リュドミラ

「肉のカーテン」

[TK-Leana] # 多分高嶺舞のことなので喜美意外には無理

リュドミラ

「…（硬質化ならあるいは。しかし過信はできません）」

カウラ

（ぴたっ、と火星の首に短剣の刃を当てて締める）　「終了。３ヶ月以内には私の進行を止めなさいよ」

阿光

「お前もスパルタだな」

火星

（ぷひゅぅ、と空気が抜けるように座り込んだ）

リュドミラ

「おつかれさまです」

カウラ

「手加減しているのだから当然よ。そもそも、この子の反射神経と防御力があればすぐにでも私の進行なんて止められるのに」

火星

「お、お疲れ様でした…」　（精神的疲労が大きい

カウラ

「（後は………、リルエムとリュドミラかしら、楽しめそうなのは。この子は鎧というマスクがないと、力押しも出来そうにないわね）」

[utako] ＃火星と自分の短剣を消失させて、髪を払いながら席に座る

リュドミラ

（もそもそと火星に座る

ジャン

(選択肢に入ってない奴)

[utako] ＃見るからにインドアっぽいもの！

ジャン

「お前ら最近仲良いなあ」

火星

（抱えて頭に顎を乗せながら）　「そうかな？」　（えへへ、と笑う

ジャン

「付き合いだしたら正常と言うべきかレズというべきか判断に迷うところ」

リュドミラ

「仲良しなのです」（顎のせりゅどみら

火星

「僕は色々難しいと思うから、お付き合いとかは男の子でも女の子でも難しいなぁ」　（苦笑して

ジャン

「そういうもん？」

リュドミラ

「メイトはマータンが望むのなら構いません」

[arca] ＃あまり意味は分っていない

火星

「女の子つもりでも男の子だったのは事実だし、手も足もこんなだしさ。難しいよ、やっぱり」

火星

「ありがと、リューちゃん」　（あんまり解ってなさそうだなぁ、と頭なでりなでりしながら、にへっと笑う

ジャン

「気にしない奴は気にしないと思うけどなあ」

リュドミラ

「メイトは気にしないです」

火星

「その内、そう言う人が僕を好きになってくれたら良いなぁ」　（ちょっと赤くなりながら、えへ、とリュドミラを抱えて少女っぽく照れてる

ジャン

「受け身だなあ」

火星

「だって今、好きな人とか居ないもん」

リュドミラ

「お付き合いというのはメイトではダメということですか」（´・ω・｀）

ジャン

「キマシタワーを建てるのか……」

リュドミラ

「それはどのようなタワーなのですか？」

ジャン

「百合の花が咲く時聳え立つタワーだよ」

火星

「へぇ、何か綺麗そうだね」

リュドミラ

「メルヘンです」

火星

「（バラ祭りとかチューリップ祭りみたいなものかなぁ）」

リュドミラ

「ビルの屋上でのビオトープがはやっていると聞きます」

ジャン

「ダメだこいつら天然だった」

火星

「？」（ ' ｖ '）

リュドミラ

「学校でも育てましょう」

火星

「あれって結構大変だよ？」

リュドミラ

「住宅地にたまに群生しています。一軒の家から広がったのでしょう」

火星

「バレたら怒られちゃうよ、近所の人とかに」

リュドミラ

「難しいものなのですね」

火星

「植物も生き物だから、難しいよね。ジャン君もサティの情操教育に植物育ててみたら？あんまり、手間が掛からないやつでさ」

ジャン

「生き物を育てさせるってのは考えなかったなあ」

リュドミラ

「サボテンがオススメです」

火星

「サボテンがオススメだね」

ジャン

「世話しなくても育つもんな」

時系列

解説

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月影れあな

ログ切り人。IRCでのNickはTK-Leana。 思いつきでキャラメイクしては一発ネタで終わることが多いため、参加者ページのキャラクターリストは出オチキャラの墓場になっている。

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