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[HA06P]アネモネラウンジ『魔女歩』← →[HA06P]イレギュラー
投稿者: arca ( 狭間06エピソード集 : 2013-10-10 20:58:22 )
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[arca] #アネモネラウンジ
SE:からんころん
歩:「いらっしぃませー」
愉夢:「……」(キョロキョロと店内を見回す
[arca] #小学生の高学年くらいの少女
[arca] #白いパーカーにチェック柄のスカート。プリーツの辺りからちらりとレギンスが見え隠れしている
愉夢:「ここ、いいですか?」
[arca] #商店街側に窓があり、日当りの良い席を指差し
歩:「ええ、今は他にお客さんもいないし…寛いでいってね」
愉夢:「どーも」
[arca] #歩が微笑みかけると少女の方も微笑む
歩:(友達と待ち合わせかしら?組合会館でもみない顔ね
[arca] #店に来る子や商店街組合会館に行くうちに近所の子供達の顔は大体覚えたが、初めて見る顔だった
愉夢:(席に座り、メニューを見ている
歩:「メニュー、少ないでしょ」
愉夢:「え?」
歩:「うちはね、メニューにないものでも大抵のものならできるから、リクエストがあったら遠慮なく言ってくださいね」(微笑み
愉夢:「へー、おもしろいなぁ…海老フライとかできます?」
歩:「ええ、できますよ。定食みたいな感じにもできるけど」
愉夢:「そーだなぁ、できればサンドイッチとか」(みー
歩:「サンドイッチね。少し変わってるけどエビカツサンドとかも有るくらいだし。わかりました、少しお待ちください」
歩:「あ、そうだ。飲み物はなににします?」
愉夢:「ジンジャエールください。炭酸強いーの」
歩:「はい、かしこまりました」(微笑み
[arca] #先にジンジャエールをだし、調理を始める
歩:「お待たせしましたー」
[arca] #大きめの海老フライを三本ほど並べて、キャベツとチーズ、スクランブルエッグをはさみ込んだサンドイッチ
[arca] #海老フライに対して垂直にカットされ、衣、エビの赤み、そしてぷりっとしたしろい部分が鮮やかにみえる
愉夢:「うわ、おいしそう……」
歩:「衣がふやけないうちにどうぞ」(微笑み)
愉夢:「うん、いただきまーっす!」
SE:サクサク、ぱりぱり
[arca] #パンの触感に海老フライのサクサク感。少し違うリズムで同様に歯ごたえのあるキャベツ。そして全てを包み込むような、ほのかにソース味のスクランブルエッグ
[arca] #香り役としてチーズが利いている。少し胡椒風味だ
愉夢:「おいふい」(もぐもぐ
歩:「どうも」(微笑み)
愉夢:(サンドイッチを一個食べ終えると、ジンジャエールを飲む
愉夢:「きゅ〜っ」(のどの痺れに全身を竦める
歩:「ふふっ…(動きがおもしろい子ね。小動物的と言うか、屈託がないと言うか)」
愉夢:(サンドイッチを食べ終えると、ジンジャエールを少しだけ残して窓の外をキョロキョロと見ている
歩:「お下げしますね…(やっぱり待ち合わせかな?」
[arca] #お皿を回収しつつ、その少し浮き足立ったような表情をみる
歩:「…(友達って感じじゃないわね…恋人かしら?おませねー)」
愉夢:(ケータイで時間を確認すると、一際そわそわ
歩:「…(この反応は、やっぱり彼氏さんね…これからデートかしら)」
愉夢:(歩の視線に気付くと、すっと何でもないよーという素振りをする
愉夢:「…きゅ〜っ」(ジンジャエールを飲み縮む
歩:「そんなに慌てて飲むと咽せちゃいますよ?はい、お水」
愉夢:「どうも…」(ぴりぴり
歩:「いえいえ。他に何か軽いものでもどう?サービスしちゃいますよ」
愉夢:「もう来ると思うし…遠慮しときます」
歩:「そう?早く来ると良いね」(微笑み
愉夢:「はい…」(そわそわ
愉夢:「あ!」(外で辺りを見回す一人の男性を見てにわかに眼を見開いた
歩:「待ち人来る、かな?」
愉夢:「うんっ、あ、お会計…」
歩:「500円です」
愉夢:「安っ!?…はい!」(500円を手渡し
歩:「はい、まいどあり…あ、レシート」
愉夢:「また来るね!」
[arca] #バタバタと出ていった
歩:「あれ…お店でおしゃべりとかしないのかしら…」
[arca] #外では高校生ぐらいの男性を引っ張って連れて行く少女の姿があった
歩:「なんかこっちに後ろ髪引かれてるみたいね…そりゃ相手が喫茶店から出てきたら少しお茶でもって気分よね」(クスリ
歩:「それにしても、相手は少なく見積もっても高校生よね……良いのかしら、あれ」
[arca] #風紀的な疑問を感じる歩さんだった
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10月上旬
アネモネラウンジが待ち合わせ場所に使われる風景。
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