ど素人から職業クリエーターまで、TRPGと創作で架空世界を楽しむコミュニティ。TRPG+PBW+キャラチャ+創作。


狭間06エピソード集

エピソード『黒騎士継承戦、火星vs祢黒』




目次





エピソード『黒騎士継承戦、火星vs祢黒』


登場人物



佐藤火星

探偵部3年、黒騎士3代目

渡部祢黒

探偵部2年

ジャン国東

探偵部3年

秋葉山小鉄

タクトレ同好会2年

藍染秋音

タクトレ同好会2年


バレンタインデー



火星

(果たし状、と書かれた長細い箱を祢黒に差し出して照れ照れと微笑む)

祢黒

(珍しく微笑んで受け取る)

祢黒

「再戦の機会ですか」

火星

「そうだね。もうすぐ卒業だし……あんまり残せる物もなかったから、僕なりの贈り物かな」



[utako] #文字は墨で書かれているが箱の包装はやたら可愛らしい



祢黒

「ならば打ち倒し手黒騎士の名を継ぐのがせめてもの手向けでしょう」

火星

(手を摺り合わせながら)「ありがと。……それでそれで、さ……その……」(箱を開いて、とジェスチャーしつつ

祢黒

(神妙な面持ちで開封する)



[utako] #ホワイトチョコの板にブラックチョコで『決闘を申し込む。日時は×日×時、場所は……』と書かれた、トッピングされたチョコが入ってた。
[utako] #時期ネタを組み込んでいく(何か違う



祢黒

「なるほど。受けて立ちます」

火星

「よろしくね。」(にへら、と笑って

火星

(ちなみに果たし状チョコを用意するにあたって凝りすぎたせいで他の人には準備してない)

祢黒

「早速準備せねば」

火星

「気軽にね、気軽に。緊張しちゃ駄目だよ!」(試合の応援の様



[TK-Leana] # なお、祢黒はキリスト教の聖人に因んだ祭りには参加しない主義
[utako] #日本ではお菓子業界の陰謀祭なのに……



# ジャン

「バレンタイン? 何それ美味しいの」



[TK-Leana] # 言ってから、美味しい事に気付いた
[utako] #美味しいお祭りなのさね
[utako] #そんな感じで数日後


果し合い



[utako] #部活動が終わった後、トーナメント部のフィールドに以前火星とカウラが勝負した時と同じ結界を張った。



祢黒

(木槍の重さを確かめるように振るっている)



[utako] #事態を知る幾らかの人が観客席から見ている。



火星

(軽いウォーミングアップを済ませてからコソコソっと祢黒に寄って行き)「今の時間は、魔法とか使っても大丈夫だからね。酷い怪我してもこの中だと後で治せるから……」



[utako] #なぜかちょっとヒソヒソ声



祢黒

「それなら声をひそめる必要も無いでしょう」

火星

「……癖かなぁ」(あはは、と笑って

火星

「頑張ろうね」(小さくガッツポーズ

祢黒

「ええ、どちらが死んでも遺恨の無いよう」

火星

(頬を掻き苦笑いして離れ、体をまた少し動かしているといつのまにか鎧を身に纏っている)

祢黒

「なるほど、分かりやすい異形ですね」

火星

「……薄めで見ると可愛いと思うんだけどなぁ」



[utako] #シールドが変化して顕現している鎧の上から剣の紋章入りのマントを羽織り、3代目黒騎士として対峙する。
[TK-Leana] # 襤褸の黒ローブを被って、両手に槍を持ち、見た目は幽鬼にしか見えない
[TK-Leana] # 黒王様か黒の乗り手みたいなヴィジュアル



祢黒

「恐怖を纏う者は、可愛くある必要はありません」

火星

「僕の黒騎士は、そうだなぁ……思い出かな。色々あったなぁ……っていう気持ちの形。中には怖い思い出もあったけど、楽しい思い出もあったから」

祢黒

「それは重畳」

火星

「出来れば僕も祢黒ちゃんには色んな者を纏った黒騎士になって欲しいな。可愛い成分多目で」

祢黒

「戦場に可愛さは不要です」

火星

「遊び場だよ。怪我しても平気な結界張っても、ここは真剣に楽しんだ人が一番になれる、最高の遊び場だった」



[utako] #両手を挙げて、構えた。



火星

「そろそろ先輩に何か言われそうだから、始めようか」

祢黒

「ええ」



[utako] 火星先攻、祢黒後攻で
[utako] 先攻/強化:13+高速移動:3/強制力:10/目標値:6
[utako] #強化した鎧で小手調べの一撃
[utako] 2d6
[utako] 成功
[TK-Leana] 槍術:13+戦争と死を司る鴉の神性:3  で目標値6
[TK-Leana] 2d6
[TK-Leana] 集中
[TK-Leana] 2d6
[TK-Leana] 2d6
[TK-Leana] 2d6
[TK-Leana] 2d6
[TK-Leana] 集中力12→8



祢黒

「軽く手を振っただけでコレですか……油断すれば一撃でもっていかれそうですね」

火星

「……」(黒騎士モードに入って鎧の下で爛々と眼を輝かせている)

祢黒

『……Never More』



[TK-Leana] 殺戮庭園:13+戦争と死を司る鴉の神性:3
[TK-Leana] 辺りに死の気配が満ち、生者は徐々に活力を奪われる
[TK-Leana] 強制力12目標値4
[TK-Leana] 2d6
[TK-Leana] 体力
[TK-Leana] 2d6
[TK-Leana] 失敗しとく。体力3→2
[utako] #では火星ターン
[utako] #強化:13+高速移動:3/強制力:11/目標値:5
[utako] #威力を上げてもう一撃
[utako] 2d6
[utako] #体力
[utako] 2d6
[utako] 2d6
[utako] #成功
[utako] #余力[10/3]
[TK-Leana] 槍術:13+戦争と死を司る鴉の神性:3 見切る
[TK-Leana] 2d6
[TK-Leana] 集中
[TK-Leana] 2d6
[TK-Leana] 集中力8→7



祢黒

「枯れ落ちてください」

槍術:13+展開

殺戮庭園:3 樫の木槍、ガエ・ダウルによる呪詛の一撃。



[TK-Leana] 速度を奪い、徐々に樹木と化す槍の呪い
[TK-Leana] 強制力12
[TK-Leana] 2d6
[TK-Leana] 体力
[TK-Leana] 2d6
[TK-Leana] 失敗 体力2→1



火星

(首をもたげる様に背筋を伸ばして、マントをはためかせる)



[utako] #精神干渉:13+精神感応:3/強制力:12/目標値:4、黒騎士の気迫
[utako] 2d6
[utako] #集中
[utako] 2d6
[utako] 2d6
[utako] [10/1]



槍術:13+展開

殺戮庭園:3 見切る



[TK-Leana] 2d6
[TK-Leana] 集中
[TK-Leana] 2d6
[TK-Leana] 2d6
[TK-Leana] 2d6
[TK-Leana] 2d6
[TK-Leana] 2d6
[TK-Leana] 2d6
[TK-Leana] 2d6
[TK-Leana] 2d6
[TK-Leana] 失敗 7→0



火星

(マントをはためかせ、勝者として眼前に聳え立つ)

祢黒

「届きませんか……」

火星

(マントをはためかせ、勝者として眼前に聳え立つ)

火星

(鎧の頭部だけ解除して、いつも通りの柔らかい笑顔で、空に向かって手を掲げる)

火星

「恐怖以外にも色々纏わないと、貪欲に手に入れないと、届かないよ。」(グッと手を握って、祢黒に向けた)

火星

「残念だけど、僕の勝ち」(にへらっと笑う

祢黒

「ええ。別にそれだけを纏った覚えもありませんが」

祢黒

「経験がまだ足りませんね」

火星

「8割方恐怖しか纏ってないよぉ……そのローブ……、……これから頑張って」(握手を求めるように手を出し

祢黒

(手を取る)「そうですか……?」



[TK-Leana] # 格好良い。だいじ!



火星

「可愛いが足りないから僕に負けたんじゃないかなぁ……」(真剣に考えてる様子で

祢黒

「それだと火星先輩は黒桐先輩に勝てませんね」

火星

「戦って見ないと解らないよ。でも……戦う事は多分ないんじゃないかなぁ」

祢黒

「めんどくさがりそうですしね」

火星

「それもあるんだけど……僕高校生になったら辞めようかなって思ってるから」



[utako] #黒桐先輩って誰だっけか……
[TK-Leana] # 国東先輩だ
[utako] #ジャンかよ!
[TK-Leana] # ちいさくてかわいい
[utako] #話の流れでトーナメント部の誰かかと思った
[utako] #あれはもうご家庭から征服済みだから……



火星

「黒騎士辞めて、普通の女の子に戻ります! ……なんちゃって」(てへへ、と笑い

祢黒

「アイドルですか」



[TK-Leana] # 既に外堀が埋まっている



火星

「でもでも、もしトレーニング相手とかいなかったら声掛けてね。喜んで相手するから!」(ガッツポーズして

祢黒

「ええ、また全力で挑める日を心待ちにしています」

火星

(頷き、握手したまま観客席にぺこりと一礼してから退場していく)

祢黒

「まあ、卒業までしばらくあるのだけど」

祢黒

「……さびしくなりそうだわ」



[utako] #暫くすると結界は解かれ、トーナメント部のフィールドは元に戻った。


その後



[utako] #火星と祢黒の決闘が終わった後



火星

(退場した後、シャワーを浴びて帰る準備をしていた)

火星

「……」(時折、勝負を思い出して軽くジャブを放ち、義手の感覚を確かめる)

火星

(触覚が再現されてるとはいえ、血の通っていていない義手が滾る様な熱を持っているような気がして……ため息を漏らした)

火星

「生傷増えるし、番長とか言われるし……高校生になったらちゃんと園芸部に入ったりして、もう少し短気な性格直さないと……」

火星

「リペアモデルの鎧は先輩に返して、ジャン君が作ってくれた鎧は壊れたままだけど使えそう部分はジャン君に返して……」



[TK-Leana] # 現状、シャワー室?
[utako] #控え室みたいな所かな、鞄にタオルとかボトルとか詰めて帰る準備



火星

(カウラに引き摺られてトーナメント部の手伝いに入り、技術の習得を急かされ、一度カウラの戦いを見ている間に大勢に押さえ込まれて窒息しかけた事を思い出して……)

火星

「……もう少しいい思い出出てこないかな」



[utako] #こめかみに拳を当てながら悩む



ジャン

「なんだ、良い思い出無いの?」

火星

(チラリとジャンを見てから苦笑いし)「……大体、痛い思い出とか苦しかった思い出ばっかりかな」

火星

「先輩何か『気軽にやりなさい』って言ってるわりに『絶対に負けるんじゃないわよ』ってプレッシャーずっと掛けてくるんだもん……僕、胃に穴開いちゃうよ」

ジャン

「さようか。じゃあ鎧とか作らん方が良かったかな」

火星

(きょとんとして)「ジャン君、そう言う心配はしてくれるんだ」

ジャン

「心配っていうか……うーん、心配でいいか」

火星

「妥協してる……」(苦笑いして、ジャンの頭に手を置き)

ジャン

「自分の作った物の行く末くらい気になるよ」

火星

「とても良い鎧だったよ。黒騎士になってから1年間、よく保ってくれたし……今の僕の黒騎士(異形の甲冑)もジャン君の鎧がなかったら完成しなかっただろうし」



[TK-Leana] # あれって火星の能力で変形したんですかね
[utako] #ジャンが作った鎧って3年生になる前にカウラに壊されてますね



ジャン

「二代目の鎧どうしたと思ってたけど、アレ自分で作ってたのか」

火星

(ぽりぽりと頬を掻いて目を閉じると、頭を覆う様に装甲が生成されて異形の甲冑の頭部になる)「2代目はカウラ先輩の卒業前の決闘で壊されちゃったから……」

ジャン

「お前もよくよく自分の力を制御できるようになってきたもんだな」

ジャン

「それは一応先輩のおかげじゃねえの?」

火星

「船を出してくれたのは先輩で、舵をくれたのがジャン君かな。先輩は制御は自分で身につけろ! て適当な人だったから」

ジャン

「舵って言うか補助輪っていうか……」

火星

「2代目の甲冑にシルエット似ちゃってるからまだ補助輪外れてないのかな……もしかして」(小首を傾げて

ジャン

「単にデザインに慣れちゃっただけじゃね?」

火星

「補助輪慣れって駄目なやつだよぉ……」

ジャン

「例えばなしだしそこまで気にする必要無いだろ」

火星

「まぁね。使い易いし、体がしっかり支えられるから重宝してるしね」(くすくすと笑って

ジャン

「で、もう使わねえの?」

火星

「うん。黒騎士もトーナメント部も中等部までって思ってたし、これからは普通の生活に戻るよ」

ジャン

「まあ、いいんじゃね? 部活動なんてやる気なっても無理に続ける必要ないいじゃん」

火星

「継続は力だよぉ。ジャン君」



[utako] #ぽみぽみと頭を押し



ジャン

「でもやめるんだろ?」

火星

「3年間続けたからね。……フフフ、これ以上強者が居座るわけにもいかないのだよ。ジャン君」(あごに手を当てて偉ぶって笑いながら

ジャン

「勝ち逃げ乙」


その後2



小鉄

(かめはめ波を放つポーズを何度も何度も秋音に向けて繰り返してる)

秋音

「ソニックブーム」(とても小さい衝撃波がコテツに向かって飛ぶ

小鉄

(ウゥゥワウゥゥワウゥゥワ……スロー再生でKO)

秋音

「何でハドーケンの練習してんの?」

小鉄

「波動拳の練習してたわけじゃねーケド……俺にも、ほらプレッシャーっつーか? 気迫っつーか? そーいうのねーかなーと思って……」

秋音

「メンチビーム鍛えれば良いじゃン」(更に小さいソニックブームを飛ばしてコテツの髪を揺らしながら

小鉄

(目元をごしごしと擦ってから眼球体操して、肩を回し……カッと目を見開く)「メンチ……ビッ……ンムゥ!」



[utako] #難易度1程度のメンチ



秋音

(オプティックブラストが出そうな睨み

小鉄

(チワワみたいに小さくなった)

秋音

「小さくなっちゃダメヨ」

小鉄

「ヤベーよ……眼力で人殺せそうなレベルだぜ今の……どっか壁に穴空いてンじゃねーか?」

秋音

「今のは最大限自分を大きく見せた単なる威嚇だヨ。猫が膨らむのと同じ」

秋音

「そして今の小鉄は本来の実力を大きく下回った萎縮した状態。チワワコテツ」(びしっと指差す

小鉄

「うるせー、ちょっと足が竦んだダケだよ。萎縮してねーよ」(豆芝ぐらいには戻りながら

秋音

「威嚇は戦わずしてかつ兵法のひとつ。ソンシがそう言ってた」

小鉄

「誰だよそれ。アメリカ居た頃のご近所さんか?」

秋音

「ショートクタイシみたいなもんだヨ。タブンね」

小鉄

「ふーん……、戦わずして勝つ。まさにそんな感じだったケド……どーすりゃイイんだろな」

秋音

「コイツは出来る……! って相手に思わせたいの?」

小鉄

「コイツとは戦わない方が良いなって思わせたい。戦闘を極力避けたほうが弾代から何から節約できるし」

秋音

「じゃあ、シークレットブーツを履くとカ……」

小鉄

「……でかく見えるだけでヤバさがねーだろ。光秀より俺のほうが断然背は高いのに、アイツ平気で襲って来やがったし」

秋音

「筋肉モリモリマッチョマンの変態くらいじゃないとミッちゃんはためらわないと思うヨ」

小鉄

「……変態なら大抵のヤツは躊躇うだろ」

小鉄

「まぁ……とにかく、手始めに俺の気迫で藍染を昏倒させられるか試したかったンだが……俺には無理そうだな」

秋音

「不意をついたあげく謎の修行で格段にパワーアップしないと気心知れてる中じゃそれはないと思うヨ」(ソニックブーム飛ばしながら

秋音

「知ってる間柄じゃ身の丈以上に粋がってると逆に面白く見えるシ」(ブーム、ブーム

小鉄

「逆にさっきからお前が飛ばしてる……そのスカシッペみたいなのは何だよ。逆に不意を突かれてるンスケド」

秋音

「ダディに教えてもらったんだヨ。軍隊格闘術」(ブーン



[arca] #部室においてあるペトボトルにちょっとだけ強めに放つとペットボトルが吹っ飛んだ



小鉄

「ゼッペと名付けようぜ」

秋音

「屁じゃねぇシ! 極めればオトナも吹っ飛ばせるんだヨ」

小鉄

「軍隊格闘術スゲーな……マジで……」

秋音

「私はまだ練習中だからペットボトルくらいしか飛ばせないけどネ」

小鉄

「そこはかとなく愛染の家の匂いにマジってダディ臭がするよな……」(ふわっと来たときに

秋音

「ポマード?」

小鉄

「ジム終わりの熱気に近い」

秋音

「ダディが出したならともかく秋音流じゃ出ないよそんな臭い」(ブーム

小鉄

「それもう少し厚くなってきたら出してくれよ。まだちょっと寒い」



[utako] #暑く



秋音

「ほーん? その時にはボディーブローぐらいの威力になってる予定だから覚悟しろヨ」

小鉄

「それもうボディブローするっつってるよーなモンだろ……」

秋音

「だからそよ風のうちに間合いとか感じとくんだヨ。コレと同じで衝撃波飛ばしてくるヤツがいるかもしれないし」



[arca] #ブーム
[arca] #空気砲受けたくらいの圧力を受ける



小鉄

(手を広げて受けて)「回避距離は……2歩か、1歩半の半身くらいか……?」

秋音

「今の私だと5mくらいは飛ぶヨ」(



[arca] #ブームッ



小鉄

「結構届くな。……威力はちょい微妙だけど使い道は多そうジャン」

秋音

「スカート捲ったりとかナ」

秋音

「ミッちゃんはかわいそうだからクマやろうに試してみるか……」

小鉄

「小学生かよ……」

秋音

「ちゃんと目くらましもできるヨ」(コテツの顔に向かってブーム

小鉄

(くんくん)

秋音

「なに嗅いでんだヨ」

小鉄

「スカシッペを紛らわすのにも使えるんだろうなー……って」

秋音

「ケツからは繰り出せないヨ。今は腕だケ」

小鉄

「今は……」

秋音

「脚からとかも出せるらしいヨ」

小鉄

「……」(渋い顔で秋音のつま先を見て

小鉄

「……俺には足でやンなよ」

秋音

「どうして?」

小鉄

「ジャングルブーツとかトレッキングシューズを履いてる99%の人間は……足が臭い」

秋音

「臭くないとは言わないけド、そんな臭いまで飛ばすようなもんじゃないよコレ!」

秋音

「ただ手を音速以上で動かして衝撃波で周りの空気を飛ばしてるだけだかラ」

小鉄

「クイックシューターの癖に腱鞘炎になってもしらねーぞ」

秋音

「手首は毎日鍛えてるから大丈夫だヨ」(シュシュシュ

小鉄

「道理で太いわけだな……」(小鉄レポートにメモ

秋音

「レディに対して太いとかやめろヨ」

小鉄

「……たくましい、と訂正」

秋音

「ヒデエ!」

秋音

「せっかくコテツにも出し方教えてあげようと思ったの二」

小鉄

「たくましい女性なんてほめ言葉だろ。音速で手を動かす……女性……、お前、本当に女子か? ダディの遺伝子のせいか?」



[utako] #レポートにメモしながら疑問が浮かんだ



秋音

「100%女子だし」(ほらないだろと下腹部をポンポンと叩きながら

小鉄

「6割はダディ……っと」(メモ

秋音

「なんだよ6割ダディって、せいぜい3割だシ」

小鉄

「それでも十分多いンだよ」

秋音

「DNAだから仕方ないヨ」


時系列


3学期の最後

解説


火星vs祢黒、卒業前の決闘。

The following two tabs change content below.
アバター画像
とにかく、元気いっぱい!ぶらりんぱわーではぴはぴ! 常識的な子は少ないけど、それでもあまり修正しないところがはぴはぴ!Paとジト目担はこちらです
コメント一覧

コメントはありません。

この記事にコメント

*

*

トラックバックURL