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狭間06エピソード集
私立探偵部の日常

エピソード『探偵部おさわり祭』




目次





エピソード『探偵部おさわり祭』


登場人物



佐藤火星

義手の少女。最近手の感覚を補う手袋を入手してゴキゲン。

国東ジャン

面倒くさがり屋の電脳錬金術師。

リュドミラ・新間

百合っぽい有機アンドロイド

坪井実美

戦闘用ロボ。もちろん首が外れる。


本文



火星

(感覚手袋を手に入れてやたら触りたがりになったが、目に付くと挨拶するように実美のツインテールをピコピコ動かしてる)

実美

「どうしたのです?」



[utako] #そしてもげた
[MOTOI] #何がもげた(汗



リュドミラ

「マータンは最近触りたがりなのです」



[utako] #冗談冗談



火星

「そうのです」(二人の口調が移りつつ、手ごろな高さにある歩くと揺れる小さなツインテールが柴犬の尻尾の様に云々

火星

(ピコピコと動かして、にへっと笑ってる)

実美

「髪フェチなのです?」

火星

「髪フェチ……、フェチってそれが好きっていう感じだよね。(少し考えて) そう言われてみると……そうかも?」

リュドミラ

「後でメイトにもお願いします」

実美

「好きでしょうがないときに使う言葉らしいのです」



[arca] #マータンは髪フェチ、と復唱しながら



ジャン

「最近火星による俺の犬扱いが酷い件について」

火星

「好きでしょうがない…、こう、小さいものとかくるんとしてるものとか、わしゃわしゃしてるもの…フェチ」

リュドミラ

「ちっちゃいものフェチですか?」

火星

(冬休みの間に身長が伸びた、という体のリュドミラの頭を触るも、どちらかと言えば髪綺麗だなぁ…という具合)

実美

「ちっちゃいものが好きで好きでしょうがないのです」

火星

「ちっちゃいもの、可愛いよね。こう……ぎゅむーってしたくなるよね」 (にへっと笑いつつ

リュドミラ

「マータンのフェチから離れつつある己が憎いです」

火星

「わしゃわしゃー、あー、しゃしゃしゃー…ってさ」 (ジャンの頭に流れつつ

ジャン

「誰が豆粒ドチビだと叫んだ方がいいのか」

リュドミラ

「叫べば目立てると思います。ジャンは目立った方が良いです」

ジャン

「目立つのってなんかめんどくさそう」

実美

「悪い意味で目立つような気もするのです」

火星

「叫ぶ力が、ジャン君に…?」

リュドミラ

「きっと酸欠に」

実美

「意外にあるかもしれないのです」

ジャン

「そこまで体力なくねー」

リュドミラ

「安心しました」(火星の頭をわしゃ

火星

「ジャン君は文化部の本当に運動が苦手な人より、もしかしたら体力ないんじゃないかなぁ…って思う時があるよ」

火星

(頭わしゃられてニャワーと垂れる)

ジャン

「体力とか興味ないし」

実美

「マーズさんも髪長くて触り甲斐があるのです」(さわりかえしてみる

火星

(わしゃ×2で、ぐてー)

ジャン

「なにこの部内髪触りブーム」

リュドミラ

「青いものは好きです」

火星

「手袋良いよー、触るのが凄く楽しいもん。髪は良いよね…毛は、くすぐったくて」



[utako] #ブームの発端



ジャン

「おかしい、髪を触らせるために手袋作ったはずじゃないのに……」

実美

「その手袋があると触った感じがわかるのです?」

リュドミラ

「おかげで頬を挟まれる回数が増えました」

火星

(手に感覚があるのを楽しむように物に触っては幸せそう)

ジャン

「……まあいいか、喜んでるみたいだし」



[TK-Leana] # ぐて



実美

「すごい科学力なのです」

ジャン

「錬金術だよ」

火星

(えっへっへ、と何故か誇らしげに笑ってる)

実美

「レンキン……鋼の、みたいなやつです?」

リュドミラ

「神秘学」

ジャン

「科学の源流の一種」

実美

「へぇー、なのです」<よくわかってない

火星

(’v’)<まったくわかってない

リュドミラ

「きっと我々には理解できないのです」

ジャン

「実験と実証によって研究される学問だから、オカルト扱いはしてほしくないなあ」

火星

(授業でやるエクセルとかワードとかの延長だと思っている)

リュドミラ

「仕方のないことです。世間ではファンタジーのイメージが強いですから」

実美

「オカルトでファンタジーなのです?」

ジャン

「俺は世間様じゃなくて友達に向けて言ってるんだけど」

リュドミラ

「そう言う事でしたら、オカルト扱いをした訳ではありません。錬金術の高等な理論は理解できないと言ったのです」

ジャン

「神秘学って言ってなかった今」

実美

「難しい学問だというのはわかったのです」

#意訳

わからないということがわかった

リュドミラ

「神秘的なのは事実です」(頷く

ジャン

「……まあいいや」



[utako] #一般的に見れば普通にオカルト
[TK-Leana] # 神秘学、隠秘学はオカルティズムの和訳
[TK-Leana] # まあ、普通に錬金術はオカルトだけど、ジャンはそれを認めたくないだけだったり



リュドミラ

「ご機嫌を悪くされたのなら謝罪します」



[arca] #オカルトだもんなぁ
[MOTOI] #オカルトよねぇ



ジャン

「別に良いよ面倒くさい」

リュドミラ

(´・ω・`)

火星

「そう言うのはジャン君の悪い所だよ。リューちゃんもあんまり気にしないで」

実美

「(ヘタすると錬金術より難しいことになるかもしれないのです)」



[utako] #ジャンの面倒臭がりには慣れたまあこさん



リュドミラ

「はい」(頷く

火星

「でも、最近……授業中にシャーペンの上下を間違えて押した時には、本当にびっくりしたよ。感覚があると…皆あれを味わうのかなぁって…」

火星

「そんな間抜けなことした事無いから分からないなあ」



[utako] #芯を出そうとしてぶすり
[utako] #ちょっとびくっとした」



リュドミラ

「黒鉛はささると色が残ってしまうそうですよ」



[utako] #火星化が



実美

「そもそも上下間違えて持つことはそうそうないのです」

火星

「あ、あれぇ!?」



[utako] #授業中に悲鳴を押し殺して、皆一度は通る道、なんてしみじみ思ってた子がこの子です



リュドミラ

「だいじょうぶですマータン。常人であれば約三千分の一の確率で発生するアクシデントです」

リュドミラ

「…そのまま押して指に刺さるのはその約二乗の確率ですが」

火星

「それってほとんどの人がやらないって事だよぉ…」



[utako] #<(TДT)



ジャン

「今までお前がいかに適当に腕を使ってきたかって事が明らかになったな」

火星

(ぎくぅ)

実美

「腕の問題じゃないような気もするのです……」



[utako] #焼けたてのパンを掴んでドヤ顔してました



リュドミラ

「感覚をえたことで、それも解消するはずです」(フォロー

火星

「け、結構気をつけるようになってきたよ。うん…」

リュドミラ

(よしよし

実美

(でもシャープペン逆持ちだけは気をつけなくても普通やらないだろうとか思ってる)



[utako] #たどたどしくシャーペン回してみて一人でドヤァした後にプスリして授業中に半泣きでぷるぷる



ジャン

「アホが」

火星

「直球だよぉ!?」

リュドミラ

「少しだけ緩いだけです。きっと」(なだめつつ

実美

「ところどころ変わり者なのです」<フォローになってない

火星

「はぐぅっ!?」<ブスリ

ジャン

(あくび)

火星

「良いもん良いもん…、どうせアホで緩い変わり者だもん…」

リュドミラ

「マータンの好きな所のひとつです。癒し系です」(抱きつき



[utako] #机にがりがりと『のワの』書きながらしょげた


時系列


2013年1月

解説


手に感覚が付加されることで、明らかになり始める火星の義手遣いの荒っぽさ。

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月影れあな

ログ切り人。IRCでのNickはTK-Leana。 思いつきでキャラメイクしては一発ネタで終わることが多いため、参加者ページのキャラクターリストは出オチキャラの墓場になっている。
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