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狭間06エピソード集

アネモネラウンジ『魔法の指』


目次


登場人物

緋昏歩
喫茶店アネモネラウンジの店主。記録屋。

本文

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[arca] #アネモネラウンジ

    歩:(雑誌を流し読みしている
    歩:「毎年いろんな納涼グッズが出てくるわねー。」
    歩:「やっぱこう言う事には人間貪欲よね。」
    歩:「うちにも何か涼しげな感じなもの置いてみよっかな?」

[arca] #少し考え

    歩:「氷らせたおしぼりとかどうかしら。」
    歩:「でもあんまり氷らせるとおしぼり開かなくなっちゃうしなー…。」
    歩:「いざ考えてみると難しいわね。」

[arca] #紅茶を一服しつつ

    歩:「相談に乗ってくれそうなお客さん来ないかなー。」

[arca] #安易な願望

    歩:「んー、やっぱり定番としては風鈴とかかしら?」
    歩:「風鈴なら確かあったわね。」

[arca] #二階に上がり、押し入れの中を探す

    歩:「あったわ…思ったより小さいわね。」

[arca] #軽く掃除して見せに飾る
[arca] #元々調度品は少ないので邪魔にならず店に馴染む

    歩:「良い感じ。」

    SE:ちりんちりん

[arca] #指先でちょいと揺らし、微笑む

    歩:「さて、ハンバーグの種もそろそろ小分けにしておこっかな。」

[arca] #今日はハンバーグの日なのでオススメはハンバーグ
[arca] #下拵えの最終段階に入る

    歩:「ふんふふん。」

[arca] #鼻歌を歌いつつ、俵型の少し小さめのハンバーグを整形していく

    歩:「あんまり小さいと一口で食べようとして火傷しちゃうし、これくらいが良いかな。」
    歩:「今日はラガルちゃんがきそうだからソースはサッパリ目にしとこ。」

[arca] #下拵えを終えてカウンターに戻っていく

    歩:「ふー…。」

    風鈴:ちりんちりん…

    歩:「あら?エアコンの風かしら…。」
    歩:「……んー、違うみたいね。」

[arca] #店全体に緩やかな空気の流れがある様だ

    歩:「そう言えば昨日獅子王君が風がそよいでるみたいって言ってたわね。」
    歩:「扇風機とかもつけてないし…不思議ね。」

[arca] #首を傾げる

    歩:「知らないうちに魔法でも使っちゃったかな…。」
    歩:「…えい。」(試しに指を振ってみる

    風鈴:ちりん

    歩:「わ…鳴った。」

[arca] #自分でやっておいて驚いた

    歩:「まさかこんな事が出来るとは…ちょっと便利かも。」

[arca] #しばらく指をひょいひょい動かし、風鈴を鳴らして遊んだ

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アネモネラウンジ『魔法の指』

時系列

8月9日

解説

納涼グッズの考案。能力の可能性。

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