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狭間06エピソード集

エピソード『衝突』



登場人物

獅子王:モノノケ商店街の住人。ライオンさん。
パッハロ・K・U:モノノケ商店街の住人。ペットショップフナブ・クの店員。

arca#モノノケ商店街

        獅子王:(次郎助にヒママワリのタネを与えて観察している
        獅子王:「うむ、今日も元気な様だ」
        獅子王:「…うーむ」

arca#一心不乱にヒマワリのタネを詰め込む次郎助を見つつ、顎に手を添える

        獅子王:「食っては寝る。この加護の中にはそれしかない故、それを精一杯に謳歌するか…」
        獅子王:「しかし、拙にはそんな檻篭はない。…せっかく目覚めたのだ、拙も何か生き甲斐と言うものを見つけたいな」
        獅子王:「今の所はこの商店街に世話になって居る。なにか恩も返しておきたいが」

arca#胡座をかき、ウームと唸る

        獅子王:「昔は戦に明け暮れるだけで良かったからな」
        獅子王:「考えるのが面倒になってきたな…表に出るか」

arca#次郎助を温かい部屋に戻し、外に出る

        獅子王:「軽く運動したいが、相手がいないからな…」

arca#とりあえずエッホエッホとランニングを始める

        パッハロ:(獲物を狙う鷹の眼をして小学生達の後方30mを調整しながら走っているペット屋が斜め前方に)
        獅子王:「…ん、あれはフナブ・クの…」
        獅子王:「肉付きが良かったが、やはり運動がシュミか」
        パッハロ:(速度、歩幅、入射角、そして何よりも小学生の安全性を考慮して……、1mずつ慎重に、尚且つ小学生がランニングを止める前に、ゴールへつく前に…!!)

utako#にげてー

        獅子王:「なぜよそを見ているのだろう…小学生の群が先にあるな」
        獅子王:(ペースをあげてパッハロに近づいていく
        パッハロ:(直前には良いお姉さんを演じられる様に口角筋を動かして置く事も忘れない。残り20m。テンプレ挨拶謝罪は何度も練習済み。残り15m)
        パッハロ:(残り10mで右の子か、左の子かで狙いを定めた!)
        獅子王:(パッハロまでm
        獅子王:「いったいなにを…」

utako#犯罪を犯す前に獅子王が防犯で

        パッハロ:(後は追い抜く時にバランスを崩す振り!と言う所)
        獅子王:「ん!?」(接近のし過ぎに気付きとっさにパッハロをの肩に手を置いた
        パッハロ:(一瞬、刑務所の高い壁が頭を過ぎってビタァッと急停止)
        獅子王:「ふぐっ」(背中に頭を打つけた

arca#鼻が

        獅子王:(そのままバランスを崩して転ぶ
        パッハロ:「んきゃっ!?」(そのまま一緒にべしゃりとコケた
        獅子王:「は…鼻が…」(悶絶

utako#小学生ズは少し振り返ったが、片方が男の様なのでそのまま走っていく

        パッハロ:「いった……、痛いですね……警察かと思ったら、何ですか…獅子王さんですか……」

utako#んぐぐ…と起き上がりながら

        獅子王:「うむ…何か良からぬ気配がしたもの…ぷっ」(起き上がったパッハロのお尻に弾けれて転がる

arca#一回転してぺさり

        獅子王:「きゅう…」

arca#ふらふらしつつ身を起こす

        パッハロ:「気のせいです。はぁ……、今のは良いタイミングでしたのに」 (悔しそうに走り去っていく少年の後ろ姿眺めながら立ち上がり
        獅子王:「ぶつかってしまって申し訳ない……あの子供達に何か用があったのですか?」

arca#鼻を抑えてそのまま地面に胡座をかいている
arca#鼻声

        パッハロ:「……特には」(ぶすくれた様子で、軽く髪を直して
        獅子王:「あのままでは打つかって怪我をする所…替わりに拙とぶつかってしまったが」

arca#立ち上がり着物はだけを直す
arca#鼻が赤い

        パッハロ:「子供に怪我何かさせるわけがないでしょう。貴方とぶつかった方が被害が大きいです。第一なんでそんな格好で走って居たんですか」
        獅子王:「普段着故…少し考え事をしてて、気分転換に走りに来たんです」
        獅子王:「(やはりぶつかろうとしていたのか?しかしなぜ…)」
        パッハロ:「…走るなら走るなりの格好をすべきです。破きますよ」
        獅子王:「破くとは…また物騒な」(少しビビった
        獅子王:「怒っておられるのか?」
        パッハロ:(ランニングコースから外れて今日は後どのクラブがこのコースを使うか、等と考えはじめる) 「私がではなく、貴方が転んで、です」
        獅子王:「着物で走るのはなれているのだが…急に止まられてはどうしようもなかった」

arca#「すまぬ」と続けてちょっと俯く
arca#(´・ω・`)

        パッハロ:(怒っています、と顔に書いているが完全に防犯された形なので強く言わない)「……急に立ち止まった私にも非はありますが、振り返った所で着物の男が追いかけて来ていては困ります。スポーツウェアの類は持ってないのですか?」
        獅子王:「すぽーつうぇあ…?その身体の線がぴっちりと見えるヤツか」
        パッハロ:「そうです。所謂ジャージですが」
        獅子王:「すまぬが持っておらぬ…どこで買えますか?」
        パッハロ:「商店街のスポーツ用品店にもありますし、種類が見たい場合はショッピングセンター等に行くのが良いでしょう」
        獅子王:「なるほど。…パッハロさんは、ここで良く走ってるの?」
        パッハロ:「週に2回は使いますね」(少年サッカーのクラブが使用する時間帯に、とは言わず
        獅子王:「ふむー…」(少し考える
        獅子王:「…こんなことの後で少し気が引けるが、少し頼み事をして良いか?」
        パッハロ:「何でしょうか?」
        獅子王:「拙、今は商店街の仕事もあり色々と恵まれているのだが。どうも身体がなまってしまって」
        獅子王:「今日も半分はそのために走っていたのだが…こう、張り合いがなくてな」

arca#俯いていたが、見上げるついでにパッハロが怪我していないか頭からつま先まで一巡

        パッハロ:「着ぐるみが天職なんでしょうか…(少し頭を悩ませ) 私は荒事は苦手ですよ。そう言った面々にお願いした方が良いと思いますが」

utako#膝に土がついてるぐらいで怪我らしいものもない

        獅子王:「いや、確かにそう言うのも好きだが…単純に…今の時代はすぽーつと言うんだったか?そうかそれですぽーつうぇあ…」
        獅子王:「すぽーつで競り合う相手が欲しいと思ってな…運動は得意なんですよね?」
        パッハロ:「得意ですが、基本的に走る事ばかりですよ」
        獅子王:「それでも構わぬ…実を言うと一人で居ることが多くて、さみしい」

arca#友達いない
arca#子供の友達はいるけど

        獅子王:「関わりはあるが、なんと説明すれば良いのだろうな」(頭を掻く
        パッハロ:「大の大人を飛ばしてショタ爺の癖に子供みたいな事を言わないでください……(ため息をついて) 夕方で避ければ、私の邪魔をしないと言う事を前提で一緒に走っても良いですよ」
        獅子王:「しょたじい…?一緒に走ってくれるのか」(おお
        獅子王:「かたじけない、ダメ元だったが…パッハロさんは心優しい」
        パッハロ:「ペット屋さんですから、基本的には心優しいのですよ」
        獅子王:「うむ。そう言えば次郎助は元気だぞ。今日もタネを詰め込み過ぎて逆流してた」

arca#一個詰めると一個出て来る

        パッハロ:「ジャンガリアンはドワハムですから……、あまり食べる様でしたらタネを与える量を減らすようにしてください。野性的に底辺ですから、中には与えただけ食べる子も居ますので」

utako#死ぬ前に、沢山…

        獅子王:「そうなのか、山盛り与えてしまったぞ。今後は気をつけよう」

arca#深く頷いて感謝の言葉を添える

        獅子王:(つー、とおでこから血が滴った
        パッハロ:「……血が、出てますが」 (指差して
        獅子王:「え?」(滴ったものを拭いつつ

arca#たらー

        獅子王:「ぬ…どこから…」(頭をまさぐる

arca#パッハロにはつむじから血が出てるのがわかる

        パッハロ:「コノエに聞いてた限り…丈夫だと思っていたのですが、見た目通りですか。貴方は…」(髪を上げさせて首に巻いていたタオルをおでこに巻き

utako#とりあえず垂れない様に

        獅子王:「近衛?パッハロさんは当主殿を知っているのか…」(まかれつつ
        パッハロ:「不衛生ですが、眼に血が入らないだけ喜んでください。(ギュッと結び) 知っています。古き友人ですし…私と貴方の住所が近いようだからとコノエには少しだけ貴方の話も伺っています。」
        獅子王:「かたじけない…。拙のことを話すに、結構に深い間からの様」

arca#傷を認識するとだんだんひりひりと痛むらしく、少し顔をしかめる

        パッハロ:「それなりには……貴方の傷はそんなに深い様子でもありませんから、男なら我慢してください」

utako#髪を分けて少し確認した後に

        獅子王:「大丈夫だ、痛くないぞ」(大分痛い

arca#心配をかけないように微笑むが、ちょっと歪む

        獅子王:「医者にはかかりたくないからな…爺の家の薬箱の中のものを適当にするこむか…」
        パッハロ:「それぐらいの傷で大げさな…」

arca#オロナインとかすりこみそうな勢い

        獅子王:「ぬ…」(ぐぬぬ
        獅子王:「い、痛いものは痛いのだ」
        パッハロ:(つむじの近くを指で突付く)

utako#ひどい

        獅子王:「ぎゃあぁ?!」(ビビビ
        パッハロ:「おっと、失礼しました。つい」

arca#髪の毛が逆立ちボフッと黒い霧が一瞬出た

        獅子王:(頭を抑えてひぐひぐ言っている
        獅子王:「な、なにをするのだ…」
        パッハロ:「つい」(ほほぉ、と面白そうなものを見つけた目をして…つんつん、と突付く
        獅子王:「ややめ…いたた!」(涙目
        獅子王:「目、目が邪悪だ!いだっ」

arca#パッハロの腕を抑えてつつくのを防ごうとしている

        パッハロ:(傷口が広がらない内に止めて)「時折言われますが、心外です」
        獅子王:「言わしめるに相応しい所業だったぞ…危うく泣く所だった…」(涙目

arca#なんとなく、いじめられなれているようなそんな印象

        パッハロ:「お爺さんの涙は心が痛いですね」(胸に手を当てて、申し訳なさそうな顔してるがどこかすっきりした感
        獅子王:「お爺さんと言われるのは心外だ。老けたつもりはない…」(恐る恐る傷を手で確かめつつ

arca#ラガルと同じで精神が身体に引っ張られるタイプ

        パッハロ:「触ると広がりますよ」 (ぺしっと手を払って
        獅子王:「ぬ…わ、わかっている」(払われて少しびっくりしたが頷く
        パッハロ:「明日まだ痛むようでしたら、フナブ・クで診て上げますから」
        獅子王:「そこまでの心配は…いや……」(若干心配になって
        獅子王:「次郎助の餌も少なくなってきたことだし…そのついでというのも、わるくないな」(ふん

arca#手についた血を舐めて腕組み

        パッハロ:「傷口の周りを丹念に剃って、再生能力抜群の秘薬を使ってあげます」

utako#らがる:(カーッ、ペッ!)

        獅子王:「剃るのか?…すぐ生えるからまぁ良いが…」
        パッハロ:「日本特有の民間伝承の…確か、エロ伸びと言うやつですか?」
        獅子王:「えろのび…?そんなものは聞いたことないが…」
        獅子王:「拙はその代の無戸室でも特殊な方でな…現代風に言うと、キメラなのだ」
        獅子王:「様々なものをごちゃ混ぜにして作られている。この様な傷も本来ならすぐさま治癒するはずなのだが…目覚めてからはこの通りだ」
        パッハロ:「分を弁える事ですよ。貴方は生物として、以前に比べて脆弱になった。その分、人の社会で支障なく生きる事を得たと思って、身の丈以上には頑張らない事です」 (おでこを押して
        パッハロ:「少年の背伸びほど背筋が震える物もありませんが」 (腕を組んで涼やかに微笑みながら
        獅子王:「そう言う扱いがいやで家出したのだが…わかってる…拙が愚かであった」

arca#押された所を擦りながら

        パッハロ:「私は創造物ではありませんから、その辺の機微は解りませんが…私が言いたいのは兎角、治り難くなった分気をつける程度の事です」
        獅子王:「子供扱い、末子扱いと言えば良いか。そういえば、パッハロさんは長姉であったな。弟妹の反抗期のようなものだ」
        獅子王:「パッハロさんの言葉は胸に刻んでおくぞ」
        パッハロ:「これぐらいの言葉は誰にでも言えますよ」(涼やかに笑って
        パッハロ:「怪我人も出来た事ですから、商店街に戻りましょうか。連れては走れません」
        獅子王:「いや、なかなかそうは言えぬぞ。すまぬ…確かに走ったたらピューと出てきそうだ」
        パッハロ:「怪我をしたら休む、スポーツの鉄則なので忘れずにお願いします。」
        獅子王:「そうなのか?拙は手が落ちても退くなと教えられたからな…。良い時代だ」

arca#パッハロの言葉に頷き、思い出したようにハンカチをさしだす

        獅子王:「怪我はしておられる様だが、土がついてる。つかえ」
        パッハロ:「スポーツと死合は違います。今の時代でも生死をかけた事はあるでしょうが……私たちはしがない商店街の住人です、から…」(ハンカチを受け取り
        パッハロ:「怪我をしている貴方に渡されると、何だか面白いですね」

utako#くすくすと笑い始める

        獅子王:「されるばかりでは、居心地が悪いからな…意地張りの悪あがきだと思って…わ、笑うな!」

arca#大人な対応をしようとしたが、笑われるとムッとした

        パッハロ:「次からはまず、そのハンカチで自分の傷を抑えてください」(口元に手を当てて我慢するように頑張るが、笑いが漏れる
        獅子王:「ぬう…」(言い返せないでちょっと顔が赤くなるだけ

utako#そんな感じで商店街へと帰還...
utako#
arca#手の上で転がされた
utako#運動用のスウェットかジャージ買って、Tシャツは多分はもののけ商店街(宣伝用
arca#モノノケTシャツ
utako#ご近所では話題のモノT
utako#白地に黒、黒字に白、どちらでも
arca#良い感じに似合う
arca#獅子王:「旗印のようなものか…何か恥ずかしいな」

utako#パッハロ:「ダサ格好良いと思いますよ」

utako#ひどい

arca#獅子王:「ださかっこいい…?」

arca#意味が分からないが褒められたと受け取る
arca#ポジティブ
utako#かっこういいだけ頭に入ってきちゃった

arca#獅子王:「きっと現代人がよく使うメッチャとか超とか、そういういみなのだろう」

arca#田舎が語源と聞いたら怒る

utako#パッハロ:「そんなところです。ダーティでサモハン的に格好良いと言う意味ですが…、」
utako#パッハロ:「現代用語は少し難しかったですね」(涼やかに嘘をつく長女
arca#獅子王:「だーてぃ…さもはん…よくわからぬ」

arca#呪文言っているようにしか聞こえない
utako#難解にすることに成功した

arca#獅子王:「ほめてくれているのは伝わった、うむ」(素直に喜ぶ
utako#パッハロ:(バカ可愛い人、と言った流石に怒られるので内緒)

arca#ちょっと疎いだけなんや…ちょっとだけ…
arca#服を女子に選んでもらったのはうれし恥ずかしかったらしい
utako#一枚698のジャージ
utako#一枚698円のジャージ
arca#おやすい!
utako#汚しそうだし、敗れても良い様に
arca#着物は大事にするよ!宝物だから(昔的に
utako#昔的に着物を長く着て、運動後に干しはしても…1週間後に酸っぱい事に…
arca#洗濯はぬらりひょんの妻辺りがしているはず
utako#完全に下宿状態か
arca#文句は言いつつ、面倒見は良いぬらりひょん
arca#他にいくあてもないし

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