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狭間06エピソード集

マフメロの散歩


目次


登場人物

リュドミラ・新間
硅素アンドロイド
佐藤火星
硅素生物
マフメロ
謎生物

本文

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[arca] #なつやすみのウル中
[arca] #夏休みに入り、学校の人気は少し減っていた

    リュドミラ:(裏手でマフメロを散歩させている
    マフメロ:(木の枝を振り回しながらそこら辺をてふてふ

[arca] #ある程度離れると不安になってリュドミラの所へ戻ってくるが、またてふてふし始める

    火星:(燃え上がりそうな熱気を放ちながら離れた場所から)
    火星:(燃え上がりそうな熱気を放ちながら離れた場所から、えへへ…と笑いながら覗いてる)

[arca] #熱気…

    リュドミラ:「マータン、そんなに離れた場所に居なくても大丈夫なのでは?」
    火星:「さっきまで畑仕事してたせいで…体の熱が凄くて。」(ジリジリ
    リュドミラ:「義手部分は熱を保ちそうですね。冷却します。」
    火星:「あ、いいよ。マフメロ来ちゃうから…後でプールで冷やしてくるし。」
    リュドミラ:「そうですか。」
    マフメロ:「まふ。」(遠くからみている火星を見つけて鳴く
    火星:(えへへ、えへへ、えへへへ、と幸せそうに笑いながら小さく手を振って返す)
    マフメロ:「まふ。」(てふてふ火星に近づいていく
    マフメロ:「まふ。」(目の前まできて手を差し出した
    火星:「くぅっ……、あ…そうだ。。」(手にタオルを巻いて、ちょんちょん、とマフメロの手を触る)
    マフメロ:「まふ。」(触られても逃げたりしないが、何だか不満そう
    火星:「う…、えっと、マァお姉ちゃんは今…すっごく熱くなってるから…、触ると危ないんだよぉ。焼けどしちゃうよぉ…って、リューちゃん伝わってるかなぁ。」
    リュドミラ:「こちらの言っている事は大体分っているようです。しかし、不満そうな原因は別にある気がします。」
    火星:「ちゃんと手を握ってあげたいけど……、ど、どうしよぉ。」
    マフメロ:「まっふー。」(手をブンブン振り、ものを食べるジェスチャーをしてからまた手を差し出した
    火星:「……クッキー!?」
    リュドミラ:「そのようですね。」
    マフメロ:「まふ。」(頷いた。きっとクッキーの人として記憶している
    火星:(ほっとしたようなちょっと悲しいような)「お菓子お菓子……、クッキーはないけど飴玉あげるね。」
    マフメロ:「まふ…。」(不満そうだが食べる。食べ始めると夢中になった
    火星:「んふふ…。」(可愛いなぁ、可愛いなぁ、とにこにこしながら)
    リュドミラ:「マフメロが孵ってから色々調べてみましたが、やはり何も分りませんでした。」
    火星:「そっかぁ…マフメロって何なんだろうね。タマゴから生まれたから…こう見えて鳥?」
    リュドミラ:「大きくなったら空を飛ぶのでしょうか…。」(想像
    火星:「もしくは…爬虫類とか。」
    マフメロ:(飴をバリボリ

[arca] #食べ終わると火星の四肢の熱を意に介さず火星の足をペシペシと叩く

    火星:「わ、危ない!ダメだよぉ…。」(思わず飛び退いた
    マフメロ:「まふ。」(ころころ
    リュドミラ:(転がるマフメロを受け止めた
    リュドミラ:「言い忘れていましたが、マフメロは熱い冷たいの感覚が鈍いようです。人間より丈夫な様ですね。」
    リュドミラ:「家でアツアツのお粥を一気飲みしたときは肝を冷やしました。」
    火星:「そ、そうなんだ…。」(苦笑いしつつ
    火星:「でも…すぐ冷やして来よ。やっぱり触りづらいのはもどかしいや…。」
    マフメロ:(火星が構ってくれないことを悟り、その場の地面にラクガキを始める
    火星:(マフメロが地面に落書きしているところを、ちょこちょこ振り返りながら、更衣室の方へと走って行った)

[utako] #暫くして唇が紫色になった火星さんが戻ってくる

    リュドミラ:「いってらっしゃい。」(手を振り
    リュドミラ:「…冷やし過ぎなのでは?温めましょうか。」
    マフメロ:「まふ。」(紫色の唇を指摘するように木の枝を掲げる
    火星:「何かね…冷えろー、冷えろーって気合いれてシャワー浴びてたら……。」(ぶるぶる
    リュドミラ:「ちょうど良いので抱いてあげてください。」(火星に温熱
    火星:「壁の白い所みたいに温かい…。」(ほわぁ…と熱を受けつつ
    火星:「おいで、マフメロ。抱っこしてあげるよぉ。」
    マフメロ:「まふ。」(抱かれてやらん事もないぞという風に腰にてを当てている

[arca] #火星の足下で
[arca] #ちなみにラクガキは名状し難い何かが描かれている

    火星:(感覚手袋も付け直して柔らかく赤ちゃん抱っこしながら)「やんちゃそうだね、マフメロは。」(にへらと笑ってる

[utako] #ユユメモンか…
[arca] #マフメロの感触はしっとりとしており、とてもプニプニだった
[arca] #体温は人肌よりも若干高い
[arca] #ユユメモンがここにも…
[arca] #しかし頭部のタマゴの殻の部分は予想に反してとてもヒンヤリしている

    火星:「赤ちゃんみたい。」(ぷにぷにと頬を擽って、とても幸せそう
    マフメロ:「まふ。」(頬擦りされるとぐいーと猫のように身体を仰け反らせて反抗する

[arca] #手を突き出して突っ張り状態

    火星:「これって警戒されてるのかな…、気持ち良いのかな…。」(若干反応に困りつつ
    リュドミラ:「そう言う訳ではないと思いますよ。」
    マフメロ:(頬擦りが収まると普通に抱かれている

[arca] #むしろ火星の頬をペシペしと弄り始めた

    火星:「あぷっ、小さい頃の、妹みたいで、げんっ、きっ、だ…ぷっ。」
    マフメロ:「まふ。」(楽しそう

[utako] #甲殻のエイリアンに抱っこされた妹の必死の抵抗も可愛いコミュニケーションだと思っていた姉。

    リュドミラ:「良かったですねマータン、マフメロ。」

[arca] #トラウマ

    火星:「うん。」(にこっと笑って、ペシペシされてるのも嬉しそう
    マフメロ:「…。」(一頻りこねくり回すとウトウトし始めた

[arca] #電池切れ

    火星:「(わっ!わっ!寝ちゃうよ!寝ちゃうけど…どうしたら良いの!?)。」(きょろきょろとリュドミラの方みて、困ったような嬉しそうな顔
    リュドミラ:「用事があるようなら変わりますが。暇であればスグ起きると思いますのでそのまま寝かせてあげてください。」
    マフメロ:(火星の胸元に丸く収まるように就寝
    火星:(こくこくと頷いて、嬉しそうに抱っこ継続。小さい物好きもあるが赤ちゃんなども結構好きらしい)
    リュドミラ:「どうやらマータンには完全に気を許したようですね。」
    火星:「クッキーと飴玉のおかげな気もするけどね。」(小声で
    リュドミラ:「クッキーは大分お気に入りのようです。」(くすりと微笑む
    マフメロ:「まっふー…。」(クッキーの山を登る夢を見ている
    火星:「マフメロのためにお徳用買って置こうかな…、でも、食べすぎには注意しないとね。」
    リュドミラ:「はい、実は食費が増えて困っていたりします。メイトは石を食べていれば良いのですが、マフメロは普通の食事が好きなのです。」
    火星:「お粥食べたって言ってたけど…離乳食とか?」
    リュドミラ:「紗枝からいただいたお米で作りました。漬け物などもサクサクと食べるので、なにが食べれないという事はないようです。」

[arca] #大人の食べるものも普通に食べる

    リュドミラ:「今の所喜んで食べるものはクッキーなどの甘いものですね。」
    火星:「偏食にならないように気をつけないとね。」
    リュドミラ:「はい、責任を持って当たります。」(キリッ
    リュドミラ:「しかし、メイトの料理のレパートリーはお粥と卵焼きだけなので早急にメニューの習得をしなければ…。」
    火星:「……僕が使ってた簡単で栄養のある料理本あげるよ。小学生の頃に母さんに貰ったんだ。」
    リュドミラ:「ありがとうございます。」(すごい嬉しそう
    リュドミラ:「これでひもじい思いをさせなくて済みます。」

[arca] #既に親心的なものがある様だ

    火星:(真面目なリュドミラの言葉なので素直に安心してる)
    リュドミラ:「マータンの協力があって安心です、ありがとうマータン。」
    マフメロ:(ときどきもぞもぞ動く

[arca] #くすぐったい

    火星:「ううん。その内、リューちゃんのご飯、僕にも食べさせてね。」
    リュドミラ:「わかりました。」(頷く

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時系列

8月8日

解説

ウル中にてマフメロのお散歩を敢行。

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