狭間06エピソード集

エピソード『久しぶりに横臥と』

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目次

• エピソード『久しぶりに横臥と』
  
  
  
  • 登場人物
    
  • 本文
    
  • 時系列
    
  • 解説
    
  
  

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エピソード『久しぶりに横臥と』

登場人物

緋昏歩

アネモネラウンジの店主。

四皇子ヶ峰横臥

近衛の子供。歩の最も信頼する一人。

本文

[arca] 久しぶり横臥ちゃんに会いたい
[utako] 吹利学校中等部に行ってからは剣道してるらしいので出現時間は遅めの時間帯
[arca] 出現
[utako] メールすると閉店近めの時間にお店に登場
[arca] ＃月曜は定休

歩

「幹也君の家にお邪魔するのもアレだし、やっぱりこっちに来てもらおうかな？」

[arca] ＃メール打ちつつ

歩＠メール

「今日暇だったら家にこない？忙しいならまた今度で良いけど・・・」

[arca] ＃以下住所

横臥＠メール

「部活あるから遅めの時間になるけど　大丈夫だったら行くぜ」

歩＠メール

「いつでもオッケーよ☆」

[utako] ＃夜には影蜥蜴と同じようにうろうろする白髪の少女が

歩

「こっちこっち」（店の入り口から

横臥

「……うぉ！？あれ、店閉まってんじゃねぇか。来るの遅すぎたか？」

[utako] ＃大体夜８時ぐらい

歩

「ううん、今日は定休日なの。いま明日のスペシャルメニューの仕込み中よ」

歩

「久しぶりね…また背伸びた？」

横臥

「まぁな！影とだいぶ差がついて来たぜ」

[utako] ＃ジャケットにプリーツスカート、下にはぬくぬくとタイツ装備して、可愛いスニーカー履いてた。通学用のバッグとアクセサリつけた竹刀袋が目立つ。

歩

「そうねー。身長ではもうずいぶん先に行っちゃった感じ」

[arca] ＃歩はタイトなローライズデニムとへそ出し気味のパーカー＋エプロン

横臥

「……、ガールズバーだっけ？やってんの」

歩

「いちおう普通の喫茶店よ…服は元からこうだし、欲求不満だし…」

[utako] ＃影蜥蜴さん、同人活動初めてから夜更かし増えたせいで成長に遅れが
[arca] ＃寝ない子は育たない…

横臥

「運動しろよ、運動。欲求不満は運動で発散すりゃ良いに決まってんじゃねぇか！」　（若干体育会系に走りつつある

歩

「一応運動もしてるのよ？斜め向いのペットショップの人達の影響でパルクールしたり、動作術も続けてるし」

[utako] ＃ひと悶着あり、幹也んと健全な関係をとなってから剣道を始めた
[arca] ＃店の中へ招き入れつつ

横臥

「身体動かすだけが運動じゃねぇんだぜ？精神鍛錬、これもしっかりやらねぇと」　（にっと笑いながら

横臥

「おっ邪魔しまーす！」

歩

「そりゃそーですけどー…。お茶入れてくるね」

[arca] ＃動作術は一応精神鍛錬のためにやっている
[arca] ＃紅茶をいれて戻ってくる

歩

「はい、どーぞ」

横臥

（荷物を置いてカウンターに座り）　「さんきゅ」

歩

「部活の方はどう？はかどってる？」

横臥

「楽しいぜ。他の生徒の年齢に合わせて横臥様のヒーローパワーはほとんど封印状態にしちまってるせいで、すげぇ面白い」

歩

「能力を封印してるのね。でも吹利学校ならすごいのもいるんじゃない？」

横臥

「居るには居るけどよ、表に出れねぇようなのは能力者や人外は論外だぜ。公式戦に出れねぇしな」

歩

「そうだったっけ？手加減してでてる人も居たような…大学の話だけど」

[arca] ＃歩も幽霊状態だけど吹利大学

横臥

「封印処理とかしてもらってる奴は俺みたいに相談して一般の部で参加させて貰ってるぐらいじゃねぇかな。そう言うのはガチンコでぶつかれるぜ」

歩

「そうなんだ。怪我しない様にね」（ちょっと心配

横臥

「防具つけてるから、大丈夫だっつの」　（にっと笑って

歩

「そう？」（あざとかないか腕をモミモミ

[utako] ＃技能値６～９の小中学生部門
[utako] ＃基本特徴値ないぐらい。あっても１程度の剣道生

歩

「うむ、みえる部分には傷はないみたい」

横臥

「見える部分に怪我作ると、幹也がすげぇ心配するからな。結構気をつけてるんだぜ」

[utako] ＃近衛の子供達の中では今一番弱いが、一番普通に生活してる
[arca] ＃一番最初のキャラだけど弱い

歩

「考えてることは同じみたいね。何にせよ元気みたいで良かったわ」（ハグ

横臥

「おう、歩も思ったより元気そうで良かったぜ」

[utako] ＃ぎゅーっとハグ返して

歩

「空元気だけどねー。暇作らない様にして考えないことにしてるの」

歩

「ご飯まだだったら、明日のなんだけど、テールシチュー食べてく？」

横臥

「……滅茶苦茶引き摺ってんだ。（苦笑いして）　食べてく、ハクリンは仕事に行ってんのか？」

歩

「うん、毎日遅いの。もうすぐ帰って来ると思うけど」

歩

「別れたのは……。ううん、なんというか再確認しちゃったって感じね」

[arca] ＃鍋をかき混ぜつつ

横臥

「別れた、て聞いた時にはびっくりしたけどよ。決めたんだなぁ、って思えばまだ二人してうじうじして……歩は身体壊すなよ」

歩

「私、結構頑丈なのよ？」

歩

「ごめんね、うじうじしたお母さんで…もうお母さんって言うのもへんかな？」

横臥

「お婆ちゃんになるにはまだ早ぇかな」

歩

「おば…」（しおしお

横臥

「いや、早けりゃ３、年……でも、高校行かなかったら、近衛も幹也も何か言いそうだしな…、高校、大学行って、就職して２年ぐらいしたら、お婆ちゃんの目処も立つかもしれねぇぜ」

歩

「おばさんを超えておばあちゃん…」

歩

「そうよね、でもそのときはぎりぎりはお姉さん、ギリギリおばさんってよんでも乱打から」

[arca] ＃もらうんだから
[arca] ＃ぐぬぬ顔

横臥

「それまではお母さんだな」　（にっと笑って

歩

「…うん」（とても嬉しい

歩

「さ、できたわよ」

[arca] ＃バケットとじっくり煮込まれたテールシチュー

横臥

「うわ、美味そう…」

[utako] ＃部活初めてから料理する機会減って下手になった子

歩

「昨日から煮込んでるからもう食べごろのはずよ。最近料理してないって聞いてるから今一度最高のものを食べさせてやろうと持ってねー」（ふふふ

横臥

「部活が忙しいんだよー、土日も試合入る事があるしー」

歩

「部活はそう言うモンよね」

歩

「でも腕が鈍らない程度には続けて欲しいな」

横臥

「はい…」　（ぱくっと食べて

横臥

「ぐぬぬ…」

[utako] ＃バケットを千切ってシチューにつけて、ぱっくぱっく食が進む

歩

「幹也君のとはまたちがうでしょ？」（うふふ

[arca] ＃とろとろだが口に入れるまでは形が崩れない絶妙な加減

横臥

「幹也は菓子スゲーもんなー、…味見が危険だぜ」

[utako] ＃可愛い格好してパックマン状態

歩

「その分運動してるから大丈夫なんじゃない？」（自分もバケットをかじる

横臥

「スイーツのカロリー取ったら、身体に力が有り余るっつぅか。台所に立ってお菓子作ってる幹也観てるだけで……」

歩

「それって男の子が言うセリフよ…」

歩

「なにかされそうになったらすぐに私に言ってね。とか言おうと思ってたけど、幹也君の方を心配しないといけないのかしら……」

横臥

「……一度、男で幹也に迫ったらルナに怒られた」

[utako] ＃眼を逸らした
[utako] ＃偶然帰ってきたルナによって守られた幹也んの貞操

歩

「そりゃそっちの趣味はないでしょー」（でこぴん

歩

「そういうの喜びそうな人はいるけど、私はやめておいて欲しいわ」

横臥

「あうっ……、子供の俺も、大人の俺も好きになってくれたら、男の俺も、ってさ。欲が出たんだよ…」

横臥

「途中までは上手く行ったんだぜ。」

[utako] ＃こう言う所影蜥蜴と似てる

歩

「幹也君ならあるいは受け入れるかもしれないけどさ？なんていうか、うん…」（うまくいえない

歩

「それくらいは我慢しないと」

横臥

「その内、その内」

歩

「え、あきらめてないの？」

横臥

「横臥様が一度や二度、三度や四度の失敗で諦めるわけねぇじゃねぇか！」　（びしっ！

歩

「こればかりは下手したら嫌われちゃうわよ？やる気はかうけど…」

横臥

「とりあえずは、影蜥蜴が何か、漫画描いてくれるっつぅから頼んだ」

歩

「そんなの描いてるの影ちゃん」（気になる

＃かげとかげ

「かけ算もいけます」

[utako] ＃もう中学生だもんね、かけ算くらいできて当然

横臥

「影、漫研に入ったんだぜ。何描いてるか見せてくんねぇけど」

歩

「今の聞いたらなんとなく察しは付くかな……。やろうとしてることはさて置き、二人とも活き活きしてていいわね……」

横臥

「影も俺も単純だからな。考えるよりは実践、実戦。動きながらじゃねぇと考えられねぇ」

歩

「そう言う所、やっぱり好きよ」（少し微笑む

横臥

「時々、やっちまうけどな！」　（にゃははは！と笑って

歩

「フォローできる所はしてあげるけど、気をつけなさいよー」（なでなで

[arca] ＃溜息付きつつ

横臥

「さんきゅ。……ため息ついてどうした？歩も何かやらかしたのか？」

歩

「ううん、別に。私もそれくらい思い切り良くできてればなって思っただけ」

横臥

「すぐにじゃなくても良い、そう言う気持ちがあればその内変われるぜ」

歩

「すぐにじゃなくても…か。なんか、私が今思ってること見透かされてるみたいでぞくっとしちゃったわ」

横臥

「何てったって、横臥様だぜ」　（にっと笑って

歩

「そーね、ちょっといき過ぎちゃうけど？。……私は後ろ向き」

横臥

「どっちかって、言えば…横向きじゃねぇかな。蟹歩き状態」

[utako] ＃ちょきちょき、とダブルピースして

歩

「かに？」

横臥

「吹っ切れたり解決に向かわない以上は平行線だから、横向き。考えないように色々すんのは、前向きな行動だと思うぜ。考え方は後ろ向きかもしれねぇけどよ」

歩

「うん…。考えない様にしてるのは、やっぱり近衛の事が好きだからなの」

歩

「でも、ローザちゃんやニーナちゃん、しれみちゃんに、乱さんまで…」

歩

「なんかさ、私が居ることでみんなや私自身がやきもきするよりはって思っちゃったのよね」

歩

「でも、結果的には私の汚い部分が今になって全部浮き彫りになってきたのよ」

横臥

「自分の汚れに気がついたら綺麗になるために捨てるか、磨くか、汚れを見つめるか、だぜ」

横臥

「その歩が汚ぇって思う所は、俺は別に汚い部分なんて思わねぇけどよ。思って当然、あって当たり前、だろ」

歩

「近衛を独り占めしたいって思うのはまちがってない？……」（うつむく

横臥

「近衛みてぇな独占欲は間違ってんだとは思うぜ。でも、歩のは好きな人を独占したい、って言う気持ちだろ。間違ってねぇよ」

歩

「…ありがと、横臥ちゃん。少し吐き出せたわ。ごめんねなんか」（少し涙眼

横臥

「どういたしまして、……あんな親父でも好きで居てくれる奴が居るのは、せめてもの救いだぜ」

歩

「今さらって感じだけどさ……まだもしかしたらって思ってたりするのよ。それが自分でイヤだったんだけど、それでも良いかなって思えてきたわ」

歩

「好きな人はたくさん居るじゃない、私はその中の……って、またブルーになるとこだったわ」

横臥

「人から見れば、近衛のはそんな感じなんだろうけどな……、近衛自身は多分、違うぜ。伊達に子供１２人もこさえてねぇよ」

歩

「私が言ってるのはそう言う事じゃないのよ。近衛が子供達愛してるって事はわかるわ……問題はそのカタチなのよ」

歩

「……それを理解してくれないと言うか、私が理解できないと言うか……」

横臥

「ふわっふわだもんな、近衛は」　（にっと笑って

歩

「うん……」（バケットもぐもぐ

歩

「とにかく！私は幹也君と横臥ちゃんみたいな関係が良いの！」（くわっ

横臥

「あー……、初めてはやったから、次は俺が初めてを貰うぜ、っていう……そっか」

歩

「えっ」

横臥

「えっ」

横臥

（はっとして）　「あ、今の所、カットで！」　（どっか振り向いた

歩

「そ、それくらいの欲はあるけど…男にはなれないし……うん」（シチューのおかわりを注ぐ

横臥

「今は男になれなくても大丈夫だ、って影が言ってぜ」　（今一良く分かってなさそうな顔してシチューパックパック

歩

「なにそれ…」（赤面

横臥

「良くしらねい」　（バケットもしゃもしゃ

歩

「そ、そっか…影ちゃんも総統深い所まで行ってるみたいね……」

[arca] ＃アンディの部屋で英才教育

横臥

「今度詳しく聞いておくぜ」

歩

「うん。そうだ、横臥ちゃんマイクラやったことある？」

横臥

「影がやってたから借りて少し遊んだ事あるぜ」

[utako] ＃スキンが何かヘルメット被ってた

歩

「そうなんだ、私今結構はまってるんだー」

横臥

「影は何か、寝る前に３０分ぐらいやってる程度っつてたけど。歩、どんぐらいやってんの？」

歩

「このお店朝は暇だからお客さんが来るまでずっとやってるわ…」

歩

「あと、眠れないときとか。無心になれるのよね」

横臥

「俺はあれは無理だった。眼がちかちかしてくる」

歩

「そっかー…一緒にやろうと思ったけど残念ね」

横臥

「部活終わって帰ってきたら…結構早目に寝るからな」

歩

「健康的ね。寝る子は育つのよね」（改めて成長を確かめつつ

横臥

「俺の場合は、少しぐらい不健康な生活してても大人の姿になるように成長するみたいだから、ほっといても育つんだぜ」

[utako] ＃子供の姿の方が変化だから成長は大人（元の姿）になるように自動。

歩

「あのナイスバディね。それでも、課程を見るって言うのは楽しいものよー？」

[arca] ＃徐々に女性らしくなっていく
[utako] ＃成長の具合は性徴期にあってるので６年生～中２にかけてグンと育ったあとは、等間隔で成長
[utako] ＃身体測定のたびに影蜥蜴が渋い顔してる

横臥

「影が逆に成長してねぇから、比較対象が居て助かるぜ」

[utako] ＃＜●＞　　＜●＞

歩

「あんまり本人の前で言っちゃダメよ、ちゃんと影ちゃんも成長してるんだから」

横臥

（誰かが、見てる気がっ…）　「……お、おぅ。影もちゃんと成長してるよ、な」

歩

「？」（きょろきょろ

横臥

「…影にはもうちょっと健康的な生活するように言っとこう」

歩

「影ちゃんはちゃんと節制しないと成長しないタイプみたいだもんね」

歩

←今でもちょっと育っている

横臥

「双子らしく一緒に大きくなりたいんだけどなぁ…」

[utako] ＃んー、と考えて

歩

「そうねー」（んー

歩

「影ちゃんはなるがままに成長してみたいって言ってたけど」

横臥

「なるがまま、か…」

横臥

「影らしいな」

歩

「そうねー、影ちゃんには大人の姿がないみたいだし、横臥ちゃんに確約がある訳じゃないからね」

歩

「こっちはこっちで成長が楽しみよ」

[arca] ＃横臥ちゃんみたいに

横臥

「だな」（にっと笑って

[utako] ＃将来は双子で並べるぐらいの成長はする予定（ＰＬ談
[arca] ＃急速な追い上げ

歩

「じつは私もまだ成長してるのよね、数ミリだけど」

[arca] ＃胸も前よりちょっと大っきい

横臥

「あれ、歩って今……」

横臥

「あ、そうだよな。別に成長してても変じゃねぇ歳じゃねぇか」　（にゃっはっは

歩

「今また実年齢よう上に見られた気がする……」

横臥

「大人っぽいぜ！」　（ｂ

歩

「う、うん」（狐につままれたような顔

横臥

（ごまかした

歩

「大人っぽい、大人っぽい…」（自分に言い聞かせる

[utako] ＃そんな感じで、ちょっと遅くまでおしゃべり

時系列

2012年11月

解説

フィネストラを出てから久しぶりに横臥と会う歩。

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