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狭間06エピソード集

エピソード『歩の怪異探訪⑤』




目次





エピソード『歩の怪異探訪⑤』


登場人物



緋昏歩

モノノケ商店街で『アネモネラウンジ』という喫茶店を営む女性。店の営業の合間に怪異を探し、記録する『記録屋』。


本文



[arca] #日暮の街角




(少し歩いた後で少し休憩中



[arca] #風があり蚊などはよってこない




「涼しいー」(眼を閉じて風の流れを感じつつ


「主要道から少し外れてるから、それほど排ガスの臭いも気にならないし。良い公園ね」



[arca] #公園の中央には盆踊りの櫓が設営されている




「今日はやらないみたいね。ちょっと残念かも」



[arca] #櫓から提灯型の照明が延びて居るが明かりは灯っていない




「何だかちょっと寂しい光景ね」


「そろそろ他の場所に行ってみようかしら」



[arca] #眼を閉じて気の流れを探る




「あっちが良さそうね」



[arca] #僅かに感じた気の流れを辿り、街の中へ戻っていく歩。


解説


街を歩いていたらちょっと寂しいが、雰囲気のいい公園を見つけた。

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