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狭間06エピソード集

エピソード『集会場の一幕』


目次


エピソード『集会場の一幕』

登場人物

白狐明
気弱な少年。白狐の妖怪。
五加木姫
ギリースーツ幼女。隠れ蓑の妖怪。

本文

[arca] #モノノケ商店街。集会場。
[arca] #昼間の集会場は開かれており、主に子供達の遊び場となって居る
[arca] #いくつかの玩具もあり、近隣の学校や幼稚園から子供達が集まる
[arca] #話はそれるが、子供の間にも派閥と言うものがある
[arca] #ただ何か念頭に置いた主義や信念がある訳ではない。いわゆる友達グループだ
[arca] #しかし、垣根を設けたもの同士が近くに居ると、どうもいざこざが起きるものだ

坊主の園児
「おい!そこ俺らん場所だぞ!」
「え…」(ビクッ

[arca] #ミニカーをコロコロして遊んでいた明を突然園児のブループが取り囲む

ベッカム園児
「そうだぜ、毎日このテーブルでデュエルすんだよ」
「ご、ごめん…すぐどくね」

[arca] #明は小学生だが、気が弱く、幼稚園の年少にもたじろいでしまう。年長などはもう手におえない
[arca] #明は気圧されて部屋のすみに移動する

「ねえねえ、なんでどいちゃったの?」
「あ…姫ちゃん…」

[arca] #明の友達の五加木姫。
[arca] #葉っぱやコケなどを服として着て歩く不思議な少女。さすがに人前に出るときは普通の服装だが、それでも木の枝や葉っぱなどを身に付けていることが多い
[arca] #今もこよった細い蔓で作った髪飾り(?)をするすると髪に絡めている

「先に居たの明チャだよ、どかなくて良いよ」
「でも…いつも使ってるって。怒られちゃうのも怖いし…」
「意気地なしだね」
「うう…」(ベソ

[arca] #きっぱりと言い放たれ、目元が潤む明

「泣くな意気地なし。ちょっと姫がいって懲らしめて来る」
「え?!だめだよ姫ちゃん、喧嘩したら怒られちゃうよ」
「だいじょうぶ、姫に良い考えがある」

[arca] #そう言って明の制止を振り払い園児グループに近づいていく姫

「おいクソガキ共」
坊主の園児
「なんだおめークソガキドモってなんだ?」
ベッカム園児
「わかんね」
「これあげる」(あめ玉を取り出し
ベッカム園児
「飴だ!…ははーん、お前、バイシューしにきたんだな」
「バイシュー?」
ベッカム園児
「そこの白い弱虫に言われてここからオラ達をどかして欲しいって頼まれたんだろ!」
坊主園児
「そう言う事か、その手には乗らないぞ」

[arca] #腕組みをしてフンと鼻をならす坊主園児

「なに言ってるの?いらないなら良いけど」

[arca] #飴をしまい出す

ボウズ園児
「え…タダでくれるの?」
「タダだよ」(んへっと微笑む
ベッカム園児
「な、ならもらってやっても良いぞ」
「じゃ、一人一個ずつね」

[arca] #飴を手渡すと、姫は明の方へと戻っていった

「ただいま」
「おかえり…なにしてたの?」
「飴あげてた」
「飴?」
「うん、飴」

[arca] #明が園児の方を見ると、おいしそうに飴をなめている姿が見えた

「いいなー…僕も欲しい」
「だめ。明チャにはあげない」
「え…」(しょぼーん
「代わりにキスしたげる」(ちゅっちゅっ
「えっ、やめてよ〜っ」(ちゅっちゅされつつ
坊主園児
「うわー白いヤツ、キスされてやんの。きもちわりー」
ベッカム園児
「ほんとだー……なんかおら、眠くなってきた…」
坊主園児
「まぢで?……あれ、なんか俺も……、…」

[arca] #目を擦り、見る見るうちに眠りにつく園児

「んーっ……あれ、あの子達寝ちゃった…」

[arca] #チュッチュして来る姫を引き剥がして園児達をみる明。そこにはすやすやと寝息を立てている園児立ち

「んへへ、寝ちゃったね」
「毛布借りてきてあげなきゃ」
「明チャやさしい」

[arca] #大人の所へ向かう明について行く姫。一度園児達に振り向き、ぺろっと舌を出した

時系列

2013年1月

解説

姫とイチャつく明。幼稚園児の頃からリア充だと……
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