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狭間06エピソード集

エピソード『迷ったときはプール』




目次





エピソード『迷ったときはプール』


登場人物



鷹司義房
悠久の時の流れるプールに身を任せる夕闇吸血鬼。

苑馬真詞音
ツッコミ担当メイド。プールではメイド服は着ない。

安寿・S・根源樹
この歳になると泳ぐのはしんどいそうです。何歳だっけ……


迷った時はプール



義房
「フハハハ」

真詞音
「……唐突にどうなさったんです、お坊ちゃま」

義房
「暑……もとい、忌々しい陽光がこの身を焦がす。吾輩が真祖に連なる身で無ければ灰となっていたところだ。流石は太陽神を主神と仰ぐ国の陽よ」

真詞音
「暑さで……いつも通りですね」



[kurov] #自分だけは日傘を差している



安寿
「エアコンがない所じゃもう生きられないね……、外仕事したくない。死ぬ……」



[kurov] #どこでなにしてるのこのひとたち
[TK-Leana] # さあ
[utako] #迷ったときはプール
[TK-Leana] # プールだと……
[TK-Leana] # 急に水着になった



真詞音
「暑がっているわりに水に入らないんですね。吸血鬼はやっぱり流れるプールは苦手なんですか?」

義房
「笑止! 吾輩ほどの力を持つ者となれば流れるプールごとき単なる娯楽施設に過ぎん」

真詞音
「坊ちゃまは泳げませんしね」

義房
「人聞きの悪い中傷をぬかすな」

安寿
「そう、プールに来て泳がない理由なんて3日後の筋肉痛に対する恐れ以外に何も無い!」(鶴の構え

真詞音
「……寄る年波には勝てないんですね」

安寿
「……若いって凄いよねぇ」(小学生なんか眺めつつ

義房
「悠久の時の流れは全てを洗い流して行く……」

真詞音
「共感できかねますが……お察しします」


激流に身を任せ流れるプール



安寿
「何あれちょっと楽しそう」

真詞音
「入り口にレンタル浮き輪がありましたよ」

安寿
「いやぁ、私は見てるだけか子供用の所で寝そべってるだけで良いよ。何かこの歳になるとね、大量の水に浸かるだけで体力が消費されちゃって……まさに毒沼」

義房
「ふん、情けないことを」

真詞音
「坊ちゃまも浮き輪で流されてきたらどうです?」

義房
「傍から見ていると大分間抜けだぞあれ」

真詞音
「お似合いじゃありませんか」

義房
「宵闇の支配者たる吾輩にいい度胸だ。まあよい、只人の言葉ごとき気にする物でもない」

真詞音
「昔はへたれなりにもう少しかわいらしかったのに……」

真詞音
「ねばらぎさんが無用に付き合いいいからですよ、まったく」

義房
「人であった時など、遠い話だ……」

安寿
「私のせい? ゲーム以外は省エネで生きてるつもりなのにー……でもやっぱり面白そうだし、借りて来ようかな。浮き輪」

真詞音
「行ってらっしゃい。折角来たんですから開始5分でへばってちゃ入場料が勿体ないですよ」

義房
「浮輪のレンタル料もな」

安寿
「もろもろ料金をゲーム代に換算すると……、元取れるぐらいは何かしようという気になるね」



[utako] #しばらくして浮き輪を持って戻ってくる



義房
「ふっ、貴様も吸血鬼であるならもっと高尚な遊戯を楽しめばいい物を」

安寿
(恐ろしく似合う浮き輪スタイル)「って言うと?」

義房
「……高尚な遊戯だ」



[TK-Leana] # 考えてなかったらしい



安寿
「高尚な、ねぇ……インテリ臭い脳内チェスとか素晴らしき書物の一文を思い出して考察するとか、腋毛の生えそうな事、絶対にしないよ」

義房
「……何故それでわき毛が生える」

安寿
「私はそれで腋毛の生えた吸血鬼を知っているからね」(よいしょ、と浮き輪を浮かべてお尻からすっぽり嵌って浮かぶ

義房
「……夜の貴族にも色々いるからな」

安寿
「義房も気をつけなよ。他にもクサイ台詞事を言い過ぎて口からカビが生えた魔術師や、前髪を払いすぎてハゲあがった吸血鬼なんかも居たかな」

義房
そのような物が居るか「

義房
「そのような物が居るか」



[utako] #始めは慣れない様子で浮かんでたが慣れてくるとだらりとくつろいで浮かんでる



安寿
「それが居るんだよー、世の中広くて夜は深いって言うーしー……あー、これ魂抜けそう……」



[utako] #ぷかー



義房
「イモータルが魂を語るとはお笑い草だ」

安寿
「義房はその内頭の上に草が生える吸血鬼だね。花の咲いた吸血鬼なら知ってるよ」

義房
「ふっ、植物に寄生されるほどやわな身では無い」

安寿
「坊ちゃん、季節の変わり目にはいつも風邪引いてるタイプかと思ってた……」

義房
「そのようなひ弱な身で吸血鬼の真祖がつともある物か。最も、吾輩を恨み恐れ、呪術による攻撃を試みる者もそれなりに居るが故、始終本調子と言う訳にもいかぬがな」

安寿
「……学校でいじめにでもあってるの? お姉さん、悩みがあれば聞いてあげるよ?」

義房
「そのような階梯の話ではないわ」

安寿
「学校の裏サイトに、あいつきもいとか書き込まれるのもある意味呪術による攻撃だよね……、わかるわかる」

義房
「只人ではあるまいし、その程度の事に動揺する物かよ」

安寿
「じゃぁ、好きな女子の好きな男子について暴露されたスレ見ちゃって、その相手が自分の親友だったとか……?」

義房
「なんだその、漫画のような筋書きは」

安寿
「でもそんな状況にドキドキしちゃって、新たな自分の一面に気付くENDだったりして……お姉さん、応援してるよ」

義房
「勝手な思い込みで応援されるのも困りものだ」

安寿
「とりあえず何かあったら聞くぐらいは出来るって事。占い師は聞く事がお仕事なので」

義房
「ふっ、気遣いだけは感謝しておこう」

安寿
「うん。ところでそんな曲がった色の話じゃなくて……もっとこう、学生らしい20代独身が喜びそうな色のお話とかないんですかね……坊ちゃんは」

義房
「? どんな話だそれは」

安寿
「お屋敷で真詞音とのラブコメ的ハプニングとか学校で女子や男子に告白されたとか、最近体育教師がやたらとスキンシップ取ってくるとか……」(手招きして小声で

義房
「そのような事ある訳が無かろう」



[TK-Leana] # ふんと鼻で笑う



安寿
「うんこつまんない吸血鬼だな……」



[utako] #落胆された



義房
「あいにくだが、人を楽しませるために生きた事は無くてな」

安寿
「そういうの向いてなさそうだしね……、はぁ」

義房
「なんだそのため息は」

安寿
(顔に手を翳しつつ)「高尚な吸血鬼の死の吐息とでも名付けておこう。はぁ……」

義房
「他者の日常に愉悦を見出すか。ふっ、確かに高尚かもしれぬな」

安寿
「高尚高尚」(近づいてきた子供に浮き輪を回されてくるくる回転

義房
「ふっ、なんだそのザマは」

安寿
「世の中、子供に遊ばれて回る浮き輪にのった吸血鬼も居るって事だよ。あ、ちょ……気分悪くなってきた……、しっしっ」

義房
「血族の沽券に関わるようなことを……まあいい、戯れのように生きるのも一興であろう」

安寿
「私は一族とかそう言うのは持ってないからね、気軽だよ。体裁を気にしなくて良いのは」

義房
「なるほど、自由か……」

安寿
「そう、自由に……セクハラをする時はね。誰にも邪魔されずに自由で、なんと言うか……救われてなきゃ……体裁なんて気にせず……」

安寿
「血族持っててもセクハラし放題のエルダー何か居るけど……金とか地位とか名誉だよね。あとキャラ。セクハラが許されるキャラは大事だとつくづく思うよ」

義房
「……」

安寿
「義房もそう思うんだね。うんうん……でも、女の子に手を出すのは18歳を過ぎてから! これはお姉さんとの約束だよ!」(きゅぴんっ!

真詞音
(安寿を浮き輪の上から日傘でどつく)

義房
「勝手に人の意見を捏造するな愚か者」

安寿
「青少年に注意をしてるだけ! 痛い! 真詞音、傘は痛い!」(ぎゃー! と叫びつつひっくり返った

真詞音
「18を超えていようとなかろうとセクハラはどうかと思います」(べちべち)

安寿
「そうだ! 逆に考えれば18歳までならセクハラが許され……ブクブクブク」

義房
「沈んでおけ」



[TK-Leana] # そんなかんじで?
[utako] #かな?
[TK-Leana] しかしこいつらなぜプールに
[utako] 暑い故に

時系列


2013年5月

解説


暑いゆえに人は苦しまねばならぬ! 暑いゆえに人は悲しまねばならぬ!

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月影れあな

ログ切り人。IRCでのNickはTK-Leana。 思いつきでキャラメイクしては一発ネタで終わることが多いため、参加者ページのキャラクターリストは出オチキャラの墓場になっている。
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