ど素人から職業クリエーターまで、TRPGと創作で架空世界を楽しむコミュニティ。TRPG+PBW+キャラチャ+創作。

狭間06エピソード集

アネモネラウンジ『干し柿』


目次


登場人物

緋昏歩
アネモネラウンジの店主。記録屋。
リンダ・レイヴンクロー
スカーフェイス

本文

----

[arca] #アネモネラウンジ

歩:(店先に干し柿を吊るしている
リンダ:「洋風の店構えで干し柿とはまたミスマッチなものを…」
歩:「良いじゃない別に、窓の所だけだし」
リンダ:「一番気を使うべき所だと思うぞ……」
歩:「なによ、そんなこと言うなら干し柿できてもリンダには三個しかあげないからね」

[arca] #むすっとそっぽを向く

リンダ:「……(三個もらえれば十分だが)」
歩:「だいぶ冷えてきたから、きっとおいしくなるわよ」
リンダ:「そうだな」
スカーフェイス:(店の窓からかをおのぞかせ、干し柿を凝視している
リンダ:「できる前に食われないよう気をつけるのよ」
歩:「分かってるわ」(スカーフェイスを見つつ苦笑

[arca] #店のなかへ戻り、スカーフェイスを窓際から引きはがす

リンダ:「見せに客が入ってこなくなるだろう。そこで正座してなさい」
スカーフェイス:「ゔぁ…」
歩:「いやいや、座らせるなら裏にしてよお客さん入ってきたらびっくりするじゃない」
リンダ:「それもそうか…スカーフェイス、ハウス」
スカーフェイス:「あ゛う…」(のそのそと店の奥へ消えていく
歩:「そんな犬みたいに扱っちゃダメよ」
リンダ:「ん?そう見えたか?」
歩:「…(素であの扱いだったのね)」
歩:「とにかく、今後はもっと優しくしてあげてね」
リンダ:「あいわかった」
歩:「ほんとに分かってるのかしら…」(つぶやきつつ見せの奥へ
スカーフェイス:(二階へ上がる階段付近にちょこんと正座している
歩:「律儀にリンダの言う事聞かなくて良いのよ。て言うか邪魔だからちゃんとイスに座って…」
スカーフェイス:「あ゛ー」

[arca] #立ち上がり、歩に向けて包帯を漂わせつつ縋るように抱きつく

歩:「よしよし…(男のときはこんなことしなかったのに、やっぱり身体が変わると態度も変わるのね)」
歩:「二階へ上がってても良いわよ。お客さんきたら呼ぶから」
スカーフェイス:「あ゛い」

[arca] #頷き、二階へは上がらず厨房の隅にある休憩用の椅子に座る

歩:「ふふ…(大っきいけど、犬っぽいのは確かね)」

[arca] #再び店内へ戻り

歩:「リンダ、お茶飲む?」
リンダ:「いただく」
歩:「ちょっとまっててね」

[arca] #紅茶と煎餅を用意する

リンダ:「……スコーンとかないのか」
歩:「あるけど、この砂糖かかったヤツ紅茶に合うのよ」
リンダ:「相変わらず冒険家だな…」(ポリポリ
リンダ:「…確かに、ビスケットとはまた違うが。甘味が程よいわね」
歩:「でしょ?」
歩:「後でフェイとハクリンにも持ってってね」
リンダ:「あいわかった」
歩:「ここにこたつがあれば最高ねー」
リンダ:「二階へいけ」
歩:「店番、してくれるの?」
リンダ:「それはやぶさかではないが…理由がただサボりたいだけだからな…」
歩:「人聞の悪いこと言わないでよ。私はただここにおこたがあればなーって思っただけよ...」

----

時系列

日付

解説

解説

The following two tabs change content below.
コメント一覧

コメントはありません。

この記事にコメント

*

*

トラックバックURL