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投稿者: arca ( 狭間06エピソード集 : 2013-11-28 23:55:17 )
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[arca] #アネモネラウンジ
歩:「はぁ…」
[arca] #カウンターに頬杖つき溜息をつく
歩:「……はふぅ…」
[arca] #溜息つきつつ店の暖房の設定温度を一度あげる
獅子王:「……なんぞ」
[arca] #溜息の後の歩の視線に耐えかね
[arca] #言葉も短絡に溜息に返事を返す
歩:「聞いてくれるー?」
獅子王:「聞きとうなかったが、間近でそんな態度を取られては他にないだろ」
歩:(にこっと微笑んで)「最近寒くなったじゃない?」
獅子王:「そうだな。ここ数日でめっきり冷え込んだ」
[arca] #歩の笑顔に若干絆されつつ
歩:「でもね、見つかってないのよ」
獅子王:「なにがだ?」
歩:「しっくりくる抱き枕」
獅子王:「は?」
歩:「だから抱き枕よ。こうやって抱いて寝るヤツ」
[arca] #ギュッと抱きつくジェスチャーをしつつ
歩:「ちょっと前にお気に入りの抱き枕が…なんというか、使えなくなっちゃってさ。ずっと代わりの抱き枕を探してるのよ」
歩:「でも、なかなか見つからないの……はぁ」
[arca] #またため息を吐いて紅茶をすする
獅子王:「なんだよ、もっと深刻な事と思ったらそんなことか」
歩:「私にとってはジューダイなことなのっ」
歩:「なんか寝た気にならないし、スースーして寒いし」
獅子王:「……枕が変わると寝れない質か、難儀だな歩殿は」
歩:「なによ、悪い?」
獅子王:「いや、悪くはないぞ。しかしな、オレが歩殿にぴったりの抱き枕を知っている訳がないという事は理解して欲しい」
歩:「そうよねー」
獅子王:「知っていて聞いたのか」
歩:「そりゃ、愚痴ですから」(微笑み)
獅子王:「……」(ジト目)
歩:「あはは、ごめんごめん」(顔の前で掌を合わせ
獅子王:「…いや、年長者たるもの目下の愚痴の一つや二つ程度寛容に受け止めるぞ」(ふんす
歩:「ありがと」(微笑み)
獅子王:「……まあ、慌てずに探し続ける事だ。アテがなくとも、冬が明けてしまおうともな。あきらめない事だ」
歩:「そうねー…」
[arca] #一瞬笑顔が曇るが、いつもの顔に戻った
獅子王:「紅茶おかわり」
歩:「はい、ただいま」
[arca] #ティーカップに紅茶を注ぐ
獅子王:(その様子を見つつ)「…はぁ」
歩:「あら、溜息うつっちゃった?」
獅子王:「見事にな」
獅子王:「そんなんだからイカンのだ…」(ぶつぶつ)
歩:「あはは…なんかごめんなさい」
獅子王:「それじゃあオレの愚痴も聞いてもらおうか。凧田のヤツがな…」
歩:「はいはい」(微笑みつつ獅子王の愚痴を聞く)
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日付
意外とレア。
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