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狭間06エピソード集
私立探偵部の日常

エピソード『キスとかしてんじゃね?』




目次





エピソード『キスとかしてんじゃね?』


登場人物



佐藤火星
元少年だが、今や完全に純情な女の子。

国東ジャン
自分の恋愛とかまだ興味ない生き物。


本文


2013041503

火星
「手袋のおかげで、前、よりっ、ボタン……早く、押せるけど……、っ―――ちぇいそっ!」(LOSE

SE
「大自然のおしおきよ!」

ジャン
「だって技出せてないじゃん」

火星
「……指を滑らせるのが難しいもん。こう……こんな感じ、って言うのは掴めてるんだけど……」(↓↘→+弱P



[utako] #ぶっぱなら何とか
[utako] #ぶっぱというか立ち止まって技出す練習程度なら



ジャン
「なんか得意なゲームとか無いの」

火星
「んーっと……マリオなら人並みに?」

ジャン
「じゃ、マリオやるか」



[TK-Leana] # と、平然とした顔で
[TK-Leana] # PCでエミュレーター起動して孔明の罠みたいな改造マリオをプレイさせるおにちく



火星
「僕の知ってるマリオじゃない……」(うるうる

ジャン
(げらげら)

火星
(ぶっすぅと頬を膨らませて、ジャンの頬をこねて伸ばす)

ジャン
「いひゃいいひゃい」

火星
「マリオはスーパーふぁみこんで一人でやるんだけどさ、最近妹が、何とかボックスっていう……ゲーム機買ったから一緒にハロー3とかやるんだよ。」



[utako] #火星もやっとスーファミ触ったところで妹はお年玉は箱買ってHaloやってた



ジャン
「へー。お前んとこスーファミ現役とかいくらなんでも古くね?」



[TK-Leana] # と、さっきまでネオジオでサムスピやってた男が言う



火星
(こね戻して)「でも、スーパーだよスーパ。これもネオ……げお……? だし、古いのかな? ゲーム機とかコントローラーこっちのほうがコンパクトだよ?」



[utako] #小さいって素晴らしい



ジャン
「まあ骨董品だよね、両方」

火星
「そうなんだ。面白いのになぁ……このマリオは別として」

ジャン
「後ろから見てるのは超面白い」

火星
「ぐぅ……ジャン君やってみてよ。後ろで見てるから」(膝の叩いて



[utako] #膝を



ジャン
「嫌だよ。俺も憶えてないし」

火星
「攻略攻略、やってる内に思い出すって」

ジャン
「えー、そもそもマリオそんな好きでもないし」

火星
「それなら良いけど……」(じりじり進んでいるとまた死んだ

ジャン
「あー、今のも所見殺しだなあ」

火星
「……時には諦めが肝心だよね」

ジャン
「ギブアップ?」

火星
「ギブゥ……」

ジャン
「ははは、じゃあまあ丁度いいしおやつにするかー」

火星
「うん。……て、あるの?」

ジャン
「カントリーマームがあった気が」

火星
「お菓子があるなら……僕はハーブティでも淹れようかな。」

ジャン
「ハーブティーって美味いの?」

火星
「美味しいよ。種類が色々あるから好みにもよるけど」

ジャン
「ふーん、なんか色水くらいにしか思ってなかった」

火星
「今度、部室で色々淹れてあげるよ。葉っぱも学校の方が多いし」

ジャン
「ふーん。そういや何故か部室にポットとかあるもんな」

火星
「先輩達がお茶会するからね」

ジャン
「あの人ら、二人っきりの時割といちゃついてるよな、臆面なく」

火星
「う、うん……恋人同士だから二人きりの時は仕方ないと思うけど、部室に戻った時に二人きりだったりすると……ちょっと色々考えちゃうよね」

ジャン
「キスとかしてんじゃね」(けらけら)



[utako] #腹が……
[TK-Leana] # 終末急に冷えたりしましたからねえ
[utako] #人類滅亡を軽く乗り切った感



火星
「……キ、キス……キスしてるのかな……」(はわわわ……と、想像して赤くなる

ジャン
「そりゃ、恋人同士なんだしするんじゃね? うちのおかんとかも時々してるし」

火星
「そ、それは家族同士の……とかじゃないの? (指をつつき合わせつつ)」

ジャン
「夫婦なんだし、どっちかって言うと恋人だろ」

火星
「……う、うちの父さんと母さんは……、あんまりそう言うのしないから……解んないよ」(ぽっぽ、と火照る頬を両手で挟んで、ぎゅーっと眼を閉じてる

ジャン
「そりゃ隠れてやってるんだろ」

火星
「し、知らないよ……」

ジャン
「えー、見たことあるんじゃない、実際」

火星
「な、ない! ないもん! い、いってきますのチューぐらいしか……だけど、そんな、恋人みたいなのとかは……」



[utako] #恥ずかしいの誤魔化すようにジャンの頭をわしわしと触って



ジャン
「いたいいたい」

火星
「ジャ……、ジャン君は、そう言うの……は……?」

ジャン
「別にないけど。お前ある?」

火星
「な、ないよ……うん……、したことない……」(むにむにとやわこく頭皮揉んで

ジャン
「正直、楽しいのかなああいうの」

火星
「……楽しいとか、そう言うの……じゃないと思うけど……」



[utako] #なにやら乙女チックな幻想的な物を想像しているらしく、言葉に出来ない具合で、あのその、と呟いてる



ジャン
「ふーん、じゃあどんなの?」

火星
「……き、気持ちが近づいて……し、自然と……しちゃう……感じ、だと……思います」



[utako] #思わず敬語になってる



ジャン
「ふーん」(にやにや)



[TK-Leana] # ジャンはSかもしれない



火星
(ぴくんと顔を真っ赤にして)「知らない! 知らない! 知らないもん! 漫画とかだとそんな感じだもん!」

ジャン
「火星はロマンチストだなあ」



[TK-Leana] # けらけら



火星
(ジャンに顔見られないように手でブロックしつつ、すすす、と退避)

火星
「ちょ、ちょっと漫画……読みすぎたの……、そ、そう言うの……少し憧れるし……」

ジャン
「そんなもんか。俺はピンとこないけど」

火星
「……ジャン君、疎そうだもん」

ジャン
「て言うか興味ないし」

火星
「言うと思った……、はぁ……もうちょっと、興味持っても良いのに……」(手の隙間からじとーと見つつ

ジャン
「別に誰も困らないしいいじゃん」

火星
「……遊びに来辛くなるし、興味ないならないで良いですけど!」(べーっ、と舌を出して、こっそりため息つく

ジャン
「? なあサティ、俺今何か怒らせるようなこと言った?」

サティ
(笑い転げてる)

火星
(珍しくちょっぴり怒るが、ジャンなら仕方なかった)



[TK-Leana] 鈍感キャラ
[TK-Leana] と言うよりまだ恋愛を意識してない
[utako] 恋愛どころか他人への興味自体が
[TK-Leana] そこまでではないのですが
[utako] 一応大丈夫だった
[TK-Leana] 多分大丈夫!

時系列


2013年4月

解説


ゲームしたり、部長らの恋愛事情について話したりするジャンと火星。一応あれでも自重してるらしいですよ。

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月影れあな

ログ切り人。IRCでのNickはTK-Leana。 思いつきでキャラメイクしては一発ネタで終わることが多いため、参加者ページのキャラクターリストは出オチキャラの墓場になっている。
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