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狭間06エピソード集
私立探偵部の日常

エピソード『暗号遊び』




目次





エピソード『暗号遊び』


登場人物



カウラアード・シルフィ・ルートスペード
私立探偵部の先輩。
佐藤火星
暗号とかあまり得意ではないが今回のは流石に分かった。
リュドミラ・新間
むしろ火星のレベルに落とすのが大変だった。

本文



リュドミラ
(たぬきの絵のとなりに『たあためたんたぼ』と書く
リュドミラ
「初歩的な暗号と言えばこれです」
火星
(狸がリアル過ぎて怖い)
リュドミラ
「さあ、解いて……なぜ怯えているのですか」
火星
「眼と眼が合っちゃった…」
リュドミラ
「目ですか?……」(目を真っ黒に塗りつぶした
火星
(暗号と言うか呪いの文に見えてきた)


[utako] #たあため・たん・たぼ…たあため・たん・たぼ…
[utako] #(たぬき



リュドミラ
「この絵ではたぬきと視認できないのでしょうか……」(絵に自信がなくなってきた


[arca] #絵と言うか鉛筆で濃淡を高速で付けた疑似写真
[utako] #ハンドプリンター



火星
(くらっと来そうになったが持ち堪えた) 「も、もう少し可愛くしても良いと思うなぁ…」
リュドミラ
「かわいく……メイトはデフォルメと言うものが苦手なのです。創造力が必要なので」


[arca] #丸を描いて筆が止まる



火星
(試しに描いてみる)


たぬき
[utako] #なんか疲れてる



リュドミラ
「……たぬきですか?かわいいですが」
火星
「……何か、違うなぁ」
カウラ
(さらさらと書き足して、依頼に行ってしまう)


もうだめだ



リュドミラ
「……あの、暗号は」
リュドミラ
(´・ω・`)
火星
「……たが多いから、抜いて…あめんぼ?」
リュドミラ
「正解です。たぬき、つまりたを抜くということです」
火星
「たぬき」 <もうだめだ
リュドミラ
「苦労してそうです」
リュドミラ
(真似して描く


[arca] #もうだめぽんが増える



火星
「家の裏にときどき狸が下りてくるけど、もう少し活力に溢れてるかなぁ…」
リュドミラ
「これよりはきっと…マータンの家は山の近くにあるのですか」
火星
「学校からだと、吹利山の麓を東に行った所かなぁ。すぐ裏の雑木林がそのまま山に続いてるよ」
リュドミラ
「なるほど。メイトの家の近くにはないので、そこまで大きな動物は来ません。少し羨ましいです」


[arca] #さらに紗枝ソックがあるので
[utako] #本能で生きてる赤髪の酒飲みが1匹いるよ!
[arca] #動物扱いw



火星
「大きいって言っても、柴犬ぐらいだよ?」
リュドミラ
「十分大きいと思います」(きゅおきゅお
火星
(これぐらい、と手で大体の大きさを表現していると…) 「あ……、そっか、似てるのかも…ジャン君に。たぬき」
リュドミラ
「これですか?」(もうだめポンを見る
火星
「毛艶とか、餌あげたらごろごろしてたり…、これだね」
#命名
もうだめポン
リュドミラ
(たぬきの下に『もうだめポン』と付け足す
火星
「リューちゃんの触り心地は、スカーフみたいで……研究室の白衣みたいな、サラサラしてて気持ち良いね」
リュドミラ
「ありがとうございます。白衣ですか」


[arca] #断片的な創造主の記憶を思い起こす



リュドミラ
「マータンはマシュマロですね」(ふかふか
#妹
「海老からマシュマロマンにジョブチェンジ(笑) ゴーストバスターズ!」(掃除機で胸ズボボボ
火星
「そ、そうなんだぁ。マシュマロ…」


[arca] #居たそうw
[utako] #赤く丸い痕残ったそうな



リュドミラ
「髪の毛はぴんぴんと房が跳ねていてくすぐったきもちいです」
リュドミラ
「はたきの先を撫でているような」
火星
「リル君にまっすぐにしてもらったのに、2、3日ですぐ解けちゃった……下ろしてると母さんが、黒くなりなさいよ、黒くって毎日言ってくるから…元に戻ってよかったんだけどさ」
リュドミラ
「黒く?」(房をちょんちょんしながら
火星
「ちょっと待ってね。」


[utako] #ごそごそとロッカーから黒の折り紙取り出してきて、色を覚えるようにじーっと見てる



火星
(じわりと髪と義手が黒くなっていく。)
リュドミラ
「黒くなりました」(きゅいきゅい
火星
「ふぅ……、こんな具合かなぁ。えーっと…、これが、僕の能力!………擬態!」
リュドミラ
「下ろして黒だと大和撫子な感じになりますね」


[utako] #名前とか考えるには病気レベル足りなかった



リュドミラ
「擬態」(機能がないのでそれっぽいポーズをとる
火星
(遅れて真似してポーズ決めて) 「母さんもそう言ってたけどさ、何ていうのかな……僕には撫子魂がないから駄目ね、って勝手に落胆されちゃった」
リュドミラ
「大和魂ではなく撫子魂……ハイセンスです」
火星
「何なんだろうね…撫子魂。月裏先輩とかなら解りそうだけど、僕には解らなかったよ」


[utako] #気を抜くと元に戻っていく



リュドミラ
「日本代表的には青で合っている気がしますが」
リュドミラ
「マータンは今でも十分かわいいと思いますよ」
火星
「ありがと。(にへ、と笑ってなでりなでり) リューちゃんとお揃いだから最近は気に入ってるよ」
リュドミラ
「おそろい」(嬉しそうに微笑む
リュドミラ
「青で良かったです」


[arca] #ちりちりと光の粒がリュドミらの髪の毛から放出された



火星
「光る……フケだ!」


[utako] #驚いてパッパッ、と払ってる



リュドミラ
「え?……おかしいですね、メイトはふけのような老廃物は出ないはずですが」


[arca] #確認する
[arca] #光の粒は触れると溶ける様に消えた



火星
「な、何だろう……綺麗だけど、何だろう…」 (髪の毛の間に指を通して、手で掬おうとするが掴めず。瞬きして見てる
リュドミラ
「どうやらメイトの新たな機能がアンロックされたようです。詳細は不明」


[arca] #溜まるけどみるみる溶けていく
[arca] #リュドミラが光を気にし出すと出なくなった



火星
(首をかしげて) 「何なんだろうね」
リュドミラ
「気になります」(踏ん張ってみるが出ない
火星
「仕事で泊まり込みが続いたときに、時々父さんの頭にいっぱい着いてるけど……、考えてみたらそんなのじゃなかったかも…」


[utako] #うぅん…



リュドミラ
「ちゃ、ちゃんと毎日洗ってますよ?本当は必要ないのですが」


[arca] #あわあわ



火星
「……シャンプーの良い香りがするから信用してるよ。……」(じー
リュドミラ
(ワシャワシャしてみるがやっぱり出ない
火星
「特別な何かだったんだよ、きっと。溶けちゃったし、普通の感じじゃなかったもの」


[utako] #ブラシでちょっと不器用そうに髪を梳いて



リュドミラ
「マータンのピンクになるヤツみたいなものでしょうか…」(驚く程すっと櫛がはいる
火星
「あ、あれは大体恥ずかしい時とかだから…、それにすぐ戻さないと、変な眼で見られるから、ちょっと大変だよ」
リュドミラ
「体温の上昇は感じましたが、特に恥ずかしいとは感じませんでした」
火星
「うぅん……僕自身、なんで擬態できるのか良く解ってないし…、先輩とかジャン君の方がそう言うところは詳しいかも…」
リュドミラ
「お互いなぞの多い存在のようです」(きゅいきゅい
火星
「僕の場合は…、僕以外の人の方が僕に詳しいから、ちょっと違うのかも…」
リュドミラ
「そうなのですか?……メイトのことも創造主であれば分ると思います」
火星
「僕は、色々と調べられたり調べて貰ったりしてきたから大抵のことは父さんか母さんに聞けるし、ジャン君が近くに居た時には調べて貰ったりしてたんだ」
リュドミラ
「なるほど。メイトもマータンのことはスキャンできる範囲内であれば把握しています」(こくこく
火星
(表面的な変化はすぐに取得できるが、全身、義手内はブラックボックス気味に情報の取得が困難な生物になってる。元々無自覚で擬態能力を使っていたので単体レベルでの偽装能力が高い)
リュドミラ
「小1時間観察できればもっと詳しくすやんで来ますが、普段はスリーサイズや対十くらいです」


[arca] #体重くらい



火星
「どっちも普段からスキャニングしないで…、特に体重は…」
リュドミラ
「メイトの体重も似たようなものです。仮に同じ身長であれば恐らくメイトの方が重くなるかも知れません」
火星
「……リューちゃんが僕と同じぐらいで、僕の方が重くなったら目も当てられないよ」


[utako] #よこに
[utako] #まあこつぁん



リュドミラ
「スタイルの維持に尽力しましょう。協力します」(ヴヴヴ
火星
「うん。痩せよう!って…言うのは難しい気がするから、維持に努めるよ」

時系列


2012年10月

解説


暗号で遊ぶ火星とリュドミラ。ごく初歩的な問題ですよね。

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