狭間06エピソード集
エピソード『牛丼奢るよ!』
- エヴァ・ライスティール・ホワイトハンド
- 普段ぼーっとしてるくせに食べることに関しては容赦ない。
- 迎火凪
- 版画家で同人作家。とても貧乏。
[utako] #エヴァの作業室
- エヴァ
- (完成させた赤ちゃんの彫像には布をかけ新しい作品にとりかかる)
[utako] #また一つ布をかけれた四角い彫像が笛、側面には1日後と3日後の日付と作品ナンバーのかかれた紙がぺたりと貼られる。
- エヴァ
- 「……」(工学部の青年から貰った資料に眼を通し
- エヴァ
- (熟読してから板に図面を引き始める)
- エヴァ
- (装飾や有機的なものではなく、何かの金属パーツの図面を覚えた記号通りに記していく)
- エヴァ
- (夏を過ぎた頃に、2、3度頼まれた事があり、やる事は模型作りのような事。慣れた手つきではあるが、作品の意図が解らずあまり楽しいと言えるものではなかった)
- エヴァ
- (ただ今回は時期もあり、奉仕活動の一環として引き受けている)
- エヴァ
- 「……糸のこ……、ボロボロだった……電動、借りて来ないと…」
[arca] #なにやら明るい気配が近づいて来る予感
- 凪
- 「ほぃほぃほほーぃ♪失礼します…あ、いたいたエヴァちゃん」
- エヴァ
- (床に資料を広げて、黙々と製図道具で板に図面を引いてる)
- 凪
- 「あ、やっぱり今作業中?」
- エヴァ
- 「…うん」
- 凪
- 「本が届いたから見せようと思ったけど、邪魔しちゃ悪いよね。と言いつつ…邪魔じゃなかったら、見てても良い?」
- エヴァ
- 「…うん」
[utako] #人が居ても集中力に影響ない子
[arca] #ツインテールが僅かに揺れつつ
- 凪
- 「わぁい」(部屋の隅に移動
- 凪
- 「ただ見てるだけじゃつまんないし…よし」(紙と筆を取り出し
[arca] #エヴァの作業風景を描き始めた
[utako] #そのまま作業を続け、陽が暮れた頃に顔を上げる。
- エヴァ
- 「…」(ひと段落したらしい
- 凪
- 「………ん?終わったの?」(エヴァを見つめる
[arca] #よこにたくさん描き終えた物がたまっている
- エヴァ
- 「…………うん。」 (何で凪が居るのだろうと少し考えたがどうでも良くなり、凪が描いた絵を拾って一枚ずつ5分程かけて眺める
[utako] #拾いに近寄り
[arca] #エヴァの作業している姿が描かれている。浮世絵風ではなくデッサン調
- 凪
- 「セクシーな所抜き出してみたけど、……もしかしてあんまり楽しくなかった?」
[arca] #むにーっとストレッチしつつ
- エヴァ
- 「…そうでもない」
- エヴァ
- 「……私、描いても……面白い…?」
- 凪
- 「そっか、前見せてもらった時よりもなんとなくだけど、ね。ん?すっごく面白いよ」(にこ
- 凪
- 「綺麗な男の子描くのも好きだけど、綺麗な女の子描くのも好きだし」
- 凪
- 「なにより見てて飽きない」
- エヴァ
- (単純な作品の完成度によって眺める時間が変わるらしい) 「…そう」
- 凪
- 「あ、そうそう。これ」(完成した本を差し出し
- 凪
- 「同人誌できたんだ。一冊フライングだけどあげる」
- エヴァ
- 「…完成、したんだ……、良かった」
[utako] #受け取り、じっくりと読み始める
- 凪
- 「えへへ、ありがと。これで半分くらい売れてくれれば元は取れるよ」
[arca] #20ページ程のSS付きのイラストと4ページの渾身の版画。表紙と裏表紙も一枚の版画になっていた
[arca] #露骨な表現はなく、垣間見える程度だが、とにかく仕草が艶麗としていた
- 凪
- (エヴァの反応を見つつ落ち着きなくしている
- エヴァ
- (SSは読んでないが、イラストはじっくりと見ている)
[utako] #そのまま日付が変わるまで突っ立ったままイラストと版画を眺めて、ぱたりと閉じる。
- 凪
- (立ったまま寝てる
- エヴァ
- 「…帰る」
- 凪
- 「……はにゃ?」
[utako] #軽く資料を片付けて、ずるずると裾を引き摺りながら作業室を出て行く
- 凪
- 「あふ…ふあ…ま、まってー」(トコトコとついて行く
- エヴァ
- (途中でサンダル履いたが、それでもずるずると歩きながら校門に向かってる) 「…もう……、寒い」
- 凪
- 「もう深夜だよエヴァちゃん…そんなにずっと見てくれて嬉しいけど。マフラーかしたげる」
[arca] #エヴァにぐるぐるとマフラーまいた
- エヴァ
- 「…凪さん……別に先に帰っても、良かった…」
- 凪
- 「いやいや、感想も聞きたかったし。こんなに時間かかると思ってなかったからご飯でもどうかなーとか思ってたんだけどね」
- 凪
- 「途中で寝てしまいました、いやぁ失敬失敬」
- エヴァ
- 「…感想………、綺麗だったと…思う……女性向け……、子供には、面白くない…と思う、けど…10代…後半から、40代前半…ぐらいの年齢層…には……面白い、と思う」
- 凪
- 「ふむふむ…そうね、一応成年向けだし。…広い範囲に見てもらえると良いなー」
- 凪
- 「エヴァちゃん個人、としてはどう?」
- エヴァ
- 「…綺麗」
- 凪
- 「あ、うん。えへへ、ありがと」
[arca] #もう少し深い所も聞きたかったが、その言葉でなぜか満足できた
- 凪
- 「そだ、牛丼屋いかない?おごるよ。剣さんの料理には叶わないだろうけど」
- エヴァ
- 「…剣さんは……牛みたい…だけど、牛丼屋じゃない……、行く…」
- 凪
- 「おいしそうだよね、白くて丸くて。…じゃーん、大盛り割引券、ついに使うときたのだ」
- エヴァ
- 「……よく…食べる、ね」
- 凪
- 「燃費悪いんですよわたしゃ、絵描いてるだけでもペコリーヌ」(あはは
- 凪
- 「エヴァちゃんも大盛りにする?」
- エヴァ
- 「…並で…、卵足しネギ諾、豚丼小追加だけ、で…良いよ」
- 凪
- 「え、え…う、うん…覚えられなかったからちょっと、自分で頼んでね…」(あ、あは
- エヴァ
- 「…うん」
[utako] #お金がないと知っていてもしっかり頼んでる
- 凪
- 「大盛りより量多い気がするにゃー…なんか割引できるやつあるかな…」
[arca] #あ、卵割引できるとか言いながら微笑んでる
- エヴァ
- 「…追加は……、自分で…出そう、か?」
- 凪
- 「だいじょうぶ!今日は前祝いでお金たくさん引き出してきたから!」(バーンと三千円見せる
- エヴァ
- 「……たく、さん…」
- 凪
- 「うん、こんな大金は数ヶ月ぶりだよ」
[arca] #うきうきしつつ
- エヴァ
- 「……絵、売れて…ないの?」
- 凪
- 「…うん、実は。あんまりコネないんだよね。それに古典物は良く売れるんだけど、私みたいなモダン調は受けが良くないの」
[arca] #古典と言うか写楽クラスの再版
- 凪
- 「名前も売れてないしね」(えへへ…
- 凪
- 「でもでも、生活は困ってないよ!トウフとモヤシおいしいし」
- エヴァ
- 「…需要が…少ない、時は……少数の…お金持ちの需要に、応え、ないと…」
[arca] #リアル1万円生活敢行中
- 凪
- 「少数のお金持ちかー…礼香さんはなぜか買ってくれないしなー。…エヴァちゃんはそう言うコネたくさん有りそうでうりゃりゃましいなー」
[arca] #若干かみつつ
- エヴァ
- 「…私、のは…ほとんど……オーダーメイド…みたいな、ものだから…」
- 凪
- 「オーダーメイド…やっぱり好きに作ってるだけじゃダメなんだね」(むむむ
[arca] #名の売れ方も画家や版画家というより同人作家に傾倒気味
- エヴァ
- 「…描かせて、くれる…ところ、探さない、と…頑張って」
- エヴァ
- 「…凪さんの絵、沢山…見たいから」
- 凪
- 「そこはそれとなく紹介とかしてくれる所かと思ったけど、違うなら別に良いけどね。嬉しいこと言ってくれるじゃないエヴァちゃん!」(感極まってむにーとくっ付きつつ
- 凪
- 「好事家さんとかどっかに落ちてないかなー」
- エヴァ
- 「…画廊、に持ち込み…するのが…一番、吹利は…古い…お店。多いし…」
- 凪
- 「画廊かー、どっか良いとこある?」
- エヴァ
- 「…知らない。剣さん、とか…の方が多分…知ってる」
- 凪
- 「そっか、じゃあ明日剣さんに聞こうかな」(んー、んー
- 凪
- 「剣さんの人形とやらもみてみたい」
- エヴァ
- 「…剣さんの家に……行く、時は…気をつけて。男暮らしが……何とかで…、えっちしたいって言ってた…から」
[utako] #はしょった
- 凪
- 「えー?でもエヴァちゃん襲われてないし、きっと大丈夫だよ」
[arca] #男は皆草食系だと思っている
- エヴァ
- 「…そう」
[utako] #大丈夫ならいいか、と
- 凪
- 「うんうん、仮に、もしも襲われそうになっても首の辺りキュッてしちゃえば良いしね」
[arca] #明るい笑顔で
- エヴァ
- 「…Q?」
- 凪
- 「そうそう、Q、Q」(ジェスチャー
- 凪
- 「うまくすれば記憶も飛ぶよ」
- エヴァ
- 「…危ない、ね…凪さんって…」
- 凪
- 「あ、危なくないよ?襲われたらの話だもん!」
[arca] #わたわた
[arca] #オソイマセンヨー
- エヴァ
- 「…………うん」
- 凪
- 「信じてないね!?信じてよぉ」
[arca] #牛丼屋にはいりつつ
[utako] #出る時に身体を横にすると鉄格子の隙間から出れるすり抜けジツ
[utako] #<校門
[arca] #折抜けジツ
- 凪
- 「牛丼大盛りBセットと、牛丼並の…並の…卵、えーと」
[utako] #そんな感じで、深夜に牛丼食べに行く女子大生(笑)2人
[utako] #で〆ときましょう
[arca] #ちなみにクーポンは期限切れだったそうな
[utako] #オチィ
- 凪
- (´;ω;`)
- エヴァ
- (しかし追加は減らしてあげない、胃袋がそれを許さないのであった)
[arca] #きっちり払った
[arca] #ちょっと泣きつつ
[utako] このロリに容赦や遠慮と言った言葉はほとんどない
[arca] 容赦無しロリ
2012年12月
よりにもよって凪に奢ってもらうエヴァ。哀れなり。
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とにかく、元気いっぱい!ぶらりんぱわーではぴはぴ!
常識的な子は少ないけど、それでもあまり修正しないところがはぴはぴ!Paとジト目担はこちらです
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