狭間06エピソード集
エピソード『宵姫とカウラと』
- カウラアード・シルフィ・ルートスペード
- SRA所属の吸血鬼。多方面に手を出す。
- 鏡阿光
- カウラの恋人で相棒。
- 兎夜宵姫
- ニートネットアイドル吸血鬼。
- 宵姫
- 「ああ、働きたくないでござる働きたくないでござる」
- カウラ
- 「(あれが噂の姫ニートだわ)」
- 宵姫
- 「お仕事仲間ですか? あら可愛い子」
- カウラ
- 「一昨年にSRAに入ったカウラアードよ。私は貴女のことは少し知っているわよ」
[TK-Leana] # カウラがひきこもってた頃、ローザがああはなるなと口を酸っぱくしていってた女である
[utako] #ネットアイドルでぐーたらの例の吸血鬼
- 宵姫
- 「あら、私も有名になったんですね。肉BOTくん、お茶を入れて差し上げなさい」
- 肉BOT
- (こくり)
- カウラ
- 「ローテンフェルトのローザから話を少し聞いてるぐらいよ。」
- 宵姫
- 「ああ、あなたがローザちゃんの義理の娘さんっていう……」
- 宵姫
- 「ローザちゃんは私にとっても妹みたいなものですからね、お姉さんと思ってくれて良いですよ」(なぜか胸を張る)
- カウラ
- 「……伯母様?」
- 宵姫
- 「おば言わない」
- カウラ
- 「何て呼べば良いのかしら…大姉様?」
[utako] #おおねぇさま
- 宵姫
- 「なんなら、ベッドの中で姫姉さまと甘く呼んでくれてもいいですよ」(うふふ
- 阿光
- (ちょっとかばうように前に出る)
- 宵姫
- 「そちらの無粋なのはレンフィールドですか?」
- カウラ
- 「ここだと私の使い魔という紹介で良いかしら」
- 宵姫
- 「あら、人間を使い魔にするなんてローザちゃんの娘らしからぬアグレッシブさ」
- 阿光
- 「同時に恋人でもある。不用意な発言は慎んでもらいたい」
- 宵姫
- 「ははあ。恋人を使い魔に、それはまたなんと言いますか。面白い事しますね」
- カウラ
- (珍しくちょっと赤くなって) 「堂々と言わないで良いのよ。私が恥ずかしいでしょ……順番で言うと、使い魔を恋人にした、と言うのが正しいのかしら」
- 宵姫
- 「下剋上ですね」
- カウラ
- 「…間違ってないわね」
- 宵姫
- 「まあ、恋人のいる女の子を誘う趣味は私もありません。NTRとか嫌いですから」
- 宵姫
- 「……二人一緒にって言うのはどうですか?」
- カウラ
- 「遠慮しておくわ。私達はこれでも清い仲なのよ」
- 宵姫
- 「まあ、匂いで分かりますが。残念ですねえ」
- カウラ
- 「貴女にだって、ほら居るじゃない」 (肉BOTの方見て
- 宵姫
- 「それはそれ、これはこれと言います」
- カウラ
- 「解らなくもないのだけれど……、一応、今のペースで調度良いと私は思ってるから、悪いわね」
- 宵姫
- 「ローザさんの娘ですしね、あの子も硬かった」
- カウラ
- 「ローザの縦ロールは伊達じゃなくてよ」 (関係ないが鼻が高い
- 宵姫
- 「それにしても、ローザさんの娘さんがどうしてこんな仕事を? 汚れ仕事を請け負わないといけないような立場でもないでしょう」
- カウラ
- 「自分の事は自分でしたいのよ。汚れでも仕事は仕事だから、色々と経験も積んで、一人立ちに備えたいの」
- 宵姫
- 「色々ねえ……今回の仕事がどういう仕事かちゃんとわかってます?」
[TK-Leana] # 同族狩りの仕事と知ってても良いし、下調べしてなくて知らなくても良い
- カウラ
- 「あまり詳しくは知らないわ」
[utako] #同族狩りやるよー、ぐらいで
- 宵姫
- 「SRAは元々はぐれ者の寄り合いですから、年老いた実力者ほど同族から追われた苦い経験を持つ者が多いんですよ」
- 宵姫
- 「この元SRAの関係者狩りという仕事は、実力の高いものは手を出したがらず、獲物はこちらの手管を知りつくしていて、かと言って外部に任せる事も出来ない。要するに、誰もやりたがらず、名誉にもならない危険な仕事です」
- カウラ
- 「報酬はそれなりに多いんでしょ?」
- 宵姫
- 「ええ、まあ誰もやりたがりませんからね」
- 宵姫
- 「そういう意味でも中学生の社会見学には向かない内容なんですが……ここまで聞いて気を取り直す気になりません?」
- カウラ
- 「途中で気に食わない事になったら離脱するわ。悪魔で私達は貴女の補佐程度に考えておいて頂戴」
- 宵姫
- 「お気楽ですねえ。まあ良いですけど。足だけは引っ張らないでくださいよ」
- カウラ
- 「任せなさい、貴女の補佐は有能よ」
- 宵姫
- 「そうだと良いんですけど……」
- カウラ
- (えっへん)
[TK-Leana] # ちなみに時刻は昼間の2時ごろ
- 宵姫
- 「ここですねー」
[utako] #ダークボムの威力が落ちる時間帯
[TK-Leana] # いかにもな感じの寂れた洋館。夜になると迫力が増すのだろうが、晴れた日の昼間の日光の下で見るとどこか間が抜けて見える
- カウラ
- 「どう言うプランで行くのかしら」
[utako] #日傘射して後ろから屋敷見上げて
- 宵姫
- 「えーと。ねぐらはおそらく地下にあろうという事なので」
- 宵姫
- 「まずは屋根を破壊しましょうか」
- カウラ
- 「スマート、とは言い難い気がするのだけれど……周辺への配慮と、破壊工作後の手続きの準備とか大丈夫なのかしら」
- 宵姫
- 「幻術とか使えません?」
- カウラ
- 「不特定多数に対する幻術なんて使えないのだけれど……、作ってあげるわよ。今日は補佐だもの」
[utako] #魔術・作成:12
- 宵姫
- 「使えないのに作るんですか?」
- カウラ
- 「普通、そんな事しないからよ。ちょっと待ってなさい」
[utako] #ダークボムをアドバルーンのように膨らませて、その表面に紋章魔術を書き入れていく。
- カウラ
- 「屋敷の近くに浮かせて、異変を感じた人間がこれ(アドバルーン)を見たら『屋敷に異常はない』と認識を変えさせる程度の暗示の術式よ」
- カウラ
- 「そういうので大丈夫かしら?」
- 宵姫
- 「それはまた便利ですね。ええ、全然OKです」
- 阿光
- 「お前の魔術もやたら汎用性高いなあ」
- カウラ
- 「私の魔術の汎用性は凡庸よ。私の才能を評価しなさい」
[utako] #魔術の才能:3
- 阿光
- 「自分で言う事かそれ?」
- カウラ
- 「自己認識って重要でしょ」 (書き終えて、ふわりと浮かせる
- カウラ
- 「世界構成の変換を司る魔術を使わないだけ、私の技術なんて平凡の範囲よ」
[utako] #まりもこうもりバルーン
- 宵姫
- (ぽーっと見上げて)「……あれ、異常もないみたいだし帰りましょうか」
- 阿光
- 「そうですね」
- カウラ
- (ぺぺぺぺ、と二人の頬っぺた叩く) 「ほら、仕事しなさい」
- 宵姫
- 「……これは効果ありますね。まあ、それじゃあ行きますか」
- 阿光
- 「……引っかけたのお前だろ」
[TK-Leana] # ひりひりした頬を撫でつつ
- カウラ
- (もしも何かあったときには屋敷に落っことして爆発オチにしようと計画。アドバルーンでもダークボムで爆弾なのであった)
- カウラ
- 「引っかかる方が悪いのよ、頑張りましょ」
[TK-Leana] # 天井まで吹きぬけてる部屋の中心に哀れな棺桶を引っ張っていく肉BOTくん
- 宵姫
- 「大体八割方片付きましたね」
- カウラ
- 「勧告とかしなくて良いの? 命が惜しくば私の奴隷になりなさいとか」
- 宵姫
- 「嫌ですよ、この中身割と枯れた感じの男ですし。好みじゃないです」
- カウラ
- 「じゃあ、私が貰おうかしら。……ちょっと、中に入ってるのよね?今から処理する予定なのだけれど、契約したら生かしてあげるわよ」
[utako] #トイレのドアをノックするように
- 棺桶
- 『……ん、む。何者だ、我が寝所にまで忍び込むとは無粋な奴らめ』
[TK-Leana] # 棺桶の隙間から吹き出す様にブワッと霧が広がって
- 吸血鬼?
- 『ぎゃあああああああ』
[TK-Leana] # 日光に晒されて灰になった
- 宵姫
- 「……そういえば、中から外は見えませんよね。当然」
- カウラ
- 「救いようのない人だったわね」
- 宵姫
- 「まあ。古い吸血鬼は割と固定観念に縛られている人が多いですから」
- カウラ
- 「大変よね。とりあえず、黙祷だけはしてあげましょうか」
[utako] #なんまんだぶ
- 阿光
- 「色々あっけなかったが、良いのかこれで」
- 宵姫
- 「楽して儲けられること以上に良い事なんてありませんよ。まあ、デイウォーカーを相手にした不幸を呪っていただきましょう」
- カウラ
- (灰を採取。何に使うかは秘密)
- 阿光
- 「なにしてるんだ?」
[utako] #火星のミミズの土に混ぜてみたらどうなるか
[TK-Leana] # 霧になって脱出し出したらどうするんだ
- カウラ
- 「遺灰を弔ってあげるのよ…」 (シリアス顔で
- 宵姫
- 「まあ、止めませんけどね」
[utako] #羽生えて大空へ、シュワァァ…
- カウラ
- 「(吸血ミミズに突然変異したら……、それはそれで面白いわね)」
[utako] #wktk
- 阿光
- 「ろくでもない事に使うなよ」
- カウラ
- 「さぁ、事後処理して報告して、後は甘い物でも食べに行きましょ」
[utako] #右から左に聞き流す
- 阿光
- 「おい」
[TK-Leana] # じとー
- カウラ
- 「あら、疲れた時には甘い物じゃなくてこってり系の方かしら?」
- 阿光
- 「別に疲れるような事も無かったけどな」(はぁ
- カウラ
- 「それもそうね」 (試験管をバックの中に入れて
- 宵姫
- 「中が良くて良いですね死ねばいいのに」
- カウラ
- 「貴女、恋人はいないの?」
- 宵姫
- 「居ませんが何か」
- カウラ
- 「別にないわよ。ええ。世の中持つものと持たざるものが居るのだから、気にすることはないわ」 (肩ぽん
- 宵姫
- (びきびき)
- 阿光
- 「お、おいカウラ」
- カウラ
- 「…………この人なんだか怖いわね。逃げましょうか」
- 阿光
- 「そうした方がよさそうだぞ」
- 宵姫
- 「きええええ!」
[utako] #逃げるほうが仕事よりよっぽど大変だったとか何とか
2012年10月
珍しく宵姫と仕事で一緒になるカウラと阿光。給料は良いが人気のない汚れ仕事、即ち同族狩りである。
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思いつきでキャラメイクしては一発ネタで終わることが多いため、
参加者ページのキャラクターリストは出オチキャラの墓場になっている。
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