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狭間06エピソード集

狭間グルメ奇譚『空飛ぶ豚②』


目次


登場人物

緋昏歩
アネモネラウンジの店主。記録屋。
ラウラ・ニドヘッグル
ドラゴン褐色少女。

本文

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[arca] #アネモネラウンジ

    歩:「♪」(鼻歌を歌いつつ光の粒子を指で弄んでいる

    ラウラ:(からんころんと来店)

    歩:「いらっしゃいませー…あ、ラウラちゃん。待ってたわ」
    ラウラ:「…この間ぶり、何か話があるとかで…来た」

[arca] #指を回して光の粒子を散らす

    ラウラ:(店の奥の席に座って)「…新しい獲物?」
    歩:「うん、その名も空飛ぶ豚よ」
    ラウラ:「…ポーク?……(ちょっと最近の豚肉のお値段の上がり何かを考えつつ)……OK。」
    歩:「なんでもすっごく素早いらしいわ」

[arca] #ひゅんひゅん、しゅばばっとジェスチャーする

    ラウラ:「…捻り込みが得意で、その技でアドリア海のエースになってないなら…大丈夫」
    歩:「え?なってないの?」
    ラウラ:「…赤いジブタは…食べると危険」

[utako] #色々な意味で

    歩:「ポルコロッソじゃないから安心して」(くすりと微笑み)
    歩:「外見はこんなのらしいわ」(ノートパソコンの画面を見せる

[arca] #まんま豚に翼が生えた姿

    ラウラ:「……ちょっと可愛い」
    歩:「…食べないで飼ってみる?」
    ラウラ:「…半分食べてから考えよう」
    歩:「半分食べたら…多分手遅れかなぁ」

[arca] #苦笑

    ラウラ:「…それで、この飛ぶ豚はどこに?」
    歩:「また異界の門の近くらしいの。前とは別の所ね」

[arca] #山岳地帯の地図を見せる

    歩:「この峡谷の所にいるらしいわ」
    ラウラ:「……峡谷?」
    ラウラ:「…ニホンの谷なんて、私にとっては隣家のゴミ捨て穴みたいなもの」(鼻高くして
    歩:「それは逆にはいりにくいんじゃないの?」
    歩:「今回は少し急勾配な道のりだから準備を整えないとね」
    ラウラ:「…確かに他人のゴミ捨て穴には入りたくないな」
    ラウラ:「…私は装備あるから大丈夫」
    歩:「スグいけるの?」
    ラウラ:「…いける」
    歩:「分ったわ、じゃあスグ準備住ませちゃうね」

[arca] #パタパタと見せの奥へ

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    歩:「おまたせ」(チェック柄の登山装備で再登場)
    ラウラ:「…今日はまともな格好だ」
    歩:「なにそれ、いつもはまともなかっこじゃないみたいじゃない」
    ラウラ:「…この間はボッシュートされそうな格好だった」

[utako] #不思議、発見!

    歩:「ジャングルとピラミッドと言えばあの格好じゃない」
    ラウラ:「…ニホンの湿地をジャングルとは言わない」
    歩:「多分あそこは立派なジャングルよ。異界の門お影響でね」
    ラウラ:「…どちらでも良いけど、行くなら行こう。…アルクはその内、多界に侵略されてジャングル王者になっちゃうぞ」
    歩:「日本だからってたかをくくらない方が良いぞって意味よ。私も何度か痛い目みてるし…」
    ラウラ:「…地理が大きく変わる事はない」
    歩:「それじゃ行きましょうか。前回を教訓にして私はサポートに回るから、捕獲頑張ってね」
    ラウラ:「…うん」
    歩:「その代わり、今回はこの子が役に立ってくれるわ」

[arca] #店の奥からゆっくりと歩よりも身長の高い女性がぬっと現れた
[arca] #全身の至る所に包帯が巻かれており、顔の大半が包帯で隠れている
[arca] #衣服はコートにツバの拾いソフト帽

    ラウラ:「…前にも見たアルクの使い魔?」
    歩:「そうよ。けども前とちょっと違うの。まだ試行錯誤段階だけどね」
    包帯の女性:「ゔぁー…」
    ラウラ:(大丈夫だろうか、と若干心配に)
    歩:「スカーフェイスっていうの。フェイちゃんって呼んであげてね☆」
    スカーフェイス:「あ゛ー…」(名前を呼ばれると歩の方にきょろりと視線を向けた)
    歩:「元々ちょっと考えるのは苦手な子なんだけど、素直で良い子よ」
    ラウラ:「…よろしく」
    スカーフェイス:「ゔぁー…」(包帯の間からみえるきょろりとした目がラウラをみる
    スカーフェイス:(ぬっと手をだし、握手を求めている
    ラウラ:(握手して)「…実力は、この間の河童や竿と変わらないのか?」
     歩:「闘ったりものを捕まえたりする事だけなら烏天狗よりも得意よ」
     ラウラ:「…それなら余計に気遣う必要はないな」
     スカーフェイス:「ゔぁ」(袖口から包帯がウニョウニョと出てオウムの触覚みたいにラウラの手を調べている

 [arca] #少しくすぐったくて気持ち良い

     ラウラ:「…」(ぞわぞわしつつ手を引き)
     ラウラ:「…い、行くぞ。」
     歩:「ごめんね、その子の癖と言うかコミュニケーション手段と言うか」(微笑み)
     スカーフェイス:「あ゛ー」
     歩:「フェイはこの包帯で動物とか捕まえたりするのが得意なの」
     ラウラ:「…見たところそんな感じだとは思ったが、実際どうなのかは…捕獲の際に解る」
     歩:「そうね、じゃ出発しよっか」
     ラウラ:「…うん」
     歩:「空飛ぶ豚を求めて、いざシュツジーン☆」
     スカーフェイス:「うぼぁー」

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 [arca] グルメ奇譚『空飛ぶ豚②』

時系列

10月上旬

解説

空飛ぶ豚を求めて出発。

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