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投稿者: arca ( 狭間06エピソード集 : 2013-09-20 01:52:41 )
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[arca] #アネモネラウンジ
歩:「今日は十五夜ね」
[arca] #団子を飾り、梨も添える
獅子王:「お、本格的だな」
歩:「ほら、商店街のお団子屋さんに作ってもらったの。きな粉にあんこ、みたらしのタレももらってきたわ」
歩:「後でつけて食べましょ」
歩:「料理も月見ハンバーグとか、それっぽいの用意してあるの。どう?」
獅子王:「むぬ、いただく」
歩:「ちなみに月にちなんで今日はスッポンのひらしいわ」
獅子王:「月とスッポンにかけているのか?」
歩:「たぶんね。調度この前のスッポンウナギが残ってるから、ちょっとだけ食べる?」
獅子王:「むぬ、それもいただく」
歩:「今日はラウラちゃんは来るかな?きたら一緒にお月見ね」
獅子王:「ススキは川縁に結構生えていたな」
歩:「揺れるススキ越しに見るお月様も風流よ。おぼろ月ならなおよし?」
[arca] #小首をかしげつつ、知的に振舞う
獅子王:「気取ってもさほど変わらないな歩殿は」
歩:「私としては結構気合い入れたんだけど…こう、ツリ目の女教師みたいな感じ」
獅子王:「ぜーんぜん感じないな。目、垂れてるし」
歩:「むー…」(クイクイと目尻をいじる
獅子王:「上がらないな」(けらけら
歩:「そりゃね…」(微笑み
[arca] #目尻をいじるのをやめて、ため息を吐く
獅子王:「どうした?」
歩:「ん?なんだろ、涼しくなったからかな。なんか溜息でちゃうのよね」
[arca] #自分のこめかみをつつき
歩:「なんか時間が経っていくのが引っかかると言うかね」
獅子王:「むぬ?よくわからないな」
歩:「何か大事なことを放っておいたままみたいで、釈然としないの」
獅子王:「むぬー、人生のむなしさに気付いたか。人間にしては早いな」
歩:「え、別にそう言う訳じゃないけどね」(苦笑
獅子王:「むぬ」
歩:「はい、できたわ」
[arca] #月見ハンバーグ(目玉焼ハンバーグ)をことりとおく
獅子王:「おお…目玉焼がプルンプルンしてるぞ」
歩:「この加減が重要なの」
獅子王:「いただきます」
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2013年9月20日
十五夜の日の昼間のアネモネラウンジ。
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