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狭間06エピソード集

エピソード『朝ごはんは一日の要』




目次





エピソード『朝ごはんは一日の要』


登場人物



剣一心
助平だが、なんだかんだで面倒見はいい。
エヴァ・ライスティール・ホワイトハンド
そのうち栄養失調で死にそう。

本文



エヴァ
(起きたら寒くて身体が上手く動かなかった。ついでにお腹も空いて力がでない)
エヴァ
「……食堂」


[utako] #ずるずるとオーバーオールの裾引き摺りながら食堂に向かうものの、朝から開いてるはずもなく



エヴァ
「……もうだめ」


[utako] #力尽きた
[TK-Leana] # 食堂に死す
[utako] #パトラッシュ、お腹空いたよ



エヴァ
「……パトラッシュって……美味しそう」


[utako] #遺言



一心
「犬を食うな犬を」
エヴァ
「…あ、…お肉」
一心
「人を食材呼ばわりすんなや」
エヴァ
「…………幻覚。剣さんだ」
一心
「なんやキミまた行き倒れてるんか。だから倒れるほどお腹すく前にきちんとご飯食いなさいと言うてるやろ」
エヴァ
「…食べに来たけど…、食堂…開いてない……ハブられた…」
一心
「食堂にも営業時間いうもんがあんねん、当たり前やろ」
エヴァ
「…剣さん、ご飯」
一心
「大学通りでなんか食うか」
エヴァ
「……食べる」
一心
「パン屋か喫茶店かマクドくらいかなあ、開いてそうなんは」
エヴァ
「…食べられたら、どこでも。…あと…寒くて身体痛い」
一心
「そらそんな恰好やったらな。今気温六度やで」
エヴァ
「…剣さんのコート…暖かそう。とても暖かそう…」


[TK-Leana] # コートって言うか……トンビ?
[utako] #とんび



一心
「まあ、羽織るくらいやったらええけど。これ借りパクしたら流石に笑ってすまされへんからな」(かけてやる)
エヴァ
「……アイデンティティの問題?」


[utako] #ぬくぬくとしつつ



一心
「単純に高いねん」
エヴァ
「…良い物着てるんだ」 (鼻水垂らしつつ
一心
「汚すなよ」
エヴァ
「…平気」 (キリッ、ズビビ
一心
「ほんま頼むで……ほんなら、まあ、行くか」
エヴァ
「…うん」 (ずるずると一心の後ろに着いていく


[TK-iLeana] # そんなわけで、パン屋



一心
「イワシパンか……これ考えた人なに考えとったんやろ」
エヴァ
「…食べた事ない。……美味しい?」


[TK-iLeana] # うろうろ店内物色



一心
「ボクかてないわ、こんなん」
エヴァ
「…買うから……食べて。…美味しかったら頂戴」


[utako] #欲しいパン指差して取ってもらいつつ



一心
「アホ、自分で食えや」
エヴァ
「…やだ。……剣さん、あんぱん。…あんぱん食べたい」 (袖引いて焼き立てを所望
一心
「はいはい……イワシパンは無しな」


[TK-iLeana] # 一心も自分の食いたいものを選んで行く



エヴァ
「…うん」


[utako] #惣菜、菓子と2個ずつ選ぶぐらい



一心
「食う時は結構食う癖に、なんで倒れるまで食わんでいるかなぁ」
エヴァ
「………なんでだろ」


[utako] #首を傾げて



一心
「まあええわ。イートインで食ってこか」
エヴァ
(万札渡してずるずると席に向かう)
一心
「めんどくさがりやで、ほんま」
エヴァ
(店の中は普通に暖かいのでとんびを脱いで、のろのろと畳んで置いておく)

時系列


2012年11月

解説


行き倒れたエヴァを拾ってパン屋に連れて行く一心。多分ベーカリー楠。

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月影れあな

ログ切り人。IRCでのNickはTK-Leana。 思いつきでキャラメイクしては一発ネタで終わることが多いため、参加者ページのキャラクターリストは出オチキャラの墓場になっている。
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