狭間06エピソード集
私立探偵部の日常

エピソード『火星とリュドミラのハロウィン』

---

目次

• エピソード『火星とリュドミラのハロウィン』
  
  
  
  • 登場人物
    
  • 本文
    
  • 時系列
    
  • 解説
    
  
  

---

エピソード『火星とリュドミラのハロウィン』

登場人物

佐藤火星

フランケンシュタイン。

リュドミラ・新間

全裸包帯。羞恥心は投げ捨てるモノ。

本文

リュドミラ

（身体に包帯まいてネコ耳付けている

[arca] ＃ごそごそ

リュドミラ

「がおー」

火星

（頭にねじつけてフランケン）　「ウヴァー」

リュドミラ

「……ミイラ狼女というのは少しくど過ぎませんか？」

[arca] ＃火星のねじをぎこぎこ

火星

「猫かと思った……、ミイラと猫の組み合わせだったら良いと思うよ。エジプト、ミイラ、猫、大丈夫」　（親指ぐっ、とするがぎこぎこされて頭が揺れる

リュドミラ

「狼耳と言う者がうっていなかったそうです。ミイラ猫娘に修正しましょう」

火星

「包帯の下はちゃんと体操服とか着てる？」

リュドミラ

「……え？」

[arca] ＃きてない

火星

「修正しよっか」（にへっと笑って

リュドミラ

「体操服ミイラ猫娘になるのですね」（包帯しゅるしゅる

火星

「ちゃ、ちゃんと隠れて取らないとダメだよぉ！？」

リュドミラ

「ここにはマータンしかいませんから大丈夫です」

[arca] ＃素っ裸になってから体操服を探し始める

火星

「友達同士でも羞恥心を持ってぇ…」（　(*∩△∩*)ﾋﾟｬーと顔を隠して待機

リュドミラ

「ありました」（微笑みつつ着る

火星

「パンツもちゃんと履くんだよぉ」

リュドミラ

「…すいません。かしてください」

火星

（すり足でロッカーの方に行き、ごそごそと物色して顔を隠しながらすり足で戻ってくる）

[utako] ＃リューちゃん用と書かれたスパッツ

リュドミラ

「ありがとうございます」（にこ

リュドミラ

「メイトの名前が描いてあります」

火星

「リューちゃん用のだよ。……パンツ忘れてくるんだから」

リュドミラ

「……申し訳ないです」

リュドミラ

「どうも、そう言う思考パターンが定着してしまったようなのです」

火星

「リューちゃんの将来が心配……、大人のほうがそう言う主義の人が居そうな気もするけど、学生のときは自粛しないと、ね？」

リュドミラ

「しゅ、主義という訳ではないのですが…物忘れと言うと口調と言うべきでしょうか」

[arca] ＃と言う特徴

火星

「うっかりパンツはき忘れて良いのはズボンの時だけだよぉ…、はっ」

火星

「リューちゃん、短パンで来よう！」

リュドミラ

「短パンですか？」

＃後のまあこ

「スカートでノーパンは不味いけど、短パンなら大丈夫。そう思っていた頃が、僕にもありました。」

火星

「そう。ズボンでも良いかな、この際。その辺りはこの学校自由らしいから」

リュドミラ

「なるほど」

リュドミラ

「しかし、メイト的にはこのスカートが気に入っています」

リュドミラ

「悩ましい所です」

火星

「僕もスカートの方が可愛いと思う…、パンツインスカートにするとか、どうかな」

リュドミラ

「あのふわふわしたヤツですか？」

火星

「色々種類はあるみたいだけど、それ、です」　（指立てて

リュドミラ

「一度着てみたいです」

火星

「改造だから自分で作らないと駄目かなぁ…、今度作ろっか」

リュドミラ

「作れるのですか？」

火星

「………裁縫得意？」

リュドミラ

「作業だけであれば」

火星

「それなら、多分……短パン買って、くっつけるだけだろうし、色々オシャレな感じにフリフリつけたりしみるのも良いしさ、やってみようか」

リュドミラ

「はい、ぜひ。マータンの分も作ります」

火星

「ぼ、僕は……出来れば長いスカートが作りたいかなぁ」

リュドミラ

「短パンなのにロング。…深いです」

火星

「普通の、普通の長いやつ。膝下ぐらいまで隠れるのとか…」

リュドミラ

「短いのはダメなのですか？」

火星

「足が目立っちゃうから、出来れば長いのが良いなぁ…って前から思っててさ」

リュドミラ

「メイトは美しいと思うのですが。そうもいきませんね」

火星

「この間の文化祭で小学生に……『あのネェちゃん母ちゃんよりデケェ！（胸が）』って…」

[utako] ＃足太いのも気になるらしい

リュドミラ

「脚は胸とは関係ないと思います」（ふかふか

火星

「デケェのは可愛くないのです…足も」

リュドミラ

「メイトには可愛いのニュアンスを完全に理解できる程の経験がありませんが…マータンはでかくてもかわいいですよ？」

火星

「そうなのかなぁ…」　（うーと悩みながら、もふもふ

リュドミラ

「でかかわいいと言う言葉もあります」

[arca] ＃火星の身体をふかふかしつつ

火星

「でか、可愛い…」　（ずーん…

リュドミラ

「あ、あの…傷つきましたか？」（おろおろ

リュドミラ

「メイトはほめ言葉として使ったのですが」（´・ω・｀）

火星

「あ、ありがと…」（あはは…と笑って

火星

「でか可愛い…かぁ」

リュドミラ

「ごめんなさい……」（しおしお

火星

「い、いや、大丈夫だよ。そう言う言葉もあるんだなぁってさ」

リュドミラ

「よかったです…」（ほふぅ

火星

「ふと可愛いもあるのかな」

リュドミラ

「あるとおもいます」

火星

「そっか。……それなら、ちょっと嬉しいかなぁ」

リュドミラ

「マータンはそれほど太くはないと思いますよ？」

火星

「クラスの子とか、先輩と比べると…この間来てた執事の人より…もしかしたら、って」

リュドミラ

「体重に関しては身体が硅素で構成されている故に重くなるのは仕方ありません」

リュドミラ

「マータンの胸や太腿は、女性としては正常な成長だと思います」（ふかふか

火星

「…そうなのかなぁ」

[utako] ＃小さいって可愛い、と思ってるらしい

リュドミラ

「メイトは真端野身長や胸を羨ましく思います」

[arca] ＃まーたんの

火星

「僕もリューちゃんの身長とか、素直さとか…色々羨ましいよ」　（なでりなでりと

リュドミラ

「お互いに羨ましいのですね」（きゅいきゅい

火星

「何だかむずむずするね」　（恥ずかしそうに頬を掻いて

リュドミラ

「むずむずです」（もじもじ

リュドミラ

「さすがに身体を交換することはできないので、お互いに存分に堪能するということでどうでしょうか。方法はいまいちピンと来ませんが」

火星

「た、堪能はしなくて良いかなぁ。僕は見てるだけでも満足だしさ」

リュドミラ

「そうですか。ですがメイトは堪能します」（もふもふ

[arca] ＃イタズラ半分にもふる
[utako] ＃リュドミラがアラジン状態
[arca] ＃アラジン……
[utako] ＃ＭＡＧＩの
[arca] ＃マギの彼か
[arca] ＃ウワサしか知らないけど

リュドミラ

「個体差を堪能中」

[utako] ＃おっぱいが大好きなのさ！とか言いながら胸を揉む魔法使いの彼
[arca] ＃あらじんぇ

火星

（赤くなりつつ堪能されてる

リュドミラ

「なぜだかマータンとこうしていると落ち着きます」

火星

「……僕はいまいち落ち着きません」

リュドミラ

「とりっくおあとりーとー」（ふかふか

火星

「あ、はい。お菓子。リューちゃん用に」

[utako] ＃鞄からラッピングされた小さめの金属板

リュドミラ

「これは？」

火星

「シリコンウェハーの小さいの。前の義手の表面をリサイクルした時にできた余りだけどね」

リュドミラ

「とても嬉しいです……高純度」（きゅおきゅお

火星

「日頃の感謝も兼ねて、どうぞ」

[utako] ＃にへっと笑いながら手渡し

リュドミラ

「メイトもてづくりのマカダミアンナッツ入りチョコを差し上げます」

[arca] ＃カボチャっぽい箱をさしだす

火星

「手作りで……、凄いなぁ」

[utako] ＃ちょこんと受け取り

リュドミラ

「作り方が分ればレシピ通りに。作業は得意です」

[arca] ＃シリコンを見つめつつ離す
[arca] ＃話す

火星

「僕はレシピ通りに作ってるつもりが失敗しちゃうんだよなぁ…、食べてみても良い？」

リュドミラ

「どうぞ。メイトもいただきます」（じゅるり

[arca] ＃ラッピングをきれいに解きシリコンをぽりり

火星

「いただきます」　（箱を開けて、チョコをぽりり）　

[utako] ＃火星味シリコン盤

リュドミラ

「……ブドウ味…」（きゅるる

火星

「美味しい？」

[utako] ＃ガムのブドウ味みたいなのを想像しつつ

リュドミラ

「おいひいれふ」（きゅんきゅん

[arca] ＃白い頬がちょっと赤くなり、ポヤヤンとし始めた

火星

「……大丈夫?」

[utako] ＃ぽりぽり

リュドミラ

「らいじょうぶでふ…おいひいれふか？」

[arca] ＃なっつがコリコリしている

火星

「うん。マカダミアンナッツはあんまり食べたことなかったけど、美味しいね」

[utako] ＃家で食べる分は残して、ぽりぽり

リュドミラ

「よかったれふ…メイトも…いいきもちえふ」

火星

「い、いい気持ち？…………渡すのもうちょっと考えた方が良かったかなぁ」

リュドミラ

「マータン味」（えへh

火星

（とりあえず可愛いのでなでりなでり）

リュドミラ

「んー」（いつもの満足げな表情ではなく甘える様にすり寄る

火星

「リュ、リューちゃん？な、何かいつもと雰囲気が…」

リュドミラ

「そーれふか？」（首を傾げ

火星

「う、うん…」（そろーっと、残りのシリコン盤を取り上げる

リュドミラ

「あー…」（抗議する様に手をのばすが力が入ってないので容易に取れる

火星

（よしよしと撫でつつ）　「（１日で食べて良い量に制限が必要…かも）」

リュドミラ

「ゆるしゅましゅ」（あまあま

火星

（そのまま暫く抱き抱えて変なことしないか見てた）

時系列

2012年ハロウィン

解説

ハロウィンのコスプレをする火星とリュドミラ。

[HA06P]エピソード『ハクリンの夢』←　→[HA06P]エピソード『あるアネモネラウンジの一日』