狭間06エピソード集
エピソード『雲上の月』
- 無戸室近衛
 - 無戸室家の大黒柱。ハーレム一代男。
 
- 無戸室ロザリンデ花梨
 - 無戸室家の新妻。正妻。
 
- 月裏ルナ
 - 近衛の友人。後に妻になるが、この頃まだ友人枠。
 
[
utako] #フィネストラ吹利403
- 近衛
 - (ベランダから夜空を見上げつつ、珈琲片手にしかめっつら)
 
- ローザ
 - 「星を見てますの?」
 
- 近衛
 - 「いや、月が見てぇんだが曇りでなぁ……」
 
- ローザ
 - 「しばらく雨が続いていますからね」
 
[utako] #スーパームーンを見たい様子だが時期が悪かった
- ルナ
 - 「近衛も天体観測とかするのね」
 
- 近衛
 - 「月を見るぐれぇだがな。……去年あたりからは見上げる事も多くなった気がするさな」
 
[utako] #ぼりぼりと頭を掻いて、しかめっ面を直し
- 近衛
 - 「流石に雲の上に行くのは……、厳しいかねぇ」(曇った夜空を惜しく眺める
 
- ローザ
 - 「あら、そう難しい事でもありませんわ」
 
- 近衛
 - 「かなり難しい事なんじゃねぇかと思うんだが」
 
- ルナ
 - 「まぁ、できる人には簡単でしょうね」
 
- 近衛
 - 「……二人には凄ぇ簡単に出来そうな気がしてくるな。そう言われると」
 
- ローザ
 - 「まあ、雲の上まで十何キロか飛んだり、雲の中を突っ切るのは多少手間ですが」
 
- 近衛
 - 「雲の上に抜けた後は空気が薄いだろうし、寒そうだしで、人間が生身で行く所じゃねぇだろ。多分。寒さにも暑さにも弱いぞ、俺の身体は」
 
- ローザ
 - 「自在に飛べるのも吸血鬼の特権ですわね」
 
- ルナ
 - 「私自身飛べる訳じゃないけど、覗くくらいなら」
 
- 近衛
 - 「……何だ、覗くって。千里眼かい」
 
[utako] #初めて聞いた
- ルナ
 - 「こういうのよ」
 
[SAIRU] #ルナの後ろの空間が裂け、雲海の上に煌々と浮かぶ月が映し出される
- 近衛
 - (口から珈琲零れた)
 
- ローザ
 - 「あら、綺麗」
 
- 近衛
 - 「何だこりゃ……、月だが……本物の雲の上の光景なのか?」
 
- ルナ
 - 「一応ね。何処でも、とはいかないけど雲の上くらいなら簡単よ」
 
- 近衛
 - 「大概不思議なもんには慣れたつもりでいたが……、面白ぇなぁ」(どうなってんだ、と空間の裂け目? に近寄ってみる
 
- ローザ
 - 「単なる遠見という訳ではありませんの?」
 
- ルナ
 - 「私の元々住んでいた空間が、だいたい雲の高さぐらいを漂っているのよ。その空間の範囲内なら直接繋げるの」
 
- ローザ
 - 「一種のゲートですか」
 
- ルナ
 - 「だからそうやって近付くと落ちるわよ」
 
- 近衛
 - 「ラピュタは本当にあったのか……」(妙にワクテカした顔で振り返って、つまずき
 
- 近衛
 - 「あ」
 
- ローザ
 - 「あ」
 
- ルナ
 - 「あ」
 
- 近衛
 - (珈琲カップを持ったまま間抜けな格好で落ちていった)
 
[TK-Leana] # 哀れ高度一万メートルから落下して肉塊に
- ローザ
 - 「こ、近衛さん!!」
 
[TK-Leana] # 慌てて飛び出す様に手を差し出し飛び込む
- 近衛
 - 「珈琲がこぼれねぇぇええええ……!!」 (叫び声
 
[utako] #ひゅー
- ルナ
 - 「茨!!」
 
[SAIRU] #二人の後を追うように蔦が伸びる
- SE
 - シュルル……
 
[utako] #続いて落ちてきたローザと近衛が手を繋いで、さらにローザを蔦が掴む?
[SAIRU] #そんなかな
- ローザ
 - (がしっ)
 
- 近衛
 - (がくん、と落下が止まり)「う……おぉぉぉ、おお。びっくりしたさなぁ」(にかりと笑って
 
- ローザ
 - 「死ぬつもりですか!」
 
- 茨
 - (蔦をシュルシュルと引き揚げる
 
- 近衛
 - 「落下で死ぬ事はねぇだろうが、この寒さは死ねるな」(しっかりとローザに捕まり、周囲を見て、眼を輝かせている
 
- ローザ
 - 「ふう、ひやりとしましたわ……」
 
[TK-Leana] # するする引き上げられながら
- 近衛
 - 「ベランダから一転して、夜空になっちまったときは、流石にひやっとしたな」
 
[utako] #引き上げられた後も冷めない感じに顔がキラッキラして
- ローザ
 - 「もうこの人は……死にかけて喜んでるんですから」
 
- ルナ
 - 「何やってるのよ。まったく……」
 
[SAIRU] #二人を引き上げて
- 近衛
 - 「失敗失敗。いや、しかし……広かったさなぁ。月もなんて綺麗なもんだったか……」(ぶるっと震えて、腕を擦ってる
 
- ローザ
 - 「そりゃ、エベレストよりはるかに高い場所ですから」
 
- 近衛
 - 「エベレストよりも高い場所か……(曇天を見上げて、裂け目をもう一度見て) ……もう一回ぐらい見てきてぇなぁ」
 
- ルナ
 - 「今度やったら助けないわよ」
 
- ローザ
 - 「近衛さんは飛べるように出来ませんの? 前、色々変身っぽい事もしてましたが」
 
- 近衛
 - 「ラビスーツはサイズ調整してねぇが、……できなくも、ない」(顎を撫でて、少し首を傾げ
 
- ローザ
 - 「あの高度で曇りなら、人の目はそんなに気にしなくても大丈夫ですわ」
 
- 近衛
 - 「確かに……そうだな。周りを気にしなくて良いのは助かるさな」(よし、と頷き
 
- 近衛
 - 「ルナ、このゲートは少しの間は開きっぱなしに出来たりすんのかい?」
 
- ルナ
 - 「よくまぁあんな目に遭ってまた行く気になれるわね。貴方達がランデブーしている間くらい余裕よ」
 
- 近衛
 - 「3人で行こうじゃねぇかい。2人で遊んで1人置いてくってのも楽しめねぇだろう」
 
[utako] #意味があるのか手足をぶらぶらさせて準備運動
- ローザ
 - 「まあ、星空の散歩も乙な物です」
 
- ルナ
 - 「二人の時間を邪魔するほど野暮じゃないの。いいから楽しんでらっしゃい」
 
- 近衛
 - 「中学生に気を使われちまうほど、二人の時間がねぇわけじゃねぇから心配すんな。掴んで放り込んじまうぞ」(構えてゲートの縁から落ちないように覗き込みつつ
 
[TK-Leana] # いかん、そろそろねむけが
[SAIRU] #ういうい
[utako] #もう良い時間だし切っときますか
[TK-Leana] ですなー
[TK-Leana] もうしわけなひ
[utako] ベランダで飛行談義締め
[utako] 昨日から近衛も僕も25歳! 四捨五入で30歳……
[SAIRU] あまり気にせず
[TK-Leana] 近衛誕生日だっけ
[utako] です
[TK-Leana] なにかするかー
[utako] スーパームーン見れなかった誕生日でした……
2013年6月
月を見ようにも雲に隠れて見えない。雲が邪魔なら、その上から見れば良いじゃないと言いだして……
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思いつきでキャラメイクしては一発ネタで終わることが多いため、
参加者ページのキャラクターリストは出オチキャラの墓場になっている。
 
		 
	 
	
		 
	 
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