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狭間06エピソード集

エピソード『髪型で遊ぼう』




目次





エピソード『髪型で遊ぼう』


登場人物



無戸室近衛
無戸室家の家長。いらんことしい。

無戸室ロザリンデ花梨
近衛の嫁。縦ロールのお嬢さま。

月裏ルナ
最近中学三年になった近衛の同僚。髪型に凝りたい心境。


三年生になったら


[SAIRU] なにかしようか
[utako] 自分も久しぶりになんぞしたいべさ
[utako] ばったばったし過ぎて最近ぜんぜん動いてね
[SAIRU] ふむ
[SAIRU] 学年変わってからルナ動かしてないな
[utako] 学年変わって何か変化はありましたか
[SAIRU] 髪型をポニテにしたり
[utako] 心境の変化が……
[utako] というより気分か
[SAIRU] 割りと髪で遊ぶ
[SAIRU] 三つ編みだったり

髪型で遊ぼう



近衛
(動物を象ったヘアースタイルのカタログをそっと……) ( ・ω・)っ_



[utako] #アニマルヘアースタイルとか動物ヘアとか動物盛りと言われる類



ルナ
(全力で投げ返す)

ローザ
「近衛さんったら、また面白がって変なものを……」

近衛
「も、物を投げるんじゃねぇ! すみません!」

ルナ
「だったら殴ってあげましょうか!



[SAIRU] #うがー



近衛
「落ち着け! ……最近髪型が変わってるのを見ると、やっぱ一度は薦めておくべきかと思ってな。ルナの髪の量なら江戸城盛りとか、キャッスル盛り位できねぇものかと……」



[utako] #髪でお城を再現



ルナ
「誰がそんな髪型にするかっ!!」

近衛
「江戸城が気に入らねぇなら、サクラダファミリアとかどうだ。響きからして格好良いさな。頭上からの攻撃にも対処出来そうな気さえする」

ルナ
(強力なボディブローをかます)

近衛
(体がくの字に折れた)

ルナ
「反省しなさい」

近衛
「新境地開拓かと思ったんだが……ぐふ……」(びくんびくん

ルナ
「もう少し考えて提案しなさいよ」

近衛
「こう言うのは思い付きが肝心さな……、ちなみにイメージ元はローザの縦ロールが斜塔に見えた事に起因する……」

ローザ
「なんですかそれは」

近衛
「歴史的建築物の特徴の学習の一環って事にしといてくれ」

近衛
「それはさておき、よく髪を弄ってるみてぇだが何かあったのか?」

ローザ
「あら、色気のある話ですの?」

ルナ
「残念だけど違うわね。私も中学生だから色々試したいのよ」

近衛
「気に入った髪形やら何かあったか?」

ルナ
「中々ないわねぇ」

ローザ
「それは残念ですわねえ。新入生に気になる子とかはいないんですか?」

ルナ
「今のところは」

近衛
「良いねぇ、新入生。そんな響きも懐かしいと言うか、言葉の響きだけで未だに心が躍るさなぁ……」

ローザ
「近衛さんは今からでも中学生で通用するんじゃないですか?」

ルナ
「まぁそうよね」

近衛
「……ちょいと複雑な気分になるが、かと言って潜入して視察してくると言う程俺も無茶じゃねぇぞ」

ルナ
「そう言っておいてやりそう」

ローザ
「間違いを犯す前にくぎを刺しておきますけど、中学生に手を出すのは流石に犯罪ですからね」

近衛
「俺は中学生に手を出すような男に見られてんのかい……、別に進入しなくても、授業参観があれば見に行けるんだ。焦る事はねぇさな」

ローザ
「中学生にというか、誰にでもというか……」

近衛
「……」(あれぇ

ローザ
「自覚が無いなら、わたくしと付き合い始めてからの女性遍歴を少しは思い返してごらんなさい」

近衛
「い、いや、それは自覚している……自覚しているが、最近何かと真面目になったつもりでいただけに……この衝撃は大きいさな」

ローザ
「信頼とは、破壊するのは一瞬ですが、作るのには長い時間がかかるものですわ」



[TK-Leana] # つーんと



ルナ
「ねー」

近衛
「……今後とも一層厚い信頼の構築に努めます」

ローザ
「期待だけはしてますわ」

近衛
(ハハー、と頭を垂れてる)

ローザ
(くすっ)


時系列


2013年5月

解説


いつも通りおバカなちょっかいをかけてツッコミを喰らう近衛さん。

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月影れあな

ログ切り人。IRCでのNickはTK-Leana。 思いつきでキャラメイクしては一発ネタで終わることが多いため、参加者ページのキャラクターリストは出オチキャラの墓場になっている。
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