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狭間06エピソード集

エピソード『誕生! ブリリアント☆デ(リ)ンジャー!』




目次





エピソード『誕生! ブリリアント☆デ(リ)ンジャー!』


登場人物



妃子木詠笛
魔法少女ブリリアント☆ソード。

松平千房
新魔法少女。遠目にあざとい色設定。

(◕‿‿◕)
カピバラ。QとかBとかいう生き物では無い。


本文


02664_
[kurov] はい色つきパンツ
[Toyolina] 服が肌色あざといな
[Toyolina] サムネで半裸に見える系
[kurov] そういう色設定やからねへっへ
[Toyolina] ウエッヘッヘ



詠笛
(なんなん丸見え、私超隠すのに苦労してるのになんなん)#特に理由のないキレ

千房
「んん? なに見てんだよ、ヒネキ? ……おおっ」(スカートを直し)

千房
「いけねえいけねえ、見えちまってた。はっはっは」

詠笛
「ハーパンはけよ!」



[Toyolina] #そう言う本人もはいていない



千房
「暑っちんだよー。そういうお前はどうなん?」(ぺろりとめくって)

詠笛
「な、何をするだァーッ!」



[Toyolina] #うかつに逃げようとして自分の脚につまづいてこける



千房
「あ、お前! ……おお……」(フォローしようとスカートを引っ張ったが)



[Toyolina] #脱げた



千房
(祈るように片手を顔の前に立て、やさしく尻にスカートであった布をかける)

千房
「悪かった」



[Toyolina] #やぶれた



詠笛
(気付かずはこうとしてはけなかった悲しみ)「……ジャージ、ジャージ、もってきて!」

千房
「めんどく……わかった、わかったからそう睨むなよ。とりあえず……」(スポーツバッグから自分のジャージ出し)

千房
「これでも……履けないか。巻いとけ」

詠笛
「制服破れるって、どんな怪力なん!」

千房
「や、そこはお前の体重だろ。おれは抑えただけだもん」

詠笛
「そんな、遠回しに大きいってひどい!」

千房
「……遠まわしじゃねーと思う。ま、ちょと待ってな」



[kurov] #教室までダッシュった。すっげはっえ足
[Toyolina] #ジャージ腰蓑体育座り状態
[kurov] #だれも通りかかったりしないかな。
[Toyolina] かなしみ



千房
(わざわざ回り込んでヨブエの背中にジャージなげる)

詠笛
「あ、ありがとう……っていうかその……制服いくつあっても足りなくないこれ……」

(◕‿‿◕)
「スカートに困らなくなればいいのかい」

千房
「……なんだこいつ」(カピバラの首根っこつかんでひょいっと持ち上げる)

(◕‿‿◕)
「君の願いはかんがえられた。スカートが破れても、10分後には直るだろうね、今後」



[Toyolina] s/かんがえ/かなえ



詠笛
「ちょま、それは別にねがって……ゲッ」

千房
「しゃべってやがる……なんだこれ……ねずみか? ブタか?」(ぶんぶん)

(◕‿‿◕)
「どちらかというとネズミさ。このキュートな曲線、豚ではありえないだろう」

詠笛
「そ、そいつはそのっ」

(◕‿‿◕)
「ところで腰骨がピンチでそろそろやめてくれないか」

千房
「その感性わっかんねえ……」



[kurov] #地面に置き
[kurov] #腰のあたりをなでる



(◕‿‿◕)
「オウッフ。四本脚を持ち上げるときは腰に負担がかからないようにな」

千房
「ちゃんと首んとこ掴んだろ」(そのあとぶんぶん振ったが)

千房
「で、なんなん? ヒネキ。お前のペッ……」(ちょっと考えて)

千房
「家畜?」

詠笛
「そ、それは、その……なんだろう……」

(◕‿‿◕)
「どちらかというと僕が飼い主さ」

詠笛
「えっ、そうなの?」

千房
「……そうだったか……。……がんばれよ」(ぽんとヨブエの肩を)



[kurov] #なまあたたかいめ



詠笛
「ちょ、ちょっとは疑うとかシャベッタアアアアアアとかリアクションほしい!」

千房
「いや……もう動物がしゃべるくらいじゃ驚かねーよ?」

(◕‿‿◕)
「君もなかなかよく訓練されているようだね、この学校は畜産場かい?」

千房
「口の悪りーネズミだな」

詠笛
「そんなこと言うんだったら、私、変身するのやめる」

千房
「ヘンシン?」

詠笛
「な、なんでもない」

千房
「あれか、メル友か? この足でケータイいじれんのか?」

(◕‿‿◕)
「ケータイというのは君たちが日頃持ち歩いている平べったい板だろう」



[kurov] #カピバラの前足取って手持ち無沙汰になりシャドーボクシングさせる



(◕‿‿◕)
「触ったことはないけどたぶん余裕。そう、それで変身しないのは勝手だけど困るのは詠笛の方なんだが?」

千房
「マジでかー。ちょっとさわってみ。スマホだけど」

(◕‿‿◕)
(シュッシュッ)

詠笛
「困るって何が」

(◕‿‿◕)
(イタメ作成しながら)「適度に変身しないと欲求不満になるよ」

千房
「それってエロいやつか?」

詠笛
「そ、そんなの困る!」

(◕‿‿◕)
「詠笛の場合はそうかもしれないな。なんせエロいから」

詠笛
「エロくない!」

千房
「地味なやつほどエロいっていうもんな」

千房
「まあ背丈は地味じゃねーけど」(けらけら)

詠笛
「身長の話は禁止!」

千房
「んだよー、いいじゃねーか高いほうが。プロポーションだって悪くねーんだしよー」(くびれぎゅっとつかむ)

詠笛
(声にならない声)

千房
「それともナニか? おれがちいせーと思ってバカにしてんのかっくらっ」(むぎゅむっぎゅ)

詠笛
(ギブギブ)

(◕‿‿◕)
「表現は多少濁したけど、問題が生じるのは本当さ。なんせホワイト企業だから、労働契約の完遂の為には、万全のフォローを準備しているんだが、それは言葉を返せば、そうする必要があるということだ」



[Toyolina] #相変わらずひどい文面のイタメ(長文)を作成している



(◕‿‿◕)
「無理強いは出来ないからね、フォローを受け取らないとなると、苦労するのは詠笛の方さ。今みたいに、ことあるごとに身もだえするハメになるだろうね」



[Toyolina] #送信した



千房
「お前躊躇ねえな……どこに送ったんだよ」(首根っこ捕まえて)

(◕‿‿◕)
「君が一番メール送ってる相手」

千房
「それヒネキじゃね」

詠笛
(制服のポケットでブルブルしてるスマホ。なお本人は悶絶中)

千房
「っつっても言うほど送ってねーけど。おれがもうちょっと社交的だったらどうすんだよ。お仕置きだなこれは」

詠笛
(イタメ読んでさらに悶絶)

千房
(カピバラと絡まりながら)「おるぁー! ……どしたー、ヒネキー」

詠笛
「背中、つった……」

千房
「すげーとこつるなお前……運動不足か?」

詠笛
「そうかも……(グギギ)」

千房
(カピバラを開放し、ヒネキを押してやる。いたい。)

詠笛
(ビクンビクン)

(◕‿‿◕)
「見ての通り、この運動神経のなさはキセキだ」

(◕‿‿◕)
「そんなかわいそうな詠笛も、変身さえすれば人並みの」

千房
「ふむ? 返信じゃなくて……変身か? ナニになんだ? 悪魔?」

(◕‿‿◕)
「君たち風にいうなら、魔法少女さ」

千房
「……」(汚らわしいものを見る目)

千房
「あれか、お前企んでる系か、お前。」

(◕‿‿◕)
「そんな人聞きの悪い。さっきからさんざん言ってるじゃないか、ホワイト企業だって」

千房
「企業なのかよ。ナニ、給料でんの?」

(◕‿‿◕)
「出ますよ!」

詠笛
「えっ私もらってない!」

(◕‿‿◕)
「さっき払ったじゃないか、スカートが破れても10分後に直るやつ」

千房
「……ビミョー。現物支給……的なやつか?」

(◕‿‿◕)
「望んだものがそれだったから、それを払っただけさ」

詠笛
「もっとましなのほしいって思えばよかったーっ!」

千房
「それってどのくらいまでいけんの? おれもやろっかな」

詠笛
「えっやめたほうがいいって!」

(◕‿‿◕)
「ほう、理論上はどこまでもいけるよ」

(◕‿‿◕)
「君が人の願いを叶えれば叶えるほど、グレードアップするよ」

千房
「マジで」

(◕‿‿◕)
「マジマジ」

千房
「まあでも契約書見てからだな。そもそもおれもできんの?」

(◕‿‿◕)
「出来るよ」

詠笛
「契約書とか私読んでないし!」

(◕‿‿◕)
「ちゃんと説明したじゃないか」

(◕‿‿◕)
「ええと名前は聞いてないけど小さい子、君にも望みがあるはずだ。なかったらまあ後で思いつけばいい」

千房
「お前よりはでけーよ」

千房
「背伸ばしたいとかもアリだよな?」

(◕‿‿◕)
「それはもちろん。たとえば君が、こんな感じのパーフェクトボディのJKになりたいなら、それはかなうよ」



[Toyolina] #なぜかパンツ見えてるピンク髪のJKのイメージ映像



千房
「まさかヒネキお前それで……」

(◕‿‿◕)
「このうすらでかいのは元々だよ」

詠笛
「うすら」



[Toyolina] #死んだ



千房
「イメージが卑猥だなオイ! こんな上司で大丈夫なのかよ? セクハラじゃね?」

(◕‿‿◕)
「たとえばの話だし……超頭良くなりたいっていうならそれもかなうしー」

千房
「あ、ショックうけてら。じゃあ逆に縮めてもらやいいのに」

千房
「おれ頭は充分いいからそういうのはいいわ」

詠笛
「……ある日突然155センチとかなってたら、不自然すぎるじゃん……」

(◕‿‿◕)
「じゃあエロカワボディの方にするかい」

(◕‿‿◕)
「僕はどっちでもかまわないよ」

千房
「そんなに一気に縮むもんなん? スカートが直るとかそういうショボイやつなんだろ。一回ごとに8ミリとかそういうやつなんじゃねーの」

(◕‿‿◕)
「しょぼいっていうなよ、これは事象の否定という大変高度な現象を応用するのが大変な」

(◕‿‿◕)
「っていうか一回しか働いてないから、その分に、ほら6月ですしボーナスって意味合いもね」

千房
「マジでか。大した効果でもねーのに。目安とかないのかよほら、歩合にしてもさ」

(◕‿‿◕)
「理屈を言うと、君がたとえば善行を積むとする。そうすると実際はないけど善行カウンタが1上がる。そうすると、君はめでたく望みを叶える権利を得るわけだ。で、実際はないけどカウンタに貯めていくと、その分大きな見返りが得られます」

(◕‿‿◕)
「ちなみにそこの死んでる子は、子供の命を助けたことがあるんだ、すごいね、はい拍手」

千房
「……命助けてスカート修繕ってきくとすげー大変そうだな。ちなみにそれで身長縮めた場合どのくらいになんだ?」

(◕‿‿◕)
「その後さぼってたからね……その分評価が下がっちゃってねえ。君がいうようにちょっとずつ縮めていくならそんなに重くないと思うけど、明日から小さくなってなおかつ不自然に思われない、だと相当だね」

千房
「聞く限り条件はまともだな。で、おれらが善行積むと誰が得すんの?」

(◕‿‿◕)
「どこかの誰かは、助けてもらって得をしたって思うだろうねえ。そういう感謝の気持ちをつごうよく端数だけ頂いて循環させるのが、ブリリアント・ペイフォワードシステムさ(微妙なドヤ)」

千房
「まったくわかんねーけどなるほどわかった」

千房
「おい、ヒネキ、起きろよ、モムぞ」

詠笛
「やっだめっ」



[Toyolina] #生き返った



千房
「おれもやることにする。つまりあれだな、相棒だな、たぶん」

詠笛
「えっ、まじ? えっ? 考え治さない?」

千房
「何でよ?」

(◕‿‿◕)
「手柄独り占めしようっていうのか、いやしいな」

千房
「協力ボーナスとか出ねーの?」

(◕‿‿◕)
「査定は随時おこなってるよ」

千房
「そっか。まああれだ、ちょっとは譲ってやるからさ」

詠笛
「そ、そうじゃなくて、その、リスクとかほんとわかってないし……」

(◕‿‿◕)
「話が早くて助かるよ、じゃあこれ契約書ね」

千房
「ほいほい」(受け取って熟読)



[kurov] #二重になってないか確認したり



(◕‿‿◕)
「じゃあ早速名前を決めてもらおうか」

詠笛
「えっ決めれるの? 私のとき最初からこれって」

(◕‿‿◕)
「ブリリアントホニャララならホニャララ部分は自由だよ。詠笛のときは決めれなさそうだから、特別につけてあげたんだ」

(◕‿‿◕)
「まこぴーみたいに挟まれそうないい名前だろ」

千房
「ブリリアント部分は共通なのか……。ヒネキはなんなん?」

千房
「ブリリアントヒネキ?」

詠笛
「ソード……」

(◕‿‿◕)
「剣とか全然でてこないけどね」

千房
「フツーだな」



[Toyolina] #スパークルソード(ボウガン)



千房
「ヒネキの他にもいんの? だいたい武器系?」

(◕‿‿◕)
「君が二人目だよ」

千房
「……零細企業だな」

千房
「どうすっかなー」

(◕‿‿◕)
「良い思い出になったよってほら異世界の先輩からの感謝状がここに」

千房
「幸運のネックレス的なやつか」(受け取る)

(◕‿‿◕)
「名前は決まったかい」

千房
「いざとなると難しいね。まあ、それほどこだわりがあるわけじゃねーからなあ。ヒネキは何がいいと思う?」

詠笛
「ちいさいかんじの」

千房
「ブリリアントクラブとかブリリアント粉砕バットとかブリリアント四八式とかブリリアントフランベルジュとかブリリアント……」

千房
「……お前も言うね。でもそうだな、ブリリアントデリンジャーってのはどうよ」

千房
「ヒネキもどうせならブリリアントグレートソードとかにすれば?」

(◕‿‿◕)
「そんな大それた名前を……」

詠笛
「名前負け確定だからやだなあ」

千房
「少なくともでかいのは伝わるぞ」

詠笛
「伝わらなくていい!」

詠笛
「じゃあ君はブリリアントデンジャーっと」

千房
「なんか抜けてねーか」

(◕‿‿◕)
「そうだっけ、コノ国の言葉、ムズカシです」

千房
「さっきまで流暢に話してたろーが! お前、統一感とか考えろよ。まあ別にいいけどさ」

詠笛
「直せないからちゃんと言わないと……こいつマジつけあがるから……ッ」

(◕‿‿◕)
「はいはいデリンジャーね」

(◕‿‿◕)
「じゃあさっそく変身してみようか」

千房
「ん、これでもうできんの? 手続きとかで二週間くらいかかんのかと思ってた」

(◕‿‿◕)
「さあ、変身の呪文を唱えるんだ」

千房
「呪文ね……なんだっけ?」(契約書見返す)

(◕‿‿◕)
「それも好きにきめていいよ」

(◕‿‿◕)
「詠笛はプリキュア好きだとそれでバレた」

千房
「ふむ……あんま長くしてもジュゲムだしな」

詠笛
「ちゃんと覚えれて、短めがいいと思う」



[Toyolina] #失敗するとはずかしいので



千房
「瞬着とかどうよ」

(◕‿‿◕)
「やばい小さい子△」

詠笛
「くっつくの?」

千房
「うんまあ。瞬接とどっちがいいかと思ったんだけどさ」

千房
「音的に。さてやってみよか」

(◕‿‿◕)
「わくわくするねえ」

詠笛
(……どんなコスになっちゃうんだか……)

千房
「ポーズとかどうでもいいよな」

(◕‿‿◕)
「芸術点が加算されるよ」

千房
「そんなのもあんのか。まあ、いいや」(そっと胸元に軽く握った拳をあてつぶやく様に)「瞬着」



[Toyolina] #お好きにヘシンしてあげてください!
[kurov] #次回に続くやつや
[kurov] どういうふうにしようかな
[kurov] おっぱいかきてーけどまったいらだからな

時系列


2013年6月

解説


ついに二人目の戦士が誕生! そろそろグループ名もつけねばならぬやもしれぬ。

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えをかいてえをかいてえをかくよ。リクエスト常時募集中。受付率28パーセントくらい。
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