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狭間06エピソード集

エピソード『若い娘を勧誘してくるマスコット的なアレ』


目次


エピソード『若い娘を勧誘してくるマスコット的なアレ』

登場人物

妃子木詠笛
身長が高いだけで運動部から引っ張りだこの少女。

本文

[Toyolina] せっかくなので新キャラ動かすなどしよう……あまりにもキャラシの内容が薄いのでナンのネタもないが
[Toyolina] .k 詠笛
[Role] キーワード一覧の http://cre.jp/search/?sw=%E8%A9%A0%E7%AC%9B をどうぞ♪
[Toyolina] 2d6
[Role] Toyolina -> 2d6 = [6,6](6ゾロ) = 12
[Toyolina] 凄い

詠笛
(……これで部活12連続辞退……)
ナレ
「私、妃子木詠笛、13歳、ちょっと身長が高いのが悩みの中学一年生! 運動出来そうだっていろんな部活に声かけられるのは嬉しいけど、運動神経切れてて、全然ダメ! ああ、どうしてこんな学校入っちゃったんだろう」

[utako] #僕と契約して魔法少女になりそうなスメルを感じた
[Toyolina] #じゃあそれで(◕‿‿◕)
[Toyolina] #言うといろいろ採用されるオサレライブ

詠笛
「いろいろ人生最初から間違えた気がする……普通に中学生活送りたいだけなのに……」

[Toyolina] .rg HA06accident
[Role] rg[Toyolina]HA06accident: 頭痛がした ですわ☆

? 
「あっ危ない!」
詠笛
(狙いがそれたテニス球が側頭部に直撃した)
男子テニス部
「だ、大丈夫?」
詠笛
(動かない)
男子テニス部
「ほ、保健室! 先生よんで!」

[Toyolina] #保健委員会の速やかな活動により保健室へと搬送された
[Toyolina] #幸いお脳にダメージは多分ないが、運動神経は数本さらに切れたかもしれない

詠笛
(湿布に包帯……重傷みたいだ……)

[Toyolina] #とぼとぼと今日も帰途につく
[utako] #幸薄い!
[Toyolina] 不幸:1くらいつけておくことにするます

露店のアクセ売り兄さん
「幸運のお守りいかがっすかー、お値打ち315円!」
詠笛
「……微妙な価格だし、それって効き目なさそうじゃないですか?」
詠笛
(思わずつっこんじゃった!)
露店のアクセ売り兄さん
「いくらだったら効き目ありそう?」
詠笛
「……840円……くらい?」

[Toyolina] #ドキプリのマイスイートハート兄さんのようなイケメンではなかった

露店のアクセ売り兄さん
「じゃあ、それの半額で420円ならどう?」
詠笛
「……それだったら、まあなんとか……?」
露店のアクセ売り兄さん
「まいどあり」
詠笛
「あ、はい……あれっ」

[Toyolina] #気がつくと幸運のお守りとやらを縁起の悪い値段でお買い求めていた

詠笛
「最初言ってた値段より、105円高い……値切るんじゃなくて、自分で値上げして、どうすんの私」

[Toyolina] #幸運というにはまがまがしい中二病テイスト満載の剣の形

詠笛
(……これが代わりに、ついてないのとか引き受けてくれたり、とかしないよね)
詠笛
「するわけないよね……まあでも、こういうのは案外、信じてポジティブに生きれば、きっと」
詠笛
(ショーウィンドウをチラ見して、包帯のせいでハネ気味になってる髪型を調整)
詠笛
(ついでにスマホの自分撮りで微調整)
詠笛
「よしっ、重傷患者から、全治三日くらいになったかな」

[Toyolina] #ポジティブ(誤解)
[Toyolina] #顔をあげて、スマホポケットにしまって歩き出す……

詠笛
「? なにこれ」

[Toyolina] #目の前にどういう原理か選択肢が二つ書かれていた。 1。子供を助ける 2。子供を助けない

詠笛
「……? そりゃ助けるでしょ普通」

[Toyolina] #よせばいいのに1の選択肢を指でつついた
[Toyolina] (◕‿‿◕)「おめでとう、君の黄金の意思を確認しました。つきましては、ブリリアント・ソードとしてがんばってもらう為に、最終の意思確認をしたいと思います」

詠笛
「ファッ?」

[Toyolina] #脚の間からうさんくさい声がしたので、見てみたところ、カピバラがいた

詠笛
「生暖かい!」

[Toyolina] #後ずさろうとして尻餅。カメラアングル的にカピバラの頭が邪魔

(◕‿‿◕)
「生は余計だ」
詠笛
「変などうぶつがしゃべった……」
(◕‿‿◕)
「君だってしゃべるじゃないか」
詠笛
「あ、はい」
(◕‿‿◕)
「で、やるの? やるならやるって言ってね」
詠笛
「やるってなにを……子供を助ける助けないっていうアレ?」
(◕‿‿◕)
「そうそう。助けるよね?」
詠笛
「そりゃ普通助けると思う、普通」
(◕‿‿◕)
「じゃあやるってことだね。まいどあり」
詠笛
「待ってそれ一般論だから、私の返事じゃないから」
(◕‿‿◕)
「じゃあいつ子供を助けるの? 今でしょ!?」
詠笛
「話が急だし、っていうかなんなの!」
(◕‿‿◕)
「感づいたか(チッ)。説明してもいいけど子供は死ぬね。説明してる間に」
詠笛
「やばいじゃん! っていうか子供死ぬってまじで? 助けないと! (立ち上がってまた転びそうになった)」
(◕‿‿◕)
「君のやる気は認めるけど、素質には恵まれてなさそうだね。まあ、この際だから贅沢は言えないか」
詠笛
「とりあえずどうしたらいいのさ」
(◕‿‿◕)
「君がないわーっていう顔して、鞄にしまったものがあるだろう」
詠笛
「……さっきのお守り?」
(◕‿‿◕)
「それそれ。ちなみにさっきの露店のお兄さんは私だ」
詠笛
「意味わかんない! っていうかお金返して!」
(◕‿‿◕)
「細かい話は後だ、君はまず変身しなくてはならない。そうすることで、初めて君は、ブリリアント・ペイフォワードシステムの歯車の一つとなって、死ぬまで働ける」
詠笛
「なんかさっきから不吉なことしか言ってない……脅迫だよそれ」
(◕‿‿◕)
「ちゃんと社長からありがとう名刺ももらえるから、ブラックではないよ」
詠笛
「名刺とかいいから、とりあえずその、変身、え? 変身?」
(◕‿‿◕)
「大事なことだからね、わかってるね二回言うあたり」
(◕‿‿◕)
「特別に、変身のときの呪文を自分で決めさせてあげる。よかったね、初回特典だよ」
詠笛
(テニスボールあたった側頭部が痛くなってきた)「ま、待って、意味がよくわからないんだけど……変身って何……プリキュア?」
(◕‿‿◕)
「大体あってる概念としては。システムを簡単に説明すると、誰かを助けるでしょ、それって幸せだよね、その幸せをちょっとおすそわけしてもらって、たまったら豪華景品と引き換え、みたいなそんな感じ」
詠笛
「はあ」
(◕‿‿◕)
「で、呪文はきまったかい?」
詠笛
「きまるわけないっていうか、かんがえつくわけないし!」
(◕‿‿◕)
「10数える間に決めてね」
詠笛
「ま、待って今考えるから」
(◕‿‿◕)
「10」
詠笛
「文字数制限とかあるの?」
(◕‿‿◕)
「あまり長いと言うの大変だから短めがおすすめだねぃ9」
詠笛
「ブリリアントソードって何?」
(◕‿‿◕)
「変身後の君のコードネーム的な何かだよ、なでこスネイクとかそんなかんじの8」
詠笛
「……」
(◕‿‿◕)
「7」
詠笛
「……ブリリアントってどういう意味?」
(◕‿‿◕)
「キラキラとかそんな感じ。煮物(にもの)とか6」
詠笛
「煮物?」
(◕‿‿◕)
「よくわかんないけど当て字とか意味不明な名前をそういうんだろう? 5」
詠笛
「え、もう5? やばいやばい全然思いつかない」
(◕‿‿◕)
「大変だけど、あなたの為だから4」
詠笛
「ああもうわかった、決めた!」
(◕‿‿◕)
「3。さあ、魔剣を天にかざして呪文を」
詠笛
「ま、毎朝上る希望の日差し! ブリリアントソード!」
(◕‿‿◕)
「プリキュア方式だね2。45点ってところかな」
詠笛
「何も起きない……」
(◕‿‿◕)
「照れがあるからだね。真剣みが足りてないというか……」
(◕‿‿◕)
「さあもう一回! 心をこめて」
(◕‿‿◕)
「プリキュア方式なら、変身後の一言もないとね」
詠笛
「煽らないで! もう……毎朝上る希望の日差し! ブリリアントソード!」

[Toyolina] (変身バンク。後日補完予定)

(◕‿‿◕)
「転送は正常にいったね」
詠笛
「……(変身おわって目をあけて)」
(◕‿‿◕)
「さあ変身後のアピールを」
詠笛
「ま、守りたい、あなたのしあわせを……わああああああ! (地面を転がる)」
(◕‿‿◕)
「いいねいいね」
(◕‿‿◕)
「羞恥にもだえるのは後にしないと、子供が死んでしまうよ?」
詠笛
「はっ」
詠笛
「ど、どうしたらいいの」
(◕‿‿◕)
「もうすぐ、自転車に乗った子供が、転んじゃうんだね。んで、車道にバタン。そしたら車が運悪く通って」
詠笛
「車を止めればいいの? わかった」
(◕‿‿◕)
「子供を転ばないようにしたほうがらくだと思うけどねえ」
詠笛
「で、その子供って」
(◕‿‿◕)
「ほら、20mほど後ろの自転車」
詠笛
「なんであの子自転車乗りながら3DSやってるの!?

[Toyolina] 」

(◕‿‿◕)
「大人が自転車乗りながらスマホいじってるから……悪いお手本を見習ってるんじゃないかなあ。急がないと、子供死んじゃうよ?」
詠笛
「ああもう! (ブリリアントダッシュ(100m5秒くらいで走れる魔法ダッシュ)で子供に向かい、転倒ポイントにあった大きな石を拾って)」
(◕‿‿◕)
「ああやっぱり」
詠笛
(盛大に転んで植木に突っ込んだ)
(◕‿‿◕)
「そんながんばらなくても、君のその剣で悪い縁を切ってしまえば済む話だったのに」
子供
「変な格好の姉ちゃんがたおれとる」
(◕‿‿◕)
「ちなみにブリリアントスキルを使ってる間はごまかせるけど、使ってないときはごまかせないからバレる」
詠笛
「あいたたたた」
子供
「あ、生きてた」
詠笛
「自転車で3DSとか、あぶないからしちゃだめ」

[Toyolina] #植木にひっかかりながら

子供
「うっさいわババア!」
子供
「変態か!」

[Toyolina] #捨て台詞を残して子供はチャリで去って行った

詠笛
「……詠笛は傷ついた」
(◕‿‿◕)
「初回にしては上出来だよ、まあ運動神経はね、お察しやね」

[Toyolina] #ブリリアントワープ(5mくらいのショートワープを毎ターン一回出来る)でその辺の雑居ビルの屋上にきた

詠笛
「変身これどうやったら戻るの……」
(◕‿‿◕)
「戻れない」
詠笛
「えええええええ」
(◕‿‿◕)
「何もしなかったら、って意味で。 変身解きたいって思ったら解除されるはず」
詠笛
「はあ……あ、戻った」
(◕‿‿◕)
「戻ったときの服はサービスで着た状態で戻るようになってる」
詠笛
「っていうかそれ当たり前の機能でしょ……疲れた」
(◕‿‿◕)
「次回は説明回だ、お楽しみに」
詠笛
「ところで、うちに住んだりとかそういうオチはないよね……」
(◕‿‿◕)
「いっしょにお風呂入ったり、布団入ったりされたいのか? 詠笛はエロいな」
詠笛
「来て頂かなくて結構です」

時系列

2013年4月

解説

喋るカビラパからの、非日常への誘い。
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