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[HA06P]エピソード『黒騎士の戦い。超重量戦士vs死の槍使い』← →[HA06P]スカーフェイスの正体?
投稿者: arca ( 狭間06エピソード集 : 2013-10-25 21:38:55 )
13th Bullet, 狭間, 狭間06, 藍染秋音
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秋音:(手鏡を観つつ髪留めの位置を直している
[arca] #髪留めには顔のイラストがついており、小物入れに何種類か表情の違うものが入っている
秋音:「こんなもんかナ」
[arca] #手鏡をしまい
女子生徒:「藍染さん」
秋音:「ん?アー、ススキさん?」
女子生徒:(ガクッ)「鈴木です」
秋音:「Ohソーリー。何かゴヨーですカ?」
鈴木:「ううん、その髪飾り素敵だなーって思って。たくさん有るのね」
秋音:「Yes、全部表情が違うノ。ユニークでしょ?」
鈴木:「あ、ほんとだ」(へー
秋音:「つけてみる?」
[arca] #一つ、笑っている表情の髪留めを手にとって
鈴木:「え、いいの?」
秋音:「うんうん、オフコースだヨ?つけたげる」
[arca] #屈託なく女子生徒の前髪を撫でて整え、髪留めをつけてあげた
鈴木:「……どう?」(照れ
秋音:「にあってるよ、ほら」(手鏡を見せ
鈴木:「ありがと。えへへ、藍染さんって話しやすいね」
秋音:「オー、サンクス」(HAHA
秋音:「すぐそこ」
鈴木:「それじゃコンビニじゃない」(あはは
秋音:「ダディージョークね」
鈴木:「やめてよもー」(あはは
秋音:「HAHA……あ」
[arca] #ふと小物入れに目をやると、突然その笑みが固まった
鈴木:「どうしたの?」
秋音:「……」
鈴木:「藍染さん?」
秋音:「Ah?!あ、アー何でもないです」(固まった笑顔のまま
鈴木:「そう?…あ、そろそろ返すね」(髪留めを外して
秋音:「オー、サンクス」(髪留めを受け取り
秋音:「……ソーリー、ちょっとレストルームに行ってきまス」
鈴木:「……休憩所?」
秋音:「トイレって意味ヨ」
鈴木:「あ、ごめん」(赤面
秋音:「ノープログレム。私が英語で言ったのが悪いの…気にしないで」(微笑み
鈴木:「うん…具合悪いの?」
秋音:「それ聞いちゃいますか?」(スカートをおさえてもじもじ
鈴木:「ご、ごめん、どうぞ早く行ってきて」(苦笑
秋音:「OKマッハでGOネ」(てちちち
[arca] #余裕なく、そそくさと教室を後にする
鈴木:「そ、そんなに我慢してた用にはみえなかったけど…」
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[arca] #人気のない廊下の突き当たり
秋音:「ここなら、人も来なさそうね…」
[arca] #突き当たりには鍵のかかった使われていない倉庫のような教室があるだけだった
秋音:(小物入れに目をやる
[arca] #それぞれ表情の違う髪留め
[arca] #黄色や赤など、鮮やかな色が多い中一つだけ文字通りの異色を放つ髪留めがあった
[arca] #どす黒く、無表情で禍々しく光っていた。
秋音:「鬱血でしタ…ウカツだったかな?」
秋音:「小物入れの中の髪留め…鈴木さんに一個かした時に十二個になってしまったんだわ……」
[arca] #そのどす黒い髪留めは見覚えのないものだった
秋音:「……とにカク、処理しないと」
[arca] #恐る恐るその髪留めを手に取る
[arca] #そして、ゆっくりと身に付けた
秋音:「……!?」
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2013年9月頃
秋音の秘密が垣間見えるエピソード。
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