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投稿者: utako ( 狭間06エピソード集 : 2012-11-11 18:58:12 )
[utako] #白い大地の続く世界。
[utako] #ぼりぼりと頭を掻いて、立ち上がり酒気の残る服についた砂埃を軽く叩く。
[utako] #飲みすぎたかとベランダに置いた長椅子で涼んでいたはずだったが…、と服装と持ち物を軽く確認して
[utako] #ぶらりと歩き始めた。
[utako] #空を見上げて、悩むように首を傾げた方向へと進路を変えて歩いていく。
[utako] #砂埃はあまり気にせず、纏めていた髪を流して風に遊ばせると、黒い獣の尾の様に髪が靡いた。
[utako] #剣を持った黒い人型。
[utako] #人型は一つではなく、3つ、それぞれに手に持った獲物は違い、慣れた様子で尾を振るっている。
[utako] #人型達は二言三言、仲間内で相談した後に、散開する。
[utako] #見る限り、錬度に脅威を感じない。戦術で来るタイプだろうが対峙した感じ、どうにも明確な敵意はなく。どこか遊びの雰囲気さえ感じた。
[utako] #言葉は通じていた様子だが、逆に嬉々として獲物を振るって駆け寄って来た。
[utako] #掌を返して、正面から向かって来た人型の剣の刃の側面にあてがい振り筋を逸らし、次に来ていた左の人型の棍棒は避けずにそのままの姿勢を保つ。
[utako] #棍棒は元から距離が足りずに紙一重に近衛の頬の上を滑り、逸らした剣の刃は右から来ていた人型の脚を斬りつけ、勢いあまった正面の人型は転び、左の人型の棍棒に乗って折れた。
[utako] #動かなくなった仲間二人と、使い物にならなくなった手元の武器を見て、後ろを向いて逃げ出す最後の人型。
[utako] #肩を竦めて、咄嗟に武器を奪って使ったものの、使い慣れないせいで痛めた手首を揉みながら、死体らしきものを調べる。
[utako] #触診し、軽く解体するが生き物としての器官らしいものは見えなかった。
[arca] #ねんどっぽそう
[utako] #部分によっては、ぽい部分もある
[utako] #火星の義手の技術の応用で出来てるので擬体みたいなもの
[arca] 全身ぎたい
[arca] #しゃーぷぬけてしまた(´・ω・`)
[utako] #やっぱり短剣に持ち替える
[utako] #短剣をだるそうに手に下げて、一旦、戻った。
[utako] #風が吹き抜ける時には姿はなく、黒い人型の残骸も消えていた。
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