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狭間06エピソード集

エピソード『マスタードメンタイおにぎり』




目次





エピソード『マスタードメンタイおにぎり』


登場人物



佐藤火星
私立探偵部の部員。先日黒騎士を襲名したトーナメント部の新人でもある。
神代エノク
トーナメント部のエース。リアルでトーナメント経験があり、普通に強い。
辻堂美日路
私立探偵部の先輩。色々訳知り顔。

本文



エノク
(無双中


[arca] #今回は指揮官がよく機能し、無理な作戦もないので好きな様に暴れている
[arca] #戦略レベルでの優位性が確立していればエノクのようなイレギュラーはあまり必要とされない
[arca] #なので、隅っこで迂回戦術を取る舞台を蹴散らしていた



敵兵
「なんでこんな所に居るんだごふぁ!」
エノク
「(中央で暴れると作戦の邪魔になるから……)」


[arca] #申し訳なさそうな表情だが、攻撃は容赦無かった



SE
どごぉ
エノク
(裏取りしようとしてくる分隊を倒しつつ少しずつ前身


[arca] #前進



エノク
「(そろそろ前線を抜いちゃうな。待機しよう)」


[arca] #待機しつつ空を眺める



エノク
「(いい天気だなー)」
火星
(園芸部の手伝い終わって、つなぎ着たまま覗きに来た。応援席の方に座って観戦してる)
エノク
(ぬぼー


[arca] #戦場の端で空を眺めてる



敵兵
「うおー!すきあり!」
エノク
「(あ)」


[arca] #咄嗟に身を引き、空いての喉元に張り手



敵兵
「ぐふ!」
エノク
「……(大丈夫?)」


[arca] #相手の兜をこんこんと叩く



敵兵
「だいじょうぶ……」
エノク
「(よかった。……あ、佐藤さんだ)」


[arca] #ふと応援席を見て手を振った



火星
(自分の方に向かって何か動いてるのに気づいた) 「あ……(神代先輩だ…)」


[utako] #手を振り返して



エノク
「(つなぎって事は園芸部の手伝いしてたのかな。今日はあんまり活躍してないから、ちょっと気まずい)」
エノク
(戦線が進んだのでちょっと前進して敵兵を倒していく
火星
(活動後の間食に購買で買ったおにぎりをぱくぱく食べながら) 「(神代先輩強いなぁ…、普通の、スタンダードな装備からまず覚えた方が良いのかなぁ)」


[arca] #購買でおにぎりを手に入れられるとは、さすがだ



エノク
(剣であらゆる武器に対応し、バッシュを織り交ぜて倒していく


[utako] #放課後なのであまり物
[arca] #あまりものか…
[arca] #複数人に対しては剣を振り回し風圧で圧倒し、各個撃破に持って行く



火星
「(ルートスペード先輩と鏡先輩と雰囲気は似てる……、普通の腕じゃないなぁ……対処とかどうしよう)」


[utako] #マスタードメンタイおにぎりを食べつつ、間合いを目算したりするが、そも戦闘なんて慣れてないので実戦に生かせるかどうかは…内心不安。
[arca] #実力のある相手にあたると、鎧装備とわ思えないアクロバットな動きで翻弄して倒す
[arca] #マースタード明太…
[arca] #なんかの武器名かと思った



エノク
(脅威の十六連面叩き
敵兵エース
「ぬわー!」(ぼこぼこ


[arca] #エースを倒した所で模擬戦が終わった



火星
(結局見ながらいろいろ考えてたが、マスタードメンタイの不味さに全部消えた)


[arca] #まずかったw



美日路
「マスタードメンタイ。おいしくないだろ」
火星
「ぶっぼ―――!?」


[utako] #びっくりした



美日路
「どうしたんだよ、そんなにまずかったか?」
火星
(ウーロン茶急いで飲んで) 「げ、ほっ……、あ、あんまり美味しくなかったです……、辻堂先輩、どうしたんですか?」
美日路
「暇潰しに観戦してるのさ」
火星
「……(サボりだ)」
美日路
「それより、なやみごとでもあるのか?」
火星
「悩み、ですか?(きょとんとして) 別にないですよ?」


[utako] #能天気そうな顔して



美日路
「そうか、なんか難しい顔して試合を見てたからな。ないならいいんだ」
火星
「あぁ…、先輩達の戦い方見て、色々考えてたりしてたんですけど……、おにぎり美味しくなくて、どうでもよくなっちゃいました」 (苦笑気味に、にへっと笑って


[utako] #あまり考え込んだりするのには向いてる性格じゃないので、おにぎり一つで解決してた



美日路
「おにぎりのまずさの方が重要って事だな」
美日路
「佐藤には佐藤の戦い方があるしな」
火星
「僕は考えて色々するのは苦手な方なので、その時に出来る事を頑張ります!」 (小さくガッツポーズして


[utako] #主に防御に秀でてるのでそもそも攻めるのは苦手だった



美日路
「すなおでいいな」(にか
美日路
「エノクに勝とうと思ってるならそのくらい迷いなくいかないとな」
火星
「はい!」
美日路
「うむ。今度はチーズ明太を買う様に」
火星
「…美味しそうな気がして冒険ですよ」
美日路
「味噌明太でも良いぞ」
火星
「それは……ちょっと美味しそうな気がします」
美日路
「色々試して広場しらになってくれると嬉しいぜ」


[arca] #人柱



火星
「僕が間食する時には…、美味しいのはほとんど残ってないですから、あんまり期待しないでくださいね」
美日路
「それでいいぜ、大穴が眠ってるかもしれないしな」(にひ


[utako] #とりあえず炭水化物が食べたい、という程度なので火星自体、味をあまり気にしてなかった
[arca] #炭水化物の気分


時系列


2012年10月

解説


マスタードメンタイおにぎりを食いながらエノクの試合を観戦する火星。なんじゃそりゃ?

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