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狭間06エピソード集

エピソード『いい部屋発見の道のり』


目次


エピソード『いい部屋発見の道のり』

登場人物

瀬香佳音
地味であざといメガネ女子
橋本一司
地味で食欲旺盛な彼氏
山本治彦
敏腕不動産営業マン

本文

シーン転換

佳音
「……全然いい部屋発見できませんね……」

[Toyolina] #不動産屋

一司
「うーん」

[Hisasi] #一人で住むならやすけりゃええやん的なアバウトな感覚でいけるのですが
[Hisasi] #そうもいきませんからね
[Hisasi] #壁ドンされちゃいますからね(意味深
[kurov] #ギッシギッシ。ギッシギッシギッシ。
[kurov] #防音はしっかりしてても振動だけは

佳音
「いっそ、私が月一万円くらい出すので、1ランク上げてみたらどうでしょうか」

[Toyolina] #春らしくベージュのニットワンピに膝上ブーツで生足

一司
「うーん」

[Hisasi] #それじゃ同棲でよくねとか一瞬おもっていやいやそれはと
[Toyolina] #通い同棲

一司
「でもほらご飯作ってもらったりしてるから割と余裕はあるとおもうんだよね、だからちょっとだけランクをあげてもいけると思うんだ」

[Toyolina] #メガネと合わせた赤いリボンカチューシャが今日のあざといポイント
[Hisasi] #おのれ地味子あざとい
[Toyolina] #しかし中身は

佳音
「そしたら、それで相談してみます? 絶対今月じゃないとダメってわけじゃないですし」
佳音
「あんとお風呂がちょっと広くなるみたいですよ?」
一司
「うん、父さんと母さんもより戻せそうだし、相談とかのってくれると思うんだ」

[Hisasi] #めでたく橋本家の両親は元鞘に戻れそうです、というか橋本母は姉に似てヤンデレ気質が強いので別れる気は毛頭なかったようです
[Toyolina] #わあ
[Hisasi] #母と姉でヤンデレかよ……
[Hisasi] #あっちの橋本の男はヤンデレにたたられているようだ

佳音
「でもそしたら、戻ってこいって言われるんじゃないですか?」
一司
「ううん、そりゃ一緒もいいかなって思ったけど……その、なんというかいつも一緒にいるよりたまに帰って会うくらいのほうが、丁度いいかなって」

[Hisasi] #あんまり一緒にいる時間長いとまた嫌なとことか鼻についちゃうから

一司
「時間かけて、ゆっくり元通りになればいいかなって」
佳音
「……それだったら、大丈夫そうですね。きっかけはもうあって、方法もみえてるんだから」
佳音
「一美ちゃんは、家から通うんでしたっけ」

[Toyolina] #店頭の間取り図見てる

一司
「うん、その……姉さんは」

[Hisasi] #コミュ力低いし自炊能力も低いし……
[Hisasi] #とは弟の口からは言えなかった

佳音
「女の子だから大事にされてる感じですね」

[Toyolina] #一般論でフォローした

佳音
「これとかどうでしょう……キッチンスペースちゃんとあって、コンロ二口でIHで、扉もあります」
一司
「あ、いいね」

[Hisasi] #キッチン広い=ごはん
[Toyolina] #キッチン広い=料理
[Hisasi] #わかりやすすぎる肉食系少年でした

佳音
「空くのが5月の連休明け……っていうのだけネックですね」
佳音
「一階なんだ」
一司
「え、一階だめなの・」

[Hisasi] #?

佳音
「え、いえ、別にそんなことない……と思います、よ?」

[Hisasi] #庭とかあるといいじゃないですかなんか植えられそうで(たべられるもの
[Hisasi] #この子は本当に残念な子だな
[Toyolina] #エレベータでちょっといちゃつくとか出来ないなーって思ってただけで
[Hisasi] #地味子は格がちがったw

佳音
「庭あったら、菜園とか出来るかもしれないし、でも、手入れ大変そうだしーって思っただけで……」
佳音
(最近妄想と現実の境目が……気をつけないと)

[Hisasi] #地味子は薄い本にのめりこみ過ぎです
[Toyolina] #大学ウカって油断してる

佳音
「上の階より安いし、いいんじゃないでしょうか?」
一司
「うん」

[Hisasi] #ちょっとドタバタしても響かないしね
[Toyolina] #せやね

佳音
「じゃあちょっとお話きいてみましょっか(一司くんの手引っ張って店に入る)」
一司
「あ、う、うん」
山本
「はい、いらっしゃいませ。どうぞお席に」

[Hisasi] #懐かしい人がいた
[Toyolina] #そろそろご結婚がみえてきたのかしら

佳音
(一個ずれて横に)
一司
「えっと、あの、えーと」
山本
「大学進学でお部屋さがしですか?」
一司
「あ、は、はい」

[Hisasi] #エアリーディング能力は高い山本(もうベテラン

佳音
「あの、表にあった一階でキッチンがIHのお部屋って」
山本
「はい、表に貼ってある……これですね」>ぱらぱらと

[Hisasi] #見取り図や家賃もろもろや駅までの道のりの地図、その他情報が書かれたファイルをぱっと開いて

一司
「……はい」

[Hisasi] #こくこく

佳音
「えっと、お庭ってあるんでしょうか?」
山本
「ええ、この一階のお部屋はベランダの代わりにスペースが少し広い専用庭がありますね、お花とか育てられますよ」

[Hisasi] #彼女にターゲットをしぼった
[Hisasi] #男の方はあまり役に立たなさそうだという判断(あってる
[Toyolina] #なお彼女はぶつ森レベルのお庭知識しかないもよう

佳音
「あ、そうなんですか、えー、すごいですね、専用って。あの、塀とかってあるんですか?」

[Hisasi] #豆知識、ハーブは雑草だ(友人談
[Toyolina] #ハーブは雑草! ハーブは雑草!

山本
「はい、こちらがお写真になります。柵の向こうの舗道には間に低い街路樹がありますのでプライベートの保護はしっかりしております」

[Hisasi] #柵|低い街路樹(膝丈くらい)|歩道|道路
[Hisasi] #こんな感じ
[Toyolina] #すばら

佳音
「すごいですね、一人暮らし用のお部屋なのに……ね、一司君すごいですよね」
一司
「あ、うん」

[Hisasi] #こくこく

佳音
「え、えっと……バーベキューとかしても、怒られない感じでしょうか……?」

[Toyolina] #彼氏ピンときてなさそうなので聞いてみた

山本
「それは申し訳ありません、火器や景観をそこなう物置などは規約違反になりますので」

[Hisasi] #残念だった

佳音
「え、えっと、じゃ、じゃあお花とかじゃなくて、野菜とかは……」

[Toyolina] #ショボーンとしてそうな彼氏

一司
(ばーべきゅー)
山本
「ええ、小さな家庭菜園とかプランターをつくってちょっとしたお野菜を育てるというのには申し分ありませんよ」

[Hisasi] #フォロー

佳音
「そ、そしたら、ね、一司君、新鮮なサラダとか作れますよ?」
一司
「あ、それはいいね」

[Hisasi] #立ち直りも早い

山本
「そうですね、それに立地的にスーパーからも近いですし買い物にも便利ですよ」

[Hisasi] #更にフォローを畳みかける
[Hisasi] #これは娘サイドに集中してポイントをあげれば男は100%落ちると判断
[Hisasi] #間違ってない

佳音
「歩いていける距離でしたっけ……、表に書いてあったと思うんですけど、すみません、きれいさっぱり抜けちゃって」

[Toyolina] #間違ってない

佳音
「前は自転車で行ってて、カゴないやつなんで、結構大変だったんですけど、歩いていけるんだったらいいですよね」
山本
「ええ、駅からの帰り道にあるので学校帰りにスーパーによってそのまま帰って支度できますし」

[Hisasi] #この山本、仕事に関しては有能である

佳音
「だって、今のお部屋よりだいぶ良い感じじゃないですか?(ちょろっとくっついて耳打ち気味)」
一司
「え、あ、うん、そうだねっ」

[Hisasi] #なんかもうちょろすぎですねこの肉食男子
[Hisasi] #もう速攻ハンコ出しそうな勢い

山本
「(こほん)いかがでしょう、お部屋のお写真だけでなく実際お部屋を見に行くこともできますが?」
佳音
「見に行きます? よね?」
一司
「うん、行く」

[Hisasi] #とりあえず見てみよう!(あまり深く考えてない

佳音
「えっと、それじゃ、すみません、いつ見に行ける感じですか?」
山本
「少々お待ちください」>ぴっ

[Hisasi] #で、大家さんに連絡とったり確認したりしてる

一司
「なんか、段々実感してきたね」>やっとかよ

[Hisasi] #今まで何をやってたのきみは……
[Hisasi] #前一人暮らししてたときは父がコネでアパート見つけてくれたので
[Hisasi] #実際部屋探しは初めてでした^^

佳音
「一司君のお部屋なんだから、もっと希望とか言っていいんですよ……?」
一司
「うん、そうなんだけど、こういう部屋探しって……正直初めてだから、前の家は父さんが探してくれたものだったし」

[Hisasi] #で、父も息子と考えが似てるので(安けりゃええやん的な)あのボロアパートだったわけで
[Toyolina] #納得の流れ

山本
「お待たせしました、今からでも大丈夫です。明日の午後でも大丈夫ですがどうされますか?」
一司
「いってみます!」>途端にやる気
佳音
「前のお部屋、冬とか寒かったじゃないですか……そういう不満とか、解消したいとか、そういうので……え、あ、はい、彼のお部屋なので、彼の希望通りで」

[Hisasi] #ただし深く考えてない
[Hisasi] #やっぱり残念な子や……この子

佳音
「大丈夫だと思いますけど、冬すきま風とか入らない、ですよね……?」

[Toyolina] #彼氏があまりに無頓着なので自分の注文ばっかりになってるのが心苦しい

山本
「はい、作りはしっかりしてますから」

[Hisasi] #一瞬、隙間風? とか思ったが顔には出さない、山本はプロ

佳音
「上の階の足音とかって……」

[Hisasi] #むしろ彼氏があほの子すぎるので彼女がしっかりしてると助かります

一司
「あ、そうだ隣の部屋の音とか……その」

[Hisasi] #壁ドンされちゃうとこまりますからね
[Toyolina] #妄想の立ち入る余地とかなければしっかりしています

山本
「はい、音に関しては壁の防音加工もしっかりしていますしよほどの大きな音でなければ隣から響くことはないと思います」
山本
「上の階の足音に関しましてはお住まいの方によりますが、これまでに大きな問題はありませんし何かありましたらご連絡いただければ大家さんと連携して注意を出すこともできますから」
佳音
「そうなんだ、そしたら、間取り気に入るかどうか、ですね……彼が」
佳音
「結構気に入ってそうなんですけど……」
山本
「とりあえず、実際のお部屋と周囲をさっと歩いてみるというのはいかがでしょう? 近くのスーパーまでの距離もふくめて」
一司
「えっと、お願いします……」>こくこく
佳音
「あ、あと……お風呂屋さんって」

[Hisasi] #神田川ですか!?
[Hisasi] #いやお風呂ついてるお部屋ですよね、たしか
[Toyolina] #はい>お風呂ついてる
[Toyolina] #壊れたときに備え(建前) たまにはいいかも(本音)
[Toyolina] #毎回はちょっと
[Toyolina] #お風呂は地味子の譲れんポイントその1なのでそれはもう
[Hisasi] #ですよね
[Toyolina] #ですとも
[Hisasi] #スーパーからさらに歩いたところに宙の湯(そらのゆ)という銭湯があることにしました
[Hisasi] #たしかそんな銭湯が設定上あった
[Toyolina] #いわくありげななまえ
[Toyolina] .k 宙の湯
)Role( キーワード一覧の http://cre.jp/search/kw/%E5%AE%99%E3%81%AE%E6%B9%AF をどうぞ♪
[Hisasi] #元ネタあったのかw
[Hisasi] #では移動してみるか
[Hisasi] #ブロロロローと山本の運転する車で向かってみる
[Hisasi] #というところでいったん切ろうか
[Toyolina] #オッスオッス
[Hisasi] #まあ、ワンルームでマンションバストイレ付専用庭付き、広さはそこそこ台所は割とちゃんとしてる。仕切りがないのでワンルームでも広く感じますね
[Hisasi] #そういう感じの部屋に今度案内してさしあげませう
[Toyolina] #壁ドンされない部屋!
[Hisasi] #広さもいい感じですよ^^
[Toyolina] #やったー!
[Toyolina] 狭すぎず広すぎず
[Hisasi] #奴(山本)は優秀なので大家さんの早く部屋埋めたいというのをきっちり引き出しつつ実際部屋においてある家具(テーブルとか)をそのままつけてくれるかもしれません
[Toyolina] #敏腕営業マンは格が違った
[Hisasi] #だがまだ独身だった、ひょっとしたら行間であの人と進んでるかもしれませんが
[Toyolina] #その展開を希望する次第であります
[Hisasi] #今度ごんべさんと話せたらちょっと勧めてみよう
[Toyolina] #ベッドおいてちゃぶ台おいてなお絶妙なスペースがある良い感じのお部屋を契約成立させつつ、自身の部屋をどうするかまったく省みる機会が得られない山本展開
[Hisasi] #HAHAHA

時系列

解説

神田川もいいけど、やっぱりお風呂大事。関連お部屋探そうねとか言ってるあたり

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