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狭間06エピソード集

エピソード『アップルパイを食べながら』




目次





エピソード『アップルパイを食べながら』


登場人物



緋昏歩
店長。マイクラで夜更かしばかりしてるから……
フェロカリール・K・U
三姉妹の一人。おっとり系。

本文




「……えへへ…こ…n……………んみゃっ!?」(ガバっ

「……お客が来ないもんだから寝オチしちゃってたわ…あぶないあぶない」

「シチュー温め直しとこ…」
フェロ
(調度、ふら~ふら~とヘルメットにライダースーツのお客さんが)

「あ、いらっしゃーい」(おでこに寝痕が付いている
フェロ
「こんにちは……、?、おでこ赤い。ぶつけたんですか?」

「え?……あ、いえ。さっきまで寝ちゃってて…よかった、フェロさんが来る前に起きれて」(えへへ…


[arca] #おでこを擦る



フェロ
「うとうとする時もありますよね…」 (カウンターに座ってメニューを眺める


[arca] #いつものとキノコシチューとアップルパイ




「ちょっと恥ずかしいです」(頬を染めつつ
フェロ
「アップルパイと…、ホット珈琲を」 (ヘルメットの下で微笑んだ様だが、あんまり元気が無い様子

「はーい、ちょっと待っててね(なんか、落ち込んでる?)」


[arca] #少しシナモンがかかったアップルパイ。ビターなクリームとレモンが添えられている。そしてホットコーヒー




「はい、どうぞ」
フェロ
「どうも…、……これがアップルパイ」 (もの珍しそうに皿の上のスイーツを見て少し元気が出てきた)

「もしかして初めて?ハロさんもラガルちゃんもそうだったけど、洋菓子あんまり食べたことない?」


[arca] #そうだったけど→そんな感じの反応だったけど



フェロ
「洋菓子も和菓子も、あまり……私もそんなに食べる方じゃないです」 

「そうなんだ。じゃあ今度和菓子も作ってみるね」
フェロ
「私は食べても平気、ですけど……あの二人は食べたら普通に太っちゃうから」
フェロ
「出来たら…低カロリーのものとか、お願いできますか?」

「あはは、自己管理はしてると思うけど、それとなく注意しときますね」

「低カロリーかー…じゃあゼリーとかも良いかな」
フェロ
「ありがとうございます…」 (ぺこりと会釈して、もぞもぞとヘルメットずらしてアップルパイ食べる

「水ようかんに桜餅…。…やっぱり、元気ないですね。何かあったんですか?」


[arca] #ヘルメット付けたまま食べてるのか
[utako] #ヘルメット装着したまま口元だけ出る程度にずらして
[arca] #すげえw



フェロ
「仕事で失敗して…ちょっと、ハロに怒られました」


[utako] #上に持ち上げてるだけですよw
[utako] #半脱ぎ




「ありゃー…(食べにくくないのかな…」


[arca] #口元だけとかなんとなくエロい



フェロ
「確かに私が舐めてたところはあったとは反省はしているんですが……、あっという間で、もう事故みたいなものだったんです…、ラガルが後処理してくれたからよかったんですが…ラガルもげらげら笑うし…」

「反省したなら、あとは鬱憤を晴らすだけですよー。愚痴もたくさん吐き出して、代わりに甘いもの詰め込んでいってください」(やさしく微笑みつつ
フェロ
「はい…、食べたらもう今日は峠走ってこよ…」 (はむはむ

「峠…バイク好きなんですね。いつもヘルメットかぶってるし」(くすり
フェロ
「いつも……?…、あ、はい。いつも、被ってます…、いつも…」 (ハハ…、と慌てて笑って

「食べにくくないですか?ちょっとくらい脱いでも良いんじゃないかにゃー」
フェロ
(正直食べにくいし蒸れる…) 「……仕事終わりだったからライダースーツのままで、ちょっと恥ずかしいかなと…」

「大丈夫ですよ、今は私しかいませんし。それにまだフェロさんの顔まともに見たことないからちょっと見てみたいなーって」(チラッ
フェロ
「40秒待ってください、支度します」

「うん(今のは…ギャグ?」


[arca] #楽しみそうな笑顔をしつつ



フェロ
(トイレに行ってごそごそと何かしてる)


[utako] #ヘルメットとって髪整えて髪飾り着けなおして
[utako] #軽くコロンつけて体臭と馴染んだところで出てきた




「おかえりなさい(わ、かわいい」


フェロカリール・K・U
[utako] #糸目の女の子




「かわいい髪飾りですねー」(くんくん
フェロ
「か、嗅ぐのはアウトです」
フェロ
「昔、人に貰ったもので……お気に入りにしてます」


[utako] #少し赤くなりながら、席に座りなおす




「あ、ごめんなさい。なんていうか、私匂いフェチっみたいで。香水も良い感じです」

「貰い物なんですね。彼氏とかですか?」
フェロ
「彼氏、という分けじゃ…、大事な仲間から」


[arca] #耳の裏とかくんくん




「仲間かー」(ほうほうと頷く
フェロ
(子供っぽいデザインだが、自然と似合っていた)

「大事なものなのね」
フェロ
「そうですね…」 


[utako] #少しだけ微笑んで、アップルパイの解体作業再開
[utako] #頭が軽く涼しくなって甘い香りも堪能できるようになった




「…三人とも同じ食べ方なんですねー。何だかマイクラしてるみたい」(ふふ
フェロ
「ハロは…普段はわりと乱暴な食べ方です。ただお菓子を食べる時は、女の子らしくちまちま食べたいとか…ラガルには大抵のものは味が強いので、少しずつじゃないと駄目なんです」
フェロ
「私は……ここじゃ、ゆっくり食べたくて」

「理由は違うのねー。ラガルちゃんは炭酸嫌いって言ってたけど、そう言う訳だったんだ」


[arca] #ほほうと頷く




「ゆっくりするのは大歓迎よ?そう言うコンセプトだし☆」


[arca] #嬉しそう



フェロ
「イエス。今日はオフなので……、歩、さんとゆっくりお話がしたいです。峠は逃げないので、それからでも」

「うれしいなー。ハロさんは苦手みたいだけど、私のことは好きに呼んでいいよ」


[arca] #上機嫌に僅かに揺れる



フェロ
「イエス」 (珈琲カップを両手で持って微笑む


[utako] #パッハロとラガルに比べると、初めから心を開いている感




「いえーす☆」(うふふ

「なんだかフェロさんは馴染みやすい感じねー」
フェロ
「ほとんど初対面なのに、不思議ですね」

「もしかしてどこかで会ったことがあるのかな?」(うーんと考える

「……んー?(その髪飾りなんか見覚えあるような」
フェロ
(パイと珈琲を一緒に食べつつ) 「もしかしたら、そうかもしれないです」

「そうねー…でもやっぱり思い出せないなー。ま、いっか。そーだ、さっき言ってたお仕事ってなに?配達?」
フェロ
「フナブ・クの仕事とは別で、守番みたいな……、警備の仕事です」

「へー、そんな事もやってるんだ。結構手広いのね」

「私も実は裏の顔があるのよー?なんてね」(うふふ
フェロ
「大丈夫ですよ。ここの商店街だと、裏の顔がある人の方が…多いですから」


[utako] #片目を開けて少しだけミステリアスに微笑む




「そうよね、まだ凧田さんとラガルちゃんくらいしか正体知らないけど」

「ちなみに私は有り体に言えば情報屋って所かな?何か知りたいことあったらサービスしちゃうわよ」
フェロ
(情報屋に頼む程、知りたい情報に心当たりがあるのか少し考える)

「普通に暮らしてたら情報屋なんて必要ないか」(えへへ


[arca] #コーヒーのおかわりを注ぎつつ



フェロ
「…少しだけ、調べておきたかった事があったんですが…、……ハロ達に相談してから、依頼するかもです」

「ほほう?じゃあご依頼まってるわ☆」(きゃぴ
フェロ
「イエス。……ラガルが正体バラしたのハロに言っちゃお」 (にやっ

「ありゃ…そうだった秘密だったわ。バラしたっていうか、私があてちゃったんだけどね…」

「秘密にならない?」(首かしげつつ
フェロ
「…秘密にしても良いです」

「かわりに一つ何か言う事聞いたげるわ、火曜日のメニューとか」
フェロ
「メニュー…(んー…と考え) お好み焼きなんか、食べたいです」

「お好み焼きかー、広島風とかリクエストある?」
フェロ
「あまり詳しくないです。歩さんのオススメで」

「おっけー。本当は自分で手作りするのも楽しいんだけど、鉄板ないから私が作っちゃうね。入れて欲しい具とかある?」
フェロ
「野菜がたっぷり入ってたら嬉しい、です」

「うん。水分の調整が難しいかもしれないけど、とびっきりの作ってあげる☆」


[arca] #がんばるぞーとつぶやきつつ軽く思索している



フェロ
「楽しみです」 (微笑んでから、ふと顎を上げる


[utako] #一拍遅れてフェロの携帯が鳴る



フェロ
「あ…、と、良いですか?」 (ポケットから携帯を出して

「?あ、うん」
フェロ
(すみません、と会釈して電話に出る) 「ハロ?……うん、今、歩さんの所、………また?………イエス、戻る」


[utako] #通話を切り、少し深刻そうな表情でいそいそと帰宅準備を始めた。




「何かあったの?」
フェロ
「フナブ・クとは別の…仕事の方で少し」
フェロ
「今日はオフの予定だったのに……」 (むすっとして、ヘルメットを手に取る

「そっか…今度はうまくいくよ」(少し心配そうな表情
フェロ
「イエス。また来ますね」

「うん、ありがとうございましたー」


[arca] #お土産にビスケット
[utako] #ビスケット受け取って、勘定済ませて帰って行った。




「警備のお仕事かー……」(帰っていく姿を見つめつつ

「留守番とも言ってたっけ、どんな仕事なんだろ」


[arca] #気がかりにしつつ、食器を片付ける


時系列


2012年10月

解説


来店したフェロをアップルパイでもてなす歩。まったりムード。

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