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狭間06エピソード集

エピソード『受験生のバレンタイン』


目次


エピソード『受験生のバレンタイン』

登場人物

瀬香佳音
枯れ木に水をやる系女子
橋本一司
食欲>彼女>肉 まさかの枯山水系男子

記録によれば初めてのバレンタイン

佳音
「勉強には甘い物がいいらしいですよ、受験勉強にちょうどいいですよね、バレンタインって」

[Toyolina] #どういう理屈かわからないがチョコくれるそうです

一司
「やった!!」

[Hisasi] #ちょこ! ちょこ!!
[Hisasi] #男子的にマジハッピーです
[Toyolina] #ただしこの彼女、肉を焼くスキルは上達したが甘い物を云々するスキルは
[Hisasi] #大丈夫この男子そんなにいい舌はもっていない
[Toyolina] #肉舌
[Hisasi] #いい意味で大雑把男子だから!

佳音
「……なんか、恥ずかしいです、その……本人に渡すのとか、初めてなので」

[Toyolina] #たまらず強奪してもよし 手渡されるまでおあずけされるもよし
[Hisasi] #いい子なのでお預けされます

一司
「ぼ、ぼくもドキドキしてるかも」

[Hisasi] #いいこでちょんと待ってます
[Hisasi] #犬的です、ネコ科ですが(黒豹
[Toyolina] #これはしっぽ振ってそう

佳音
「えっとそれじゃ、手、出して下さい……」
一司
「うん」

[Hisasi] #こくこく
[Hisasi] #両手を出した
[Hisasi] #くださいポーズだった

佳音
(両手の上におそらくは中二段になっているラブリーな包みを渡した)
一司
「ああああ、あああ、あ、ありがとう!」

[Hisasi] #落ち着け

佳音
「こ、声大きいです……」

[Toyolina] #お隣に壁ドンされる

一司
(はっ)
一司
「……ご、ごめん。ありがとう」>凍え

[Hisasi] #小声

佳音
「私の部屋の方が、よかったですかね……でも、今日親いるし……」
一司
「ねえ、これ、食べてもいい?」

[Hisasi] #もう食う気まんまんだった

佳音
「は、はい、どうぞ。そしたら、その、お茶、いれますね」
一司
「やった」

[Hisasi] #おつむはチョコ一色だった
[Hisasi] #……この子
[Toyolina] #このこったら
[Hisasi] #どうしてこんなに残念なのかしら

佳音
(うれしそう、見てたいけど、ダメダメ恥ずかしすぎて死ぬ……)

[Toyolina] #台所(丸見え)でやかん凝視する振りをしながら彼氏の様子を伺う
[Hisasi] #とりあえずお茶入れて戻ってくるまで箱あけていい子で待ってます
[Hisasi] #はやくたべたいなーという視線をきょろきょろさせて

佳音
「え、えっと、お湯わくまで、もうちょっと、待ってて……ください」

[Toyolina] #がんばれガスとか考えつつ

佳音
「……やっぱり、コーヒー、ですよね(インスタント)」
一司
「うん、他にあまりなくて……」

[Hisasi] #粉いれれば作れるやつやから
[Hisasi] #ホントに大味やな
[Toyolina] #コーヒーメーカーあったら逆にビックリ

佳音
「なんか、すごいお待たせしちゃって……申し訳ないです」

[Toyolina] #でも無事にインスタントコーヒーがはいりましたよ

一司
「ううん、一緒に食べよう」

[Hisasi] #わーいちょこー
[Hisasi] #かのじょからもらったちょこだぜー

佳音
「えっと、上の段が一応、トリュフっぽい……トリュフ的な……のです。下の段が、ケーキで、ちょっと形が残念なところが、かわいいかなっていう……」
一司
「いただきます!」

[Hisasi] #まずトリュフから
[Toyolina] 偶数だったら固かった
[Toyolina] 1D6
[Role] Toyolina -> 1D6 = [2] = 2
[Toyolina] #固い
[Hisasi] #がり

一司
(ガリッボリッ)

[Hisasi] #すごい音がした

佳音
(ビクッ)「え、えっと……あれ……試食したときはそんな音しなかったんですけど……(一個つまんで口に入れた)」
佳音
(トリュフ的なもの一個分ほっぺたが膨らんでる)
一司
(ゴリッボリッ)「うん、ちょっと硬かったけど味は美味しかったよ」

[Hisasi] #食べ終わるまでにガリゴリボリボリすごい音がしましたが
[Hisasi] #ちゃんとチョコの味してたし!

佳音
(コロコロ)

[Toyolina] #飴チャンみたいにとかして食べることにした
[Hisasi] #チョコ飴としてなんとか

佳音
(口あけれないので謎ジェスチャーでどうぞお食べ下さい)
一司
「うん、もらうね」

[Hisasi] #この後、ガリゴリバリバリ音が響く
[Hisasi] #獣の牙すごい

佳音
(まだ1/3とけたくらい。ガリゴリバリバリ音で超はずかしい)

[Toyolina] #上手に出来たと言える出来ではとてもないので

一司
(ガリゴリボリバリ)

[Hisasi] #獣の顎の力はすごいんだぜ1

佳音
(やっと飲み込めるサイズになったので飲み込んだ)「す、すみません、もっとなんていうか柔らかい筈……だったんですけど……」
一司
「(ボリバリ……ごくん)あ、ううん。いいんだよ、ちゃんとチョコ美味しかったし!」

[Hisasi] #必死のフォロー

佳音
「来年、はちゃんとしたの作る……作ります。あ、あと、その、ケーキ、ケーキの方は大丈夫です」

[Toyolina] #とはいうものの内心全く自信がなくなっているのであした
[Hisasi] #さあ、ケーキの出来をきめるのよ!
[Hisasi] #奇数がでたら撲殺ショコラよ^^
[Toyolina] 1D6
[Role] Toyolina -> 1D6 = [1] = 1
[Toyolina] よかった
[Toyolina] 鈍器なんてなかった

佳音
(おねがいしますクックパッドの神様……)
佳音
(次はちゃんと一ヶ月前くらいから練習します)

[Toyolina] #撲殺出来そうにないショコラ むしろ触れると崩れるくらいにフワっており

一司
「うん、おいしい!」

[Hisasi] #ふにょっと柔らかい

佳音
(半分うつむいてたけど顔をあげた)「えっ、ほんと……です、か?」
佳音
「固そうな音はしてない……ですけど……」
一司
「柔らかくてふにゃっとしてておいしいよ」

[Hisasi] #よかった! バリボリじゃなかった

佳音
(ありがとうクックパッドの神様……)「よかったです……」

[Hisasi] #エプロンシェフ帽姿でサムズアップしたクックパッドの神様が歯を光らせてる
[Toyolina] #お料理好きの奥様の総力が結集されたところマッチョな神様になっていた
[Hisasi] #先生にはお世話になりっぱなしじゃけえ

一司
「うん、おいしい」
一司
「トリュフはちょっと硬かったけどこっちも美味しかったよ」

[Hisasi] #チョコが
[Hisasi] #ここ大事に
[Toyolina] #そこ大事
[Toyolina] #味は良かった ただ固かっただけなんや
[Hisasi] #ええ、そこはUSBさんとは違うんや

佳音
「よかった……なんだよこいつ、お肉焼くしか能が無いって思われずに済むかな……」

[Toyolina] #USBさんは専用キッチンを使ってなお上達していませんでした(呪い)

一司
「そんなことないよ! そんなこといったら僕のが……」

[Hisasi] #肉肉ばっかりのダメダメっ子やし! (事実

佳音
「え、一司君が……? えっと……どっか悪いところって、ありましたっけ……?」
一司
「いや、その……肉ばっかりとか」

[Hisasi] #これは事実なので地味子的にもフォローしかねる

佳音
「あー……お肉、目がないですよね……強敵ですよほんとに……」
佳音
「食欲旺盛ですし……」
一司
「それは……うん、自分でも」

[Hisasi] #自覚はある
[Hisasi] #肉! (きらーん!)と

佳音
「彼女とお肉天秤にかけられる感じだし……」
一司
「いや、それは……」

[Hisasi] #言い返せないのかよ

佳音
「私がお肉だったら一番よかった感じ……?」
一司
「い、い、いやそれは色々危険がっ!!」

[Hisasi] #変な方に考えがいきました
[Hisasi] #地味子をバリムシャア的な(そっちなの!?
[Toyolina] #食欲の方だったw

佳音
「私、変なこといってますね……私がお肉だったらパクーって食べられちゃって終わっちゃう」
一司
「あははは(内心冷や汗)」

[Hisasi] #でも、ちょっとだけおいしそうかもとか一瞬思った俺ばかばか
[Hisasi] #(思ったのかよ!?
[Toyolina] #これはw
[Hisasi] #危険危険、あっきーに惨殺されちゃいます

佳音
「でもここだけの話……お肉、美味しく焼いたり出来るから、彼女の方がお肉より上なんですよ、実は」
一司
「あ、うん、それはもちろん!!」

[Hisasi] #ピラミッドの頂点ですよね
[Hisasi] #あれ、自分は?
[Toyolina] #それをさらに捕食する
[Toyolina] (台無し)
[Hisasi] #それだ!

一司
「あ、そだ、お、お返しとか欲しいものある? 自分でも色々考えるつもりだけど」

[Hisasi] #フツーにおいしいクッキーとか飴ちゃんとかそんな感じかな、この子単純やし

佳音
「えっと、そしたら……一司君が、自分で選んだもの、がいいな……」
一司
「そう、だよね、あの……えーっと苦手な食べ物とかあるなら」

[Hisasi] #やっぱり食べ物かよ! と内心突っ込んでもいい

佳音
「好物は、いちごとか好き、ですよ」
一司
「いちご、うん。僕もイチゴ好きだなー」

[Hisasi] #お前が食べるんじゃない

佳音
「そいうかんじで、甘い物だったら、たぶん佳音さん超喜ぶかなって思います……」
一司
「うん、わかった! 色々考えてみる」
佳音
「受験終わってからで、いいですからね……?」
一司
「あ、そうだね。まずは受験、がんばろうね」

[Hisasi] #君らこんなんで大丈夫かい? とは思うけどまあ普段頑張ってるからたまにはね
[Toyolina] #せやね
[Toyolina] #そやねん

佳音
「うん。そしたら、勉強、すぐ始めます……?」

[Toyolina] #奇妙な間

一司
「え? うん、じゃあコーヒー飲んだら勉強しようか」

[Hisasi] #……おい
[Toyolina] #うける
[Hisasi] #この子ダメすぎるww

佳音
「はい、落ち着いて、頭に糖分まわって、多分良い感じになりますよね」

[Hisasi] #そしてよーしがんばろーと参考書を広げて落ちる、という
[Hisasi] #……地味子、苦労かける……
[Toyolina] #この枯れ系男子
[Toyolina] 最大の強敵は肉じゃなかった 食欲だった

時系列

2013年2月14日

解説

食べられたのはチョコだけ

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