創作とTRPG“語り部”総本部Blog

語り部 キャラクター記録用紙 電子版

個人情報

☆親族

☆経歴
　自分が吸血鬼だという設定に浸ることによって己を守る手段を手に入れた、元いじめられっ子の少年。

　煌めく白銀の髪に、赤と碧のオッドアイ、少女と見まがうような繊細な容姿。あまりに異質な外見は、同年代の少年少女には受け入れられず、日々陰湿ないじめを受け続けていた。中学2年の夏、河原でうずくまって泣いていた所を通りすがりの主婦日輪さやか(35)に見つかった所からすべての歯車が狂い始めた。
　彼女からお守りにと手渡された小さな腕輪『ルビースカラベ』こそ、何を隠そう古代エジプトの偉大なる神王に変身する魔法のアイテムだったのだ！　謎のネコミミ少女から魔法の呪文を教えられ、ファラオ少女セフメトネフェルとしての力を得た義房は、その日から復讐の魔人と化した。
　ルビースカラベは、かの錬金術師アナスタシア・アルジュベタが己の技術の粋を凝らして作り上げた、最高傑作と言って憚らない強力なアイテムである。
　覚醒した魔人セフメトネフェルはナイルの怒涛と化していじめっ子を粛清して周り、己の思う侭に力を振るい、阻止しようとした異能者の群れを一蹴して吹利の夜に魔王として君臨した。人としての倫理観が辛うじて残っていたためか、死者こそ出なかったものの、その暴虐はすさまじいものだった。
　ついにバチカンから粛清部隊派遣されようという話が持ち上がり、それは困ると平和に暮らしていた吸血鬼を中心として討伐隊が編成される。圧倒的な力を持った魔人であったが、討伐隊はルビースカラベの創造者たるアナスタシア・アルジュベタの力も借りてセフメトネフェルの力を削ぐと、三日三晩の戦いの末、なんとかその力を封印することに成功する。
　その時とどめを刺したのが、安寿・Ｓ・根源樹嬢である。

　本来ならここでルビースカラベは砕かれるか取り上げられるかすべきだったのだろうが、残念ながらこれが大変強力な呪いで義房と繋がれており、手放させることは不可能だった。好き勝手暴れ回ったとはいえ、人的な被害は皆無だった事もあり、アナスタシア・アルジュベタの力を借りてルビースカラベの変身機能に更なるストッパーを設ける事で手打ちとする事になる。
　敗北した義房は、力によって己の意思を通そうとする者は、更なる力によって叩き潰されるという事を悟り、以後己と他人との間に壁を作る事で陰湿ないじめから身を守る事を憶える。実際、彼に手を出していたもののほとんどが不幸に見舞われていた事もあり、周囲からはその痛々しさも相まって腫物を触るような扱いを受けるようになった。

☆補足：ルビースカラベ
　錬金術師アナスタシア・アルジュベタが最高傑作と謳って憚らない強力な呪具。
　資格ある者がこれを掲げ『ラー・メス・シス・ルビースカラベ』と呪文を唱えると、古代エジプトの神の力が解放され、『ナイルの流れが途絶えぬ限り、美しく華麗に舞います。ファラオ少女・セフメトネフェル！』の決めゼリフと共にファラオ少女セフメトネフェルに変身する。
　本来は幾重にもストッパーが設けられており、これを解放するには様々な条件が必要となるのだが、義房の方になんらかの先天的な要因があったようで、手に入れた直後から完璧に使いこなすことが出来たらしい。
　現在は、さらに強固なストッパーが設けられているものの、第一段階への変身は自由に行える。

☆公開されている設定
ランク１～誰でも知っている。
・
ランク２～親しい仲ならば知っている。
・
ランク３～ごく一部のものしか知らない。
・二代目ファラオ少女セフメトネフェル
ランク４～本人さえも知らない。
・
ランク５～プレイヤーも知らない。
・

余力

特徴

社会的特徴	吹利県吹利市出身:３　　トランシルヴァニア出身という設定:２　　2013年度高校一年:２
身体的特徴	おかっぱ:１　　銀髪:２　　つり目:１　　赤眼と碧眼のオッドアイ:２　　女顔の美少年:３
精神的特徴	クールぶってる:２　　肝心なところが抜けてる:３　　放浪癖:２　　厨二病:２　　面倒見が良い:２　　暗いとこ狭いとこ怖～い！:３
その他特徴	夜な夜な人の行き血をすする吸血鬼という設定:２　　吸血鬼だから日光に弱いという設定:２
一時的特徴
交友関係	福田鯉(同レベルの運痴):１　　苑馬真詞音(メイド):１　　安寿・Ｓ・根源樹(あこがれ):２　　虚宿文乃(クラスメイト):１　　中科焔馬(対立):１

技能

複合的技能	ファラオ少女セフメトネフェル:13
行動系技能	運動能力:８　　格闘:７　　自律:10
知識系技能	学業:12　　一般常識:10　　雑学:10
生活技能
言語技能	日本語:10　　英語:10

所持品

衣類:
道具: