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戦いが終わって…数ヵ月後

ナレーション:動乱が終結し全てが終わった数ヵ月後…
エリカ(PL発言)結構進んでますね
ナレーション:貴女はhideandseekより出て九龍の街をしばらく歩いていた。たどり着いたのは街の展望台。街の前景が見渡せる場所である
ナレーション:はい
ナレーション:吹き抜ける心地よい微風、穏やかな大気。それは過酷な戦いを潜り抜けた貴女に対する自然からの贈り物か
エミリオ:「…姉さん。ここに…」
エリカ(PL発言)いつもなら家と診療所の往復なのですが、その日に限って外に出ました
ナレーション:OK
エリカ:「あら、エミリオくん。奇遇ね」
ナレーション:見知った声、彼もまた休日の午後のひと時に涼みに来たのか?
エミリオ:「はい。今日は休日です。それにしても…今日は心が晴れる日だ」
エミリオ:「本来なら他界のオノゴロも8月の暑い季節だというのに今日はそれを全く感じさせない…」
エリカ:「そうね。今日はいい天気。日向ぼっこでもどう?」
エミリオ:「はい。そうします」
ナレーション:二人で展望台のテーブルが置かれている場所に向かう。その日は自分達の他にも多くの人々が午後の余暇を過ごしていた
エミリオ:「ひょっとしたら、オノゴロの意思が姉さんの事を労ってくれてるのかも」
エリカ:「?」
エミリオ:「よくつらい戦いを終結させてくれた。我に出来るのはこれ位の贈り物だが、受け取ってくれって…」
エリカ:「うふふ。エミリオくんは割とロマンティストなのね」
エミリオ:「いえ…どうしても職業上、こういう思考になる事がある」
エリカ:「私は現実主義者だから、そういうふうに捉えられるエミリオくんが羨ましいわ」
エミリオ:「墓主の仕事してて…俺を手厚く葬ってくれてありがとよ。とか貴方のおかげで眠るべき場所が見つかった。とか…」
エミリオ:「姉さん…」
ナレーション:二人の間に流れる暖かい空気、お互い、殺伐とした時を過ごしてきたから心のどこかで共感する所があるのか…
エリカ:「そっか、、私にないものをエミリオくんが持ってるから気になっちゃうのね」
ナレーション:二人がそうやって談笑していると子供が二人の方を向いて叫ぶ
子供:「あ!彼女もち!」
エミリオ:「なっ…!」
エリカ:「・・・あぁ、ふふふ。どうしましょう?」
ナレーション:勢いよく立ち上がるエミリオ
エミリオ:「こら!大人をからかうんじゃない!…全く…」
エリカ:「ふふふ。エミリオくん顔真っ赤、面白い」
ナレーション:ちょっとしたサプライズもエリカの心を和ませる
エミリオ:「ね…姉さんまで…・・・・」
エリカ(PL発言):エリカは目に涙を浮かべるほど大笑いしていた
ナレーション:こんなに…穏やかな時間は、それまで感じた事がなかった…
ナレーション:今はただ、それを大事に、して行こう
エリカ:「ごめんなさい。ふふふ。日常っていいわね」
エミリオ:「は…はい。日常は大事です」
ナレーション:そうやって穏やかな時間が過ぎていき。貴方とエミリオはお互いの場所へと帰っていった
ナレーション:夕闇が落ちたその頃、診療所に帰った時であった
保健室のおねぇさん:「そういえば久々ね。あんなに笑ったの」
ナレーション:これで…散っていった人々は浮かばれるかしら…そう思っていた矢先、鳴り出す電話
ナレーション:電話に出たら、コンクリートの王本人が出てきます
エリカ:「あら、これはこれは王様じゃないですか?どのようなご要件かしら?怪我、病気でしたらなんでもどうぞ?」
エリカ:「それとも?あの時の約束のことかしら?」
コンクリートの王(本人):「ふむ…お互い、よく頑張ったではないか。流石俺が見込んだだけの女」
コンクリートの王(本人):「影武者も立派な代役は果たした。さて…奴から死ぬ前に聞いたぞ。俺に対する回答、それは何だ?」
エリカ:「ふふふ。全権より重いものでしたよね」
コンクリートの王(本人):「そうだ。俺にはその権力より重いもの。全く思い浮かばぬ」
エリカ:「簡単な話です。それは王の命」
エリカ:「あぁ、いえ、命を狙うというわけでは決してありません」
エリカ:「周りが全部敵。みんな王様の命を狙っている。そんなのでは、満足に生きていけません」
エリカ:「私は王様の味方です。だから、リラックスしに診療所にでも来てください」
エリカ:「ストレスは体に毒です」
コンクリートの王(本人):「…敵である俺を受け入れ更にそこまで考えていたとはね。お手上げだ。お前の勝ちだ」
エリカ:「敵であるとは一度も思ったことはないのですよ。そもそも私の基準は、病気か、怪我かどうかだけです」
コンクリートの王(本人):「大した女だ…お前は。ある意味、お前があの場所の指導者なら今回のような争いは起きんかっただろう」
エリカ:「私はしがない保健室のおねぇさんですから」(にこり
コンクリートの王(本人):「よかろう。お前の事は覚えておく。だが俺とてあの地域の王、今は全て石平の奴らに持って行かれたが、何時の日か、必ず表舞台に舞い戻って見せようぞ…」
コンクリートの王(本人):「そのときまで仲間達と平穏な時を過ごすが良い。さらばだ。九龍の聖女」
ナレーション:電話は切られた。診療所に再び静寂が戻る
エリカ:「・・・聖女。王様なに恥ずかしいことをおっしゃるのか、、ちょっと顔洗ってきましょう、、そんな器じゃありませんよ。もう」
ナレーション:受け取った称号、そして孤独な日々をすごすであろう王に対する憐憫、さらには患者を助けるために自分が居る。そう言い聞かせ明日を生きようと誓うエリカであった
ナレーション:エリカの後日談終了です
エリカ(PL発言):OK
ナレーション:報酬 称号:九龍の聖女を獲得
ナレーション:大丈夫なときにキャラシートに称号を記入を
エリカ(PL発言):王様たまにお忍びで診療所にきますか?
ナレーション:コンクリートの王はしばらくは孤独な戦いの日々を送る事となります。お忍びで診療所に来る事もあるかもしれません
ナレーション:ただ何時現れるかは不明
ナレーション:一先ず、南スラム街動乱クエストお疲れ様でした
エリカ(PL発言):はい、お疲れ様です
ナレーション:では、次に凱の後日談
ナレーション:といってもほぼギャグですが
エリカ(PL発言)交友関係の下に書き込みました
ナレーション:OK
ナレーション:エリカが平穏な後日談を送っていたが、戦闘で派手に活躍した凱はどの様なその後を送っていたか!?
ナレーション:出動!出動!オノゴロ上空に怪しげな物体確認!脱出しようとする怪異の危険有り!
ナレーション:自衛隊僚機各自、オノゴロ上空に向かえ!
空自隊員1:「ったく!スクランブル発進させやがって!くそが!」
空自隊員2:「文句言うな!俺だってゆっくり休暇だってのに、畜生!」
ナレーション:各自悪態をつきながら次々と乗り込んで上空に急行していった
空自隊員1:「おっしゃ!打ち落とす…ぜ?」
ナレーション:物体は同じ地点でずっと停止していて移動の気配は全く無い
空自隊員2:「な…なんだこりゃ?同じ場所でずっと停止して…」
ナレーション:打ち落とそうとするも上級隊員に制止される。そりゃそうだ。ミサイル1発も国民の税金、無駄打ちしてただの隕石かなんかでしたでは三流タブロイド紙の批判記事のタネにされる
空自基地オペレーター(女性):打ち落としますか?
ナレーション:その一言をきいて、一度カメラ拡大しろ!と激を飛ばす長官、カメラは即、拡大された。それは…
凱:「助けてくれえええええ!!!!俺が一体何をした~ちくしょ~!俺を降ろしてくれよ~」
ナレーション:たこの様な何かに貼り付けられて360度逆回転している謎の物体…いや、正確には、こりゃ、機械か何かか!?
凱:「うぉええええええ!!!ぐぼええええ!!たすぐぼえええ!!!」
ナレーション:必死で降ろしてくれと懇願する変態的な物体を見て総員唖然
空自基地オペレーター(女性):「変態だわ…」
空自隊員1:「なあ、これ、どうすんだ?」
空自隊員3:「知るか、俺に聞くな…」
エリカ(PL発言):編隊を組んでいる空自と 変態の出会い
ナレーション:その様子を一部始終見ていた選抜隊長官は頭を何度も下げた、いや、机に打ち付けていた
選抜隊長官:「この報告は…年に一度の赤い恒星が浮かんだ。とだけ上司に報告してくれ…とにかく、ワシはもう気が可笑しくなりそうだ。もう寝る…」
ナレーション:空中で、定点で停止しながら360度逆回転し続ける凱、それは…
シェオ爺:「考え無しにシェルターやら建築物を破壊しまくって修理費用要求された!罰として4ヶ月間空中360度逆回転の刑と処す!!!!」
ナレーション:凱の叫びがオノゴロ上空にこだまする。聞くものは誰も居ない。ただ…
ナレーション:空に、虚しく
ナレーション:凱の後日談終わりました
ナレーション:お疲れ様でした
エリカ(PL発言):一人ギャグ時空
ナレーション:では皆さん動乱シナリオお疲れ様でした
エリカ(PL発言):おつかれさま

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