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多界捜神伝エピソード集

エピソード『陽明くん両手に花』


目次


エピソード『陽明くん両手に花』

登場人物

胡桃木愛
鋼の魔女。陽明への評価が酷かった。
狭野陽明
今回のもげろさん。
セリフィス・ランドール
実はうぶっぽい。
ダゴンさん
何気にこの人がいちばん大人なんじゃなかろうか。いや、当然と言えば当然だが……
水雲女
陽明の文通相手。来ちゃった(はあと)

ある朝のUGカフェ

「…………」

[TK-Leana] # UGカフェにて

水雲女
(ぺこりと頭を下げる)
「ど、どーも」(ぺこ)
(すたすたとカウンターに)
「……誰?」

[utako] #来てるw

ダゴンさん
「ああ、例の灯籠流しの事件の時ヒグラシくんと知り合ったっていう仙女の子だよ」
「じ、実在したのね、しかも結構美人だし」
ダゴンさん
「妄想とでも思ってたんかいの」(汗
「あれ、何してんの?」
水雲女
(コーヒーをいろんな角度から見つめて首をかしげてる)
ダゴンさん
「とりあえず出してみたんだけど。もしかして液体を飲む習性とかないのかいの。聞けば海の底に居たようだし」
「仙術に符を溶いて飲むみたいなのなかったっけ」
ダゴンさん
「じゃ、単にコーヒーを飲んだ事無いとか」
「本能的に不味いもんが分かるんじゃない?」

[utako] #なぜか どくを だされた
[TK-Leana] # 陸の風習だろうか
水雲女 [utako] #おお
[kisito_toki_to_towa] #……そういえばセリフィスがデートに誘われているのを思い出したぞー?
[utako] #セリフィス姐さん連れ出して遊びに行ったけどロールしてなかったの
[utako] #食事、買い物、間食、映画のコースで半日遊んだとかで
[TK-Leana] # 一方その頃セリフィスとデートしていた。とかでも
[kisito_toki_to_towa] #駄目だ、動揺して素の反応してるセリフィスしか想像できん
[utako] #それでいこう!
[utako] #なんて人間的に駄目な弟!
[TK-Leana] # 強大だなあ
[TK-Leana] # 兄弟
[utako] #弟の方はエスコートの練習でセリフィスが遊びに疎いので、と言う事だったからまだマシ
[TK-Leana] # 先の事は分からぬ
[utako] #なん、だと、、、
[kisito_toki_to_towa] #まぁ、何があるかはわからんよね。
[utako] #というわけでその頃陽明くんはセリス姐さんとおデートだった。
[TK-Leana] # 酷い男だった
[utako] #お暇をいただいて来たのに。不憫オーラが
[TK-Leana] # というわけでデートシーンへ?

一方その頃

[utako] #某日、吹利駅前午前10時頃
[utako] #駅前に10時待ち合わせしましょやー、みたいな話はしてた覚え
[kisito] #だね
[kisito] #そして、女性の服装とかさっぱりな私が居る!
[utako] #つまりセリス姐さんもいつもの服装で来るんですね!
[kisito] #あぁ、そんな気がする
[utako] #陽明は10分前ぐらいに、いつものジーパン、タンクトップの上にジャケット羽織った程度の格好で来ます

セリフィス
(陽明くんは好きな人が居るんじゃなかったのかしら、私と出歩いたりしても良かったのかしら)

[kisito] #等といまさらなことを考えながら歩いて来ます

陽明
(どこぞのヤンキーのようにベンチに座ってたが、セリスの姿を見て少し姿勢を整える) 「うぃーっす、姐さん」
セリフィス
「おはよう、陽明くん。」
陽明
「…………、いつもの格好ですね」
セリフィス
「……、な、なにかまずかったかしら。」
陽明
「寧ろええですよ。俺も気張って来ようかと思うたんですけど、俺だけ気張ってもセリス姐さん緊張しいなりそうですし」

[utako] #にかりと笑って、立ち上がり

セリフィス
「それは間違い無いわね。」
陽明
「俺も苦しいんは面倒なんで。めっさ普段着なんですけど、一緒に歩いて問題ないですか?」
セリフィス
「ここで、ダメだって言ったらどうなるのかすごく気になるけどやめておくわ。」
陽明
「どうも。てか逆に俺が、セリス姐さん!んな格好でどうするんですか!?言うたらどうしたんですか?」
セリフィス
「……帰る?」
陽明
「…帰らんといてくださいよ」
セリフィス
「冗談よ。」
陽明
「本気でやりそうなのが怖いですわ…、腹減ってたら先に飯でも行きます?」

[utako] #ゆっくりと歩き出して

セリフィス
「いえ、私はすいてないけど、陽明くんは?」
陽明
「軽く食ってきましたから大丈夫ですよって。姐さんが腹減ってたら茶店でも行こうか思うてましたけど…、昼まではぼちぼち買い物でも行きますか」
セリフィス
「わかったわ。」

[kisito] #……なんかこー。セリフィスはこれでいいのか悩むw
[utako] #姐さん、ほいほい着いていきそうで可愛いね
[kisito] #精神的特徴に 世間知らず:1とか付きそうだな。

陽明
「セリス姐さん、出かける時とか……まぁ、今日みたいな日なんですけどね。普通、どんなん着てるんですか」

[utako] #バス亭でバス待ちしつつ

セリフィス
「……特に普段と代わりはないわよ。」
陽明
「普段って、……あー……、UGカフェに居る時と同じ、て事ですか?」
セリフィス
「えぇ。変わるとしたら、依頼で戦闘が予期される時くらい?」
陽明
「…魔術師のローブとか、汚れてもええような作業着的な格好…とか…?」
セリフィス
「そうね。」
陽明
(一瞬、何か信じられないものを見た様な、それを隠すように無表情になった) 「……ホー」
セリフィス
「何よ、その目は。」
陽明
「イエ、イエ……気張って来とればえがった…」
セリフィス
「そして、私に服装に気合を入れさせようと?」
陽明
「それで気合入れて貰えるんやったら、俺がやらんでも誰かにして貰ってましたでしょ」
セリフィス
「まぁ、そうのとおりだけど。」
陽明
「洒落っ気とか嫌いですか?」
セリフィス
「嫌いとは言わないけど。面倒?」
陽明
「無精な……、いや、ちょっと待ってや………セリス姐さん、もしかして……化粧すら…しとらんのやないんですか?」

[utako] #ぱっと見ヤンキーがお姉さんにガンつけてるように煽り見てる

セリフィス
「さすがにそこまではあれだったから、術でぱぱっと。」

[kisito] #やっぱり、無精。

陽明
「……ショートカットは、まぁありです」
セリフィス
「内心、『それでも手をかけて欲しかった』って思ってない?」
陽明
「そりゃ少しは思いますけど、ノーメイクでも綺麗そうですしエスコートするにしても『今日は綺麗ですね』言うのも、歯が浮きますわ」
陽明
「一端、普通に綺麗ならパパッとやるだけでもええと思いますよ、俺は」
セリフィス
「まぁ、気になる人でもできたら考えるわ。」
陽明
「そん時になったら手のかけ方、教えましょか?これでも呪術師、道具があれば自然に化かしてあげますよ」 (ガッツポーズ
セリフィス
「陽明君に教わるのは何か嫌。」
陽明
「何や何やー、信用うっすいなー」 (唇尖らせて、到着したバスに乗り込む
セリフィス
「習うなら同性に習うわよ。」>続いて乗り込む
陽明
(ICカード、ピッ) 「シロさんはリップ塗るぐらいが可愛いさかりですよって。しのめさんは論外や。愛さんは……、あれやな、化粧するより血飛沫が似合いそうや…」
セリフィス
(整理券取る)「分かった、伝えておくわね。(メモを取ろうとする」
陽明
「冗談です!俺の血飛沫で化粧されそうやないですか!秘密にしといてください!」
セリフィス
「ぇー。しょうがないなぁ。さすがにカフェに血しぶきはダメよね。」
陽明
「ダゴンさんに怒られますよって……、バスの乗り方、知ってたんですね」 (先に座って貰ってから、通路側に座る
セリフィス
「そこまで世間知らずじゃないわよ。昼間の移動とか公共交通機関使ったほうが手間がないし。」
陽明
「ステルス迷彩!とか言うて、箒とか乗っとるもんやと…思うてました」
セリフィス
「そんな事しないわよ。まぁ、してる人もいるんだろうけど。私はしないわね。」
陽明
「…ちょっと認識変わりました。」

[utako] #へぇ、と感心したように

セリフィス
「下手に、認識阻害の術かけまくって飛ぶより素直に車に乗ったほうが楽じゃない。」
陽明
「……(バスに乗ってるセリスを思い浮かべて、激しく違和感)……、確かにそうですね」
セリフィス
「何よその間は。」
陽明
「実際、隣乗っとるんやから…、現実を見なな…(イメージ修正) カード合ったほうが楽ですよ、小銭要らんですし」
セリフィス
「そして、カードで乗ってる姿を想像して違和感を感じる陽明くんなのであった。」
陽明
「そんなことは……ありますね」 (バレバレだった
セリフィス
「日頃どんな目で見ているのかわかった気がするわね。」
陽明
「セリス姐さんは魔術師組の中じゃ常識人ランク上位ですよ。逆に俺、どんな風に見て貰ってるんですか?」
セリフィス
「……あのカフェに居るメンバーが濃すぎるだけな気がするけど……陽明くん?……(うーん」
セリフィス
「……弄られっ子?」
陽明
「っ子て、めっちゃ子供扱いな雰囲気しますやん」
セリフィス
「他に表現する言葉を思いつかなかったのよ」
陽明
「何か親しみ安そうな感じて解釈しておきます」
セリフィス
「別に、地雷を喜んで踏んで盛大に吹っ飛んでる。って言ってもいいんだけど。」
陽明
「そんな自爆系キャラは嫌やなぁ…、イメチェンせな。イメチェン。もっとこう、クールだね!ナイスガイさ!っちゅー、感じに」
セリフィス
「……想像できない」
陽明
「せやったら、何かイメチェン出来そうな服選んでくださいよ」
セリフィス
「私に服のセンスを期待するのがそもそもの間違いね!」
陽明
「別に、服選ぶのはセンスやのて、パターンですよって。魔術やて、これとこの術の組み合わせコンボみたいなあるでしょ」
セリフィス
「組み合わせも何も、私の術って仕様をずらずらと書き並べていくだけだし。そういう組み合わせは弟子の方が得意ね。」
陽明
「弟子。……弟子ええなぁ。俺も弟子欲しいですわ。」
セリフィス
「気がつけば孫弟子が居るのよ?びっくりよね?」
陽明
「気づけば孫て…、師匠、綺麗なお姉さんやのにちょっと無精ですね(笑)とか言われたらどないすんですか?」
セリフィス
「無礼な口を叩いたことを後悔させてあげるわ。」
陽明
「お師は怖いですわ。綺麗なお姉さんやわー、で止まる様に俺が一張羅用意してあげますよって。エスコートの練習や付き合おう貰うてますから、そのお礼に」
セリフィス
「あ、ありがとう。そういえばふと思ったのだけど。」
陽明
「何ですか?」
セリフィス
「この予行演習が本番の相手に見られるなんてそんな愉快なことが起きたら大変よね。」
陽明
「別に平気ですよ、俺は」
セリフィス
「……いえ、私が困るのだけど。」
陽明
「彼氏居らんやないですか」
セリフィス
「居なければ勘違いされてもいいわけじゃないでしょ。」
陽明
「セリス姐さんは弟は買い物に行くぐらいの軽い感じええと思いますよ。俺も、姉ちゃんが居ったらこんな感じやろな、ぐらいの気持ちですから
セリフィス
「あー、なるほど。」
陽明
「やから、万が一にも見られたとしたら弟と買い物来てる所見られてもうた!ぐらいの恥ずかしさでええんですよ」
セリフィス
「弟と買い物、恥ずかしいところなんてみじんもないわね。」
陽明
「ただ姉ちゃんがパパッと化粧して、部屋着ばりの普段着でショッピングモール行くのは、弟やったらちょい恥ずかしいです」
セリフィス
「弟だから我慢ね。」
陽明
「……弟もっと大事にしてくださいー」
セリフィス
「弟とは、耐えることと姉が勝手に見つけたり。」
陽明
「逆にしましょ、逆に。俺が兄貴でセリス姐さんが妹やったら、妹が少しは御洒落するように兄貴は見てやらんといかんと思います」
セリフィス
「陽明おにーちゃんに服を買ってもらうわけね。」
陽明
「あかん……、鳥肌立った」
セリフィス
「そりゃそうでしょうよ……」
陽明
「いやでも、美人の大人っぽい妹言うのも…何かええですね」
セリフィス
「……」
陽明
「おにーやん、気合入れてゴッスゴスのロリッロリの服選ぶでー」
セリフィス
「……酷い服だったら吊るそう。」
陽明
「……普通の選ばせていただきます」
セリフィス
「……よろしい。」

[kisito] #思わず脅してしまったが。
[kisito] #それはそれで見てみたいと思ったきしとんでした。>ゴスロリのセリフィス
[utako] #試着に大量に服渡したらほいほいと着てくれそう
[kisito] #着た後に「何でこんなもの着せるの!」って怒ると思います。
[utako] #お師匠可愛い
[utako] #そんな感じでバスは伊吹のショッピングモールへ

時系列

2012年10月

解説

ハイ先生! 陽明くんはもげればいいと思います!
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月影れあな

月影れあな

ログ切り人。IRCでのNickはTK-Leana。 思いつきでキャラメイクしては一発ネタで終わることが多いため、参加者ページのキャラクターリストは出オチキャラの墓場になっている。
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