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狭間06エピソード集

アネモネラウンジ『魔女歩』


目次


登場人物

緋昏歩
アネモネラウンジの店主。記録屋。

本文

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[arca] #アネモネラウンジ

歩:(手帳を見つめ、考え事
歩:「んー……」
歩:「こうかな?」

[arca] #すっと指を振る

SE:ぽわわん

[arca] #歩の指の周りに光の粒子が集まる
[arca] #しかし、まとまりなく漂うだけで形にならない

歩:「なかなか難しいわね」

[arca] #指をふり続け
[arca] #光の粒子が指に追随する

歩:「えい…えい…」

[arca] #だんだんと粒子が集まり人型の形になってきた
[arca] 粒子の人型:「………」
[arca] #靄のような儚い状態

歩:「うーん…最初はこんなものかな?」

[arca] #意思や自我と言うものは感じられず、物体としても不完全な状態
[arca] #歩が再度指を振ると纏まりが失せ光の粒子に戻った

歩:「…えい」(もう一度指を振る

SE:ぽわわん

[arca] #光の粒子は形を変えてケーキになった
[arca] #真っ赤ないちごが乗ったショートケーキ

歩:「生き物じゃなければある程度簡単ね。……誰だったっけ、同じようなことする人がいた気がするんだけど」

[arca] #それほど深くは考えず、出来上がったケーキをかじる

歩:「味の方は普通ね…一から作る方がまだまだおいしいかな」

[arca] #余った光の粒子を指先で弄びつつ、紅茶をすする

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時系列

10月上旬

解説

新たな力と怪異帳の能力の応用練習

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