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狭間06エピソード集

エピソード『エヴァと一心の再会』


目次


エピソード『エヴァと一心の再会』

登場人物

剣一心
誘惑に弱い男。
エヴァ・ライスティール・ホワイトハンド
無防備後輩。

本文

一心
(あくび)
一心
「……徹夜で人形作りに集中し過ぎた所為で眠いわ」

[TK-Leana] # 大学の食堂か辺り

一心
「(二年も休学して日本離れてると、色々変わってるもんだなあ)」
一心
「ま、ここの食堂の味は二年くらいじゃ変わらんか」
エヴァ
(靡く髪は金色で、開けば宝石のような碧眼……のはずだが、オーバーオールを引き摺りながら、ゾンビの様に歩いている一際目立つ学生)
一心
「んあ、ありゃエヴァちゃんやん」
一心
「おーい」
エヴァ
(かくん、と首を傾けて)「…………あ。ドリマった(白昼夢)…剣さんがいる……おひさー……あれ?れれ……あの人、死んだはずじゃ……」

[utako] #留学?を期に殺されてた

一心
「生きてる生きてる。何お前、ここ入学してたん?」
エヴァ
「………入学って言うか、拉致って言うか……人生のレール上しかたなく…」

[utako] #ずるずると一心の近くに寄って来て

一心
「親の勧めとかで?」
エヴァ
「……あー、…そうそう、そんな感じ…?」
一心
「相変わらずテンション低いなキミ」
エヴァ
「お腹ペコってるから……、血統証の程度が低い…」
一心
「昼飯食えよ。ここ食堂やねんから」
エヴァ
「そうする…………、ところで………なんでお肉が…肉食ってる…」

[utako] #顔のお肉摘まれた

一心
「肉言うな」
エヴァ
「……肉……ご飯……ぎゅるる」
一心
「なんや、ボクは食いもんとちゃうよ」
エヴァ
「……ハ」
エヴァ
「…………加工前だから食べられない…」

[utako] #うんうんと頷きながら、食堂のおばちゃんいトンカツ定食頼みに行った。

一心
「人肉は普通加工しない」
エヴァ
(ふらふらと定食受け取って戻り) 「…………トンカツ見てたら思い出した……、なんで剣さん……学校に?」
一心
「ん、いや。休学して海外ぶらぶらしてたんだけど、なんかマフィアに目をつけられ始めたんでこそこそ帰ってきてん」
エヴァ
「…………うわー」
一心
「何その反応」
エヴァ
(半分眠りながらサクサクとトンカツ齧る) 「…………お肉お肉と思ってたら……、いつのまにか不良お肉に…」
一心
「いや、ホントいつの間にかね」
エヴァ
(すぴー…)
一心
「て、寝てるし」
一心
「飯食ってる途中で寝るな」(ゆさゆさ
エヴァ
(かくかくと揺れながら、寝ながら食べて、食べ終わると起きて) 「…………いつまにか……ご飯が」
一心
「おじいちゃん今食べたでしょ」
エヴァ
「……ごちそうさまでした………、それじゃ、私は作業室に戻るので……」
一心
「おう、サークルとかどこ入ってるん?」
エヴァ
「……サークル?……サークル……、どこにも、興味ないし入ってない………剣さん、また何か作ります?」

[utako] #眠そうな眼を開けて

一心
「まあ。これから四年何もせんのも暇やしなあ。どっか入ろうかなとは思ってたけど」
エヴァ
「……剣さんが何か作るなら、覚えてたら見に行きます……そっちは、興味ある」

[utako] #一心の人形を見に

一心
「ほんならまた何かやるかな」
エヴァ
(食器戻して、油かすで汚れた顔のままふらふらと作業室に戻っていく)
一心
「顔くらい洗えば良いのに。ほんま、顔意外残念な子やで」(苦笑

[utako] #1年生の残念美少女、居眠り姫
[TK-Leana] 居がなければ

一心
「まあ、なんだかんだで可愛い子やしな……2年経っても胸はアレやけど」

[TK-Leana] ごろごろ
[TK-Leana] エヴァと一心の関係について考える
[TK-Leana] 主に異能知ってるんだろうかとか
[utako] 凄い精巧なダッチ作る異能の人
[utako] 東方風に言うとダッチを作る程度の能力
[TK-Leana] ダッチ作ることは普通にばれてるのか
[TK-Leana] ていうか高校時代から
[utako] 冗談はよしこさんしても、高校時代とかに何らかの理由で人形作りしているのは知っていて作品見たことあるぐらい、とか
[TK-Leana] そんなところか
[utako] 異能とかはあんまり興味ない子なので見たことあっても忘れてる可能性が高い
[TK-Leana] 記憶力残念すぎやしないかそれ
[utako] 人の名前を覚えるの苦手、ぐらいの感覚
[utako] 世界の観方がズレてるの異能に対する感覚が同じレベル
[TK-Leana] なるほど
[utako] それでも一心の事を本気で食肉に見てるわけじゃないよ、ホントホント
[TK-Leana] 割と絡みにくい感じの子ですな

一心
「お前さんなんか興味ある事とか無いんかね」
エヴァ
「…………彫るの」 (石刻刀と木槌のジェスチャーしつつ
一心
「それだけかい」
エヴァ
「…………」 (何か少し考えてる様子で、身体が斜めって行き、そのまま横になる)
エヴァ
「……睡眠と食事」
一心
「ほんま石彫るためだけに生きてるなあ」
エヴァ
「…………毛布」
一心
「そのまま寝るつもりかい」
エヴァ
(もぞもぞと丸くなりながら) 「……ほか……、剣さんの人形とか…、作品とか……」
エヴァ
「写真とかも……集めてる」
一心
「人形好きやねんなあ」
エヴァ
「…新しいのは」
一心
「古いのは嫌いか」
エヴァ
「……違う、死んでから作ったの……見たい」

[utako] #死んでから=海外行ってから

一心
「あー……あっちでは色々してたから、手慰みに作ったようなもんしかないよ」
エヴァ
(少し起き上がって、机の縁から顔を覗かせて) 「……それで我慢する」
一心
「つっても家にあるから、今度持ってくる」
エヴァ
「…全部」
一心
「流石に全部いっぺんには」
エヴァ
「…………見に行く」
一心
「一人暮らしの男の部屋に、ちょっと警戒心足りてへんよ」
エヴァ
「……見れたら、そう言う事になっても別に良い」
一心
「mjd!」
エヴァ
(欠伸しながらちゃんと起き上がり) 「……家、遠い?」
一心
「い、いや。そんなに遠くは」
エヴァ
「……早く行こ」
一心
「ま、待って、こ、心の準備が」
エヴァ
(うとうとしながら待ってる)
一心
「と、とりあえず家行こうか」
エヴァ
「……うん」

一心の家

一心
「あんまり片付いてないけど」
エヴァ
(ずるずると歩くものだから歩いた後が汚い) 「……人形どこ」

[TK-Leana] # 部屋の色んなところに木製等身大の人形の素体みたいなのが立ったり座ったりしている。

エヴァ
(一つの人形の前に行って、半眼でじーっと見てる)
一心
(そわそわお茶とか淹れたりしてちゃぶ台に置く)

[TK-Leana] # その辺に置いてあるものからはマネキン的なニュートラルさを感じる

エヴァ
(1体10分ほど眺めてから、次の人形に移り、また10分程眺めて…と対象を変えて行く)

[TK-Leana] # 手慰みと言っただけあって、作りは丁寧だが量産的と言うか、中身が無い感じ

エヴァ
「……普通のばかり……ビリって来ない。これだけ…?」
一心
「手慰みって言ったろ。まあ、こっち帰って来てから作りかけのはあるが」
エヴァ
「……どこ」
一心
「ガレージの方」
エヴァ
(ずるずると他に興味の沸きそうな物を探しながらガレージの方へと向かう)

[TK-Leana] # 何度か見たことのある昔から家に置いてある人形とか
[TK-Leana] # その辺に置いてあって出来の良い奴は大概高校生時代に見たことある
[utako] #一度見た事があるのは、視線向けて数秒眺めたら通り過ぎてく
[utako] #高校の頃に見たときには出来が良いのは何時間でも観てた

エヴァ
「……ガレージ、入って良い?」
一心
「ん、鍵は開いてる」

[TK-Leana] # で、ガレージにある作業場に横たわってる作りかけの男の人形

一心
「依頼受けての仕事だから、完成したらそのまま持ってく奴だけどな」
エヴァ
(六分、目が開きじーっと観てる)
エヴァ
「……完成は何時」

[utako] #男の人形の前に陣取って観察しながら

一心
「来週くらいには上げるつもり」
エヴァ
「…その時また観に来る」
一心
「さよか」
エヴァ
「…今日は1時間ぐらい集中するから、何かしたかったらその間に済ませて」

[utako] #言ってから自然体で瞬きせずに男の人形をじっと見つめ始める。

一心
「な、なぬ」
エヴァ
(人形がもう一体増えた様に身動ぎせずに男の人形を眺めている)
一心
「え、ええと」

[TK-Leana] # とりあえず頭をポンポン触ってみる

エヴァ
(反応がない)
一心
「(いや、本人良いと言ってたし、本当に何しても良いのかな)」

[TK-Leana] # ツンツンほっぺた触ったり

エヴァ
(視界の中に何か入ってくると少し顔を傾けたりしてる)
一心
「(しかし、ここまで完全無防備状態で無反応だと何していいのか……)」(くすぐってみたり)
エヴァ
(やっぱり無反応だが…)

[utako] #くすぐった所からぽろぽろ垢が落ちた。こいつ何日風呂入ってないのか

一心
(くんくん)

[utako] #若干野良犬みたな臭いがする
[utako] #野良犬みたいな

一心
(がっくり)
一心
「(とりあえず、何もせんのももったいないので胸くらい揉んでよ)」

[utako] #しっかりしてた
[TK-Leana] # しかし揉むほどあるのかどうかという
[utako] #綺麗な洗濯板
[utako] #食事とかちゃんと取ってないからアバラの感触がする
[TK-Leana] # そして一時間

エヴァ
(観察が終わって、暫く休憩させる様に眼を閉じてからまた眠たそうに眼を開く) 「……何してるんですか」
一心
「い、いや、そういう事になっても良いって言ってたし。いいのかなあと」
エヴァ
「…暖かくなって良いけど……、楽しい?」
一心
「も、もうちょい反応が欲しいかな」
エヴァ
「………あーん(棒)」
一心
(がっくし)
一心
「君アレ、不感症なん?」
エヴァ
「……剣さんが下手なんです。……これぐらいじゃ気持ち良くならないだけ」
一心
「ま、まじで」

[TK-Leana] # がーん

一心
(まるまる)
エヴァ
「……まぁ、元気だして」 (ふにふにと腹の肉摘んで
一心
「ええもん、下手でも。今度があったら絶対押し倒すから」

[TK-Leana] # 多分無理

エヴァ
「……前からはやめてください、……見えなくなるのは嫌なので」

[utako] #作品が

一心
「後ろからやったらいいんかい」
エヴァ
「……人形が見れたら別に」

[utako] #また大きな欠伸をして

エヴァ
「……帰る」

[utako] #観る物がなくなった

一心
「ちくしょー、なんかとってもちくしょー」
一心
「ていうかお前飯食って風呂入るくらいきちんとしなさい」
エヴァ
「……………………するする」
一心
「どうせ口だけやろ。晩飯用意してくるからその間に風呂入ってけ」
エヴァ
「…………2週間前に雨に濡れたから大丈夫」
一心
「冬で運動もせんからってせめて二日に一度……いや、百歩譲って三日に一度は入れ!」
エヴァ
「…………」 (かなり面倒臭そうに眉が寄ってる
エヴァ
「……帰って……彫りたい」
一心
「ちゃんとしないならもう人形は見せん」
エヴァ
「……お風呂、どこ」
一心
「こっちこっち。20分ほどで沸くから」
エヴァ
(ずるずると着いてく)

[utako] #脱衣所に座り込んでお風呂が沸くまで寝てる

一心
(とりあえず飯の準備)
一心
「(なんかこう、色々間違ってる気がする、折角やしエロイことしたかったのにチクショウ!!)」

[utako] #2年ぶりにあった後輩を家を連れ込んだは良いが世話をする羽目に

エヴァ
(沸いた所で野良犬臭の服を脱ぎ散らかしてお風呂にイン)

[utako] #着てるものがチューブにオーバーオールだけだった
[TK-Leana] # ノーブラは兎も角ノーパンか

一心
「(……洗濯もしとくか)」
一心
「はっ、これはもしやはだワイを着せるチャンスでは。なんか特に何も言わず着てくれそうやし!」

[utako] #この男、しょうもないが!そこにしびれるあこがれるぅ!

一心
(どきどきしつつ洗濯機動かし、ワイシャツだけ置いておく)
エヴァ
(何度もシャンプーしてリンスして、久々に身体を隅々まで洗って……暫くお風呂に入らないで良い様にする)

[utako] #洗い溜め
[TK-Leana] # 溜めるなw

エヴァ
(髪と身体だけ洗ってお風呂から上がり、タオルを漁って服探す)

[TK-Leana] # たたんだワイシャツだけだった

エヴァ
(ゴウンゴウン動いている洗濯機見て、ワイシャツ見て) 「…まだ半年洗ってないだけなのに」

[TK-Leana] # 半年www
[utako] #ワイシャツ着て、拭いたタオルをついでに洗濯機に放り込んでから乾いたタオルを頭にかけて居間へ。

エヴァ
「……飯」
一心
「(……天国のお父さんお母さん、うちの居間にはだワイの美少女が居てます)」(ガッツポーズ)
一心
「お、おおう。まあ、残りもんやけど肉やで」

[TK-Leana] # 如何にも男の料理って感じの適当な豚の生姜焼きとキャベツ、後ご飯とみそ汁

エヴァ
(磨けば光るとは文字通り、髪は金色、肌は透き通りそうなほど白い。タオルは被ったままなので前髪も下ろしてる)
エヴァ
「……剣さん、こんな姿になって」

[utako] #豚のしょうが焼きに向かって合掌

一心
「おい待て、それがボクやとしたら料理したボクは何もんや」
エヴァ
「……ロリコン?」
一心
「それ遠回りの自爆か」
エヴァ
「……私はちゃんと自覚してる」

[utako] #食卓につきつつ髪を適当に拭いて、邪魔な前髪を上げてオールバックにしてしまう

一心
「ほんまだらしないなあ、ドライヤーくらい使いや」
エヴァ
「…………」 (横目に一心の腹を見て、だらしないのはお互い様、とでも言いたそうな顔
一心
「なんやねん」
エヴァ
「……いただきます」

[utako] #一応手を合わせて食べ始める。

一心
「食べながら寝んなよー」

[TK-Leana] # と声かけて自分の分も食う

エヴァ
「…………ん……もご、……意外と美味しい……生姜効いてる」
一心
「当たり前や。うちの生姜焼きはタモリ流のアレやし」
エヴァ
「……誰」
一心
「タモリ知らん日本人がいようとは」
エヴァ
「……純正ヤンキーなので」
一心
「まあ、料理の上手いバラエティの司会のおっちゃんや」
エヴァ
「…………ふーん。テレビとか見ないから…知らない」 (味噌汁を半分ぐらい飲んで、ご飯にぶっかけてる
一心
「それはそうと、飯食い終わったらこっちに着替え用意しといたから着替えてね。おかんのやけど」
エヴァ
「……初めからそっちを用意してください」
一心
「お、男ならやらんとあかん時があんねん! ……目のやり場に困ったけど」
エヴァ
「……純情なんですかスケベなんですか」
一心
「ぐう……」

時系列

2012年11月

解説

無防備な後輩にエロいことする一心くん外道。
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月影れあな

月影れあな

ログ切り人。IRCでのNickはTK-Leana。 思いつきでキャラメイクしては一発ネタで終わることが多いため、参加者ページのキャラクターリストは出オチキャラの墓場になっている。
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