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狭間06エピソード集 私立探偵部の日常

エピソード『あたまわしゃわしゃ』


目次


エピソード『あたまわしゃわしゃ』

登場人物

佐藤火星
色々悩めるお年頃な女の子、元男の子。
国東ジャン
めんどくさがり屋。ペット扱い酷いです。
リュドミラ・新間
今日も新しい暗号を考えてきた。

本文

リュドミラ
「例題。お金+くじ引き=宴会。箸+お皿=ゼンマイ。それでは車+えんぴつは?」
ジャン
「……車の形した鉛筆削りあったよなあ」
リュドミラ
「メイトは見たことないです」(きゅいきゅい
ジャン
「という事で鉛筆削りでFA」
リュドミラ
「はずれです」(ぶー
ジャン
「まあ分かってたけどさ」
火星
(やる気でムフーッ、と紙に色々書いて考えてる)
リュドミラ
「家+キャベツはけん玉になります」

[arca] #カウントする様に上半身を僅かに揺らしている

火星
(あーでもない、こーでもない…)
ジャン
「ヒントくれよー」
リュドミラ
「ヒントは、足されているものその物自体はあまり関係ありません」
リュドミラ
「足されているものが違っても同じ答えになることもあります」
火星
(ぷしゅぅ)
火星
「ヒ、ヒント2を…お願いします…」
リュドミラ
「ヒント2。パソコン+ネクタイでも同じ答えになります」

[arca] #身体の揺れが徐々に大きくなる

火星
(頭抱えてる)

[utako] #ぴぁあぁ
[arca] #たいへんなことに!

リュドミラ
(火星を心配そうに見ている)「…最終ヒント。かぞえ方です」
ジャン
「わからん」
リュドミラ
(火星の様子を見る
火星
(脳みそ溶けた)

[utako] #撃沈

リュドミラ
「……答えです、まずは解説から。お金は1円、2円。くじ引きは一回、二回。この助数詞を合わせるとえんかい。つまり宴会となります」
リュドミラ
「箸は膳、お皿は」
リュドミラ
「枚。合わせるとゼンマイ」
リュドミラ
「問題の車は台、鉛筆は本。合わせるとだいほん。答えは台本です」
火星
(ほへぇ…と関心してる)

[utako] #感心

火星
(小さく拍手)
リュドミラ
「受け売りなのであまり自慢はできませんが」(でもちょっと誇らしげ
火星
「それで足されてる物自体はあまり関係、かぁ……、スッキリしたぁ」 (紙に色々書いたのは見られると恥ずかしいのでいそいそと丸めて捨てる
リュドミラ
「思考の渦にはまってしまうと大変です」(きゅいきゅい
火星
「始めに色々と見方を変えてみないとだね」
リュドミラ
「探偵っぽいですね」
火星
「探偵部っぽいね」
ジャン
「そういやここ探偵部だったね」

[arca] #コナンのアレレーおっかしーぞ〜のBGMがかかってる風

リュドミラ
「部長に探偵らしいことをするべしと指示を受けたので微力ながら」
火星
「時計型麻酔銃で眠らせたりとか」
リュドミラ
「コゴローのおっちゃんの身体が心配です」
火星
「身体に優しくなさそうだよね…」

[arca] #手術で麻酔が効かないとウワサに
[arca] #象でも倒れる

リュドミラ
「メイトも催眠誘導波なら出せます」
火星
「ジャン君が授業中に寝ちゃうのはもしかして電波とか針のせい…」
ジャン
「そうだよ」
リュドミラ
「そうだったのですね」
火星
「犯人は周りに座っている僕達の中の誰か?」
リュドミラ
「メイトは出してません」
火星
「僕も出してないよ。リル君も出していないとすると……、偽装工作だね!犯人は、ジャン君。あなただ!」 (それっぽいやり方だけ

[utako] #びしぃ

ジャン
「ばれたか」
リュドミラ
「な、なんと」(マジびびり

[arca] #生レバー

火星
「ふっふーん。でも、授業中寝ないようにしないと、最近先生がどうしようもないな、みたいな顔してるよ?」
ジャン
「大丈夫、寝た振りだし」
火星
「そんな偽装工作要らないと思うなぁ」
リュドミラ
「二重の偽装工作…」(戦慄
火星
「響きがスパイっぽい…」
ジャン
「探偵部だしな」
リュドミラ
「探偵と密偵には深い関連性があります。否定はできません」(きゅいきゅい
火星
「ちょっとカッコいいなぁ。僕も何か偽装工作しようかなぁ。……、実は男の子でした!と見せかけて、初めから女の子でした!」 (ズバァーンッ

[utako] #無駄ポーズ

ジャン
「ただの事実じゃ」
リュドミラ
「メイトはどちらでも構いませんが」
リュドミラ
「メイトもなにか……しかし嘘をつくことはできないのです」(ぐぬぬ
火星
「こう考えれば良いんだよ。嘘じゃなくて、カモフラージュ」
リュドミラ
「カモフラージュ。そう言えば最初からカモフラージュしていました」(ハッと気付く

[arca] #ロボだったわ自分

火星
「青いネコ型ロボットとか黒いネズミとか、カモフラージュさせちゃえば色々な所で使えるって妹が言ってたよ」
リュドミラ
「人工イクラ。アルギニン酸」

[arca] #青いネズミを想像するリュドミラ
[utako] #~風とかつけてしまえば許される

リュドミラ
「マータンの妹さんは工作の達人なのですね」
火星
「夏休みの自由工作に紙粘土で僕作ってくれたり、器用だよぉ」 (プチ芋自慢

[utako] #タイトル『お兄ちゃん』の海老

リュドミラ
「かわいらしいですね」
火星
「うん」 (にへ
リュドミラ
「メイトもまだ見ぬ妹達に期待をしてしまいます」

[utako] #メイトです、こちらが妹です。妹です、こちらが妹です。でエンドレス発生しそうなイメージが浮かんだ。皆同じ顔で

火星
「……う、うん」
リュドミラ
「どうしました?」(首を傾げ
火星
「う、ううん。リューちゃんに似てるのかなぁ…って」
リュドミラ
「わかりません。実際に見たことはないので」
リュドミラ
「ただ、様々なバリエーションがあることは聞かされました」

[arca] #ツンデレだったりクーデレだったりいろいろ

火星
「(男の子バージョンとか、大人バージョンとかかなぁ…)」
リュドミラ
「夢が広がります」
火星
「そうだねぇ」
火星
(ふと、弟が居たら…ジャンみたいな感じだろうか、と思ったりもしたが、黒芝を買っていた多分こんな感じだろうなぁ、に変わった)

[arca] #だめぽん
[TK-Leana] # 犬扱いだった

火星
(わっしゃわっしゃ)
ジャン
「なに?」
火星
「今日は艶が良いかなぁって」
ジャン
「そう?」
リュドミラ
「つや」
火星
「うんうん」 (ノミ取りするように頭揉んで
火星
「(柴犬触りたいなぁ)」
リュドミラ
「後でメイトにもお願いします」
火星
「リューちゃんも?」
リュドミラ
「モミモミされたいです」
火星
「モ、モミモミ…」
リュドミラ
「?」

[arca] #美容院の順番待ちの様に待機しつつ首を傾げた

ジャン
「そもそも何を考えてされたいんだろうな、これ」
火星
「頭皮が…凝ってる?」
リュドミミラ
「気持ちよさそうです」

[arca] #ミが多かった

火星
「気持ち良い?」
ジャン
「指の感触がする」
火星
「感想……、としてはとても微妙な気がするよ」
ジャン
「そう?」
火星
「指の感触って…+なのか-なのかぁ、って」
ジャン
「やってみせる?」
火星
「珍しい……、髪抜いたりしないよね?」
ジャン
「小学生じゃあるまいしそんな悪戯しないって」
火星
(ちょっと緊張しつつ交代)
ジャン
(わしゃわしゃとほぐすような感じで)
火星
(初めちょっと緊張して硬くなってたが、わしゃわしゃされて頭が揺れるのと一緒に徐々に肩が落ちてくる)
リュドミラ
(ぐぬぬ
ジャン
「指の感触だろ?」
火星
「指だね…、もうちょっとそっと…」
ジャン
「こう?」(力を緩める)
火星
「うん、うん……それで、…ゆっくり、掌も使う感じで…」
ジャン
「こんな触り方してたっけ」(もさもさ)
火星
「……もうちょっと乱暴にしてました」
ジャン
「だよね」
火星
「……次から気をつけます。(ちょっと反省気味になりつつ) ……少し変えたら…ちょっと気持ち良いかなぁ」

[utako] #割と嬉しそう

ジャン
「撫でるっていうよりマッサージだなこれ」
火星
「ジャン君がマッサージしてくれてるなんて、進歩だね」
ジャン
「そんな進歩したくなかったなあ」
火星
「また今度頼もうかなぁ」
ジャン
「めんどくさくない時にな」
火星
「うん。」(にへへ、と笑って頷いた後に
火星
「…………それって遠回しに頼むな、って言ってるのかな」
リュドミラ
(ぐぬぬ顔
火星
「……リュ、リューちゃん?」
ジャン
「リュドミラもやってやるよ」
リュドミラ
「なんですか?」(元の無表情に戻る
火星
「……う、ううん。あ…(何かピンと来て) リューちゃん交代しよ、ほらほら」
リュドミラ
「はい」
火星
(交替して、なぜかニコニコしながら見てる)
ジャン
(わしゃわしゃ)
リュドミラ
「気持ち良いです」
火星
「ジャン君もっと優しく!」 (びしっ
ジャン
「えー、こう?」(わさわさ)
リュドミラ
「メイトはこのままでも構いませんが。むしろ、マータンもやってください。フォーフィンガーを体験したいです」
ジャン
「フォーフィンガー?」
リュドミラ
「ハンドでした」

[arca] #お預けされたせいか若干尊大な態度

火星
「僕も?」 (リュドミラを挟むように立って、正面がそっと頭をもにもにし始める

[utako] #正面から

火星
「(そっと、優しいイメージで…こうかなぁ)」
リュドミラ
「もっと強くていいですよ」(満足げな表情

[TK-Leana] # 真正面で揺れる胸だな

ジャン
「偉そうだなこいつ」
火星
「リューちゃんが珍しい…、二人とも今日は何かあったの?」
リュドミラ
「とくになにも」(お返しにふかふかしつつ
火星
「わっ、ひゃ!?…………」(正面にジャンが居る状態でされるには、妙に恥ずかしく顔がいつもより赤くなってきた
ジャン
「なに?」
火星
「な、……何でもない、はず…」 (目を閉じて、ぐにぐにとリュドミラの頭を揉む
リュドミラ
「もう良いですよ、ありがとうございました」(ご満悦

[arca] #盆と正月をいっぺんに楽しんだ蚊のような表情
[arca] #かのような

火星
(ブラの位置を直すように軽く胸を抑えながら) 「(見られてると……ちょっと恥ずかしかった)」
リュドミラ
「メイトはマータンのいつも通りくらいの強さが好きです」
火星
(まだちょっと顔が赤いまま) 「いつも通りなら、自然な感じ…で良いのかなぁ」 (なでなでと、マッサージというよりは良い子良い子
リュドミラ
(ちょっと垂れる
火星
「そっか…、ジャン君に触る時、ちょっと身構えてるのかな…」
ジャン
「なんで?」
火星
「なんで?…………(んー…、と考え込んで) ……今日、髪洗ってなかったら…どうしよう、とか」
ジャン
「なんでそこまでして触るんだよ」
火星
「解んない」 (あはは、と笑って
リュドミラ
「(ペットとは)そういうものです」
ジャン
「ふーん」

[TK-Leana] # 酷い言い草だ

火星
「(前はもう少し気軽に触ってた気がするんだけどなぁ……、何だろう)」

[utako] #んー、とまた少し考えながら旋毛探し

リュドミラ
(ほぼ頭の中心にある

[arca] #後頭にもう一つ

火星
(ぽち)
リュドミラ
「ぁ」(小さく声が出た
火星
(つんつん)
リュドミラ
「そ、そこは何だか頭の中心な気がします」(びくびく
火星
「綺麗な位置に旋毛あるね」 (おおー、と指で擦って見つつ
リュドミラ
「メイト自身そこまで把握はしていませんでした。くすぐったいです」
火星
「リューちゃんの弱点見っけ」
リュドミラ
「そんなところに弱点があるとは…」(悔しそうな表情
火星
「(パンツ履いてこなかったら押そう)」
リュドミラ
「マータンの弱点はどこでしょうか」(火星の身体を触りつつ
火星
「ぼ、僕の弱点は内緒」 (恥ずかしそうに離れて
リュドミラ
「いつか探し当てます」(ぬう
火星
(面白そうに笑って) 「探せるかなぁ。前から触られるの苦手な所はあるけど…、誰にも教えてない秘密だもん」
ジャン
「眼球じゃね」
リュドミラ
「全身をくまなく調べます。今はやめておきましょう」
火星
「眼球は……誰でも苦手だと思うよ」
リュドミラ
「押してしまうと失明の可能性が」
火星
「お、押さないでよ!違うから!そんな急所みたいな所じゃないから!」
リュドミラ
「安心してください。怪我をしてしまうようなことはしません」
ジャン
「弱点って急所の事じゃないの?」
火星
「そう言う弱点じゃなくて……くすぐったいポイント?」
ジャン
「腋?」
火星
「脇は普通ぐらい、かなぁ」
ジャン
「胸?」
火星
「苦手ではあるけど、女の子だったら割と平気かなぁ」

[utako] #流石に男子に触られるのには抵抗感出てきた。

ジャン
「まあ、いいか」
火星
「ジャン君は苦手な所あるの?」
ジャン
「……眼球?」
火星
「…以外で」
ジャン
「……腋かなあ」
火星
「自分の弱点言ってたの、もしかして」
ジャン
「まあ」
火星
「腋がくすぐったいポイントって言っても、ジャン君が擽られて笑うところが……あれ、そもそもジャン君が声出して笑ってる所とか、見たことないような…」
ジャン
「そうかなあ」
火星
「そもそもジャン君の笑顔を……あんまり見た事ないような」
ジャン
「そんなことないとおもうけど」

[TK-Leana] # まあ確かにいつも面倒くさそうな感じ

火星
「……」

[utako] #頬を横に伸ばして口角少し上げてみる

ジャン
「なにさ」
火星
(変な顔になって、思わずプフッと噴出した)
リュドミラ
(ぐぬぬ
火星
「ご、ごめん……(手を離して落ち着いて) ……ちゃんと見てないだけかなぁ」
ジャン
「そうじゃない?」
火星
(うんうんと考える)

時系列

2012年11月

解説

無意識の関係の変化やらいろいろ。
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月影れあな

月影れあな

ログ切り人。IRCでのNickはTK-Leana。 思いつきでキャラメイクしては一発ネタで終わることが多いため、参加者ページのキャラクターリストは出オチキャラの墓場になっている。
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