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狭間06エピソード集

エピソード『白い世界の中へ』


目次


エピソード『白い世界の中へ』

登場人物

緋昏歩
アネモネラウンジの店主。エンダーマンを屠るのがここ最近の日課。
パッハロ・K・U
他界WhiteLineに関わる謎の三姉妹。
フェロカリール・K・U
他界WhiteLineに関わる謎の三姉妹。

本文

(今日も今日とてマイクラ
「もう完全に日課よね…」(WLでエンダーマンぽこりつつ

[utako] #最近は青エンダーぐらいしか狩れなくなってきた。赤エンダーをポコるとバグみたいに攻撃が当たらなくなってる

「なんで赤いの攻撃できなくなったんだろ…」

[utako] #それでもエンダーパールは落とすので、もう1スタックほど溜まってる

「青いのもパールは落とすし、結構集まったけど」

[arca] #かにかまもぐもく
[utako] #2スタック目に入る頃、ラガルからメールが来る。
[arca] #めるめる

「あ、ラガルちゃんからメールだ」
ラガル@メール
「パッハロからOKでた、残り1日ぐらい残る様にWL止めて、夜にまた起動しる」
「ふむふむ…じゃあ今日は夜まで我慢しようかな」

[arca] #言われた通りにしつつ、パソコンを閉じた

「……とするとやることがないのよね。編み物でもしようかな」

[utako] #お暇な午前
[arca] #編み物道具を持ってきて毛糸のコースターを作り始めた
[arca] #今日のメニューはスイートグラタンとカレーライス
[arca] #午前中はおばあちゃんが一人来ただけで終った
[arca] #お昼時には結構お客が来て、4時過ぎに学生などがちらほら現れる

「今日は三人とも来ないのかな?」

[arca] #そんな事を考えつつ、コースターも4個程出来上がって営業時間が終わる
[arca] #午後11時ごろ

「そろそろ良いかなー」

[arca] #マイクラを起動する
[utako] #WLに入ると、そのまま妙な眠気に襲われ
[utako] #瞬きすると、ノートパソコンの前にいた姿勢のまま、以前いったラガルのコースの前に居た
[utako] #ドームの様な場所の、観客席の所にぽつんと

「お、おふ?」

[arca] #きょろきょろ

「ここは…パルクールの場所?」

[arca] #首を傾げて数秒考える

パッハロ
(天井付近から階段を下りてくるように空中を歩いて下りてくる) 「緋昏さん、無事入って来れましたね」
「ここってWLの中なのかしら…あ、ハロさん。こ、こんばんは」

[arca] #ハロを見上げて、なぜかキュッと姿勢を正してしまった

パッハロ
「こんばんは」 (最近寒くなってきたので長袖長ズボンの水色のジャージ姿
「あの、ここってもしかしてWLの中なんですか?(水色似合ってるなー」
パッハロ
「厳密には違いますが、WLをプレイするとここに来れるようにラガルに仕込ませていたんですよ」
「なるほど……」
パッハロ
「本当は16個もパールが集まれば飛べるようにしてたんですが、こちらの都合で待たせてしまいました」

[utako] #とん、と隣に下りて

「え、そうなの?1スタックくらい集めちゃったわ…」
パッハロ
「遊びすぎです」 (くすりと笑って
「あはは…」(赤面
「ここってパルクールのコースですよね。一体ここってどこなんですか?」
パッハロ
「所謂、他界ですよ。フ・ナブクの三人で管理している小さくとても広大な世界です」
「なるほど…他界なのかー…」

[arca] #また周りをきょろきょろする

「つまり、晴れてこの他界に招待されたってことで良いのかな?」
パッハロ
「はい。まだ一時的なものですが…」
「一時的かー。でも、招いてくれてありがとう」(ぺここ
パッハロ
「碌な御持て成しもできませんが、どうぞ、ゆっくりして行ってください。私はまだ少し用事がありますのでこれで失礼させていただきますが、後はフェロがお相手を」
「お仕事ですか?」
パッハロ
「はい。少し、片付けないといけない用件が」
「わかりました、がんばってねー」(手を振る

[utako] #会釈して空中階段を戻って行き、天井の上に上がると
[utako] #大きな鳥の影が飛んで行った

「おぉ……あれってパッハロさんなのかな…」
「フェロさんがいるらしいけど、どこかな?」(コースの方へ降りていきつつ

[utako] #暫くして何かが爆音を響かせながら建物の傍までやってきて、金属音を響かせて止まる。

「な、なに?」(どきどき
フェロ
(がらがらと扉を開けて入ってきた) 「お、お待たせしました!歩さん!」
「あ、フェロさん。こんばんは」(微笑み
フェロ
(いそいそと扉を閉めて頑丈そうな鍵をかけて) 「前は、お会い出来なくて残念でした。お久振りです」
「うん、会えて嬉しいよ。…さっきの音はなに?」
フェロ
「音?……あ、ちょっと急いで走って来たから…」
「急ぐとあんな音するのね…。巨人が攻めて来たかと思ったわ」
フェロ
「私なんて小さい方ですよ」 (巨人なんて、やですね、と手を振って笑う
「そうよね…ん?小さい方……?」
フェロ
「すぐ珈琲淹れますね。最近、人を呼んでも大丈夫なように、スペース作ったんですよ」
「ありがとー。どこどこ?」

[utako] #砂埃を払って、コースの隅っこの方に用意したプレハブ小屋みたいなの指差す
[utako] #工事現場によくある休憩所みたいなところがぽつんと

「なんかヘルメット被ったおじさんが出てきそうな感じね、かわいい」
フェロ
「中身はそれなりに凝ったんですよ」
「ほほう?じゃあ早速お邪魔しても良い?」

[utako] #中に案内すると、床は板張り、ティーテーブルに電子ポットと食器の載ったワゴン。壁にはコースの概要や写真、造花が飾ってあり、パルクールコースの休憩所っぽくなってる。

フェロ
「フェロは事務机置こうとするし、ラガルは砂利敷きにしようなんて言うから、私が装飾担当しました」

[utako] #「フェロは」じゃなくて「ハロは」
[utako] #女の子らしい雰囲気づくりの装飾とかも一応してある

「女の子っぽい感じもするけど、ライダーズカフェみたいな感じもするわね。フェロさんっぽいかも」
「珈琲のむにはうってつけね」(きゃぴきゃぴ
フェロ
「少し落ち着いたらコース走りに行きます?今日は多分、ゆっくり周れますよ」
「うんっ」(えへへと楽しそうに微笑む
「でも驚いたわ、突然ここに来ちゃったし」
フェロ
(ワゴンの傍で電気ポッドのコードを持って、カップを用意してる) 「もっと驚かせようと思ってたんですよ?」
「え、もっと?私結構ドッキリに弱いんだけど…」(どきどき
フェロ
「驚かせがいがあります。頑張りますね」 (笑って
「がんばっちゃうのね…」(ハの字眉になりつつ、微笑んだ
フェロ
(電気ポッドでお湯を沸かして、ドリップコーヒー淹れる) 「ハロやラガルの方はそう言うの好きですから、注意してくださいね」
「わかったわ。そのときはたすけてくれると嬉しいなー」(ちらちら
フェロ
「私も好きですから、そう言うの」 (にや
「やん…」(口を尖らせてがっくし
「三人ともイタズラ好きなんだ…。私も好きな方だけど、三人相手じゃ部が悪いかにゃ」
フェロ
「確かにそれは部が悪いですね。……仕掛ける時はフェアに1対1にしよ。」

[utako] #うんうんと

「月に一回くらいなら良いかな?イタズラはするのもされるのも好きだし」

[arca] #三人でもドンと来いという感じで

フェロ
「虫系は止めておくようには言っておきます」
「おねがいします…」(ぺこり

[arca] #虫は泣いてしまう
[utako] #枕の中身が…
[arca] #かさかさ
[utako] #ブドウ枕
[arca] #なん…だと…

「フェロさんも二人にイタズラしたりとかするの?」
フェロ
「たまにやります」
「ほー、あんまりイメージわかなかったけど、今ならちょっと想像できるかも」
フェロ
「私はまだ大人しい方です、ラガルは性質が悪いし、ハロは容赦ないから」
「そっちの方は想像しやすいわね……ちょっと怖くなってきた」
フェロ
「一応の良識は多分あるから、お店とか表ではやらないから安心してください」
「そのへんは信頼してるよ」(微笑みつつ

時系列

2012年11月

解説

ついにWhiteLineの用途が白日の下にさらされる! のかな?
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utako
とにかく、元気いっぱい!ぶらりんぱわーではぴはぴ! 常識的な子は少ないけど、それでもあまり修正しないところがはぴはぴ!Paとジト目担はこちらです
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